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「Ｋ−１ ＷＯＲＬＤ ＧＰ」で活躍したマイク・ベルナルドさんが１４日（日本時間１５日）、母国の南アフリカ・ケープタウンで死去した。４２歳の若さだった。死因は不明で自殺とみられる。

ピーター・アーツ（４１）が１５日、訃報が伝えられたマイク・ベルナルドさん（享年４２）について、公開練習後に語った。ともにＫ−１で戦ったベルナルドさんの死を知ったのは、前日の晩にオランダを出発する前の妻からの電話でだった。「最初は信じられなかった。素晴らしいパンチを持ったボクサーで一緒にお酒も飲んだこともある。若いのにもったいない。悔しい」。最後に会ったのは１０年以上前で「最近のことは知らなかった。今は１７日の試合に集中して試合後に彼のことを考えたい」と話した。


１７日にＩＧＦの東京大会で防衛戦を行うＩＧＦ王者ジェロム・レバンナ（３９）が１５日、来日した。訃報が伝えられたマイク・ベルナルドさん（享年４２）について、宿泊先のホテルで語った。昨年１１月にネットのチャットで話したのが最後になった。「『最近、調子が悪い』とか言っていた。実際に会ったのは５年前が最後だけど、選手仲間からベルナルドさんが自殺未遂をしたことや、薬を飲んでいたことを聞いていた」と振り返った。

第一報は昨晩、パリでファンからのネットのメッセージで知った。「悲しみでいっぱいになった。１７日の試合前には１０カウントの弔鐘を鳴らしたい。彼にささげるために戦いたい」。

空手家の武蔵が2月15日（2012年）のブログで、元キックボクサーのマイク・ベルナルドさんの死を悼んだ