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2018年04月05日
漫画の描き方−マンガを読む側カメラをつけよう
IMG_4489-8 / zunsanzunsan
ここでいう視線は、どういう意味で読んだら……という
概念のお話ではありません。
たとえば深刻な二人の表情を、より緊迫にしたいから、下から見た図を書きたい!とか
そんな感じのお話です。
私は「カメラ回し」と呼んでいるんですが、イラストならともかく、マンガでは背景だけでも十分表現できる要素だと思っています。
こういうのは多分映画が好きな人なら共感していただける人が多いと思われるのですが、映画で顔だけずっと写されてしまっても困ります。
もちろん顔にこだわってきちんとした変化を取るのが目的であるとか、俳優さんの細かな表情の演技を中心に撮る価値があるからみて!という監督さんの心がこもっていたりとか。
とにかくきちんと意味を持っている作品であれば話は別
ですが我々は特殊な表情で一本マンガを仕上げられる天才ではありません。
うしおととら、からくりサーカス等でおなじみの藤田和日朗先生もいっております。
そんなわけなので視点を変えることは大事です。
個人のやり方で申し訳ないのですが、読者の為につけることが出来る表現をいくつかご紹介します。
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