ペトロニウスの何やかんや

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Lのひげき　その3

タマちゃんは、賀茂茄子おばさんに出された問題の答えを考えながら歩いていた。

こたえは「しらさぎ」だったのだが、なぜしらさきなのかわからなかったのだ。

そこで、タマちゃんは、満月ポンを食べながら、いつものニャンぎゅう先生に相談に行ったのだった。

ニャンぎゅう先生は、タマちゃんの話を聞いて「それはLの悲劇だな」といった。

「どういう意味ですか」

「つまりだ、「かもめ、しらさぎ、ひばり、つばめ、はと」はすべてL特急の名前だ。しかし、しらさぎだけが今でもL特急なのだ」

快刀乱麻の解決であった。

そこで、ニャンぎゅう先生は、「これは何だ」と「ｌ」と書いてタマちゃんに見せた。

「はい、小文字のエルです。もしかしたら、1でしょうか」

ニャンぎゅう先生は言う「タマちゃんよ。いくらでもいいから数字を、そう11から99までの数字のどれかを頭に思い浮かべるのじゃ」

「はい」と答えたタマちゃんは、頭の中で「77」を思い浮かべた。

「わ、わしにその数字を教えてはいけない。もし、最後の数字をわしがあてたら、満月ポンをわしにプレゼントしろ。それから、Lでレモンティーも飲みたい。L特急のことを教えてやったお礼だ」

「そ、そんな・・・はい、わかりました」どうせ、数字をあてる何で無理に決まっている。

「その数字に3をたして、2倍しろ」

「はい」

「そして、4を引いて、2で割るのじゃ」

「はい」

「そうしたら、そこから、最初に思い浮かべた数を引け」

「わかりました」タマちゃんは、頭の中で、77に3を足して80、2倍して160、そこから4を引いて156、それを2で割って78、78から最初に思い浮かべた77を引いたら・・・

「こたえは1だろ。つまり小文字のエルなのだ。そう、これぞLのひげきなのだ」(注)

「わあ！すごい！」よくわからなかったが、とにかく数字をあてられて、タマちゃんはニャンぎゅう先生に満月ポンを取り上げられ、レモンティーを差し入れなければならなくなったのだった。
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おしまい。
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注：どうやってもこたえは1になります。
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注意！！！人間が食べてはいけません。

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