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2016年03月23日
人物論
伊藤肇が陽明学者の安岡正篤に私淑しながらも安岡正篤批判の一文を雑誌に書いたところ、その文章が本人の眼にとまり安岡正篤本人から会いたいとのことで今回はその様子を伊藤肇の「喜怒哀楽の人間学」より紹介いたします。


以下、伊藤肇の「喜怒哀楽の人間学」より

料亭の一室で対坐した時、まず、人間の位どりがてんで違うことをいやというほど思い知らされた。
本来なら、インタビューもしないで、いきなり悪口を書いた許せぬ奴だ。
思いきり、油をしぼってやろうと思うのが人情である。

ところが、おくびにもそんな気配はみせぬ。いや、全く無関心だ。
それどころか、「酒、和己ニ逢ヘバ千鍾(せんしょう)モ少シ。話、機ニ投ゼザレバ半分モ多シ。と明末の戯曲『琵琶記』に出てきます。会心の友にあって、盃を傾ける時には、何ぼでも入っていくが、次元の低いのと同席すると半句しゃべるのももったいない、という意味です。
酒をのむ時の実感ですネ」とぞくっとくるような言葉をさらりと吐く。

だんだん、酒がまわってくると、話題は自然に「人物論」へと移っていった。

「乏しい自分の学問的経験からいっても、いわゆる指導理論とか、精神科学の講義などは全く実にならなかったが、それよりも、ひそかに熱する思いにかられて人物の研究に耽ったことが一番、わが身を修め、交友の世界を造ってゆく上に役立った」ということから話がはじまり、「結論からいえば、『人物論』というのは対象になる人物を評論しながら、結局は自分を書くことになる。

評論する側が、いかに対象人物に対する自分の好悪の情を殺し、客観的な事実を収集し、これを比較計量しながら、その人物の実像を伝えようとしても、所詮は、その評論家の人生経験の深さ、世界観、あるいは流した涙の量などによって、『人物像』が決定されてしまうのです。
したがって、厳しい表現をつかえば『人物論』が完成したその瞬間から、それを書いた人物の人間としての尺度が露呈するのです」とむすんだ。

この一言は、心臓に矢を射込まれたようなショックだった。
そして<うっかり、人物論など書くものではないな>と思った。

今回は、ここまでとしてこの話の続きは次回をお待ちください。

今回は如何でしたでしょうか?

人物論というものを書く、ということは普通あまりないと思いますが日常的に人と接していると人物論は書かないまでも、この人はどんなひとだろうか、と感じることは結構あるのではないでしょうか。
そういう時には確かに自分の人生経験を通して対象人物を見ているものなのでしょうね。

それにしても『人物論』が完成したその瞬間から、それを書いた人物の人間としての尺度が露呈するのです」という言葉には有無を言わせない迫力を感じるとともに「人間としての尺度」という言葉には思わずドキッとさせられました。

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コメント
小町さん、コメントありがとうございます。

やはり、そういうことだったのですね。
仰るように気分一新して趣味や語学に
特化したブログ、たまには北方謙三さんの
本などのことも取り上げるのいいですね。

新しいブログを楽しみにしています。
Posted by:ゼットキ at 2016年03月25日(Fri) 16:47


こんばんは。

記事に関係のないコメントで恐縮です。
「まゆみさん」改め「小町」です。

実は今まで仕事のことなどを記事にしていたのが
会社の内部事情を公開したと、
情報漏えいの問題に発展してしまい、
ブログを閉鎖せざるを得なくなってしまいました。

今後は仕事のことは一切記事にしないで
「趣味」や「語学」などを話題にしながら
気分一新、新たにはじめていこうと思っています。
Posted by:小町 at 2016年03月24日(Thu) 22:38



 

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