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2014年02月27日

孔子巡礼の旅(8)孔子研究院

孔子研究院は博物館や会議場などから構成された立派な建物が立ち並ぶ広大な敷地にある。また孔子研究院の傍には孔子文化園があり広大な散歩道となっている。

孔子文化園

数年に一度学術会議が開かれる際には会場として使用され賑わうようだが、普段は観光客が時折やってくるくらいで閑散としていた。孔子研究院の中にある博物館にもさほど目を引く展示物はなく、土産物屋で曲阜の地図を買うと目指す舞雩台に向かおうと出口へと向かった。

孔子研究院

孔子研究院の出口には観光客目当ての人力車が待機しており、熱心に声をかけてきたのでそのうちの一人に案内してもらうことにした。目標は孔子がしばしば散歩などに出かけた舞雩台だ。そこは儀式や遊楽の際に孔子がしばしば訪れた場所で、古代においては川沿いの小高い丘となっていたようだ。

舞雩台

現在も舞雩台にはこんもりとした小さな築山が残っており周囲を低い欄干で囲まれている。車夫に築山の中に入れないかと尋ねると裏から見つからないように欄干を越えて入れば問題ないだろうとのことであった。そこで裏から欄干を越えて中に入ると築山の頂上には碑石が立っており、わずかにそこが古代に孔子が訪れた場所であることを示していた。

舞雩台

この舞雩台については論語に次のようなエピソードがある。孔子を子路、曾ル、冉有、公西華が訪れた際に、孔子は彼らに政府に重用されたら何をするつもりかと尋ねた。子路はもし自分が仕官して三年もすれば外敵に攻められ飢餓に苦しんでいる国でも、立派に立て直して勇敢で礼儀のある国にしてみせましょうと言った。冉有はもし自分に三年あれば小国の経済を振興して人々を富ませることができましょうと答えた。公西華は礼服を着て礼帽を身に着け儀式に参加したいと希望を述べた。最後に曾ルに志を尋ねると、春に春服を着て数名の青年と少年を引き連れて沂水で身を清めて舞雩台に上って舞い、人々と歌い家に帰るのが私の希望ですと答えた。孔子は曾ルの話を聞くと感嘆して、「私は曾ルの考えに賛成だ」と述べた。つまり舞雩台は孔子のお気に入りの場所だったということだ。

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