働く20代、30代の妊活 不妊治療から妊娠、出産まで

こんにちは。

今回は、妊活の第一段階「セルフケア」の方法についてお話していきます。
妊活全体の流れについては、こちらをご覧ください。

まずは自然妊娠を目指して自分たちで頑張ってみよう。けど、あれ、妊娠しないぞ・・？？という認識の段階です。
筆者は最初、ネットででてくる基礎体温をつけよう、や葉酸サプリをとろう、逆立ちしてみる、といろいろなことに取り組みました。（そして成功しませんでした。）

病院や専門家のお話を伺ったところ、セルフケアの段階でできることは「基礎固め」ということです。



ここでは、まず半年間で「仲良し日のタイミングを正確に知る」「妊娠しやすい確率を上げる」ことを目指していくための心得について解説していきます。



的を大きくして、更に的を射ることのできるタイミングがわかれば、格段に妊娠の確率は上がります。
この二つを達成するために行うことは、大きく以下の4つです。



まず第一に、生理周期（排卵周期）を知るために、基礎体温をつける方法です。生理周期が一定、というかたでも、生理は来るけれど排卵がない（妊娠するための卵がでない）、「無排卵月経」の可能性があります。

基礎体温をつけることで、排卵がちゃんと行われているか知ることができるので、基礎体温をつけることをお勧めします。1か月だけだと周期がわからないのでせめて2か月はつけてもらいたいです。つけ方のコツについては、まだ別の回でお話しします。




次に、妊娠しやすい身体づくりのために「健康になること」です。当たり前のように聞こえますが、意外に難しい。持病が予めわかっている方は、最優先で治療します。妊活中に体調が悪化する可能性があるだけではなく、妊娠後に薬が使えない可能性もあるからです。



次に、適正体重にすることです。（BMIでいうと、20~22）当てはまらないからと言って妊娠の確率が大幅に下がるわけではないですが、妊娠した際に「低体重児」「肥満児」を作る可能性を上げてしまうといわれています。



低体重は何となくわかるけど、なぜ肥満児になってしまうの？
というのは、母親の体の中で本来取るべき栄養をうまく取り込めないまま生まれた結果、外の世界での栄養をより多く取り込みやすくなってしまい、結果肥満になりやすくなってしまうそうです。




最後に、血流をよくすることです。これは、子宮の健康状態を上げるためです。子宮内にはたくさんの毛細血管があり、栄養を流しています。子宮内での栄養循環を向上させることで、より子宮での受精確率を上げることにつながります。喫煙者さんは、できれば妊活の時期から禁煙を始めたいところです。






以上がセルフケアの概要です。
冒頭に少しでてきました葉酸や体位ですが、決して間違いではないけれど、それをやったからと言って、成功に直結しない、というのが正直です。

新しい命を吹き込むため、未来のママ、頑張っていきましょう＾＾