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大人にきびを予防＆治す

大人にきびとは、２０歳以上の大人にできるにきびのこと。
思春期に出来るにきびとはまた違うものです。

思春期にきびは過度な皮脂分泌により出来ますが、大人にきびは
ターンオーバーのリズムが乱れることで毛穴がふさがることが主な原因です。
またストレスにより男性ホルモンが増えると皮脂の量が増えてしまうことも原因です。

大人にきびは再発しやすく、肌の環境を整えてやらないと
何度でも繰り返し出来てしまいます。
しかもにきび跡が残りやすい！
色素沈着してシミになってしまう怖いものなんです。



繰り返す大人にきびにうんざりしているあなた。


そもそも何でにきびが出来るか知ってますか？
赤にきびと白にきびでは対処が違うことは知ってますか？
あなたの思ってる白にきびではなく黄にきびかもですよ。

まず敵を知らなければ退治することは出来ません。
にきびをなくす為にはまずにきびを知ることから始めましょう。



★にきびは毛穴に皮脂が詰まることで出来る

にきびは足の裏や手のひらには出来ませんよね。
それって毛穴がないから出来ないんです。
逆に毛穴の多い背中や顔には出来やすいです。

また紫外線や乾燥などでダメージを受けると肌の角質が厚くなって
毛穴が塞がりやすくなってしまいます。


★にきびが出来る要因は？

にきびの原因になるターンオーバーの乱れや
過剰な皮脂分泌は何故起きるのでしょう。主な原因として

■　過度なストレス
■　睡眠不足
■　食生活の乱れ
■　生理などホルモンの乱れ
■　喫煙
■　飲酒
■　紫外線
■　メイクをしっかり落とせていない
■　便秘


などがあります。

上記で思い当たることがあるようなら
まずはそれを改善しないといけません。



★それでも出来ちゃったら

たとえ気をつけていても出来るときは出来ます。
その場合正しい対処をして出来るだけ早くケアして治すことが望ましいです。

にきびはその段階によって処置の方法が変わります。

↓　白にきび（コメド）
↓　黒にきび
↓　赤にきび
↓　黄にきび（膿にきび）


下に行くほど悪化しています。
ではそれぞれの治療法を紹介していきます。


★白にきび（コメド）

ぷちっと肌が盛り上がったような状態。
痛みはなくこの段階なら比較的簡単に治せます。

薬は使わず正しい洗顔で毛穴を綺麗にし、しっかり保湿してやることが必要。
ただしここで洗いすぎでしまうと必要な皮脂まで取れてしまって逆効果。
肌に優しい洗顔料で洗うようにしましょう。

化粧水はセラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンが入った
保湿力の優れたものを選びましょう。


★黒にきび
鼻の周りなど皮脂分泌が激しい場所に出来やすいです。
まだなんとかしやすい段階ですが、このまま放っておくと跡になりやすくなります。

白にきびと同じくきちんと洗顔することが重要。
こすったりゴシゴシせずに泡で優しく洗うようにしましょう。
手で泡立てるのは大変なので１００均などで泡立てネットを買うと良いですよ。


赤にきび
赤く炎症を起こしてしまっている状態です。

気になって手で触るのは厳禁！
雑菌が付くことで炎症が悪化してしまいます。
手で触れないだけでなく、清潔なタオルで拭くことや
枕カバーや寝具をちゃんと清潔にすることも重要。
またシャンプーやリンスがしっかり流せていないのも悪影響を及ぼします。

ここまでくると洗顔だけではちょっと治すのに時間がかかるかと思います。
洗顔に気をつけ、保湿をしっかりするだけでなく、
炎症を抑えるグリチルリチンなどが入った化粧水などを使うようにしましょう。
同時にビタミンＣ配合の化粧水が更におすすめ。
また体の外からだけでなく中からも働きかけるため
ビタミンＢやＣをしっかり摂ることも心掛けて下さい。


黄にきび（膿にきび）
化膿にきびとも言いますね。
これを白にきびと間違ってしまっている人がたまにいます。
黄にきびは白にきびと違い痛みを伴うことがあります。
これを気になるからと潰してしまうと高確率で跡が残ります。

赤にきびが更に悪化し皮膚の内側にアクネ菌が繁殖しています。
洗顔・食事・睡眠・スキンケア。そして常に清潔であるようにしましょう。


あまりに酷いようであれば病院で抗生物質や化膿止めを
処方してもらっても良いかもしれません。
塗り薬ならアクアチム軟膏やダラシンＴゲルなどを処方してもらいましょう。
飲み薬なら恐らくミノマイシンやルリッド、クラリスなどになります。
市販であればテラ・コートリル軟膏などが化膿止めのお薬です。

ただ抗生物質は長期で服用できる薬ではありませんし根本の改善にはなりません。
原因となる要因を取り除くことが重要です。

日頃から洗顔やスキンケアに気を配り、
ストレスをためたり睡眠不足がないように心掛けて下さいね。