消えたい

　書いている長編の文字数が思いの外伸びない。下限に割と余裕がある規定なので、とりあえず後回しにして、過去作を引っ張り出してきて手直しをしている。直すところが多すぎて焦るが、こう手を加えればよくなるというビジョンが見えているので、何とかならないものかと思っている。そのせいでアルファに出す予定の作品の手直しが疎かになっている。インセンティブ十倍といってもたかが知れているし、受賞が期待できる作風とクオリティでもないので、モチベーションが微妙なのが正直なところだ。しかし一かゼロかの公募よりも、少しでもインセンティブがもらえるアルファを頑張るべきなのかとも思うし、しかしインセンティブといってもたかが知れているし、という風にループしてしまって、結局は今やれることを頑張るしかない、という月並みな開き直りの結論に落ち着いてしまうのが我ながら何とも言えない。
　というわけで、今日は今やれることを地道にやっていきたいと思う。