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2014年06月28日
潜水艦が大活躍するマンガと、潜水艦についての資料本
今日は潜水艦についての資料本・オススメ本を紹介しようと思う。
まず、紹介するのは『沈黙の艦隊』というマンガである。
このマンガは、日本が極秘裏に開発した原子力潜水艦『やまと』が、
エリート自衛隊士官であり、天才的な操艦技術を持つ潜水艦艦長の海江田四郎によって、試験航海中に乗っ取られる。という筋立てで始まる。
この作品は、ストーリーが進むにつれて、
日米安保体制の信頼性、世界政府、政治と軍事の分離、平和を作り出すための構造、
などというふうに興味深い考え方が色々と提示される。まさに一読の価値があるマンガではある。
けれども、そういう細かいことはまあいいのである。
このマンガの価値がどのあたりにあるかというと、
それは何をおいても 「潜水艦が大活躍するマンガ」 ということなのである。
終戦記念日に放映されるドラマや映画の特番などが、その筆頭格かもしれないが、
マンガやアニメなどでも、潜水艦が活躍する話というのは、わりとある。
例えば最近だとアニメの『蒼き鋼のアルペジオ』あたりになるだろうか。
そして、そういう潜水艦が活躍するような作品を鑑賞するためには、
潜水艦の知識を事前に仕入れておくほうが楽しめるものなのである。
例えば、前述の『蒼き鋼のアルペジオ』の主役メカは潜水艦なわけだが、
その潜水艦のブリッジにはヘッドホンを付けた女性のクルーがいる。
彼女はいったいヘッドホンなどつけて、いったい何をしているのか?
そういうことも潜水艦についての一般常識を持っておけばすぐに分かる。
また、その潜水艦が魚雷の撃ちあいとかして、その魚雷が爆発する直前に、
艦長の男がその女性クルーに向かって「ミュート!」と叫ぶシーンがあるのだが、
その言葉の意味だって分かるようになるのである。
そして、そういうふうに潜水艦ってこんなもんなんだなと、最低限のイメージを掴むためには、この『沈黙の艦隊』というマンガは最適であろうと思う。
これほどに潜水艦を主役に据え、かつ潜水艦が大活躍するマンガを私は他に知らない。
非常にオススメである。
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あと、このマンガを読んで、もっと詳しく潜水艦について知りたくなったという場合には
学研の 『最強 世界の潜水艦図鑑』 が良い資料になるだろう。
写真や図版を多用しており、値段が高くないわりに、非常に分かりやすく良い本である。
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