野宿ブログ 〜地球に泊まる〜

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車から出てきた男に何か言われましたが
とりあえずここから去ろうと思い
荷物を片付けていると男は電話し始めました。

やばい、応援を呼ばれる！
すぐにパトカーが来ましたがまたどこかへ。

しれっと去ろうとすると
乗れ、と車に乗せられパトカーが
停まっている場所まで連れていかれました。



警察官2人に
なんであそこで寝てたの？
お金はある？
帰りのチケットはある？
など質問責めも完璧なジェスチャーで切り抜け
無事最寄り駅まで送り届けてもらうことに！



車内でも翻訳アプリで親切に対応してくれました。



最終的には笑顔でお別れ。
ご迷惑おかけしました(笑)

送り届けてもらった駅から空港まで
また歩こうと試みましたが道が無くなり断念。

いい感じの場所で野宿しました。



目が覚めても足痛すぎ！
左足を引きずり駅へ空港へ
なんとかたどり着きました。

帰国したらしばらく動けなそうです(笑)

お昼に目を覚ますとすでにあやさんはいなくなっていて
外は雨というメッセージが届いていました。



雨なのでダラダラしていようと思い、
チムジルバンを出たのは23時。
追加料金もあり残金はギリギリになってきました。



コスパの悪いことはしないと思った後でしたが
なんせお金がないもんで、また歩くことに。
ですが歩き始めると、左足がめっちゃ痛い！
なんで！？ 歩くのしんどすぎ！！

左足を引きずり歩くこと1時間。
明らかに高速道路の様な道。
でも徒歩ナビではこの道を示していて、
足も痛すぎて迂回は出来ないので突入！！



1時間くらい歩くと車からは死角になるスペースが！



進んだ車からは見えますがこんな高速で走っていてわざわざ
振り返って見ることもないので最強のスペース！



車の音がうるさいので寝袋を頭まで被り
イヤホンでラジオを聴くこと数時間…

ん？

野宿中、敏感になる自分のセンサーが何かを感じます。

チラッ



！！！

なんかいる！！

2時間後に起き再びスタジアムを目指します。
何時間か歩くと歩道がないような道が…
(行きたいのは写真右側の道)



仕方なく左の道を下りても結局は
またあの道に合流してしまうのでバスを使うことに



進行方向とは違う方向に進み始めたら
降りようと思っていましたが
なんだかんだ終点まで乗っていました(笑)

それからは田んぼの中とかいろいろと歩き



また徒歩では危ない道が来たので
近くのバス停からバスに乗ると…



スタジアムに着いちゃいました(笑)



早く着きすぎてしまい試合が始まったのは5時間後。
試合は1-1の引き分けでした。

次の日は朝から雨らしく野宿も徒歩もしんどいのでローカルバスを乗り継いで戻るというあやさんにくっついて行くことに。

バスに乗っていると寝不足と徒歩移動、
90分間応援で跳ねてた疲れがどっと出て、
こんなコスパの悪いことはもうしないと思いました(笑)
(バスと電車を乗り継いで500円くらい)

飲み会のあとはあやさんオススメの
チムジルバンというスパへ連れていってもらい、
岩盤浴的なテントの中で爆睡しました。

試合前日の21時、釜山の金海国際空港に到着。
搭乗口で会った ◯おさん のホテルの近くでご飯を食べることに。

SIMを入れ替えて駅へ。
クレジットカードで韓国のSuica的なやつを買う◯おさん



カードに入れるウォンを持っていないので両替へまた空港へ。
警備員にATMの使い方を聞く◯おさん



結局両替は出来ず貸したお金で切符になるチップを買うも
ビービー警報が鳴りなかなか改札を抜けられず…
最終的には1.2ターン目で試すような
チップを改札にタッチで抜けられました(笑)
この時すでに釜山に到着して2時間経ってます(笑)

街では◯おさんの仲間も加わりみんなでご飯を食べました。
そして深夜2時、みんなと別れ50km以上先にある
スタジアムを目指して歩き始めました。



1時間歩き



3時間歩き



時には捨ててあるパンクした自転車に乗りながら
(重すぎてすぐ捨てた)



5時間経った頃、睡魔が限界に近づき足も痛くなってきたので
道路に挟まれた三角形のスペースで寝ることにしました。

近くに1000円で入れる日帰り温泉があったので
そこで入浴。くそ狭でした。

公園で朝ごはんを食べながらダラダラしていると
寒さで体が痛くなってきたので
早めにイベント会場であるホテルに行くと…



このイベントの主役でもある酒井さんと
喫煙所の前で遭遇！！！
喫煙所で話をしていると酒井さんから

ここの温泉ほんと体験してほしい！
と3000円と名物の熱海プリンをくださりました！泣
ほんといつもお世話になってます。

さっそくオーシャンスパ fuuaに入ると…
え、すご！やば！



去年出来たばっかだからめっちゃ綺麗じゃん！



寝れるとこあるし！
野宿なんてしてる場合じゃなかった…



熱海プリンうま！



温泉も無限に入っていられる温度！
露天風呂もオーシャンえぐでした。

最高になってたせいでイベント会場に着いたのは
ほんとギリギリ。2時間じゃ全然足りなかった！



イベントも大盛り上がり！この公開録音は11日の
チョコレートナナナナイトで放送されるみたいです。

その頃自分はサッカーで韓国へ行き
野宿してる頃だと思います(笑)

久しぶりにブログ書きます。

週末に熱海に行ってきました。
目的はチョコレートナナナナイトという
SBSラジオの公開録音のイベントを観るため。

夕方から鈍行を乗り継ぎ到着したのは夜8時。
駅からアプリを頼りに迷いながらも
翌日の会場を見つけ本日の寝場所探し！



午前中のフットサルで疲れきっていたので
近場で探すことにしました。
地図アプリを開き緑が多い場所をチェック。
向かってみるとそこは夜釣りポイントでした。



辺りを探索してみるといい場所発見！
さっそく寝る準備。



この日の気温は6℃。
自宅の木造1階のボロアパートの室温と
大して変わらないのは悲しいです(笑)

0時に寝てから2時間おきに目が覚め、
6時に目が覚めると近くから人の声が。

目の前のプレハブ小屋に
釣り客がチラホラ集まってきましたが、
今まで最も嫌だった
"寝袋で寝てるところを見られること"は
ロシアでどうでもよくなったので
構わず寝袋の中でスマホしてやりました。

【 ずっと貧乏やらせてもらってます。 】


そして完全に朝日が昇った7時半。
寝袋から脱出してお風呂探しへ！
続く…

大阪行きのフライトは4時間半の遅れ。
飛行機を待っている自分の所へ1人の中国人がやって来て日本語で

このフライトは23kgまで持ち込みが無料。
私の荷物は23kgを超えているので1つ荷物を持ってほしい、と。

知るか(笑) なんか怪しいし。
断りました。

そのあとは遅延の為かべちゃべちゃのご飯がたっぷり詰まった弁当を提供されました。中国に来て初のご飯。
乗り込む際、不正搭乗と書かれた謎の紙に署名させられ何度も止められたけどやっぱりビザが必要だったのか？と思っていると100と書かれた紙幣を2枚渡されました。やったあ(笑)

大阪に到着後はなんば駅で降りてキルギスでなくしたポータブル充電器とイヤホンを購入。
深夜バス乗り場のある、うめだプラザモータープールまで歩きました。

【 野宿を応援(^-^)v 】


バスに乗ると前の人が、席を倒していいですか？と聞いてきたので大丈夫です。と言うと限界まで席を倒してきやがった。

えっ、は？ 限度があるだろ。
こいつ、ご自由にお持ちくださいって書いてあったら1人で全部持っていくタイプだな。



そして今、常に膝が当たり足を動かせない激せま状態で東京への8時間の乗車中です。

【 野宿を応援(^-^)v 】


帰るのに2日もかかったよ…あーゴロゴロしたい。
働かずにのんびりしたい。

翌朝、出発前にアディの姿を探しても見つからず。
寝る前にフライトを予約したのでまだお別れをしていませんでした。

でも搭乗に遅れ、これ以上出費を増やすわけにはいかないのでやむを得ず出発。
チェックインを済ませ荷物検査に並んでいるとアディからメッセージが。

出発した？友達がアメリカから来るから今空港へ向かっている、と。

時間は搭乗時刻を過ぎていましたが荷物検査の列はめちゃめちゃ混んでいて自分はまだ列の中に。急げアディ！

そしてギリギリで間に合ったアディと再会！
感動のお別れでした。

【 野宿を応援(^-^)v 】


お昼、中国のウルムチに到着。
入国時に別室に連れていかれバックの中身やスマホの画像や動画を全て確認されました。

トランジットが5時間あったので空港を出て街をお散歩。現地通貨を持っていなかったので1銭も使わずに戻りました(笑)



搭乗ロビーでだらだらしていると空港の人がなんか中国語ですごい言ってきました。やだなぁと思っていたらチケット！チケット！と。
あ、そういえばビシュケクと時差あるからスマホの時間違うんだった。
良かった、乗り遅れなくて(笑)
でもなんで自分が最後の1人って分かったんだろ？

22時半、中国の天津に到着。
翌朝の大阪行きのフライトまで空港で野宿しました。

朝7時、嵐さんとタクシーに乗り空港へ出発。

到着後、1時間経っても搭乗便のチェックイン案内が出ずにイラつく嵐さん(笑)
2時間前にチェックインの案内が出ると早速手続きをするも自分たちは別のカウンターへ案内されてしまいます。

自分の番になりスマホの予約確認書を見せると衝撃の事実が発覚！自分の買ったチケットは昨日の便でした(笑)
帰国出来そうな今日の便はもうなく、とりあえず搭乗時刻が迫っていたので、ここで嵐さんとはお別れすることに。よい旅を(笑)

【 野宿を応援(^-^)v 】


今持っているソムは日本円で1600円。少なくともあと1日は滞在することが決まったのでドルを両替しようと、700ドルを入れていた封筒を探しても見つからない…なくした！！

せっかく滞在することになったので、とりあえず嵐さんが返し忘れたルームキーをホテルに届けに行くことに。
値切ったタクシーに乗るも残り850円に(笑)

【 野宿を応援(^-^)v 】


ホテルに着いてルームキーを返却。
するとホテルの人がお金を忘れなかったか？と。

お？
中に入ってた額も700ドル、完全に自分のじゃん！笑

4日前のチェックインの時に受付に置き忘れてたみたいです。
さて、今日は風邪気味だし野宿はやめるか。

その後ホテルの人と意気投合しご飯を食べに行くことに。
ホテルの人の名前はアディ。元ビシュケクチームのユース選手だったみたいです。

その夜はアディとGoogle翻訳で語り合いました。

帰国前日の夕方、嵐さんとの最後の晩餐を済ましスタジアムへ。



前日にスタジアムを通った時に見たポスターに今日の19時から試合があるような事が書かれていた。
首都ビシュケクと第二の都市オシのチームの試合。
現在リーグでは1位と3位の強豪っぽい。



ウズベキスタンよりは充実してるスタグル。



レポーターもいた。お客さんにインタビューしたりも。



試合開始。



向こう側のスタンドにいた、このグループが太鼓を叩き応援していた。



後半は反対側へ。
知ってる応援歌もいくつかあった。

【 野宿を応援(^-^)v 】


後半アディショナルタイムに2点が決まるなど最後まで動いた試合展開の中、3-2でビシュケクの勝利。
それと同時に自分のスマホの電池も切れた。

試合後こっちに来る選手達。
ん、なんかちょっと雰囲気が違うぞ？
そういえば後半、カンピオーネ♪カンピオーネ♪って歌ってたし…まさか優勝した？！

看板を乗り越えやってきたビシュケクの選手達とおれたちサポーターは抱き合って喜んだ。
おれたちは優勝したんだ。

その後MVPとオシチームの表彰が終わり、ついにビシュケクチームの誰かがカップを掲げた！
その瞬間、バーン！ってクラッカーみたいなやつも吹き出した。

首都チームとしてのプレッシャー、リーグ戦との両立、そういったいくつもの壁を乗り越えて掴み取った優勝。正直スタジアムに来る前は優勝出来るなんて思ってもいませんでした。
でも奇跡は起きた！

帰り道、優勝したという実感が湧かないまま嬉しさと興奮でふわふわしたままホテルへ戻りました。