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2017年12月11日

麦わらの一味 船長 モンキー・D・ルフィ

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海賊「麦わらの一味」船長。異名は「麦わらのルフィ」。

生年月日:5月5日 
年齢:17歳→19歳
懸賞金:3000万ベリー(アーロンパーク崩壊時)→1億ベリー(BW崩壊時)→3億ベリー(エニエスロビー戦役後)→4億ベリー(新世界突入時)→5億ベリー(ドフラミンゴ討伐後)→15億ベリー(万国脱出後)

構成員5000人を軽く超える麦わら大船団の大頭。

そして現在では四皇に肩を並べる大海賊である。

常にかぶっている麦わら帽子(シャンクスから預かっている)がトレードマーク。

左目の下に傷があり、新世界編からは胸には海軍大将サカズキ(現・元帥)から受けた大きなX字形の傷跡がある。

夢は「ひとつなぎの大秘宝」を見つけて海賊王になること、命の恩人シャンクスとの再会。

この麦わら帽子は海賊王ゴール・D・ロジャー右矢印1シャンクス右矢印1ルフィと受け継がれている。

彼もルフィ同様、天に選ばれたかの如く様々な奇跡を起こしてきた男である。

「東の海(イーストブルー)」のフーシャ村出身。

父親は革命軍を率いる革命家モンキー・D・ドラゴン・祖父は海軍本部中将のモンキー・D・ガープ・兄(義兄)は白ひげ海賊団2番隊隊長ポートガス・D・エースと革命軍参謀総長のサボである。

性格は明るく豪快。

常に自信満々で、幼い子供がそのまま育ったように無邪気な一面を持つ。

真面目な時はとにかく真面目であるが、無邪気な時は本当に無邪気なので船員が世話を焼くこともしばしばである。

一方で夢や理想ばかりでなく、厳しい現実を直視し向き合う責任感の強さも隠し持っている。

自分が間違っていたと分かれば、その非を認め頭も下げる。

一見するとただ根明でバカ正直なだけに見えるが、仲間を思う気持ちはだれよりも強く、その仲間のためならばどんな危険だろうと真正面から立ち向かう豪胆さがあり、決して自分の口にしたことを理想論で終わらせない力強さがある。

これが彼の最大の魅力となっており、どんな人物であろうとたちどころに彼の存在感に目を奪われることとなる。

そして自然と周りの者を味方に引き込み、本人も気づかないうちに戦力を増強していく。

この点を王下七武海・ジュラキュール・ミホークからは「この海において最も恐るべき力を持っている」と評されている。

超人(パラミシア)系悪魔の実「ゴムゴムの実」の能力者で、全身を自在に伸縮させられるゴム人間。

体の各部が伸縮性、柔軟性、絶縁性に極端に長けたゴム質になっている「ゴム人間」。

手足や首などを引っ張られれば何メートルでも伸び、大きく息を吸ったり過剰に飲食すれば風船のように膨らむ(伸縮の限界は存在する)。

聞くだけならあまり強そうに感じないが、ルフィの柔軟な発想力と鍛え上げた肉体が加わる事で、想像をはるかに超える可能性を秘めた非常に強力な武器と化している。

なお、ルフィ本人の意思とは関係なく、体質が根本的に変わっているため、例え水中に叩き込まれても海楼石に触れてもゴム体質は変化しない。

海賊王ゴール・D・ロジャーの右腕、冥王・シルバーズ・レイリーの元で2年間の修行を受け現在の新世界に至る。

「覇王色の覇気」の気質を秘めている。

最初は動物を気迫で気絶させる程度(トビウオライダーズ編)で、完全に発現するには感情の高ぶりでしか発揮できなかった(アマゾンリリー編〜頂上戦争編)が、レイリーの修行である程度制御できるようになった。

新世界編の魚人島では周囲500mに展開した5万人の魚人を一瞬で卒倒させて露払いを行うなどの荒業も見せた。

またそれと併合して「武装色の覇気」「見聞色の覇気」も体得している。




麦わらの一味 剣士 ロロノア・ゾロ

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海賊「麦わらの一味」戦闘員 剣士 ロロノア・ゾロ 異名は「海賊狩りのゾロ」。

生年月日:11月11日 
年齢:19歳→21歳
懸賞金:6000万ベリー(BW壊滅後)→1億2000万ベリー(エニエスロビー崩壊後)→3億2000万ベリー(ドフラミンゴ討伐後)

「東の海(イーストブルー)」のシモツキ村出身。

ルフィの最初の仲間。

両手の二刀に加え、三本目の刀を口にくわえて振るう「三刀流」の剣士。

緑色の頭髪と腹巻が特徴的で、左耳に3つのピアスを付けている。

ミホークとの戦いで左胸から右腹部にかけて傷を負い、新世界編からは左目にも傷がある。

幼少期に親友クイナを亡くし、世界一の剣豪を目指している。

強敵と勝負する際には、普段は左腕に巻いている黒手拭を頭に巻く。

そして何より非常に精神力が強く、死を伴うほどの苦痛であろうと根性で耐えきり、いかなる屈辱であろうと仲間のためなら一心に耐える鋼の精神の持ち主。

この心の強さから、自分に匹敵し得る剣士として鷹の目のミホークに一目置かれることとなった。

二年後の「新世界編」ではミホークの師事のもと更に強くなり、刀に武装色の覇気を纏わせて黒刀に変化させ、覇気で完全硬化した敵をも切り伏せる力を得た。

しかし過酷な修行の代償か、左目に縦一文字の大きな傷を負っており、その左目を常に閉じた状態としている。

現在、ミホークとは最大目標の敵ながら師弟関係にある。

仲が悪いわけではないが、一味の仲間とも必要以上には絡まず、ふざけあったりすることもほとんど無い。

しかし仲間意識は強く、各メンバーの長所は認め合い、他の誰よりも仲間の意見を信じる(というより自分が認めた相手以外の意見をあまり信用しない)。

ルフィに対しては船長としての全面的な信頼を持っており、船長命令とあらばどんな指示でも黙って従う。

ルフィもまたゾロを一心に信じており、少ない会話で意思疎通し、「何があっても大丈夫」と豪語する。

ルフィが不在の状況では代役として一味の指揮を執る場面も少なくない。

冒険が進むにつれて思考回路がルフィに似てきた節があり、特に新世界編以降はルフィを想わせるような天然ボケを披露する機会が増えている。

サンジとは相性の悪さからいつも喧嘩をして「マリモヘッド」「クソ剣士」「クソ迷子野郎」などと渾名をつけられているが、戦士としては互いの実力を認め合っており、非常時の際の呼吸は抜群に合っている。

しかし原作で彼の名前を呼んだことは未だに無い。

主に我流の剣技「三刀流」を主軸とした非常に高い戦闘力を持っており、麦わらの一味の中ではルフィに匹敵する実力者。

特に攻撃力に関しては一味の中でも群を抜いており、終わってみれば最後の一撃以外ではまともなダメージを与えていなかった(つまり事実上一撃で沈めた)戦闘が思いの外多い。

ミホークに敗北を喫してからは「普通の強さ」を捨て、鉄をも斬る剣技、遠距離の相手に向けて斬撃を飛ばす技、無刀流での戦法、さらには自らの気迫まで利用した特殊戦法などを次々に編み出し、その実力を高め続けている。

新世界編に突入してからは覇気も体得しており、特に武装色の覇気に長けている。

自前の三刀に覇気を纏わせ、黒刀に匹敵する強度と攻撃力を付与させることも可能。

また、新世界編からは以前と比べて一刀流で戦う事が多くなった。

ゾロの衝撃的な戦闘力を目の当たりにした人々は驚きの余り空いた口が塞がらず、ただ茫然とその一戦を見届けるギャラリーと化すことが多々ある。

また、海賊や海兵の間では「これほどの実力を誇りながら船長ではない」という事実が麦わらの一味、そして船長であるルフィの評判を一層高める広告塔となっている。




麦わらの一味 航海士 ナミ

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海賊「麦わらの一味」航海士 ナミ 異名は「泥棒猫」。

生年月日:7月3日 
年齢:18歳→20歳 
懸賞金:1600万ベリー(エニエスロビー崩壊後)→6600万ベリー(ドフラミンゴ失脚後)

「東の海(イーストブルー)」のコノミ諸島・ココヤシ村出身。

ルフィの2人目の仲間。(ただし正式加入したのはサンジの後)

元は海賊専門の泥棒。

オレンジ色の髪と左上腕部のタトゥーが特徴の、才色兼備の美女。

新世界編では髪が伸び、ウェーブがかかったロングヘアーになっている。

夢は、自分の目で見た世界中の海図を描くこと。

か弱いと言いながらも戦闘力は高めで、航海士としての腕も相当の腕の持ち主。

お金やお宝に目がなく、非力ながら自身の美貌と抜け目のない性格でイーストブルーでも噂になっていた。

ルフィとは「オレンジの村」で出会い、最初はココヤシ村に帰るまでの隠れ蓑としてしか利用していなかった。

その時の正体は魚人海賊団アーロン一味の測量士として海図制作を任されていたココヤシ村の少女。

戦災孤児で、1歳のころにベルメールによって拾われ、義理の姉であるノジコともに明るく育っていく。

しかし、10歳の時にアーロン一味が村を襲撃し、ベルメールが殺害され、さらに才能に目を付けられ無理やり測量士にされる。

その後、村と村人の安全と引き換えに自身が1億ベリーを稼いで村を買い戻す契約(取り決め)を船長のアーロンと交わし、村人からは「村の敵の手先になった」と裏切り者扱いされていた。

その後、ルフィに心から助けを求めたことで本当の意味で仲間となりルフィや仲間によってアーロンから救われた。

アーロン一味にいた頃は左肩に一味の印である刺青を入れていたが、ルフィアーロンを倒した後は風車にみかんをあしらったデザインの刺青を入れている。

強気な性格ですぐ暴力を振るう(なぜかゴム人間のルフィをフルボッコにしている。作者曰く恨みのこもった打撃だから効くという。後にギャグシーンとはいえウソップチョッパーさえも同じようにルフィを殴り倒している。)が、仲間のことは大切に思っており、特にルフィのことは信頼している。

過去のトラウマから、海賊が世界で一番嫌いだが、麦わらの一味の仲間は特別。

そしてアーロン一味からの仕打ちから魚人族のことも嫌いだったが、彼らの実情を知ったことと、はっちゃんジンベエの謝罪を受け、悪人の魚人族はほんの一握りであることを知り、考えを改めた。

普段は金と身の安全を最優先にし、理不尽な言動も目立つが、心根は優しく、仲間や友達を芯から大切に思っており、子供にも優しく接している。

自分の友を助けるためなら全財産を注ぎこむことも厭わない。

武器は、
【三節棍】
アラバスタ編の前まで使用。三本に分割できる棒形の武器。

【天候棒(クリマ・タクト)】
アラバスタ到着前、強敵と戦うためウソップに頼んで開発してもらった棒形の武器。
「アラバスタ編」で初使用。
ウソップの意図としては宴会芸で使用するようなおもしろ手品アイテムのようなもので、アラバスタ到着までに時間がなかったためか、ほとんど宴会の芸で済ませてあるため攻撃力は少々弱め。
最初の戦闘では説明書を読みながら使用していた。
吹いたり振ったりすることで、熱気泡(ヒートボール)・冷気泡(クールボール)・電気泡(サンダーボール)という、3種類の小さな気泡を出すことが可能。

【完全版"天候棒"(パーフェクト・クリマ・タクト) 】
空島から帰った後に、ウソップが「貝(ダイヤル)」を使用して全体的に強化した天候棒。
先端にダイヤルを仕込んだ球状の部位が存在する。
発動速度・威力が共に段違いに強化されており、海軍の佐官クラス相手にも十分戦闘が可能になった。

【魔法の天候棒(ソーサリー・クリマ・タクト)】
新世界編から使用。ウェザリアの「天候の化学」による知識で強化された天候棒。
「完全版"天候棒"」から従来の棒状に戻った。





麦わらの一味 狙撃手 ウソップ(ゴット・ウソップ)

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海賊「麦わらの一味」狙撃手。異名は「狙撃の王様 そげキング」「ゴッド・ウソップ」

生年月日:4月1日 
年齢:17歳→19歳
懸賞金:3000万ベリー(そげキング名義)→2億ベリー

「東の海(イーストブルー)」のシロップ村出身。

ルフィの3人目の仲間。

父親はルフィの恩人、赤髪のシャンクス赤髪海賊団狙撃手ヤソップの息子。

バンキーナ譲りの長鼻が最大の特徴。

ピノキオのような長い鼻とイカしたデザインのゴーグル(ローグタウンで入手したもので、”北の海”から輸入された当時の最新モデル)が特徴的。

その外見や性格から「長っ鼻」「長鼻くん」「ネガッ鼻」「鼻屋」などのあだ名を付けられる事が多い。

バンキーナを病気で早くに亡くし、その母を安心させるために嘘をつき始めたことで虚言癖が付いた。

臆病でお調子者ながら、器用で口八丁な射撃の名手であり、その手腕は仲間からも一目置かれる。

根の部分は非常に憶病で極度のネガティブ思考。

そのネガティブっぷりはペローナの”ネガティブ・ホロウ”ですら返り討ちにしてしまう程であり、戦闘の気配を感じるとまず逃走を考える場合が多い。

しかし裏を返せば慎重とも言え、一味の中ではとりわけ危険に対して敏感。

また、いざとなった時は恐怖を根性で押し殺し、足や声を震わせながらも勇敢に戦う姿を見せる。

なお、クモやゴキブリなどの(サンジ曰く「気味悪い系」の)虫は平気で、毒虫だろうと素手でも顔色一つ変えずに扱える。

また、自身の身だけでなく、仲間に重大な危機が及ぶことや、存在を失うことに対しては、臆病を通り越して真剣であり、時には知り合って日が浅い知人達が受けたガスの被害と、事の真相に対し、誰よりも先に事の深刻さを受け止め、熱い涙と無茶な行為への叫びをあげた。

ウソップにとって海賊とは「勇敢なる海の戦士」であり、強い憧れを抱いている。

父親であるヤソップが海賊である事を誇りに思っており、この点を侮辱されると黙ってはいられない。

一方で思い描く理想とかけ離れた自分の臆病さにコンプレックスを感じており、ウォーターセブンではそれに加えて仲間達との戦闘力の差やゴーイングメリー号への愛着の深さから大きな亀裂を生じさせてしまった。

そのせいで、ルフィと対立し、一時は麦わらの一味を抜けることになるが、再びルフィたち仲間たちと冒険にでる。

射撃に関して抜群の才能があり、麦わらの一味の狙撃手を自負している。

銃は持たず、主要武器はパチンコである。

ゆえに敵を殺傷せずに無力化できる。
パチンコに使う弾になんらかの薬品・化学物質・香辛料などを詰め込むことが多く、敵に命中するとそれが霧散して副次効果を与える。

新世界編ではポップグリーンという急速成長する植物の種をパチンコの弾の素材にすることで、さらなるトリッキーな攻撃ができるようになった。

なお、現在ポップグリーンはナミの蜜柑やロビンの花などと同じくサウザンドサニー号の甲板庭園で栽培されている。

新世界・ドレスローザ編では、王下七武海ドン・キホーテ・ドフラミンゴを最も怒らせ、海賊を含めた多くの人を救った人物として、「ゴット」と崇められるようになる。

その結果、ドフラミンゴ捕縛後はなんと1億7千万ベリーという破格の増額の結果、2億ベリーの賞金がかけられ、『億超え』を果たすとともに、一味の中でも上から三番目の賞金額がかけられることとなった…。





2017年12月12日

麦わらの一味 コック サンジ

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生年月日:3月2日 
年齢:19歳→21歳
懸賞金:7700万ベリー(エニエスロビー戦役後)→1億7700万ベリー(ドフラミンゴ討伐後)→3億3000万ベリー(万国脱出後)

海賊「麦わらの一味」コック。異名は「黒足のサンジ」

「北の海(ノースブルー)」出身。

ルフィの4人目の仲間。

黒いスーツと、金髪にくるりとした左右非対称の眉毛が特徴で、常に煙草をくわえている。

左目は常に髪で隠していたが、新世界編からは髪の分け目が逆になって右目を隠すようになり、口髭を生やしている。

麦わらの一味に入る前は、荒くれの料理人が集まる一流海上レストラン「バラティエ」で副料理長を任されていた。

麦わらの一味とは、彼らがバラティエに寄った際に勧誘を受ける。

ルフィから誘われるも、当初は料理長のゼフへの恩返しのために断っていたが、首領・クリーク率いるクリーク海賊団との戦い後、ゼフやレストランの仲間たちに促されるかたちで麦わらの一味の加わることを決意した。

普段は基本的には冷静であり、それでいてぶっきらぼうなゾロとは違い紳士的に接する心優しい性格。

しかし、敵対する相手やマナーの悪い相手には容赦が無く、対峙した際は話し言葉が悪くなり、口癖は「クソ○○」。

また、人一倍仲間を大事に思っており、目の前で誰かが危機に晒されている場合、自己犠牲的な行動に出ることが多く、その行動についてルフィから怒鳴られたりゾロに力尽くで止められたりした事もあるが、現在でも改めている様子はない。

皮肉屋なゾロとは仲が悪く、普段は「アホコック」と呼ばれて喧嘩ばかりしているが、それでも実力は互いに認め合っており、いざとなれば絶妙なコンビネーションを見せる。

すべての海の食材が集まるという幻の海『オールブルー』を発見することが幼いころからの夢であり、同時にゼフから恩を受けるきっかけともなった(ゼフも「オールブルー」を追いかけて海賊となり、『偉大なる航路』でその可能性を見出していた。)

飢えて死にかけながら恩人ゼフのおかげで生き延びた過去を持つ為、レストランの客であろうと仲間であろうと、「食べ物を粗末にすることは許さない」信条を持つ。

大変な女好きで、美女を見かければ透かさずナンパに行くほど。

そのためナミを『ナミさん』、ロビンを『ロビンちゃん』と、ほかのメンバーより愛想良く呼称する。

しかし、これは単にエロ野郎と言うわけではなく、『レディファースト』が信条であり、たとえ敵であろうと女性には絶対に手を上げない(蹴らない)ことをモットーとしている。

「女の嘘は許すのが男」「女の涙は疑わない」など女性に対する紳士的な姿勢が随所に見られる。

しかしこれが原因で敗北を喫したこともある。

ワンピースの登場人物1番の紳士といえる。

コックの命である手を傷つけないように、麦わらの一味の中では唯一、悪魔の実の能力も武器も使わない。

サンジの師父であるゼフもかつて“偉大なる航路”を旅し、その足技で「赫足のゼフ」という異名を馳せた大海賊だったことから、料理人としてだけでなく、足技使いの戦士としての技能や、前述の女性に対する扱いなどの精神哲学もゼフから伝授されたものと思われる。

その強靭無比な脚力から繰り出される蹴りは、自身の何倍もの巨体を誇る怪獣を軽々と打ち上げるほどであり、戦闘力についてはルフィゾロに勝るとも劣らない。

一撃でも相当重い蹴りだが、それを流れるような動きで続けざまに相手の全身に叩き込み、最後の一撃で盛大に蹴り飛ばすのが得意戦法にして必勝パターン。

新世界編からは、ルフィゾロと同様に覇気を会得。

特にサンジは3人の中でも見聞色の覇気に長けており、自分を狙う敵の索敵や攻撃の先読みによる回避もうまい。

新世界編では、手配書がONLY ALIVE「生け捕りのみ」と珍しい賞金首となる。

その理由は、サンジはかつて北の海を武力で制圧したジェルマ王国の王族「ヴィンスモーク家」の三男で第4子。

長らく不明であったフルネームは、ヴィンスモーク・サンジ。

ちなみにレイジュ以外の男兄弟たちは同じ日に生まれた四つ子である。

ヴィンスモーク家は裏世界で名を馳せる科学戦闘部隊「ジェルマ66」を率いており、サンジの父親ヴィンスモーク・ジャッジが現在の総帥。

またヴィンスモーク家のジェルマ王国は国土こそ持たないが、世界会議レヴェリーへの参加資格を持つ独立国家であり、その血筋であるサンジはやや特殊ではあるがれっきとした王子ということになる。





麦わらの一味 船医 トニートニーチョッパー

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生年月日:12月24日 
年齢:15歳→17歳(人間換算)
懸賞金:50ベリー(エニエスロビー崩壊後)→100ベリー(ドフラミンゴ失脚後)

麦わらの一味 船医 異名は「わたあめ大好きチョッパー」

「偉大なる航路(グランドライン)」のドラム島出身。

主人公モンキー・D・ルフィのもう一人の5人目の仲間(実質的な5人目はビビである為サブタイトル表記の「5人目」は未だにない配慮がされている)。

ピンク地に白の×印が付いた帽子に青いリュック、えんじ色の短パンをはいた、二足歩行のトナカイ。

帽子から角と耳を出しており、角は人間の手のような独特の形状をしている。

左角はヒルルクに拾われたころに折ってしまったため、金属の輪とネジで固定している。

人獣態だとタヌキ、獣態だとただの鹿、人間態だとゴリラや雪男に間違われるなど、まともにトナカイと見抜かれたためしがない。

世間一般での認識・扱いも船医ではなく「一味が飼っているペットの珍獣」というあんまりのもので、実態は余り知られていない(もっとも、それ故に陰で意外な活躍を見せて一味の危機を救うことも多かったが)。

出かける際には、常に青いリュックサックを背負っており、この中に薬や応急手当てのための一式の代物を詰め込んでいる。

2年後は帽子の上に水色のヘルメットに近い形状の帽子を重ねてかぶっており、黄色の縦縞のシャツを着ている。

冬島に医者を求めて訪れた麦わらの一味と出会う。

動物(ゾオン)系悪魔の実「ヒトヒトの実」 の能力者。

人間トナカイで、青い鼻ゆえに群れから除け者にされ、さらに悪魔の実を食べてからは人でもトナカイでもないことから完全に群れから捨てられる。

その後は人間として生きようともしたが、やはり青い鼻から人間でないことがバレて、人間にバケモノ扱いされて誰からも孤立していた。

しかし、Dr.ヒルルクとの出会いから誰かとともに生きる喜びを知り、彼が死んだあとはDr.くれはから正しい医学の知識を徹底的に叩きこんでもらい、「自分が万能薬になる」という決意のもとに医者となって生きることを選んだ。

出会った当初こそ過去のトラウマからルフィたちを警戒していたが、ワポルたちをともに倒し、自分を対等な存在として見てくれる彼らに感動して彼らの仲間として世界に旅立つ。

懸賞金額は一味の中でもダントツの圧倒的低さ(普段の見た目ゆえに一味のペット扱いされているため)で、余り言及されないため分かりにくいが、本人も海賊としての矜持から内心では結構気にしている。

作中の動物系能力者の中でも常時変身し続けているかなり珍しいタイプの能力者。

性格は真面目で優しく、その一方で気弱で引っ込み思案(引っ込み思案は麦わら海賊団に入ってから徐々に直っていった)。

一人称は「おれ」。

特に最初は非常に人見知りが激しく、赤の他人に見られると物陰に隠れようとするクセがあった。

しかし、隠れるつもりで逆の方にいたり、仲間や一般人が怪我しているのを見て「医者はどこだ〜?!」→「おれだぁ〜!!」というボケをかましたりと、天然ボケの気が非常に強い。

また、ルフィ以上に騙されやすい部分もあり、そげキングの正体を未だに見破れずにいる。

この癖は2年後でも治っておらず、偽麦わらの一味にも一時完璧に騙されていた。

おだてに弱く、「褒めたって何も出ねぇぞこのヤロー」と啖呵を切りながらものすごくデレデレしていたりと、とてもかわいらしいキャラクターである。

こんな性格だが、医術についてはDr.くれはに叩きこまれたあらゆる技術を体得し、普段からも薬の研究に精を出したりと、超一流の医者。

また、戦いにおいてはDr.ヒルルクから受け継いだ胆力がモノを言い、自身の身体能力を十二分に発揮しつつ、「悪魔の実」のバランスを崩す特性薬「ランブルボール」を用いた怒涛の変身殺法で相手を選ばないトリッキーな戦いで仲間を支える。

2年後では6形態をランブルボールなしでも変身できるようになり、『怪物』扱いされる事にも抵抗を感じておらず、寧ろ自分からそう名乗る等、『嫌われボッチの烙印』ではなく『頼れる強者の証』として肯定的に受け入れるまでの精神的成長を見せた。

甘いものが大好き。

特にお気に入りはデービーバックファイトの出店で初めて食べた綿あめ。

そんな訳で付いた異名が「わたあめ大好き チョッパー」である。

ご丁寧に手配書の写真にもしっかり綿あめが映っている。

ちなみに辛いものは全体的に苦手。

なお、人間並みの知性と人格を得た身ではあるが、本能的な感性自体はトナカイのままなので、人間のメスへの性的興味は全く持っておらず、色仕掛けは通じない。

実は当初、作者は「媚びた感じのマスコットキャラ」を嫌っており、チョッパーを動物的に描くことにこだわっていた。

しかし、いざアニメ化された際にキャラクター担当の小泉昇の作画と、大谷育江の破壊力抜群のメロメロボイスにやられ、『マスコットになってもチョッパーはチョッパー』と納得し、以後はチョッパーのマスコット路線を解禁している。

ワンピースでは一味に新規メンバーが加入する時はエピソードタイトルが「○人目」になるというお約束がある。

しかし一方、ウソップニコ・ロビンなど後に一味を一時離脱するメンバーは、加入時のエピソードタイトルが「○人目」になっておらず後に改めて戻ってきた時に「○人目」のエピソードになっている。

因みに、チョッパーもいまだに「6人目」のタイトルを冠したエピソードが存在していない。

これは、現在は船を降りたカルーやビビへの配慮によるもの。アニメではロビンが7人目扱いになっている。




2017年12月13日

麦わらの一味 考古学者 ニコ・ロビン

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海賊「麦わらの一味」考古学者。異名は「悪魔の子」

生年月日:2月6日
年齢:30歳→32歳
懸賞金:7900万ベリー(オハラ崩壊時・生け捕りのみ)→8000万ベリー(エニエスロビー脱出後)→1億3000万ベリー(ドフラミンゴ討伐後)
所属:オハラの考古学者→バロックワークス副社長→麦わらの一味考古学者


「西の海(ウエストブルー)」のオハラ出身。

壮絶な過去の持ち主だが、ルフィ達仲間に心を救われる。

ルフィの6人目の仲間。

艶のある黒髪に青い瞳、くっきりと筋の通った高い鼻が特徴のクールビューティー。

身長188cmという女性としてはかなりの長身であり、整ったプロポーションもあり海外のグラビアモデルを彷彿とさせる美女。

新世界編では、伸びた髪をオールバックにし、サングラスをかけている。

超人系悪魔の実「ハナハナの実」の能力者で、身体の一部をあらゆる場所から花のように咲かせることができる。

歴史上の「空白の100年」の謎を解き明かすため旅をし、ポーネグリフを読むことができる。

情報・情勢に通じているので、一味の中では知的な場面で重要な役割を担う。

かつて「西の海」に存在した、世界のすべての歴史を記録していたとされる“考古学の聖地”オハラに生まれる。

母は考古学者のニコ・オルビアで、父親についてはロビンの出生前に「歴史の本文」に絡む出来事で他界していた。

2歳の頃、オルビアが「歴史の本文」を調べるために海へと旅立ち、以降は母の弟である叔父一家に預けられて幼少期を過ごす。

22年前、8歳の誕生日に学者たちの集まる図書館にて彼女の誕生日会が開かれると共に、以前に受けた博士号試験を満点で「合格」したことが伝えられ、考古学者たちの仲間入りを果たした。

しかし、予てより希望していた「歴史の本文」の研究については窘められてしまい、ふてくされて図書館を飛び出して行き着いた海岸にて巨人のハグワール・D・サウロと出会い、僅かな時間ながら交友を深め、はじめての「友達」となった。

しかし、その同時期にオハラの研究者が「歴史の本文」の研究をしていることが世界政府によりリークされ、スパンダインが長官を務めるCP9が派遣される。

この事実を知ったオルビアが、クローバーたちに危機を知らせるために故郷へ戻っていた。

オルビアは、歴史の本文を調査するその行動から海軍によって囚われていたが、彼女の言葉から政府に疑問を持った海軍本部中将であったサウロによって解放されていた。

念願だった母との再会を果たし、これまでの努力を心から称賛されながら抱擁したのも束の間、バスターコールによる海軍の脅威が迫りつつあることからオルビアはサウロにロビンのことを託し、自身は倒壊する図書館と運命を共にする道を選ぶ。

サウロもまた、元同僚のクザン(後の大将“青雉”)によって捕縛されてしまうが、その直後にサカズキ(後の大将“赤犬”・現元帥)が島から脱出する民間船を轟沈させ、クザンはその正義の在り方に疑念を抱くようになる。

クザンは、裏切り者であるサウロを捕縛しつつも、友人であった彼の遺志を立て、暗にロビンを島から脱出させる手引きをしたことで、ロビンはオハラから唯一生き残って脱出することになる。

以後20年に渡りロビンは世界中を逃げ回り、ときには理不尽な迫害を受け、ときには懸賞金目当てに偽りの情愛を向けられたりと、決して安息のない過酷な日々を送ることになる。

そうした中で、彼女自身も裏社会の生き抜く術を培い、逃亡と裏切りを繰り返しながら世界中を転々とし、母や先人たちが追い求めた「真の歴史の本文」を探し続けた。

クザンによると、この頃に彼女の所属した組織は、ロビンが政府に執拗に狙われていたこと、ロビン自身が組織を隠れみのにし逃亡を繰り返していたこともあって、悉く壊滅していったという。

そして7年前に「西の海」からリヴァース・マウンテンを介して「偉大なる航路」に入った。

6年前、22歳の頃にサー・クロコダイルと出会い、古代兵器「プルトン」を追い求める彼に、その場所が記されている歴史の本文を読める才能を買われ結託し、秘密犯罪会社「バロックワークス」を共に立ち上げた(ただしバロックワークスの正確な設立時期は不明)。

作中での初登場時は秘密犯罪会社「バロックワークス」の副社長で、ルフィたちの敵だった。

しかし、本編終盤にてクロコダイルとのある契約の決裂により切り捨てられ、そのまま果てようとしていたところをルフィに(勝手に)救われる。

不本意に生き長らえさせたルフィにその「責任」をとらせるという名目で一味に加入させ、共に旅をすることになる。

その後、ウォーターセブンで世界政府の諜報機関「サイファーポール」に発見されてしまい、麦わらの一味を守るために自身の身柄を明け渡すが、ルフィたちはロビンの素性を知った上で彼女を救うために「エニエス・ロビー」まで乗り込み世界政府に真っ向から対立する姿勢をみせる。

ロビンも、ルフィの言葉に揺さぶられ、初めて「生きたい」という本心を顕にし、改めて一味に真の意味で仲間入りを果たした。

※ 厳密にはロビンが加入する前にネフェルタリ・ビビカルートニートニー・チョッパーが一味に加わっているが、前者二人はアラバスタ編終了時に離脱しており、同編におけるゲスト枠的な扱いが為されている。

超人(パラミシア)系悪魔の実「ハナハナの実」の能力者で、自分の周りや相手に、自分の手足などの体の一部を咲かせる。

能力を行使する場合は主に両腕を胸の前で交差させるようなポーズを取り、咲かせる場所、咲かせる部位、本数や距離などは一定の範囲内であればロビンの意思によって自由に指定でき、例えば自分の肘から第二、第三の腕を咲かせたり、相手の体や地面、壁などに自分の手を何本も咲かせたりといった事もお手の物。

咲かせた腕からさらに腕を咲かせ、連結させたりする事もできる。

範囲内であれば壁の裏側など、自分の目の届かない場所にでも咲かせる事ができ、能力を解除するとその部位は花びらとなって散り、跡形も無く消滅する。

咲かせた部位は基本的にロビンの身体能力と同じだけの力を持つ。

麦わらの一味が一時解散された、シャボンディ諸島での事件でロビンは「東の海」のテキーラウルフに飛ばされていた。

各国から集められた「犯罪者」や「世界政府への加盟を拒んだ国民たち」が巨大な橋を建設し続けるこの国において、ロビンはそうした「労働者」の一人として重労働に使役される。

隙きを突いて脱出を図ろうとしたのも束の間、間もなく革命軍が同国を襲撃しロビンを解放し、革命軍はロビンを世界と戦ったオハラの生き残りとして「革命の灯」と呼び、10年以上ロビンを保護するため捜索を続けていた。

その後、新聞に載っていたルフィの「16点鐘」の行動にメッセージがあるのを読み取ると、ルフィの父であり、革命軍リーダーであるドラゴンに会うため、革命軍に連れられ、彼らの本拠地バルティゴに向かう。

その後の2年間については今現在のところ多くは語られていないものの、バルティゴにて世界の多くの出来事を知るとともに、ドラゴンサボコアラとも交流を深めていた模様。



麦わらの一味 船大工 フランキー

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海賊「麦わらの一味」船大工。異名は「鉄人(サイボーグ)」

生年月日:3月9日
年齢:36歳
懸賞金:9400万


「南の海(サウスブルー)」出身。

「フランキー」は愛称で、本名はカティ・フラム。

始めは、ルフィ達と敵対していた。

ルフィの7人目の仲間。

水色のリーゼントヘアーが特徴で、サングラスをかけている。

改造人間(サイボーグ)であり、体内には様々な武器が内蔵されている。

エネルギー源はコーラ。

変態だが戦闘力は高い。

新世界編では、自身に改造を施し、さらに人間離れした姿になった。

両腕を大型の機械に改造、両肩にはBF-37の文字を刻み、ヘアスタイルは坊主に変えた。

自分の作った船に乗り、その船が海の果てに辿り着くのを見届けることが夢。

子供の頃から常にアロハシャツと海パン一丁で、やたらとポーズを決めたがる。

現在のサウザンド・サニー号を作り上げたのもフランキーである。



麦わらの一味 音楽家 ブルック

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ワンピース 元ルンバー海賊団 音楽家兼剣士(後に船長代理)→麦わらの一味・音楽家 ブルック 異名は「鼻唄のブルック」「ソウルキング」

生年月日:4月3日
年齢:88歳→90歳
懸賞金:3300万ベリー(戦死前)→8300万ベリー(ドフラミンゴ失脚後)

ONEPIECEのスリラーバーク編で、モンキー・D・ルフィ率いる「麦わらの一味」に加わりルフィの8人目の仲間。

非常に陽気でおおらかな、大抵のことは笑って許せる器の大きい人物。

登場当初は『紳士な骸骨』と紹介されていたが、その本質は仁義に生きる侠客のそれであり、非常に義理堅く人情味溢れる人格者。

フランキーに「男」と言わしめている。

生前の仲間達との別れや、ラブーンとの約束の事もあり、命を粗末に扱う者は絶対に許さない。

生前からの陽気さで時々空気を読まずに白骨死体の自虐ネタ『スカルジョーク』をぶち込む。

一見チャランポランな印象を受けるが、これは約50年間、陽も射さない霧の海で彷徨い続けた孤独を紛らわすために培ったものでもある。

むしろ己の目的を諦めず、発狂しなかっただけでも凄いことだろう。

麦わらの一味の中では最年長(と言うよりおそらく現役の(人間の)海賊全体の中でも最高齢クラス)だが、仲間は基本的にさん付けで呼び、(後述する部分以外は)最も礼儀正しく行動する。

楽器なら一通り扱うことができ、戦うことをあまり好かないが、いざとなったらサーベル片手に果敢に相手に立ち向かう。

見た目通り骨の体なので、少々のダメージなら牛乳を飲めば直る。(ちなみにルフィも牛乳を飲んで歯が治った。)

また、サンジ同様美人に目が無い。

生前は西の海のとある王国の護衛船団の団長、そこからルンバー海賊団に入団して音楽家兼剣士として海賊団の主要メンバーとして活躍していた。

鼻唄のブルックと恐れられる剣豪であり、仕込み杖から放たれる居合の一閃は達人級の腕前を誇った。

この頃に群れからはぐれた仔クジラを拾い、ラブーンと名付けて懐かれることとなる。

大いなる航路(グランド・ライン)に入るとき、ラブーン双子岬の灯台守であるクロッカスに預け、再び帰ってくることを約束した。

しかし流行り病で船長・ヨーキが航海より脱落。

船長代理となり、そのしばらく後に「魔の三角地帯(フロリアン・トライアングル)」に迷い込み、そこで他の海賊団との交戦した際に相手が武器に仕込んだ毒を受け、ルンバー海賊団は全滅してしまう。

だが、生前に食べた悪魔の実「ヨミヨミの実」の力で、彼のみ黄泉の国から帰還。

そのまますぐに戻れれば生前となんら変わらない姿を保てたはずが、三角地帯の濃霧のために自身の遺体の発見が遅れ、結果、骸骨の姿で復活を遂げる。

以後、実に49年間もの間、ただ一人で魔の海域を彷徨い続けていた。

麦わらの一味と出会う5年前にスリラーバークに迷い込み、そこでゲッコー・モリアから影を奪われてしまう。

影を奪還しようとその後ゾンビから恐れられるほどの大立ち回りを演じるも、自分の影を仕込まれたサムライ・リューマに敗れ、再び影を取り返す機会を待つことになる。

そして麦わら海賊団と出会い、彼らとともにスリラーバークを攻略。

影もゾロリューマを破ったため奪還することに成功した。

そして祝勝会の席でラブーンの生存を知らされ、約束を果たすべくルフィの勧誘を快諾。以後、麦わら海賊団の音楽家として在籍している。

骸骨となってからも生前からのトレードマークであったアフロヘアーだけは死守している。

これは、ラブーンとの再会時、最早骸骨となってしまった自分でもラブーンに本人だと分かってもらえるためだという、亡き海賊団の仲間たちの遺志を守り続ける彼の信念の表れとも言える。

ブルックは既に白骨化しているため、髪は失うともう二度と生えて来ないらしい。

超人(パラミシア)系悪魔の実「ヨミヨミの実」の能力者。

二度の人生を約束された「復活人間」。

一度死ななければ能力が発揮されないという、数ある悪魔の実の中でもとりわけ異質な能力。

命が尽きた後、魂を黄泉の世界から呼び戻し、元の自分の肉体にその魂が戻る事で再び立ち上がる事ができるという。

ところがブルックの場合、前述のように「魔の三角地帯」に立ち込める霧に阻まれて肉体を見失ってしまい、死亡から復活までに1年もの時間を掛けてしまった。

その結果が現在のガイコツ姿である。

白骨死体でも蘇ってしまう点が悪魔の実の能力の異質さの表れであるともいえる事例である。

なお、内臓も筋肉も失われてしまっているが、運動や飲食は普通にできるし、排泄もするし、涙も屁もゲップも出る。なぜ出来るのかは作中でも最大の謎。

バイタル的には一般の人間と何ら変わりない。骨だけの体になったためか、カルシウムを摂取すると大体の損傷はあっという間に直る。

当初はヨミヨミの実に戦闘に関する能力はなかったが、新世界編に突入するまでの二年間で、ブルックは隠されていた能力の本質に気付き、いくつもの新能力を発見、研ぎ澄ましている。

まず「死した魂を現世に呼び戻す」という自然に反する現象を実現させるため、ブルックの魂は限りなく実体に近い強力なエネルギーの塊となっており、骨の体が繋がり、動けるのは魂のエネルギーによるもの。

このため、体(骨)そのものが傷つかない限りは例え首を切り落とされようともダメージを受けず、それどころか切り離された関節を魂のエネルギーでくっつけて復活できる強力な再生能力を獲得している。

また、魂だけの姿となって自由に体から抜け出す、つまりは幽体離脱も可能となった。



2017年12月14日

麦わらの一味 ネフェルタリ・ビビ(一時期)

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海賊「麦わらの一味」(一時期) アラバスタ王国の王女 (犯罪会社バロックワークス潜入時はミス・ウェンズデー

生年月日:2月2日
年齢:16歳→18歳
懸賞金:なし

アラバスタ王国王女で現国王ネフェルタリ・コブラの娘。

また、現在は共に冒険こそしていないが、麦わらの一味の1人であり(当人及び一味の認識として)後にコーザからも「また海賊気分が蘇ったんだろ?」と言われたりペルからも「ビビ様には海賊経験が…」と周囲からも麦わら一味の一人として認識されていた。

実質的にルフィのもう一人の「5人目」の仲間でありチョッパーの仲間加入時の「5人目」のサブタイトル表記が未だにないのはビビの配慮の為(同じくロビンの仲間加入時の「6人目」のサブタイトルが未だにないのもカルーが実質的にルフィのもう一人の「6人目」の仲間である為の配慮)。

現在は世界政府加盟国側の主人公的な登場人物の1人として度々登場している。

青いロングヘアーで、初登場時は髪を束ねてポニーテールにしていた。

ミス・ウェンズデー時代にはオールバックにしていたが、ミス・バレンタインに髪留めを壊されてからは前髪を中分けにしている。

ゾロの事は敵対していた時に剣士である事を指して「Mrブシドー」と呼称している。

チョッパーの事は苗字の一部を取って「トニー君」と呼称している。

作者公認のワンピースパーティでは本編で絡みがないフランキーを「さん」付けで呼称している。

トラファルガー・ローの事は「トラえもんさん」と呼称していた。

シーザーの事はローと同じく「間抜けなサイエンティスト」と言っていた。

かつて父コブラ打倒を目指していた元反乱軍リーダーで現王国環境大臣のコーザは幼なじみ。

基本形は平和を愛する心優しいお淑やかな少女である。

反面、王族らしく祖国を思う気持ちは父同様非常に厚く、幼い頃から芯の強さも併せ持っている。

幼少のみぎりに父に連れられて世界会議に同行した際にワポルから嫌がらせで殴られた時、泣き出すのを我慢してぶつかって悪かったと謝罪し、騒動に発展しないよう事態を収めるという度量と思慮深さを見せており、ワポルに同行していたドルトンに感銘を与えたほどである。

また、時に大胆で行動的な一面があり、王国で王下七武海の一人(当時)であるサー・クロコダイル率いる秘密犯罪会社バロックワークスの暗躍が行われていると知った際には、部下のイガラムやお供のカルー共々バロックワークスに潜入し自ら内偵を行った。

また、ついつい口外してはならない機密事項(バロックワークスのボスの正体など)をポロっと言ってしまったり、大事な情報よりもどうでもいい情報を先に言ってしまったりと少々ウッカリ屋さんな所がある。

バロックワークスに潜入してフロンティアエージェントにまでなった(最低でもビリオンズ以上の実力)だけあって、それなりの戦闘力の持ち主。

普通の戦闘員十数人程度なら倒す力量を持つなど16歳の少女とは思えない実力者。

武器による近接戦を仕掛ける戦闘スタイル。

主要人物ながら戦闘スタイルに特徴は少ないが、これは初期設定の名残と思われる。

アクセサリーのような刃物を糸につけた孔雀(クジャッキー)スラッシャーを小指につけて回転させ、敵を斬る。

アラバスタでのサー・クロコダイル討伐まで麦わらの一味と行動を共にし、戦いが終わった後でルフィを始めとする一味から仲間入りを打診されたが、大好きな王国に残りたいという理由から同行は断り、別れを告げた。

アラバスタでルフィ達と別れた後は、世界情勢の回や扉絵などで度々登場し、自然体な表情を見せている。

敵であったニコ・ロビン麦わらの一味に加わったことを知った際も、ネフェルタリ・コブライガラムらが訝しむ中、「ルフィ達のやることはすべて信頼できる」と一切動じることはなかった。

2年後編では、世界会議(レヴェリー)に老いによる体力低下からか病気がちになった父ネフェルタリ・コブラと共に向かう。

父からは自分が死ぬ前にだれかと結婚してきちんと跡を継いでもらいたいと思われているが、自由を愛する元海賊の彼女は今のところ結婚する気は無い様子。

その身体能力・運動能力はさらに向上、プロポーションもナミロビンに劣らないレベルにまでボリュームアップを遂げている。

世界会議会場では、ドレスローザ王国から来たレベッカ、リュウグウ王国からの参加者であるしらほし姫とともに、ルフィに助けられた同年代の王女たちとして意気投合し、友達になった。

また、ドラム王国から(文字通り、ルフィの手によって物理的に)放逐された後、自身の商才で新たにブラックドラム王国を建国し世界政府に再加盟して戻ってきたワポルに絡まれる。

ルフィへの恨み節とともに因縁をつけられるも、そのワポルが追放された後に国名と体制を変えたサクラ王国の新王・ドルトンDr.くれはワポルを黙らせてもらったり、ルフィの話題で盛り上がったりと、半ば「麦わらの一味に縁のある者たちの同窓会」のようなにぎやかな事態となった。

しらほし姫には「ビビちゃん様」と言われている。

その後、チャルロス聖CP0を連れてしらほし姫を捕まえようとした際には天竜人の横暴に激怒して「理屈が通らない! しらほしを返しなさい! 友達なの!」とルッチ達に抗議していた。

麦わらの一味との別れのシーンは、未だにワンピースの代表的な有名なシーンである。

現在こそ、登場はあまりないが、その人気は根強い。

今後の麦わらの一味との再会?も非常に楽しみである。




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ワンピースを読まない人は人生の半分を損している!この格言をモットーにワンピースを知らない方にワンピースを読んでもらいたい!もちろん、読んでいる方にも今以上にワンピースを好きになってもらいたいという思いです。 登場人物キャラクター紹介! ※一部ネタバレが含まれています。
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