ノリベッキオの馬券王への道

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29日（土）阪神で行われたシリウスＳは3歳馬オメガパヒュームが差し切っての快勝。重賞初制覇を遂げました。

この日の阪神ダートは終日の不良。時計的にも、それなりに出る状態ではあったと思います。
勝ちタイムは2分01秒5。ラップバランス的には、ハーフで見ると、ややハイくらいではありますが、細かく見るとテンが早く、コーナーで緩み、すぐにペースアップして、そこからは淡々と一定の脚で流れたロンスパ持続力戦。
後半は息の入りにくい流れでもあったので、基本的には序盤ゆったり入った組に有利な流れではあったと思います。


勝ったオメガパヒュームは、軽量だったとはいえ強い内容の競馬でしたね。
前半、内で脚を溜め、スムーズな競馬が出来たのは確かですが、このメンバーで内容的には完勝ですから、見事の一言。
この破壊力が本番でも出せるようなら、侮れな1頭だと思います。先々含めて、楽しみですね。

2着はウェスタールンド。これもインパクトのあるレース振りでしたね。
スタートでぶつけられて、行き脚がつかず、後方からの競馬。結果、流れ的には向きましたが、それでもそこからの脚は秀逸。
この馬も、今?氏のような脚が使えるなら、本番でも充分圏内だと思います。

3着はサンライズソア。この馬らしい積極的な、いい競馬だったと思います。この馬のリズムで走れていましたし、力は出せた競馬だったのではないでしょうか。
先行力があって、そこからの一脚は魅力ですし、この馬までは本番でも圏内かなといった感じですね。

4着はヒラボクラターシュ。離れた4着ではありますが、力はつけてきましたね。この上を目指すにはワンパンチ足りないイメージですが、まだ3歳。来年以降が、楽しみな馬だと思います。

5着はコスモカナディアン。ここでは少し足りなかった印象。ムラ馬ではありますが、相手関係も含め、条件次第では重賞でも怖い馬だとは思います。

11着はグレイトパール。流れが向いたとは言えませんが、この馬の形にはなりましたし、そこからの失速が早いのが気になるところではあります。
体調面か精神面かが、わからないですが、このまま使い続けて一変のイメージは持ちづらいところはありますね。


馬券的にはハズレ。
ここは馬の見立てが全然駄目でしたので、どうにもなりませんね（苦笑）
気持ちいいくらいのハズレではありました。