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2015年09月08日

アートとデザインの違いは?

アートとデザインの違いは?
http://www.webcreatorbox.com/webinfo/art-design/


アートとデザインの違いというが、
分ける必要があるのだろうか?

日本の美術において
琳派というのは中世以降の美の本流と言ってもいい。
その祖である俵屋宗達はデザイナーといえるだろう。

彼は「俵屋」という絵画工房を営み、
扇に斬新なデザインを施して人気を集めた。
商業的に活動しつつ芸術性もあったわけだ。

同じく琳派の創始者とされる本阿弥光悦は、
刀剣の鑑定の家に生まれた書家でありながら、
陶芸・漆芸・茶の湯などにも通じて
マルチな活動をしていた。
彼の手による楽焼の茶碗や
きらびやかな漆の硯箱など、
デザイン的に優れている。

日本だけではない。
中世のヨーロッパでもアートは商業的であった。
ダ・ビンチにしてもラファエロにしてもクラナーハにしても
工房を構え、人を雇い、
クライアントの要望に従って絵を描くのを生業にしていた。

ロートレックやミュシャなどはポスターが
そのまま美術品の扱いになっている。

現代アートにしてもそうだ。
現代アートの代表とも言えるアンディウォーホルは
シルクスクリーンを用いることで
自らのアートを商品にして大量に売ることを目指した。

例えば宗教画などは
宗教を字が読めない人にも解りやすく伝えるための
メッセージ性の高いポスター的な絵だ。
それが時間が経てば美術館に飾られるようになる。

こう見ていくと
このコラムの筆者の定義するデザインとアートの違いには
どれも当てはまらない。
狭く浅くデザインとアートを考えているということになる。

世の中には車を美術品としてうっとりと眺める人がいる。
デザインとアートは分けて考えるものではなく、
優れたデザインはアートになるのだ。




posted by 黒豚猫 at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術

2014年06月16日

モディリアーニと棟方志功


モディリアーニのカリアティードなんだけど
これって

棟方志功の菩薩に似ている。

モディリアーニはアフリカ美術の影響を受けたそうで
褐色の肌がアフリカらしい。

カリアティードっていうのは
古代の中東やギリシャで建築の飾りに使われた
女の立像の柱のこと。

棟方の菩薩は
よくアンコールワットに彫られた女神と比較される。

アンコールワットの女神もおそらく
飾りとして彫られたのだろう。

美しいと思わなければ飾りにしないわけで
洋の東西を問わず、
美というものは普遍的なものなのだなぁ、
というお話。







posted by 黒豚猫 at 18:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術
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