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2015年10月24日
済公活仏
「済公活仏」というドラマがなかなか面白い。すでに「済公活仏2・3」とか「新・済公活仏」とかシリーズ化しているほど人気だが、一番面白くて原作に忠実なのは最初の第一作目だ。最近に放映されているのは「新・済公活仏」だが、シリーズものの宿命か後になるほど創作や付け足しが多くなり、原作からそれて面白味も減ってきている。タイトルに活仏というから仏教臭いと思うかもしれないが、中身はドタバタ・コメディでそれほど仏教臭さは感じさせない。
主人公は済公(ジーゴン)という禅宗の僧で、これを香港の歌手の陳浩民が軽快に演じている。この済公という人物は型破りでむちゃくちゃな僧で、ボロボロの服を着て酒は飲む肉は食べる、おまけに行為や言動はほとんどキチガイなのだ。だから普段は寺で厄介者として扱われており、寺から追い出されることもしばしば。ところが不思議と人から頼まれごとをされたり困ったことを相談されると、仏さまからの超能力で解決してしまうので一部の信者からは活仏として頼りにされるという人物だ。
上の写真のほうは実在した済公の伝統的な描かれ方で、宋の時代の1148−1209年間に杭州の霊隠寺などで活躍した僧がモデルとなっているそうだ。一躍有名になったのは清朝の時代に郭小亭によって『済公全伝』という喜劇小説にユーモアたっぷりに描かれてからである。ドラマや映画にもいくつかのバージョンがあるが、これまでで最もハンサムな済公役と呼ばれている陳浩民の演技が楽しい2010年ドラマ版「済公活仏」がお勧め。ただ残念なことにまだ日本語版はないようだ。
日本なら禅宗を背景としたよく似たような物語に一休さんがあるが、こちらのアニメは中国でも1980年代に放映されていたので中国人もよく知っている。アニメの「好き好き好き好き一休さん」という歌は中国人でも歌える人が結構いるのでびっくりする。
主人公は済公(ジーゴン)という禅宗の僧で、これを香港の歌手の陳浩民が軽快に演じている。この済公という人物は型破りでむちゃくちゃな僧で、ボロボロの服を着て酒は飲む肉は食べる、おまけに行為や言動はほとんどキチガイなのだ。だから普段は寺で厄介者として扱われており、寺から追い出されることもしばしば。ところが不思議と人から頼まれごとをされたり困ったことを相談されると、仏さまからの超能力で解決してしまうので一部の信者からは活仏として頼りにされるという人物だ。
上の写真のほうは実在した済公の伝統的な描かれ方で、宋の時代の1148−1209年間に杭州の霊隠寺などで活躍した僧がモデルとなっているそうだ。一躍有名になったのは清朝の時代に郭小亭によって『済公全伝』という喜劇小説にユーモアたっぷりに描かれてからである。ドラマや映画にもいくつかのバージョンがあるが、これまでで最もハンサムな済公役と呼ばれている陳浩民の演技が楽しい2010年ドラマ版「済公活仏」がお勧め。ただ残念なことにまだ日本語版はないようだ。
日本なら禅宗を背景としたよく似たような物語に一休さんがあるが、こちらのアニメは中国でも1980年代に放映されていたので中国人もよく知っている。アニメの「好き好き好き好き一休さん」という歌は中国人でも歌える人が結構いるのでびっくりする。
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