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2017年07月20日

雑感 〜入浴介助〜

RIMG0002.JPG
リコー CX1

いつだったかは忘れたが、某リサイクルショップにて「大人の?おもちゃ」的な感覚でRICOHのCX1を購入。

「マクロ機能が優秀」と価格ドットコムなどで言われているが、いまひとつ私にはしっくりきません。

DSC_5176.JPG
ニコン D7100 + NIKON AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

人手不足の昨今、私は出勤日には毎日、入浴介助、所謂「洗い番」とやらをしている。

施設によって呼び名は様々。

従来型と言っても10〜20年前程度に設立されて、措置時代や介護保険制度直後に設立の施設では、利用者を何人か浴室に連れて来て、所謂「着せ番」が脱がし、「洗い番」が洗髪や洗身を行い、「着せ番」が下着や服を着せる といった入浴介助の方法が多いと思われます。

施設によっては「マンツーマンで、着ている洋服や下着、オムツ等を脱がせ、入浴介助を行い、また着せる」といった形態もあります。

毎日のように「入浴介助」に関わっているので、後半には「私の乗り切り方」を述べさせていただきます。日本人にとっての入浴とは、非常に大切なのもので、多くの健常者は毎日〜1日おき程度で入っているのではないでしょうか。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A5%E6%B5%B4

休日にはスーパー銭湯や各地の温泉を「徘徊」するとこもありますが、どこでもお客さんが賑わっていて日本人の入浴好きには頷けます。

利用者それぞれが楽しみにしていると考え、「寒い。寒い」と繰り返す利用者のため控えめに冷房をかけていても暑い夏にも関わらず「体力の限界」や「気力の限界」を感じても、介護職員や看護師は入浴介助を頑張っています。

それは何故か。

一般的な介護老人保健施設(老健)や特別養護老人ホーム(特養・介護老人福祉施設)では、週に2回程度の入浴or清拭をする義務があります。

入所する際の契約書に上記の週2回入浴を謳っている施設がほとんどではないでしょうか。

RIMG0004.JPG
リコー CX1

上のような特殊浴槽(特浴)で寝たきりに近い方の入浴介助をすることがありますが、これらの機械は超高級車なみの値段で販売されています。

そうまでしても「入りたい」「入れたい」入浴です。


人手不足だからと言って、「大変だ」「疲れる」「入浴できない」「入浴させない」というのはお門違い。

職員や施設都合のエゴです。

私なりにこんなときの乗り切り方ですが、4つあります。

まず「シフトの見直しや介助者の絶対数を確保」をすること。

力のある職員と、着せるのが上手な職員を上手く組み合わせます。

また別の部署から緊急的に、職員をかりてくるのもありでしょう。

素人でも「ドライヤー」や「靴を履かせる」、「フロアまで誘導する」ぐらいはできます。

その次に「丁寧に洗う部分を分散する」こと。

「週1回目の入浴では上半身を念入りに、2回目では下半身を念入りに洗う」などとすればかなりの時間短縮になります。

極端な話、施設に入所している高齢者は、おむつ交換やトイレの際、毎日のように陰部洗浄をしているわけですから、腋下(わきのした)や足の指の間、段腹になっている肉の間(笑)など汗をかきやすい部分の方が汚れている蓋然性が高いと私は考えています。

デイサービスやデイケアはこの限りではありません。

「○○さんは〜と〜を念入りに洗ったので、次回は〜と〜をよろしく」といった具合です。

次に「介助を行う利用者の順番を工夫する」こと。

かねてからの生活習慣や認知症等の影響により、利用者個人、それぞれに様々な希望があります。

「お湯はぬるめ」という人は最初か最後、「ゆっくり入りたい」という人は最後、「上がり湯かけないで」という人は最初などというわけです。

「もっと入っていたい」など言う人に「後がつかえてます」と説明している介助者も多いです。

難聴が多い利用者に、2回、3回と声をかけ、理解してもらうのは時間と体力の浪費です。

最後に「自分自身の手順を見直す」こと。

私もまだまだですが、周囲を見渡すと「ムダ」な作業をしている人が多いように思います。

たとえば…背部を洗った後、シャワーで流してから前を洗い始める。前を洗った後、シャワーで流してから下肢を洗い始める。

「最終的に全部流すんだから、いいじゃん!!!」と心で叫んでいます。

そのほかに…頭を洗った後、フェイスタオルなどで「よく」拭かない。

「ドライヤーの時間が倍以上かかるんだよ!」と思います。

また…入浴介助終了後、フロア掃除の際、いちいち洗剤の泡を流す。

「最後に手を洗ってまた泡だらけになるのに…」とがっかりとした気分になります。

上記三点を意識して、もちろん安全等には配慮しながら、10〜15分程度、入浴介助の時間を短縮できました。

「大変だ」「疲れる」「職員がいない」「〜人も入れるの(悲)」と愚痴をこぼす前に、できることもあります。

そんな中私は、「気は持ちようだ」と気持ちを切り替え、ダイエットのための「入浴介助ライザップ」と称して、毎日の入浴介助に臨んでいます。

DSC_5180.JPG
ニコン D7100 + NIKON AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

最近、ビールを頂く機会が多いです。

入浴介助を終え、家に帰ってから飲む一杯(これが一番の目的かも)。

格別ですね。


カメラ達をいじりながら、2杯3杯とやっているところです。

DSC_5179.JPG
「リコー CX1と過去の高級品 NIKON P7100比較」
ニコン D7100 + NIKON AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G


posted by るり at 16:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感
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