ノリベッキオの馬券王への道

6日（日）京都で行われた京都金杯は中団インから直線抜け出したヴァルディゼールがマイネルフラップの大外強襲を凌ぎ切り、無敗での重賞制覇を遂げました。

この日の京都は京都は前日同様タフなコンディション。
勝ちタイムは1分35秒7。ラップバランスはハーフで見ると1秒程度の前傾ラップ。細かく見ると序盤そこそこ流れ、中盤一気に緩んで、そこからラストの仕掛けも遅いレースでした。前に行った組は序盤の付いていって、そこから一度ブレーキがかかっての再加速になるのでラクな展開ではなく、後ろからの組のほうが序盤ゆっくり入って、中盤緩んだところでの押し上げも可能だったので向いた流れではあったと見ています。

勝ったヴァルディゼールは、内枠を生かして、しっかり中団のインを確保。中盤の緩みも我慢できていました。勝負どころでの反応、ラストの持続も良かったですね。
まだ、底を見せていない勝ち方ですし、距離はもう少し伸びても対応してきそうなので、春のクラッシックでも面白い存在になりそうですね。先を考えれば、勝ち切って賞金を積めたのも大きいと思います。

2着はマイネルフラップ。人気とは裏腹に強い競馬でしたね。
スタートは良くありませんでしたが、中盤の緩みに乗じて進出、4コーナーでは外に振られながら、ラストのあの脚ですから、内容的には勝ち馬と互角か、それ以上と見ています。
無論、タフな馬場への適正あってのもので、時計勝負になればくるしいでしょうが、条件次第でのポテンシャルは兼ね備えてる馬ですね。

3着はミッキーブリランテん。スタートで出遅れて、序盤少し追いかけた分、最後甘くなったのかなとも思いますが…。ラスト1Fは明確に見劣りましたし、その辺をどう見るかですね。
距離は、もう少し伸びたほうが競馬しやすいのかなとは思います。

4着はパッシングスルー。この馬場で、わりと追いかけて、大きく崩れなかったのは評価していいでしょう。
距離伸ばしてマイナスになるようなタイプではなさそうですし、先々楽しみな1頭ではあると見ています。

5着はハッピーアワー。出負けして、後方からになりましたが、流れを考えれば、それはマイナスではなかったと思います。
タフな馬場が影響したのかなと思いますし、改めて軽い馬場で狙ってみたい馬ですね。

馬券的には、ここも単勝のみ的中。
勇気をもって、人気薄を拾えなかったのが敗因です（苦笑）
マイネルは少し考えたんですけどねぇ。