ノリベッキオの馬券王への道

6日（日）東京で行われたＮＨＫマイルＣはラスト大激戦となる中、道中後方待機から追い込んできたケイアイノーテックが粘るギベオンを差し切り、鞍上の藤岡佑騎手と共に嬉しいＧ�T初制覇を遂げました。

この日の東京も引き続きの高速馬場と見ていいでしょう。
勝ちタイムは1分32秒8。ラップ的にはキレイな平均バランスで、中盤もさほど緩まずからの持続力勝負となりました。求められたのは追走力と持続力。馬場を考えれば、全体時計としては微妙なラインと見ています。

勝ったのはケイアイノーテック。もう少し前目のポジションは取れるかなと見ていましたが、道中ほぼ最後方。結果的には自分のリズムで走れましたし、そこから腹をくくっての会心の騎乗にもつながったと思います。この春は押せ押せのローテではありましたし、一息入れて、秋の活躍を期待したいですね。

2着はギベオン。スタート前にトラブル有りで心配でしたが、力のあるところは見せてくれた2着だったと思います。今回はイメージより、前目のポジションが取れましたが、追走で削がれた分、ラスト爆発しきれなかった感はあります。ただ、その辺は難しいところで、前に行こうが後ろから行こうが、メリットデメリットは有るわけで。まぁ、好走の幅は見せてくれましたし、素材が良い1頭なのは間違いないでしょう。

3着はレッドヴェイロン。道中、中団からロスなくスムーズな競馬ができましたね。まぁ、スムーズな競馬だった分、完敗感もあるんですが。安定感があるのは、この馬の武器ですし、着実に力もつけている印象なので先々楽しみはある1頭だと思います。

4着はミスターメロディ。少し折り合いを欠いてはいましたが、結果的に悪くない競馬でしたね。ラストは一瞬の切れで見劣りましたが、芝でもマイルまでならの目途はついた走りだったと思います。今後、どういう路線を歩むのかを含めて注視したい馬ではあります。

5着はプリモシーン。出遅れは想定内ですが、ちょっとチグハグな競馬。道中、下手に動かず、ケイアイの競馬をしてくれればなぁとは思うんですが。器用さはありませんが、ある程度のスケール感はある馬だと思うんですけどね。

6着はパクスアメリカーナ。あの位置取りでは勝負に参加できませんでしたね。後半要素だけでは厳しい馬ですし、無理してでもポジションを取りにいかなくてはの馬だと思います。少なくても出し切って負けたという感じではないですね。

1番人気で12着に沈んだタワーオブロンドン。スタートが良くなく、そこからは後手後手の競馬。まぁ、この日は競馬してませんね。


馬券的にはハズレ。
見立てがズレているので、惜しくもない結果（苦笑）
昨年も、このくらいの時期から夏競馬まで、酷い結果だったんですよねぇ。悪い記憶は鮮明に蘇ります。