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2017年02月06日
押しかけ幕賓
このところ、どうもブログを更新する気になれずに延びてしまいましたが伊藤肇の『喜怒哀楽の人間学』も残り少なく後少しだけに最後まで紹介していければ、ということで今回は「押しかけ幕賓」についてです。

以下、伊藤肇の『喜怒哀楽の人間学』より

「鶏鳴狗盗」の故事で知られている斎の孟嘗君のもとへ馮諼(ふうけん)という人物が幕賓として自らを売り込んできた。
いわば「押しかけ幕賓」である。

「その客人は何がお好きか」と孟嘗君がきくと「さあ」という返事。
「では、何がおできになる」といえば「別にこれといって‥‥」と煮えきらない。
しかし、孟嘗君は「いいでしょう」といって、ひき受けた。

孟嘗君の「幕賓」は三段階にわけられ、上客は肉料理、主客は魚料理、下客は野菜料理となっていた。
とりえのない馮諼は、当然、最下級の「野菜料理の部」へほり込まれた。

三等幕賓になってしばらくすると、馮諼は長鋏〈長刀〉の柄を按(あん)じながら唄った。
「長鋏よ。帰ろうか。食うに魚なし」側近がそれを孟嘗君に報告すると、「一級あげて、魚料理の部へ入れろ」と命じた。
ところが、二、三日たつと、また馮諼が唄い出した。
「長鋏よ、帰ろうか、出ずるに車なし」車がつくのは最上級の幕賓である。仕方がない、車をつけた。
すると、今度は「長鋏よ、帰ろうか。もって家を治むるなし」と唄った。

側近たちは「とどまることをしらぬ奴、図々しいにも程がある」と怒ったが、孟嘗君は「まあ、まあ」となだめ、改めて、馮諼をよんできいた。
「馮公には親ごがおありか」「老母がひとりおります」
早速、人をやって、食物や衣料を届けさせると、馮諼はもう唄わなくなった。


今回は以上です


この図々しい「押しかけ幕賓」馮諼は、どんな働きをしたのでしょうか、それは次回をお待ちください。
私も馮諼にならって、唄ってみようかなという気になります。


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