アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2020年02月25日

タイムドメイン light の簡単改造

大容量のSTAR Wi-Fi



オーディオ関係のグループに触発されて、調べた結果改造したので。
メモ

対象:タイムドメイン light


87255838_2927064207343778_3924462569275785216_o.jpg



ああ、簡単な方法があったと気づき、早速改造。
現状、MacBook から鳴らしている分には、VR が最大に近い位置にあり、これで Low Cut がきつくなっているなら、アッテネータをちょっと ごにょごにょ。
簡単にやりたいので、シリーズに入っている 10KΩをショート。
音を出したまま、それらしい位置の 10KΩをピンセットでショート。音量上がるので決定。二箇所ジャンパー追加で10KΩをショートさせました。パーツ確認のため部品面も見ていますが、自己責任で同じことをやりたい人は底板外すだけで。

87373814_2927064660677066_593768383879577600_o.jpg

 この黄色い潤フロン線が 10KΩ ショートです。パターンが同じなら、自己責任でどうぞ。

 リンク出した方の解析だと、VR 位置を上げない方が LowCut されないはずなので、低音もゲインも伸びます。



参考にしたページ

http://www.op316.com/tubes/toy-box/timedomainl.htm

許諾をいただけたので、回路図も追加します。

unnamed.jpg



パワーアンプICのTA8207Kをほぼ推奨回路どおりに使った標準的な回路です。ただ、ひとつ気になるのがメーカー推奨回路では入力にDCカットのコンデンサがあるのに、本機にはそれがありません。
ボリュームの後ろに10kΩと2.2kΩによる-14dBほどのアッテネータがあります。アンプを自作される方にとってはこんな無駄なようなアッテネータの存在は奇異に思われるかもしれません。TA8207Kのようなカーステレオ用のICは元々設定利得が50dB(300倍)くらいで非常に大きいのが特徴で、外付けの負帰還抵抗で利得を下げたとしても安定度の都合で40dBくらいが下限であり、アンプとしてはまだ利得が余っています。そのためわざわざこんなアッテネータを入れて利得の辻褄を合わせるわけです。カーステレオ用のICはみんなこんな調子です。
アンプ出力コンデンサには1000μF×2を奮発しているのに、かんじんの電源部には左右共通で470μF1個しかありません。出力コンデンサ付きOTL回路は電源部のコンデンサが上側半サイクルの信号の通り道ですから、こちら側も増やしておかないと片手落ちになります。もっとも、メーカーの設計エンジニアさんでもこのことがおわかりでないの方が多いので、こうなってしまうのが標準だったりしてorz。LED点灯回路のZDですが、何か意図があるのでしょうか。


と言うことで、
1、入力 ATT はちょっと減衰量を落とし、
2、電源は、プラグの外にケミコンでもぶら下げるか? 
3、Zd は、おそらく 電源ふらついても LED の明るさを一定にしたいという、見てくれ思想設計。
この方が気にしている 入力の DC カットは、スペックに但し書きがあり、無しでもいいよ。となっている。

This IC can be used without coupling capacitor (CIN). If volume slide noise occured by input offset voltage is
undesirable, it needs to use the capacitor (CIN).


さて。HPF が構成されていると言う知見から、fc が上がっていたら嫌なので、確認する。(気になって眠れなくなりそうだった)
0.1μF とVR含めた R で HPF が構成されていると言うことなので、カットオフを計算。
VR の位置でカットオフが変わると言ううまい設計らしい。VR 上げるとカットオフが上がり低音カットして、小さなSPユニットのビリつき防止しているらしいとのこと。

----

IMG_20200224_213440_2.jpg


 流石に、こんな計算何十年ぶりだ? で 自信がなさすぎるが。

1、一番上の図。回路図から抜き書き AMP 部分は、IC内部。
2、VR 位置を 50% と仮定して、20KΩのVR を 10KΩ 2個に。
3、ショートした 10KΩ をゼロにして左側下へ等価回路
  fc=206Hz(改造後)
4,(元)と書いた右側を下へ辿って等価回路
  fc=266Hz(改造前)

 とてもじゃないが他人に見せられる代物じゃない。があえて出しとく。
改造によって HPF(=LowCut) の fc が下がっているので、VR 中央でゲインアップと低音改善が見込まれる。

 パラレル抵抗計算面倒なので、昔の電卓出してこようかと思ったら、
Web になんでもあるわ。
等価回路を CR のHPF に変形しただけで、計算はWeb でできちゃった。

 と、音が良くなって おしまい。 コーヒータイムだ。




-- 追記:とんでもないミスに気づいた。気づいた人はいるだろうか?

1、入力直列の 2.2KΩ を無視してることじゃない。
2、自白しますわ。オーディオの VR って Aカーブが基本だということ。
  言い訳はビデオ回路ばかりやってたからとさせてください。

 つまり VR 位置が中央で 20KΩを半分にしたことが大間違い。
 測定してみないと分からないのだけれど、半分の位置なら 3KΩと 17KΩあたりに分割すべきだったと思われる。面倒なので追試しないけど。

 恥ずかしい・・・;;



ドイコーヒー





コロナ心配。



プロフィール
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。