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2015年08月12日

日本人の英語が通じない理由は?どうしたら 英語が通じるようになるのか? 後編

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前回のブログ、日本人の英語が通じない理由は?どうしたら 英語が通じるようになるのか?前編において、英語発音に必要な呼吸法・発声法で 日本人の耳に流暢な英語風に聞こえても 母国語として英語を話す外国人には通じないことが多いという話をしました。そして どうしたら英語が通じるようになるのか?という質問定義をして 前回のブログを終わりにさせていただきました。皆さんも自分なりの答えを考えていただけましたでしょうか?

私が自分なりの答えに行きついたのは 息子が英語を学んでいくのを身近で観察していて 私の英語との徹底的な違いに気が付いたこと、そして息子と一緒にとった幼児教育クラスで言語発達と言語療法について教わったことがきっかけでした。

一歳ちょっと前から 物には名前があるということを理解しはじめ ちょっとずつ言葉を発し始めた息子ですが ある日 彼がしきりに 外を指しながら「クゥッ、クゥッ」と言っていることに気が付きました。私は全く何のことを言っているか分からなかったのですが 夫がすぐに 「窓の外に止まっている車を指さして「Car」と言おうとしるんだよ。でも まだ全部言えないから「C」の音だけを出しているんだよ。」と教えてくれました。ここで 私は はっとしました。私の日本英語の染みついた発想では 「Car」の最初の音は「カ(Ca)」で 彼が必死に言っていた「クゥッ」という音を「Ku(Cu)」と認識して 窓の外にある「Ku(Cu)」で始まるものを必死に探していたからです。このことが きっかけで 長い間使っている私の英語は 何年こちらで生活をしようとローマ字・カタカナに支配された日本語英語であり 英語風に聞こえるとか聞きやすいとかいう以前に 音の認識自体が英語のそのもとは 全く違うということに気が付きました。そして カタカナに支配された日本語英語とは別に 新しい言語(フォニックス)として また一から息子と英語を学ぶことに決めました。


息子が生後6か月のときより 息子と同じ歳のお子さんを持つママ友を作るという目的を兼ねて 早期幼児教育クラスを取っています。週に一度 心や体の発達に加え、しつけなど色々なトピックスについて 専門家の方が 親として何を知っておかなければならないかということを教えてくださいます。
ある週のトピックは 子供の言語発達で 言語療法士の方がお話に来てくださいました。どうやって日本語を教えるかということにばかり気を取られ 英語ネイティブとして育つ息子の英語について考えたこともありませんでしたが 実はアメリカでは言語発達に問題のあるお子さんが大変多いということでした。日本では全くと言ってよいほど聞かれませんが こちらでは常勤言語療法士さんが小学校や教育自治体で働いており 言語発達に問題のある子供達を日々指導しています。舌の動きの多い英語では 口の中の見えない舌の動きや唇と舌の動くタイミングなどを 耳からだけ、または外から口の動きをみるだけでは学べないお子さんが沢山いるそうです。そして 親御さんも なんとか家庭で練習させようとするも 専門知識がないため失敗に終わることが多いようなんです。そこで 言語療法士の指導の下 子供達は 図面などの視覚を使っての説明に加え、ストローや輪ゴムなどを使って正しい唇・舌の動きを訓練するそうです。ネイティブでも こんなに音の習得に問題があるという事実を知って驚くとともに 自分の英語発音の上達のヒントも ここに隠されているのではと 思うようになりました。

また 言語療法士の方のお話では 英語のそれぞれの音の習得には決まった順番があるということです。全米言語聴覚協会によると 子音より母音のほうが先に習得される。そして母音の中でも順番があり まずはah, ee, uh, oo という長い母音、その後は長い母音が二つ繋がったもの、そして最後に短い母音という順番でネイティブの子供達は習得していくそうです。最初の母音は生後数か月のときから聞こえるようになるそうです。また 母音を習得する傍ら 少し遅れて子音がでてきます。こちらも順番があり 6か月から2歳でM、N、Pなど唇を合わせて出す子音、そして2歳から T、Kという破裂音というように 顔や舌の筋力やコーディネーションが向上するのに合わせて スピードの違いこそあれ ネイティブの子供達は ある一定の順番で英語の音を習得していくそうです。TH音は 最後に習得される音で ネイティブの子供でも習得するのに 8歳までかかることもあるそうです。日本の英語教育においては ABCのアルファベット順に学ぶのが一般的、また大人を対象とした英語矯正本などをみると 本によっては 日本人の苦手な音として ネイティブの子供達がが最後に発音できるようになる THの音から始まっていたり。そして このような方法で英語発音を習得するのは無理があるではと思うようになりました。





以上の気付きにより 今まで使っていたカタカナ・ローマ字に支配された日本語英語は忘れて(かなり難しいですが) ネイティブの子供達が習得するのと同じ順番で それぞれも音の口・舌の動きを徹底的に習得するという英語学習法を始めました。そうしたら不思議なことに英語らしい呼吸法・発声法が自然と身に付き始めました。正しい口・舌の形で発音しようとすると そうせざるを得ないという自然な感覚です。まだまだ発展途上ですが この感覚を味わったときは 何年経っても抜け出せなかったスランプから とうとう抜けられたという感じがしました。また夫や周りの友人も私の英語を聞きやすいと言ってくれるようになりました。

最後にまとめとして どうしたら英語が通じるようになるのか?
  • まず最初に 英語の音(フォニックス)を徹底的に練習する
  • 英語の音(フォニックス)をネィティブの子供が習得する順番で訓練する。
  • 耳からだけではなく 視覚や触覚なども使って 正しい口・舌の動きを習得する
  • 正しい音が出せるようになると 自然と英語に必要な呼吸法・発声法が身についている


今後は少しづつ 私が実際に行った練習法を紹介してきたいと思います。
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