消えたい

　〆切までに過去作を改稿し直すのはやっぱり無理くさい。新作の方と並行しながらだから元々きつかったんだけど、一応脱稿まではいけるかもしれないけど、もっと時間をかければクオリティを上げられたんじゃないの的な、要するに悔いが残る仕上がりになりそうな気がしてならない。今年は公募に出しまくって落選しまくった一年だったけど、その中で、時間をかけなければいい作品はできないということを痛感したんで、ここは無理矢理完成作品を一つ増やすんじゃなくて、そのための時間を他の作業に費やす方が得策じゃないかと思う。
　私はこういう、途中で諦めて次に回すというケースが割とあるんだけど、全体的に欲張る傾向があるんじゃないじゃと思う。自分は下手なんだからと肝に命じて、クオリティを高めるための時間を確保した方がいい。勿論ダラダラと手直しに時間をかけるのもよくないのは分かっているし、量をとるか質をとるかのさじ加減は難しいところはあるんだけど。
　でもまあ、少し余裕が生じたのはよかったかな。ちょっとだけだけどね。