台湾ドラマ　あらすじ

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《13話》

若曦の天幕に第八皇子からたくさんの花が届けられた。

「若曦といる時間が一番幸せだ」と言う第八皇子に対し「姉さんと会った時よりも？」と若曦は思わず聞いてしまう。

第八皇子は、若蘭と結婚したら、彼女の笑顔が自分に向けられると思っていた。

しかしそれは違い、彼女を苦しめる結婚になったことを後悔していた。

昔　若曦が「自分の人生を他人に決められるのは嫌だ」と言った言葉を第八皇子は忘れていない。

若曦との結婚は二度と間違いをしたくないと思っているからこそ、きちんと彼女の気持ちを確かめたかった。

皇太子は、第八皇子と若曦の仲が気になっている。

陛下に仕えている若曦が、第八皇子に有利に働くことになるのではないかと心配していた。

第八皇子が文を書いていたため若曦がのぞくと、そこには第八皇子にとって危険な人物〔ねんこうぎょう〕の名前が書かれてある。

〔ねんこうぎょう〕の名をなぜ知っているのか？と聞かれるが、なんとかごまかす。

若曦と第八皇子は、帰京する前に思い出の場所を散歩する。

ついに若曦は「皇位を諦めることはできない？」と聞いてしまう。

「応じてくれるなら一緒になる」
「応じてくれなければ別れる」と若曦は言う。

第八皇子の未来を知っている若曦は、彼の命をどうしても助けたかった。

しかし第八皇子は「自分の運命は自分で決めたい。そのために長い間　機会をうかがっていた」と言う。

第八皇子の皇位への野心は大きく、若曦の言葉を受け入れられない。

「皇位も若曦もどちらも手放せない」と若曦を抱きしめた。

この日の夜から若曦は、第八皇子から呼ばれなくなる。

第四皇子が皇帝になると言ったら？
300年後の未来からこの体に乗り移ったと言ったら？

信じてもらえるはずもなく、正気じゃないと思われるだけ。

愛で野心を捨てさせようとしたが無理だった。

【私は自分のために生きる】

そう若曦は強く思う。

若曦は再び第八皇子に皇位を諦めてほしいとお願いに行くが、無駄だったため、第八皇子との結婚を拒んだ。

若曦は、玉壇たちに悩みを打ち明ける。

すると「清の時代の人にとって明日はどうなるかわからない。好きな人と過ごせるなら1日でもいい」と言った。

なぜ自分は第八皇子を受け入れることができないのか？
あと16年しか一緒にいることが出来ないためなのか？

若曦は、ずっと自問自答していた。

皇宮に帰ってきた若曦はまるで別人。

第八皇子の子供から嫌がらせを受け、姉の若蘭も同じことをされていると知った若曦は、すぐに第八皇子に抗議しに行く。

塞外では第八皇子と自分の二人だけだったが、都に戻ればいろんな人が周りにいる。
第八皇子への若曦の気持ちは、どんどん遠くなるばかりだった。

第八皇子は、子供を叱り、正室にも釘をさす。

その後　若蘭を訪ね、自分と結婚させてしまったことや若蘭の想い人をこの世から奪ってしまったことを謝った。

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