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ヨッシー
貿易一筋でさる大手商社に勤めていましたが、ふと会社を辞めて自分の事務所をもってばたばたやっているうちに還暦になってしまいました。 貿易に関する経験だけは長いので、役に立つ記事や、失敗談など綴っていきたいと思います。 画像のジャンレノとは、眼鏡とひげが濃いところと二重瞼のところだけ似ています(笑)
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2015年08月16日

終戦記念日の思うこと


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本日はお盆で大阪に来ています。

15日が終戦記念日で、

今年は珍しく、戦争中及び戦争直後のフィルムが満載の特番をみながら

亡くなった父親の事を思い出していました。



日本人も家族をおいて戦争に駆り出され、

アメリカ人も、家族をおいて戦争に駆り出され、


どちらも、相手を恐れながら、

殺し合い、


でも、負傷した相手の兵隊と接触する機会があり、
何かの機会に相手の人間性をかいまみて、

お互いの相手にも愛する家族がいるのを知り、

駆り出された若いアメリカ兵は鬼畜米兵なんかではない、

そして日本人の若者ははデーモン、悪魔なんかではない。

と、わかるのに大量の人間が死んでいったと思うと、

非常に残念でした。



今では、ネットが広がり国による情報操作がうまく機能しなくなり

中東の一部をのぞいては
国通しの戦争はありえないと思いますが、

ドローンの中国からのネット輸入などが爆発的に増えて、

それが、軍事目的やテロに使われそう、というニュースを聞くと非常に

残念な気持ちになります。



もっと、家族が、友人通しが幸せに暮らせるような方向で、

ネットも進歩してほしいと思います。





2015年08月13日

ベルギー王室が日本皇室と親戚?

お盆だけに、日本の貿易の歴史を考えてしまいます。

下の案内はストーリーとしてすごく面白かったです。

===

ベルギー王室と日本の皇室が
親戚であることをご存じですか?

突拍子もなくこんなこと聞かれても
わけが分からないですよね。

でも気になりませんか?
700年前にさかのぼる驚愕の史実を紐解くと、
その答えに出会えるらしいですよ。

気になる方はこちらの企画を今すぐご確認ください。

http://directlink.jp/tracking/af/693825/sJnxC3iL/

ご希望の方はお急ぎください。

さて、なぜベルギー王室と日本皇室が親戚なのか。
こんなエピソードがあるそうです。

時は1335年、北条氏が鎌倉幕府再興のため、
後醍醐天皇を擁する足利軍に対し挙兵しました。

この乱の最中、
鎌倉に幽閉されていた後醍醐天皇の皇子、
大塔宮護良親王が殺害されたと言われています。

実はこの大塔宮の薨去は偽装だったとか。

マニアックすぎてややこしいかもしれませんが、
ここからが重要なので、ぜひお読みください。

大塔宮の偽装薨去には何の意味があったのか。

その後、大塔宮の子孫は、武装商船隊を従えて、
海外に出航したとのこと。

海外への渡航ルートは、マルコ・ポーロ(1254-1324)が
元帝国から欧州へ帰った道だそうです。

九州から東シナ海、南シナ海を渡り、
マラッカ海峡、インド洋、アラビア海を経て、
ホルムズへ上陸。

ホルムズからコンスタンチノープルを経て、
ヴェネチアへ到着。

ヴェネチアで拠点を固めた後、スイスを経て、
現在のベルギーに入ったとされています。

以後、大塔宮の子孫は、
オランダ・ベルギー・ルクセンブルクを拠点とする
欧州貴族となりました。

なぜベルギー王室と日本皇室が親戚なのか?
そう、これがその問いの答えになります。

そんな馬鹿げた妄想信じられる訳ないだろう、
とお思いの方は、ぜひこちらをご覧ください。

http://directlink.jp/tracking/af/693825/sJnxC3iL/

なぜ、数ある欧州の国々の中から、
オランダだけが出島で貿易を許されたのか。
その答えに出会えるかもしれません。

その他にも、昨年、12月5日に、
ベルギーのファビオラ元王妃宮国葬への
皇后さまご参列に関する記事で、

宮内庁はこのように両国の関係を説明しています。
「皇室とベルギー王室には長年にわたる深い親交がある」

非常に興味深いコメントですよね。

では次に、なぜ本日、
なぜこんな突拍子もないことを
あなたにお知らせしているのか。

あらかじめ断っておきますが
適当なトンデモ陰謀論ではないとのこと。

その心算で、お読みください。

幕末、日本に開国を迫ってきた欧米列強。

そのフィクサーは、
欧州貴族として勢力を拡大していった
大塔宮の子孫たちです。

「そんな馬鹿な、、、」とお思いでしょう。
その気持ち分かります。

でも知りたくありませんか?
欧州貴族の出自が日本の皇室であることを
生の情報として手に入れたくありませんか?

だからこそ、
今回ご紹介している企画が下記になります。

http://directlink.jp/tracking/af/693825/sJnxC3iL/


ご参加をご希望の方は、お急ぎください。




2015年08月04日

フランスは日本のオタク文化が大好き!?

海外輸出入商品のネットショップの入れ替え作業中ですが、

先実、海外向けの発送依頼で郵便局に行ったら、


面白い話を聞けました。


実は、ヨーロッパの中でもフランスは日本の文化に強い関心を持っている国として

有名なのはご存知の方もおられると思いますが、


特に、日本の漫画や、アニメ、フィギュアなどへの思い入れは強いみたいです。


そして、それらを発送するときの切手にまで、

いろいろと注文を付けてくるのだそうです。




現在は、ネットが発達しているので、

彼らが関心を持つ日本のニュースやホームページも

グーグルの自動翻訳でかなりわかるみたいです。

なんでこんない詳しい話を郵便局の人が知っているのか、



謎です・・・・。


そして彼曰く、その切手も、フランスの人はちゃんと保存しておくらしいです。






この夏はクールジャパンがフランス、パリで開催され、


知り合いのテレビディレクターも取材でパリに飛ぶそうです。


うーん、この流れをなんとか輸出入に活かせないかなあ。

2015年07月21日

アマゾンとヤフー

前回からかなり間が空きました。

あれから、アマゾンとヤフーの両方でショップを開店しています。




しかしながら、結論から言うと、

アマゾンはあまりにも出品者情報が漏えいしすぎる!



何を売って、どれだけ利益がでるのか、

ちょっとネットシステムに詳しい人だとその辺が
サイトのデータからつかめるんですね。


だから、そこそこの売り上げを維持していた商品も
すぐにいつの間にか、商品在庫や価格を第三者に分析されて

ネット上での仕入れ先を海外であろうと国内であろうとつかまれちゃう。
最悪は海外アマゾンで売り買いして、日本のアマゾンで売り買いする
(これを勧める書籍が無数に出ていますが)方法です。
両方で、データを抜かれちゃいます。



そして彼らは我々と同値よりも若干安い価格でぶつけてくる。

仕方なくこちらもそれに対抗して、値下げをする。

すると、彼らも値下げをする。

安い商品だと、何円までは最安値より1円安く、というソフトの設定にしておくと
自動で値段を下げてくる。

結局は、いわゆるぺんぺん草も生えない状況になるわけです。

購入する方にとっては、安く買えていいでしょうが
販売する方にとってはたまったものじゃない。

しかも、小口出品者での登録だと、
大局的に戦略を立てられないので、
大口出品者で登録する。


すると値下げ攻勢にあってあえいでいるときにでも
それを支払わなければならない、
意外と商品ごとの手数料以外にかかる
毎月の登録料の4900円が負担になってくる。

などなど、

これからは、アクセス数が多少すくなくても
データが盗みどりされないような、ショッピングサイトに移行し、
今迄のアマゾンでの購入してくれた人を対象に
じっくりと安定顧客を開拓
していくのがいいと思います。


また、気が向いたときに書き込みます。








2014年08月18日

輸出入ビジネス 無料ワンポイントレッスン 12

お盆休みも終わりましたが、みなさんは帰省されていたのでしょうか。
わたしは大阪に帰っていました。
毎日雨が降り、関西圏では土砂崩れ、

浸水など結構被害が多かったですが

東京では花火大会など楽しそうでしたね。

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さて、前回アマゾンの呪縛から離れよう!といいましたが、

では実際ビジネスを始める際にはどうすればいいのか?


これは持論ですが、

アマゾンでの販売はいわゆる小売です。

細かい商品をひとつづつアマゾンから注文が入れば出荷していきます。

そして起業を行った場合に、

注文が数千円から数万円の注文がはいれば嬉しいものですが、


ただ、何億円もの売り上げの会社に成長させようという場合には

向いていません。



特に輸出入の場合は国内販売以上に手間暇がかかります。

しかも会社を立ち上げたときは、大体が一人か数人の規模ですね。

仮に、毎日1万円の商品がアマゾンから注文がはいって、

一年間の売り上げが365万円。

これを毎日郵便か宅配便での輸送ですよね。

これでアマゾンの手数料や諸々の諸経費を差し引いて

どれだけの利益が入るのでしょう?

FBAというアマゾン発送という手もありますが、その場合さらに利益を圧迫します。

では毎日1万円の商品を10個365日輸出入した場合はどうでしょうか?

年間の売り上げが3650万円と多くはないですが、

まあまあの立ち上がり、

しかしその作業に必要となる手間暇たるや、

気が狂いそうに多忙になるはずです。



もっと効率的な方法があるはずですよね?

続きは次回。

ace.jpg

===
このブログは輸出入ビジネスを正しく行えるように、その道の永年のプロが気が付いたことを書き連ねているもので
特定の個人を誹謗中傷するものではありません。









2014年08月12日

輸出入ビジネス 無料ワンポイントレッスン 11

貿易を40年以上やってきていまだに現役のおやじが

輸出入ビジネスを始めようと思う人達に捧げるブログレッスンです。

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ちょっと硬い話が続いたので、今日は趣向を変えて最近思うこと。

このレッスンの最初の方でも書きましたが、最近の輸出入関連の書籍というのは

ほとんどアマゾン販売をターゲットにしていますね。

Amzon輸出ビジネス、Amazon輸入ビジネスなどなど、

私が言いたいのは輸出入ビジネスを通してみなさんは何をやりたいのか?

ということです。

音楽が大好きで、ヨーロッパのいいバイオリンや楽器を輸入して

音楽を好きな人達に分けてあげたい、


日本の面白い文化や伝統玩具を輸出して

ヨーロッパの人たちにぜひ手に取ってほしい、


時計が大好きで、

日本では手に入らなくなった時計を輸入してみんなに喜んでほしい、

本来はこのような人達が輸出入を始めるきっかけだったはずです。


ところが昨今はこうすれば儲かる、儲かる、金が手に入る、と

目的とはかけ離れて、いかに銭儲けをするかに徹している書籍や

セミナーが多すぎるように思えるのです。

amazon.jpg

「わたしはこの方法でAMAZONで儲かる商品をたくさん見つけました。

そして、一挙に何百万円稼ぎました。

この方法を知りたいですか???

だったら私の書籍を購入しなさい、

そして、私のセミナーを金を払って聴きにきなさい。」


こういうパターンが多すぎて本来の輸出入の喜びを知るのとは

全く違う次元の話となっています。


そして、その方法の中心になっているのがAMAZONでの販売方法なんです。


もう、AMAZONの呪縛から離れましょうよ。

AMAZON手数料などや返品リスク、クレジットカードの悪い為替レートなど、

決して輸出入ビジネスの最終販路ではありませんよ。


もっといろいろなやりかたがありますから。


========

どうせ、AMAZONでクレジットカードで支払いをするのならマイルをためて輸出入国へ行けるようにしましょう!














ところが
posted by ヨッシー at 15:02| 輸出入

2014年08月10日

輸出入ビジネス ワンポイントレッスン 10

昨今の輸出入ビジネスと称する諸々に接してきて、
貿易歴40年、学生時代の貿易実務ゼミの時代を入れると44年の
自称生き字引のようなプロが、初心者が参入するのに陥りやすい失敗点などを
思いつくまま、仕事の合間に書き連ねているブログです。

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さて、輸出をする場合には、必ずINVOICEというものを作成しなければなりません。

INVOICE(インボイス)とは、

輸入する側はINVOICEをもらわなければなりません。

INVOICEとは物品を送るときに税関への申告、検査などで必要となる書類なんですね。

また、相手国での輸入通関をする際に必要となりますので正確に記載する必要があります。



国際郵便のINVOICEの書き方:

https://www.post.japanpost.jp/int/use/writing/invoice.html

OCSのINVOICEの書き方:

http://www.ocs.co.jp/express/co_inv.html


この輸出入ビジネスにおいて船荷証券(B/L)と並ぶ最重要書類の一つです。
通常、単に送り状、INVOICEと言った場合は、商業送り状(Commercial Invoice)を指すことが多いのですが、
他にもいくつか種類があります。

コマーシャル インボイス/Commercial Invoice: 輸出貨物の品名・価格(単価と総額とその建値)・
数量・買主等などが記載されています。

明細書(厳密にはパッキング・リストや検量リスト等も揃わなければ明細書とは言い切れない)と請求書を兼ねる書類
となります。
基準以上に高額な贈与品物や無償提供の商品見本などの金銭その他による決済を伴わない貨物はINVOICEに(NO COMMERCIAL VALUE)と記載します。
そしてこのような場合でも提出や貨物への添付が要求されるので作成が必要となります。

プロフォーマ インボイス/Proforma Invoice: 売買契約前、または売買契約の見積書のことです。
見積書なので通関で使用したり、商工会議所の公的な証明(査証)を受けることは出来ません。

実際には、通常のコマーシャルインボイスの前にProformaとタイプして
代用するケースが多いですね。

中国ではInvoice/Proforma Invoiceの区別なく通関にて使用されるケースがありますf。

シッピング インボイス/Shipping Invoice: 出荷案内を兼ねた積荷の代金請求書。
用語そのものとしては、請求書の色合いはプロフォーマ・インボイスよりは濃くなるか
同程度(いわゆる納品書)でINVOICEやコマーシャル・インボイス(COMMERCIAL INVOICE)よりも
遥かに薄まります。
そのため相手によっては単なる出荷案内通知・通関用書類程度にしか受け取らないので、
決済用の書類と理解しないほうがいいでしょう。
信用状(L/C)決済時には、買取書類でインボイスの代わりにシッピング・インボイスを入れておくと
銀行から買い取り拒否に遭うの可能性もあるので、
決済用としては単にインボイス(INVOICE)の名前をを用いるほうが安全でしょう。

カスタムズ インボイス/Customs Invoice:輸出通関時に必要となる税関用のインボイス。

領事送り状:英語のConsular Invoiceの訳語です。
輸出国において発行される書類。輸入国の税関で関税を賦課する為の資料や
輸入品についての原産地・商品分類・数量等の統計資料になるものです。

輸出国で輸出者が作成した特定のフォームあるいは通常のコマーシャル インボイスに
輸出国に駐在する輸入国の領事が査証するものです。

輸入国で通関する際に要求されることがあります。
このインボイスは輸入国側に立ち信頼に値する者(領事)が商品や
価格など含めた正当な貿易(取引)であることを輸入国および輸入者に証明する意味を持ちます。

docs.jpg

(続 く)

===
以下は広告バナーでクリス岡崎さんとはFacebook友達ですが
本文とは関連性がありません。







posted by ヨッシー at 20:21| 輸出入

2014年08月07日

輸出入ビジネス 無料ワンポイントレッスン 9

船で商品を輸出する場合は売主が発行の依頼をしなければ

ならない書類の一つに船荷証券というものがあります。

別名B/L(Bill of Lading)ともいいますが、この証券は船会社が発行します。

そして輸入する側はこの書類がなければ、荷物を受け取ることができません。



〇船荷証券は、運送品引渡請求権が表章された有価証券。

〇船荷証券は、船会社に対して貨物を引き渡したことを証する受取証。

〇船荷証券は、荷揚げ地において貨物の引取に必要な引換証。

〇船荷証券は、裏書することにより流通証券。

〇船荷証券は、運送業者と荷主との間で運送条件を示した輸送契約書。


貿易をする際には必ず必要となるものなんですね。

この有価証券である船荷証券は、裏書を行うことで所有権の移転を行うことができるのです。

船荷証券上の荷受人(Consignee)の記載によって、

大きく指図式船荷証券と記名式船荷証券のふたつに分かれるのです。


指図式船荷証券は、荷受人の欄が"TO ORDER"、もしくは"TO ORDER OF〜”となっているものです。

"TO ORDER"の場合は、荷主(Shipper)が最初の荷受人であって、

荷主の裏書を持って譲渡性が発生するものなんです。

"TO ORDER OF 〜"の場合は、"〜"によって明記された主体(輸入者や輸入側の銀行であることが多い)

の裏書を持って譲渡性が発生するのですね。

一方、記名式船荷証券(straight B/L)は、

荷受人が特定の主体(輸入者であることが多い)として明記されているものです。

但し、この場合も荷受人の裏書によって流通性は発生しますが、

所有権の移転に限定されるので、信用状に基づいた取引では使えません。

指図式船荷証券と記名式船荷証券ともに輸出者宛に発行されるので、

輸出者から輸入者若しくは荷受人に輸入通関に必要な書類とともに送付する必要があります。

なお、貨物を積んだ船が輸出港から出航した後には

到着港側の船会社本支店営業所若しくはその代理店を通じて

船荷証券の荷受人欄や通知先(NOTIFY)欄に記載された情報に基づいて

荷受人に貨物到着通知(ARRIVAL NOTICE)を送付して(最近はFAXで送られる場合が多いです)、

貨物を積んだ船の到着予定日や到着港で支払う船会社費用が知らされることになっています。


まだまだ細かい知っておかなければならないことがありますが、

とりあえずは上の事項を覚えておいてください。
203fb80e7bec54e77ba51c3db9389b504fc26a43.jpg



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posted by ヨッシー at 17:15| 輸出入

2014年08月06日

輸出入ビジネス 無料ワンポイントレッスン 8

読者の方からお問い合わせをいただきました。


昨日述べた「事前教示」についてですが、この言葉はもともと税関から来ている用語です。
こちらに規制をうまくまとめたページが税関のホームページの中にあります。

〇輸入が禁止されているもの:
外国から輸入される貨物については、わが国の産業、経済、保険、衛生、公安及び風俗等に悪影響を及ぼすものがあり、これらの貨物について、わが国では、それぞれの国内法令によって「輸入の制限」を行っています。

輸入の制限については、外国為替及び外国貿易法その他の法令により、
貨物の輸入に関して許可、承認その他の行政機関の処分
または検査あるいは条件の具備(以下「許可、承認等」)を必要とする旨規程しており、

この制限を、関税法による輸入の許可制に結びつけることによってその実効を確保しています。
したがって、貨物の輸入について関税関係法令以外の法令(通称「他法令」)の規程により許可、承認等を要する場合には、
輸入申告または輸入申告にかかる税関の審査の際に他法令の許可、承認等を受けている旨を税関に証明し、確認を受けなければ輸入の許可がされないことになっています(関税法第70条)。

輸入に関する他法令については、輸入を予定している税関または最寄りの税関にお問い合わせください。
とあります。これが事前教示です。

輸入関係他法令に該当する品目を輸入される際には、輸入手続をスムーズに行うためにも、
あらかじめ、主管省庁にご相談されることをお勧めします。

とにかく商品を輸入する際、主管省庁の許可を取得しておかなければ、
税関が許可をしないのですが、輸入許可をOKかNOの最終決定は税関が行うのです。

そして、OKの場合には基本的にそれに対応する関税というものを
輸入者が支払わなければなりません。
これが貨物を輸入する際、輸入申告に併せて税関に関税の納税申告をする必要があります
そして事前教示では、この納税申告に必要な関税率表上の所属区分及び関税率(関税分類・原産地)、課税価格の計算方法(関税評価)等について、事前に税関に照会し、回答を受けておく事ができます。


zeikan_sodan.jpg

また輸入だけでなく輸出をする場合にも許可関係を調べておかなければなりません。

〇輸出が禁止されているもの

 以下のものについては、関税法でその輸出が禁止されています(関税法第69条の2)。これらの禁止されているものを輸出した場合には、関税法等で処罰されることとなります(関税法の罰条)。
1.麻薬、向精神薬、大麻、あへん、けしがら、覚せい剤
2.児童ポルノ
3.特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権、著作隣接権、育成者権を侵害する物品
4.不正競争防止法第2条第1項第1号から第3号までに掲げる行為を組成する物品


〇輸出が規制されているもの

特定の貨物の輸出については、関税関係法令以外の法令により、許可、承認等が必要なものがあります。
これらの法令の規制は、関税法の輸出の許可制と結びつけてその実効性が確保されることとなっています。
したがって、貨物を輸出する場合、関税関係法令以外の法令(通称「他法令」)の規定により、輸出に関して許可・承認等を必要とする場合には、これらの他の法令の規定に基づいて許可・承認等を受けて、輸出申告または当該申告に係る審査または検査の際にその旨を税関に証明し、確認を受けなければ輸出の許可がされないことになっています。


より詳細は下からアクセスしてみてください。

http://www.customs.go.jp/mizugiwa/kinshi.htm

リンク先のページの下の方に、Q&Aがありますので、結構参考になると思います。



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2014年08月05日

輸出入ビジネス 無料ワンポイントレッスン 7

輸出入ビジネスにおいてもうひとつ気を付けておかなければならない基本は



各国の規制です。



例えば、日本に海外から化粧品や、毛生え薬を輸入しようとする場合、
日本で化粧品、医薬品、医薬部外品などの輸入許可を事前に取得しておかなければなりません。


http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/iyaku/index.html

例えば、海外で素敵な化粧品を見つけて輸入して販売しようとしても、
許可関係がないと税関で止められ、すべて廃棄処分になります。



また、植物や果物なども、植物検疫の対象となり、
輸入した際にくん蒸処理をさせられることが多々あります。
http://www.maff.go.jp/pps/

また、動物検疫法では海外の動物製品も輸入対象になっています
(輸出の場合は海外の規制を調べておかなければなりません)

http://www.maff.go.jp/aqs/


これら以外にも、ワシントン条約というものがありまして、たとえば絶滅種に認定されたものの製品
は輸入禁止されております。これも条約締結国によって違うので、
輸出の場合も気を付けなければなりません。

http://www.meti.go.jp/policy/external_economy/trade_control/boekikanri/cites/

各国の規制以外にも、危険物輸送に関する取り決めというのがあり、
意外とこれに抵触する個人輸出者が多いのです。

例えば、昨年改正になった、リチウム電池。

これなんか、リチウム電池を含む商品は航空機での輸送ができなくなったのですね。

例えばデジカメや、一部のスピーカーなど結構輸送禁止になっています。

https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/1-2-2013320-the.php#aviation

今や、税関もX線で調べているので、結構商品破棄させられる率も多くなっています。


とりあえず、気になっているものを書き連ねてみましたが、ほかにもあるかもしれません。


輸入商品で気になる場合には地元の税関「事前教示」を依頼してみればいいと思います。
事前教示だと結構親切に教えてくれますので!

International-Beauty-Show-NYC-2011-NYX-Makeup.jpg


(続 く)






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