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2・26事件の建前と本音



今から考えても、天皇親政を求めた決起部隊には笑いを禁じ得ない。銭湯の代金も知らない昭和天皇に国民政治、国民経済を語る資格はないどころか、側近の報告に「あ、そう」ですべて済ませてしまっただろうからね。
まあ、決起部隊の動機のひとつに飢餓農民を救いたいというのがはいっていたのが救いといえるが、それにしても、以後、軍部が権力を握ってしまったことが最悪であり、これこそが、黒幕の意図だったことに最近あらためて気づいたよ。

黒幕にとって、真のターゲットは高橋是清蔵相であり、彼が推し進めようとしていた日本銀行のみに通貨発行権を認める政策を破棄させたかったのだ。軍部の財源である、朝鮮銀行、台湾銀行での兌換券の発行を継続させたかったというのが真の動機といえる。実際、通貨発行権を日本銀行のみにすれば、統制がすすみ、これまでのように朝鮮銀行で自由に発行していた満州や華北での軍資金を継続して得ることは不可能になるからね。最近流行りのヘリコプターマネー政策をやっていた朝鮮銀行や台湾銀行の関係者、また帝国軍幹部としてはなんとしても止めたいのが本音だろう。

勝田主計(しょうだ かずえ)
森伝(もり つたう)
などが暗躍した人物。


まあ、そんなことが分かる本が

「昭和の迷走」
多田井喜生 著

昭和の迷走 [ 多田井喜生 ]
価格: 1,836円 レビュー評価:0.0 レビュー数:0
「第二満州国」に憑かれて 筑摩選書 多田井喜生 筑摩書房発行年月:2014年12月11日 ページ数:296, サイズ:全集・双書 ISBN:9784480016119 多田井喜生(タタイヨシオ) 1939年、長野県に生まれる。63年、東京大学経済学部卒業。日本不動産銀行(日本債券信用銀行)に入行し、財団法人日本総合研究所などを経て、退職。編著書に『朝鮮銀行史』(共著、第二十九回エコノミスト賞特別賞、東洋経済新報社、1987年)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 右傾と左傾の行きつくところ(デモクラシーと国粋主義/北一輝「日本改造法案」と関東大震災/勝田
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プロフィール

海風海太郎(俗称・ようじイルカ)
ながらく、フリーライターなどやりながら、プー太郎じみた熱血迷走人生をひた走ってまいりましたが、このたび、半坊半民の宗教家じみた瞑想生活を改め、心機一転、俗界にもどることにいたしました。
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