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2016年02月15日
こんな青春が送りたかった! −吹奏楽にかける青春!−
今日、激しくおススメしたいのは 『響け!ユーフォニアム』 という作品である。
これは、吹奏楽部を舞台にした作品で、吹奏楽に青春をかける少女たちの青春を描く!というような作品で、元は小説作品なのであるが、これがマンガにもなり、アニメ化もされ、というわけで、そのようにメディア展開されるだけあって、非常に面白いのである。
それで、特におススメしたいのが、アニメのほうなのだ。
もうこれがおススメなんていうレベルではない。
京都アニメーションの作品で、もう何だか極めて高クオリティーというべき作品に仕上がっている。
とりわけ背景とかが異常なまでの映像美で、キャラが逆に映像から浮かび上がってしまうレベルの作品である。
もちろんよく練られた脚本やキャラクターの描写も非常によろしい。
絶対に一生に一度は見ておくべきアニメと言っても良いかもしれない。
まあ私がごちゃごちゃ言うより、公式サイトを1度見ていただくのがよろしいだろう。
→響け!ユーフォニアムTVアニメ公式サイト
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↑ 以下第7巻まで絶賛発売中である。(3巻以降はこちら)
このアニメは、いちおういいところで終わっているものの、原作小説の書かれている最後の部分まではストーリーが到達していない。
だから個人的には、皆様にこの作品を宣伝しまくり、皆様にDVDを買っていただいて、というか買いまくっていただいて、ぜひともアニメ第二期製作開始決定まで持ち込みたいところである。
が、DVDというのは非常にお高いので、購入にはリスクが伴うのも事実である。
そこでニコニコチャンネルアニメが、第1話を無料配信しているので、それを見てから判断するのも良いだろう。
→ニコニコチャンネルアニメ(響け!ユーフォニアム)へ
しかし、勘違いしていただきたくないのは、この作品の価値は映像美にもあるのであって、だからニコ動の動画で満足してしまうのはもったいないということである。
むしろこの作品のために画質と音質が良いテレビを買いなおしていただきたいというくらいの勢いである。
→アマゾンのテレビのページ
さて、次は原作小説とマンガのほうだが、画像を見ていただいたら分かると思うが、
アニメ見たあとでは、絵がなあ・・・・・・という感じでちょっと違和感である。
まあ京アニアニメーターと、そのへんのイラストレーターや漫画家を比較するのが酷であっただろうか(挑発)
まあ絵はともかく、やはり各キャラの内面の深い掘り下げには小説という形態が必須なのである。
内面の深いところにおける独白とかそういうものは、やはりト書きという武器をもつ小説でしかなしえないこともある。
DVDを見てファンになったのであれば、ここは絶対確保であろう。
原作小説のほうは評価が高い。
まあ絵も、原作小説のほうは、ちょっと一昔前のラノベではないジュブナイルって感じで、ある意味ノスタルジックで、逆にいいかもしれないという見方もあるから、それはそれで、という気もするが、マンガは、、、うーむ・・・・・・とまあこの辺にしておこう。
でもマンガも中古なら数十円からあるので、とりあえず確保するのが良いかもしれない。
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ちなみにこの原作小説の作者は武田綾乃さんという方であるが、ウィキペディア先生によると、
→武田綾乃-wikipedia
大学在学中に作品を発表し、それが京アニによってアニメ化され、マンガにもなり、というもうもうもうワナビ激
あ、あとアニメ見て、興奮してユーフォニアム習っちゃおう! とか考えちゃった人のためにリンクを貼っておく。
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このリンク先商品のカスタマーレビューのなかに、
『某吹奏楽部のアニメに影響されて購入しました、後悔はしていません』
というのがあった。
思わず笑ってしまうが、実に漢ではないか!
その意気やよしである!
2014年01月22日
実際に聴ける音楽マンガ
どんな内容の作品にも、その内容を表現するのに適した表現形式、というものがある。
例えば、
登場人物の内心を深く掘り下げていくような内容の作品を作りたいのであれば、もっとも適した表現形式はおそらく『小説』になるだろう。
小説は、ドラマや映画と違って、いわゆるト書き、つまり地の分というものがあるので、それを使って登場人物の内心をねちっこく、微に入り細を穿って書きこむことができるから、そういう作品に適しているのである。
逆にSFや異世界ファンタジーなどの、誰も見たことがないような情景を描写したい場合には、映画や漫画などの絵がある表現形式が良いだろう。だれも見たことがない情景を文章だけで描写するのは、ツラいものがあるからだ。
このように表現する内容によって、それぞれに適した表現形式というものがあるんである。
では、音楽をテーマにした作品には、どのような表現形式がよいだろうか?
普通に考えれば、映画とかテレビドラマとかそういう音が入るものが良いと思うだろう。
それなのに、何故かこの世には、音楽を主要なテーマにした漫画というものが数多く存在するのである。
漫画ってことは、紙に印刷された単なる本であるから、当然、音は出ないんである。
音が出ない媒体で、なぜ音楽をテーマにした作品を書こうとしたのかはよく分からないが、
ともかく、昔はグループサウンズ的なバンドを主人公とした漫画などがたくさんあったのである。
そして、今日紹介するのは 『のだめカンタービレ』 というクラシック音楽をテーマにした漫画である。
しかもこれが面白くって名作であるから困る。
内容としては、
天才的なピアノの才能を持つ女性と、
エリート俺様系天才指揮者兼ピアニスト兼バイオリニストの、
音楽にかける青春と、恋愛模様を描く作品である。
漫画では音が出ないから、これまでの幾多の音楽漫画の例にもれず、主人公たちが音楽を演奏しているシーンは、なんかかっこよさげな絵を連続させることで表現しているわけである。
けれども、この漫画は、今までにあったような架空の楽曲を演奏する架空のバンドを描いた漫画と違って、クラシック音楽が主要テーマなので、オリジナルの曲がしっかり存在しているわけである。
だから、その漫画に出てくる楽曲を集めたCDが、別売で売っているんである。
そのCDを漫画とセットで買って、CDを聞きながら漫画を読めば 『音の出る漫画』 になるわけである。
漫画なのに音が出る!
これは音楽漫画の革命であると個人的には思う。
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