2017年04月18日
大阪のお好み焼きC【ゆかり】のランチと現代建築・富国生命ビル(前編)
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目次とは逆なのですが、前編では、まずは目指すお好み焼き屋さんがある(富国生命ビル)へ。
(場所は、〒530−0018 大阪市北区小松原町2−4(ゆかり富国生命ビル店))
大阪の中心地・梅田にほど近い場所に目指す場所はあります。
●アクセス
・地下鉄:谷町線東梅田駅 1番出口より徒歩1分
・地下鉄:御堂筋線梅田駅 12番出口より徒歩2分
ちなみに大阪のお好み焼き屋さんツアーなのですが、今回はコテコテの大阪独特なお店ではなく、現代建築でもあるシャープなフォルムを持つ(富国生命ビル)に向かって歩いて行きます。
近年、梅田(JR大阪駅含む)界隈は、都市開発が進み、本当に近代的な建物が多く見受けられるようになりました。
前回、お好み焼き(きじ)でも紹介した空中庭園を持つ梅田スカイビルもそのひとつです。
(こちらは建築家・原広司氏が手掛けています。)
この辺りは、東の東京に対する西の大阪を象徴するようなビルも多く見受けられます。
天王寺(あべのハルカス)の高さには及びませんが、高いビルが目立ちます。
天王寺や難波・心斎橋あたりとは、また違った個性を持つ中心地・梅田。
開発された新しい一角を切り取ると、まるでニューヨーカーか、パリジャン・パリジェンヌにでもなったような気分が味わえるエリアもあります。
●富国生命ビル・・・地上28階、地下4階、高さ約132mの超高層ビルです。
(会社事務所や京都造形芸術大学、立命館大学関連施設や店舗など)
実はこの富国生命ビルは、さしずめ大阪の中心地にいるパリジャンのよう。
ビル外観、アトリウム「フコク生命(いのち)の森」などをデザインしたのは、フランス国立図書館などを手掛けたフランスの建築家・都市計画家であるドミニク・ペロー氏です。
近代的かつ幾何学的な独特の洗練されたフォルムが風景に溶け込んでいます。
●ビル外観
・・・・・・・・外装材のガラスカーテンウォールをランダムに配置した低層部から、せり上がっていくようなビルの高さ。天空に伸びる森の(大樹)をイメージし、地域のさらなる発展への願いを込めたもの。
・(大樹)=BIG TREE
・・・・・・・・大樹のように根を下ろす建物のシルエットは、森の大樹の形態に相似。樹皮のように大きなうろこ状の彫刻を施し、いくつもの鏡面が空や周辺環境の様々な色をファサード(立面)に映し込む。
●アトリウム「フコク生命(いのち)の森」
・フォレストウォール
・・・・・・・・地下2階から見上げると、ガラス材に森の画像をピクセル加工して挟み込んだ、高さ約26m、広さ約700uのフォレストウォールが出現。
見上げる場所によって、森のさまざまな風景が浮かび上がります。
・花の回路
・・・・・・・木漏れ日や草花など、森の成長をイメージした「花の回路」をフローリングに描き出しています。都会の中心地にいながら、森の中のにいるかのような空間は、同時に時の経過も知らせています。
・他にも森林浴の心地よさを感じさせるフィトンチッド空調や最新ニュースや天気予報などを映し出す320インチの大型スクリーンもあります。
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その1階にあるお好み焼き(ゆかり)を次号・後編で取り上げたいと思います。
(次号に続く)
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