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2020年05月16日

コロナ禍における菓子製造業への行政の対応

コロナウイルスを蔓延させることがないよう
行政は商業施設その他へ休業、もしくは営業時間短縮を要請し、
要請に応じた施設に対して補償を行った。

休業要請は不要不急の外出を控えさせるということが前提であり、
それに則した施設に出されるものである。

だからスーパーなど生活必需品を扱う施設は
通常通り営業できるから補償しない。
これは分かる。

他方、飲食店などは密集した環境に長い時間いることになるから
これは営業を休んでもらい、その分の売り上げを少ないながら補償する。
これも分かる。

そこで我々ケーキ屋というのはどのように区分されるのか、
実に微妙な立場だと考えて行政に問い合わせてみた。

「ケーキ屋というのは生活必需品なので
休業要請の対象にならない。」
という回答であった。

生活必需品?

まあ生活必需品と認定いただくことは
長い目で見ればありがたいことである。
ただどうだろう、こういった状況下で
スーパーへの買い出しの帰り道で
生活必需品だからケーキも買って帰らなきゃ、
と考える消費者がどれだけいるだろうか。

[stayhome]のスローガンのもと、
自宅で過ごす時間が増えて自宅でケーキ作りする家庭が急増したそうだ。
スーパーの棚から小麦粉などの製菓用材料が消え、
メルカリなどのサイトには小麦粉、イーストなどの商品が
通常よりも高値で並んだ。

消費者がお菓子作りに関心を寄せるということも
長い目で見ると大変結構なことである。
あくまで長期的に見ればということであって
短期的には売り上げが激減して潰れるケーキ屋ベーカリーが続出するだろう。

ちょっとうらやましく思えるのは
休業補償を受けつつテイクアウトで売り上げを得ている飲食店だ。

もちろんテイクアウトをしているとはいえ
その売り上げは雀の涙ほどであろうし
売れ残って廃棄したり、材料費がかかりすぎたりなど
思うようにいかないことも想像できる。
ただ、行政から気にかけてもらえていることは事実である。

もちろん急に疫病が蔓延したことによって行政が混乱しており
厳密な線引きができないことは理解出来る。

ただ行政にはこのコロナ禍が落ち着いて冷静になったときに
あの時の線引きが正しかったのかどうか
改めて検証していただきたい。









posted by 黒豚猫 at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 生業

2020年05月03日

新型コロナウイルスによる飲食店のテイクアウトで思うこと

新型コロナウイルスということで
自粛を余儀なくされる業種もあれば
その苦境から1円でも稼ぐべくテイクアウトを始める飲食店もある。

これまで店内飲食のみで営業していたところが
急にテイクアウトを始めるとなると
かなり大変なことが多いと思う。

仕出し屋さんとか弁当屋さんとか
これまでテイクアウトを専門にやってきた店舗というのは
テイクアウトならではの問題をクリアしてきているわけで、
昨日今日思いつきでテイクアウトを始めたからといって
うまくいくわけがない。

素人の考えでは店で出している料理を
そのまま持ち帰り用の容器に詰めればいいだけのこと、
と思っちゃっているかもしれない。

まず思い通りの容器を探し出すのは大変なこと。
これでいいかと思って購入してみても
実際に料理を詰めてみると量が足りなくてスカスカだったり
これまで皿のおかげで豪華そうに見えていたものが
持ち帰り容器だとやけに貧弱なものに見えたりする。

同じ量でもお店で一皿一皿料理が盛られて出てきていたものが
弁当箱にギュッと詰められると
な〜んだ、これっぽっちだったのか、と残念な気分になったりする。

しかも食べるのは主に自宅である。

外食する理由の一つに
非日常を味わうため、というのがある。
「非日常」代として出していた料金をその料理で取れるのか。

やはり仕出し屋さんとか弁当屋さんというのは
長らくその部分を研究してきているから
この内容ならこの料金というツボを抑えている。

また容器って意外と値段が高い。

仕出し屋さんとか弁当屋さんは大ロットで発注しているから
容器の値段はぐっと抑えられるが、
100個200個単位で買うとなると容器代が馬鹿にならない。

今は消費者の側もお店を助けたい、
という意識が働いてくれているからジャッジも甘くなっているが
これが今後何ヶ月も続くとそうも言っていられなくなる。
経済がどんどん落ち込み、人は外食にお金を使わなくなる。
潰れる店がどんどん出てくるだろう。

だが、外食したいという欲求は人々の中に強くある。
消費する快感を得たいというのはすでに現代人の本能だ。
この混沌から抜け出して生き残った店の中には
時代を切り開く新しい流れを作り出すものが現れるはずだ。
それを楽しみにしたい。









posted by 黒豚猫 at 15:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会

2020年03月25日

そろそろ宗教というものとの距離を@

コロナウイルスのせいで仕事が暇なので
(原因はそれだけじゃないかもしれないけど)
宗教について色々調べる時間がたっぷりある。

昨日エホバの証人の人が客として来てくれた。
教団のチラシを渡されたのでじっくりと読んでみた。

チラシには、我々は現状ではサタンに支配されているらしい。
何なのだろう、サタンって。

ウィキペディアでエホバの証人を調べてみると
キリスト教主流派からは邪教とされているらしいが
一応はキリスト教の一派であるそうだ。
一神教で神の名がエホバだという。

このエホバは、ユダヤ教のヤハウェとおそらく同じ神なのだが、
その記述が子音のみで母音がないため
エホバの証人ではエホバ、ユダヤ教ではヤハウェ
となるらしい。

いずれにせよまずユダヤ教がありきで
それを踏まえたうえでキリスト教が成立して、
そのキリスト教をベースに枝分かれしたうちの
比較的新しい一派がエホバの証人ということらしい。

まあ要はそれまでのキリスト教を否定して
サタンなる敵を創造することにより危機感を煽って
ちょっと先祖返りしてヤハウェをエホバと読んで崇拝してみました、
という教団だと私は解釈した。

まあこういった既成の宗教を否定して攻撃し
信者を獲得していくというのは新興宗教の常套手段である。

なぜこのようなことが繰り返されるのか。
その理由はたくさんあるのだが、
一番大きいのは既存の宗教を信じても
この世の中から「不幸」は消えないからだ。

宗教を厚く信仰したからと言って
この世の中から天災はなくならないし、
争いはなくならないし、
疫病が根絶されることはない。
世の中のことはだいたい思うようには行かないものだし、
人は必ず死ぬ運命だから身近な人が死ぬと悲しいし寂しい。

人間って弱いから、
不幸なことが起きると何かにすがらないと
立ち上がることができない。

中には宗教を信じることによって救われる人もいる。
それはそれで良い事なのだが、
大部分の宗教団体というのは経済活動団体であるから
弱みにつけこまれている場合も多いはずだ。

このへんのことは書き出すと長くなるので
次回に。









posted by 黒豚猫 at 10:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 宗教

2020年03月01日

新型コロナウイルス騒動で思うこと

ホモサピエンスという生き物は
その祖先の時代から
他の大型生物に比べて身体能力的に
ひ弱な存在であったのだが、
集団で行動してコミュニケーションを発達させたおかげで
人間として生き残って繁栄するに至った。

そういった前提を踏まえて
今回のコロナウイルス騒動を眺めると
なるほど起こるべくして起こっていると納得する。

特に笑えるのが
「トイレットペーパーがなくなる」というデマに踊らされて
買いだめに走る人々の姿である。

わざわざ政府もマスコミも
「ウイルスに感染しない最良の方策は人混みを避けること」
と広報しているにも関わらず、
トイレットペーパーを買わなきゃいけないと
理由をつけて人混みの中に飛び込んでいくのだから。

その行動自体はとても滑稽なのだが
その裏にある心理にはなにかあると考えざるを得ない。

かつてのオイルショック時や
東日本大震災の時もそうだったが
日本人はパニック的なことが起きると
ヒステリックにトイレットペーパーを買い求める。
いい加減学習してもよさそうなのに
何故か毎回同じような行動をとってしまうというのは
DNAに刷り込みがあるとしか思えない。

報道が積み重なるに従って
今回の新型コロナウイルスは
さほど恐ろしいものではないことが分かっってきた。
要はインフルエンザ並なのだ。

インフルエンザでも人は死ぬし、
保菌者が行動範囲を広げれば
罹患者も拡大する構図は同じである。
インフルエンザは毎年流行するが
今回のようなパニックにはならない。
つまりパニックは危険な度合いではなく
マスコミの報道の量で引き起こされる面が明確になった。

マスコミがなぜ報道の量を増やすかといえば
それを読者・視聴者が求めているからである。

戦前の日本においてメディアが軍国主義一辺倒になっていったのは
そのほうが新聞が売れるからだった。

それで生計を立てている人がいる以上
「良い・悪い」とか「正しい・正しくない」ということよりも
「売れる」ということが大事なわけで、
たとえ「良くて正しい」ことを書いたり言ったりしても
売れなければ消えてなくなり
「悪くて正しくない」けど売れたものが生き残るだけなのだ。

愚かしいなぁ、と思っても
集団という激しい流れを止めることは誰にもできない。

感染症予防として
沢山の人が集まるイベントが中止となったり
集客力のある施設がお休みしたりしているが、
やがてそれに耐えられなくなるはずだ。
人は口では色々言うのだが、
基本的に人混みが大好きなのだ。
集団で行動していると安心するのだ
他人と同じ行動をしていないと不安になるのだ。

でなければ何年も何十年も毎日
満員電車に乗ろうなんて思わないはずだし、
混んで時間がかかるのが分かっているのに
年末やお盆やGWで一斉に旅行したりしないはずである。

コロナウイルス拡散防止のために
首相が学校を臨時で休校を求めた際
ツイッター上では
「満員電車をやめさせるほうが先では」
といったつぶやきがあったが、
いやいや、それって本心じゃないでしょ、
と思ってしまった。

本気で満員電車が嫌ならば
時差出勤できる職場を探したり
テレワークできる職場に移ったり、
それなりの行動を起こすはずである。

ハロウィン時の仮装して渋谷に赴く感覚に似た
群衆に身を置く快楽みたいなものが
DNAには刷り込まれているのだろう。













posted by 黒豚猫 at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会

2020年01月13日

古臭い食品衛生法の改正を

食品衛生法に基づく営業許可申請に関しての昨日の続きだが、
どうも腑に落ちないことがまだある。

我々菓子製造業者の「できること」として
パンの製造販売がある。
パンは菓子製造業の許可を得てパン屋を営むことができるのだが、
パンにはテーブルブレッドとしての食パンやバターロールのほかに
デニッシュやクリームパンなどの菓子パンと呼ばれるもの、
カレーパンやコロッケパンなどの総菜パンがある。

デニッシュやクリームパンなどの菓子パン類は
菓子製造業の一環として理解できるのだが、
総菜パンはどうなのだろう。
保健所の担当者に聞くと
カレーパンやコロッケパンに使うカレーやコロッケは
自家製してもかまわないのだそうだ。
しかし、カレーやコロッケを単独で販売するためには
「そう菜製造業」の届け出が必要となる。
そうなると当然それ専用の独立した厨房を設えなければいけない。

おかしくない?

パンの中に入れるものとパック詰めにするもの、
それぞれ工程が異なるわけではない。
材料の保管場所も異なるわけではない。
なのにパンに入れる素材は菓子製造業の範疇でOK。
単独で販売するものを作る場合は別の許可がなければいけない。

それと、納得いかないことがまだある。
許可申請費用だ。

費用は保健所によっても業種によって異なる。
ある地域の業種別の費用を見てみると
飲食店 16000円
菓子製造業 14000円
喫茶店営業 9600円
そうざい製造業 21000円 
などと差がある。
この差は何なのだろう。

想定される被害の大きさ?
売り上げの規模?
査察員の人件費?
それらでは説明がつかないし、
飲食店と菓子製造業の2000円の差ってなんだかよくわからない。

おそらくは法が制定当時にはそれなりに理由はあったのだろうが、
時代によって状況が変化してきているにもかかわらず
見直されることなく放置されているということだ。

こういった規制が見直されないと
規制に邪魔されて新しい芽が育たない。
既得権益者にとってはそのほうがいいのだろうが
長い目で見るとマイナスだ。

観光立国を国の方針に掲げているのなら
「食」は外せない重要なパーツだ。
食は観光にとって大事な武器になる。
そのためには今の古臭い規制は取り外さなければいけない。










posted by 黒豚猫 at 11:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 生業

2020年01月12日

飲食業における規制改革を渇望

一時期「規制改革」という言葉が氾濫したが、
今はすっかり落ち着いてしまった。

あの当時政府が打ち出した「規制改革」というものは
今になって思えば派遣社員を大量に生み出して
既存の企業を守るための改革だった感がある。

規制改革でタクシーや観光バス業界に新規参入しやすくなった
などということもあったが、
実際に行われてみたら
タクシーは客の奪い合いとなったり、
観光バスは安い金額で請け負わざるを得ず、
そのしわ寄せで運転手が過重労働で事故を起こす
などと社会問題化した。

もっと他に規制改革したほうがいいことあるでしょ。
例えばわが飲食業界。

飲食業は食品衛生法に基づき
都道府県知事の許可を得て営業しなければならない。
都道府県知事の許可なので、基準も都道府県によって多少の差がある。
地域によって風習や容認度合いが異なるため
厚生労働省では検討が行われているようだ。

営業許可には種類があって
「飲食店」「菓子製造」「あん類製造」「アイスクリーム製造」
「乳製品製造」「そうざい類製造」「喫茶店営業」など。
パンの製造は菓子製造に含まれており
菓子製造業者は菓子もパンも製造できる。

これらの業種はそれぞれ独立したものとみなされていて
許可を得るためにはそれぞれに対して
必要な設備を設けなければいけない。

これらを区分けすることがいかに時代遅れか
この区分けを見てお分かりだろう。

例えば今流行りのカフェといわれる業態。

コーヒーや紅茶など飲み物だけを店内で提供する場合は
「喫茶店営業」の許可申請になる。
まあ今どきのカフェで飲み物だけというわけにはいかない。
パンケーキやランチやらを出すのが一般的だ。
そうなると「喫茶店」ではなく「飲食店」としての許可が必要となる。

「喫茶店」ではトーストなどの
ほとんど調理を必要としない食べ物しか提供してはいけないからだ。

カフェで出したデザートが評判となったとする。
評判のお菓子をテイクアウトで売りたい、
となったら今度は「菓子製造業」の許可が必要となる。

アイスクリームをテイクアウトで売るには
「アイスクリーム製造業」、
ジャムを瓶や缶に入れて販売するには
「缶詰または瓶詰食品製造業」の許可が必要となり
それぞれ個別に設備は整えなければいけない。
全部を一つ所で行おうとすれば
フードコートのような広さが必要となり
現実的には不可能。
こうなるといかに自分の料理技術に自信があったとしても
一つの分野にしか手が出せないのが現状で、
飲食においてあれもこれも手掛けることができるのは大企業だけ
というのがご理解いただけると思う。

私のように美味しいコーヒーを自分で焙煎できて
料理も和洋中なんでもござれ、
アイスクリームだって知り合いの間では評判が良いものが作れても
現状ではケーキだけを作って販売するしかないのだ。

実際大企業、例えばコンビニなどは
あの狭い店内において
カップでコーヒーを販売し、
店内調理で揚げ物やおでんも販売している。
中にはパンの調理もしている店舗もあるから
どういった許可がなされているのか不思議である。

昨年末にはあるコンビニに
大量のネズミが徘徊していることが話題となった。
大企業だからと言って衛生管理が完璧になされているわけではない。
なのに大企業に有利な営業許可というのは不公平ではないだろうか。

余談ではあるが、
昨年放送されたドラマ「グランメゾン東京」において、
イベントでカレーを販売する際、
そのカレーをシェフの実家の台所で行った行為。
これは食品衛生法では違反である。
不特定多数に飲食を提供する場合、
保健所の許可を得た設備で調理されなければいけない。

ドラマなので細かいことはいいのだろうが、
同じドラマでも以前「相棒」では
被害者が営むキッチンカーの仕込みの調理場は
保健所の許可を得たところで、
というのが事件のカギとなっており、
ちゃんと事実に即していると感心した。
たしかその回の出演者はグランメゾン東京にも出ていた朝倉あきだったはず。













posted by 黒豚猫 at 12:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 生業

2019年12月07日

LITHONのホームロースターに関する記事



前記事を書いたあとに見つけたのだが
なるほどこれはよくできている。
楽天で2万円くらいで販売されている。

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感想(0件)





ポップコーンの機械から着想を得たそうだが、
マイコン搭載で熱風が出て冷却やチャフの始末まで考えられているところに
この会社の本気度が分かる。

調べてみるとこの会社、
最近のヒット商品に「焼きペヤングメーカー」というのがある。

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あ、これドンキで見た。
ペヤングを焼くためだけに作られた商品。

2万円でコーヒーロースターが手に入るのなら
と考える人は多いのではないだろうか。
実際クラウドファンディングで1300%超えなわけだから
多くの人が手軽に自家焙煎できる機会(機械)を待ち望んでいた事がわかる。

ただ私は欲しいかと聞かれたら「いらない」と答える。

理由1
焙煎度合いが「中煎り」と「深煎り」の2種類しかない

私のコーヒーの飲み方はカフェラテであるから
基本的に煎る度合いは深煎りよりもっと煎らなければならない。

理由2
焙煎方法が熱風式

前記事でも書いたが、熱風式は豆の個性を殺す煎り方なので
ブレンドの妙を楽しみたい人には向いていない。

理由3
チャフの取り除き方法が微妙

この機械がチャフの除去にまで気を配っている点は
高く評価すべきである。
おそらく熱風を利用してチャフを舞い上げて
機械上部にあるチャフコンテナに集めるのだろう。
だがこの方式だとすべてのチャフは舞い上がらずに
例えばルワンダ産の豆のような煎るとアブラギッシュになる豆だと
にじみ出る油脂が糊となってチャフが豆にまとわりつくことが想像できる。
また、例えばモカシダモG4のようなむちゃくちゃチャフが出る豆の場合
チャフコンテナに収まりきらず再びロースト部に戻る恐れがある。

理由4
焙煎できる量が少ない

ライソン社のHPによると
このホームロースターで1回で焙煎できる量は40〜60g。
私は1度に5ショットエスプレッソを落とすのだが
1ショット15g豆を使用するので合計75g必要。

理由5
豆はすべて同じではない

農産物であるコーヒー豆は産地や品種や収穫年や収穫方法処理方法によって
大きさや水分量が大きく異る。
大きさや水分量が違えば当然焙煎の仕方も変えなくてはならない。
火の大きさ、焼く時間を見極めながら焙煎しなければ
美味しいコーヒーには仕上がらないのだ。

とはいうもののホームロースターを作ろうという発想
そしてこの値段でこの性能まで仕上げて売り出したことは素晴らしい。
こういった意気込みのある会社はぜひ大きく発展してもらいたい。
この調子で本格的なコーヒーグラインダーや本格的なエスプレッソマシンにも
挑戦してくれたらと強く願う。










タグ:自家焙煎

最近目立つコーヒーロースター開業に思う

最近やたらとコーヒーロースターの新店が目につく。

セブンイレブンがきっかけとなってコンビニコーヒーが売れ出して
ブルーボトルというこれまでのスタバ的ではないコーヒーが日本に上陸し、
コーヒーに注目が集まるようになった。
その上でコーヒーのサードウェーブなる言葉を耳にするようになり、
一般人でも特別なコーヒーの銘柄に興味を持つ様になった。

そうなると当然そこに商機を見出す人が出てくるわけだ。

コーヒーが盛り上がれば従事する人も増えるわけで、
にわかに湧き上がったコーヒーブームのさなかにかどうか分からないが、
押し寄せる客に気分を良くして自分の腕に自信を深めた人も多いことだろう。
熱が冷めないうちに独立してやろう、と思うのも無理からぬ事である。

ただその中で「本物」はどれくらいいるのか。

最近見たのは「煎りたて」を飲ませることを売りにする店。
私は自分で煎ったコーヒーは1〜2日は寝かせてから飲むようにしている。
なぜなら煎った直後は煙臭く、コーヒーの味を邪魔するからだ。
ところがその店のコーヒーを飲んだリポーターの感想は
「クセがなく飲みやすい」
ナルホド、その店の方針がわかった。

煎りたてにも関わらずクセがないというのには2つ理由がある。
一つはクセのない豆を使用しているということ。
もう一つはクセを殺す焙煎方法をしているからだ。

私の経験上でいえば高い値段で取引される
シングルオリジンで市場で評判のいい豆はたいがいクセがない。
クセのない豆というのはつまり
品評会で入賞したりして肩書は立派なお金の取れる豆だが
味的には飛び抜けた特徴のない
可もなく不可もない小さくまとまった面白みのない豆だ。

クセを殺す焙煎方法とはつまり熱風式のことだ。
ドラムの中に熱風を送り込むことによって豆にムラなく火を入れることができる。
一度に大量の豆を処理することができるので大手メーカーがこれを採用している。
クセを出す必要がないから逆に言えば技術を必要としない。

そういう肩書だけの豆をそういう簡便な方法で焙煎して売りさばこうとしている
なんともなめた店だなぁ、と私には思えてしまう。
値段も味も容易に想像できる。

その店のオープン記念のサービスが
「コピ・ルアック1杯通常1500円を500円で」というものらしいが
これもなかなか商魂たくましい。
コピ・ルアックはコーヒー好きはご存知であろうが
ジャコウネコの糞から採取したコーヒー豆である。
ジャコウネコの香りがついて希少価値もあり話題にしやすい。
だからといって一般客が購入するかといえば難しい商品だ。
そういった売れ残りが予想できるものをサービス品にして
それも500円は取るから赤字にはならない。
なんともイヤラシサばかりが目に付く店である。

新規オープンのコーヒーロースターがこんな店ばかりではないと思うが
それにしてもコーヒーロースターはなめたところが多すぎる。

私がコーヒーの自家焙煎を始めた理由の一つは
市販の焙煎豆が不当に高いと感じたからだ。
嗜好品とは言えないくらい生活に密着した飲み物であるにも関わらず
その価格の仕組みは世の中に知られていない。

よく聞くであろうグアテマラSHBを例に取ると
この豆は安いサイトの生豆で5kg3000円程度である。
1kg600円。その半分が欠点豆だとして(実際には1/3程度だが大袈裟に言う)
1kg1200円。100g120円だ。
ロースターなら50kgとかの単位でしいれるだろうから
もっと値段は下がるはずである。
それが製品になると100g500円とか600円になる。
もちろんハンドピックの手間とかローストする経費はかかる。

ハンドピックした欠点豆の写真を載せたポスターで
「わたし達はこのような豆を丁寧に取り除いています」
とわざわざアピールする店がある。
知らない客はそれを見て「なんて良心的な店なんだろう」と感激したりする。
価格の仕組みを知らないから。

ローストしてより美味しくなるのなら高くても金を支払う価値はあるのだろうが
熱風式の機械にただぶち込むだけでせっかくの豆の個性を殺されたら
何を飲んでも同じになってしまう。

そんなロースターが増えることに意味があるのだろうか。
そんなものは買いたくないし飲みたくない。















2019年08月23日

韓国GSOMIA協定継続終了へ

一般的なニュースの解説では
韓国への日本の経済政策に対する意趣返し、
日韓対立の結果、というものがほとんどである。

ただ、私は別の考えを持ってこの問題を見ている。

それはムン大統領の北朝鮮への擦り寄りである。

先日北朝鮮の金正恩は
アメリカと軍事演習をした韓国を激しく非難した。
もう話し合いをするつもりはないと言い放つかなりの「激おこ」ぶりである。

北朝鮮にシンパシーを感じ、
韓国を北朝鮮にしてもいいとすら考えているムン大統領は困ってしまった。

金正恩に嫌われたくない。
かといってアメリカの言うことに逆らうと何をされるかわからない。

そこで目をつけたのが日本である。

日本とはそもそも仲が悪いのだし、
おまけに現在は経済制裁までされている。
(原因は北朝鮮への便宜なのだけれども)

だから日本との軍事情報に関する包括的保全協定を廃棄すれば
少しは金正恩の機嫌が直るんじゃないか、
と期待しての行動ではないだろうか。







posted by 黒豚猫 at 17:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2019年07月27日

禅問答と大喜利

数日前の吉本興業問題の私の記事で
宮迫と亮を「クズ芸人」と書いたのだが、
もちろん芸人すべてがクズだとは言っていない。

どうも思慮の浅い人たちというのは
並んだ言葉のパーツだけ見て判断する傾向があり、
文脈を考えようはおろか見ようともしない。

教育テレビの宗教の番組を見ていて思ったのだが、
芸人の定番である「大喜利」というものは
禅宗の禅問答である。

禅問答というのは例えば
「片手で拍手するとどんな音がするか」みたいな
トリッキーな質問に仏教の教えを絡めて答えを導き出すことである。

つまり、科学的な答えが重要なのではなく、
仏教の思考に沿って考えられているか、
を図る質問なのだ。

大喜利も同様だ。
科学的・論理的に正しい答えを出しても誰も笑わない。
大勢を笑わすための、それに沿った答えを導き出そうと
頭をひねる作業である。

人を笑わせるためにはまず常識を知らなければいけない。
常識が分かっていないと非常識が分からない。
人は非常識に心を動かされるのだが、
あまり非常識が過ぎても笑わない。
その調度良い塩梅を見つけるのが大喜利である。

つまり、禅問答も大喜利も
根本的には同じ思考実験である。
ただ方向性が違うだけ。

ただし、私は大喜利のほうがより高尚な行為だと思う。
なぜならば、禅問答は
その思考している本人だけが救済される行為なのに対して
大喜利はそれを聞いた他人が一瞬でも笑うことによって
救済されるからである。
笑ってもらうことで思考した本人も救済される。

そのように芸人というのは崇高な、選ばれた人間による職業なのである。

選ばれた人間だからこそ需要があるし、
より高額な報酬を得ることができる。
だからこそ狙われるわけだが。






posted by 黒豚猫 at 13:32| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ
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