2009年08月22日 | Posted by Nikita at 14:33 | この記事のURL |
バニラの原産地
ハワイ島と同じようにHotspot型の活火山が有る事で有名なインド洋に浮かぶ島「Reunion」島
(フランス海外県)を御存知の方は少ないと思いますが 筆者も登った同島最大の火口
Dolomieu が昨年12/15 灼熱の溶岩を流した際の映像を見つけました。筆者が登ったのは
2000.10/26 でしたが その時は火口外壁から一条の溶岩が流れていたのを見たものです。
vanilla の花の原産地でもあり, クリオール風 フランス料理の美味い, 何と言っても地球上で一番
初めにユーロ通貨が使われた島として 一度訪問されて見ては如何でしょうか。
本日のメルマガバックナンバーは3/15 版です:
ドル円のフラクタル相場とユーロ円の短期テクニカル
Nikita FX ブログでも触れて来たドル円のフラクタル相場について 本日
は以下の通りまとめて見ました。
A ( 91.11.25〜92.04.27 ):
波動転換前(下降3→4波);
91.11.25 127.58→( +409 )→11.26 131.67→( −880 )→92.01.07 122.87
( 30日)
波動転換後;
(第1波)
92.01.07 122.87→( +673 )→92.01.15 129.60( 6日)
(第2波)
92.01.15 129.60→( −690 )→92.01.21 122.70( 4日)
(第3波)
92.01.21 122.70→( +1207 )→92.03.13 134.77( 38日)
(第4波)
92.03.13 134.77→( −294 )→92.03.18 131.83( 3日)
(第5波)
92.03.18 131.83→( +322 )→92.04.02 135.05( 11日)
(Extension波)
92.04.02 135.05→( −331 )→92.04.08 131.74→( +326 )→92.04.27 135.00
( 17日)
B ( 08.10.24〜09.03.13 ):
波動転換前(下降3→4波);
08.10.24 90.82→( +972 )→08.11.04 100.54→( −1343 )→08.12.17 87.11
( 38日)
波動転換後;
(第1波)
08.12.17 87.11→( +753 )→09.01.06 94.64( 13日)
(第2波)
09.01.06 94.64→( −754 )→09.01.21 87.10( 11日)
(第3波)
09.01.21 87.10→( +1258 )→09.03.05 99.68( 31日)
(第4波)
09.03.05 99.68→( −403 )→09.03.12 95.65( 5日)
(第5波:現在進行中)
09.03.12 95.65→→
*注意:( )内±は変動幅でpips,( )内日数は経過営業日数です。
上記A,Bがチャート形状が酷似する いわゆるフラクタル相場です。
現在進行中のB(第5波)は 上記A と酷似するとの仮定に立てば 上値余地は
322〜403 pips 程度プラスα と言う事になります:(第5波)が(第4波)を若干上
回る事が条件となります。
つまり 直近高値:99.68 を若干上回る程度( 100円超えがあっても 100.20-40 )
のレベルで頭打ちとなる可能性が高いのではないかと考えます。
更に次の通り上記A,Bの中での重要高値同士を結ぶトレンドラインの上昇角度も
A,B双方がぴったりと一致する事も判明しました。
上記A相場:
91.12.24 127.66→92.01.15 129.60→92.03.12 134.72
上記B相場:
09.01.06 94.64→09.03.05 99.68
以上の事からドル円の上値目処は 95.65+403pips×( 322÷294)=100.06
が最もあり得そうな目標値であろうと想定されます。
また 上記A,Bの各波動における経過日数は 1週間を超えない範囲内での誤差
でばらつきがありますが トレンド全体に要した経過日数を見てみると
A:62日目に最高値示現
B:既に60日経過→ 03.17に最高値示現か?
(因みに 08.03.17 95.77→08.06.16 108.57:65日経過 でした。)
となり 明日が「10営業日目アノマリー」となり翌17日が相当幅の変動が起こり易
いとしたこれまでのNikita テクニカル予測ともぴたりと合致します。
なお 米系bullish派のFX360.com の最新予測を下記link先ごと紹介しておきます:
http://www.fx360.com/techAnalysis/822/intraday-technicals-greenback-facing-intraday-losses.aspx
それによると 98.00 を上回っている限り 99.38→99.68
を目指すとしております。
次に ユーロ円の短期テクニカルを以下に簡単に説明しておきます。
Nikita FX メルマガバックナンバー(2月28日付け)「2 ユーロ円のトレンド展望」
で触れておきました「白銀比」により求めた変動日が03.12〜03.13となるとし
た通り 03.12 は一旦深押しが入りましたが126.0 レジスタンスを上方に上抜け
る変動日となりました。
実は 03.12は MA25が MA75を上方に突抜けるゴールデンクロスとなった日でも
ありました。
ユーロ円は 08.07.23 169.95 からのエリオット下降4波動目にあると考えられ
第5波動の本格下降調整が始まる前の最終リバウンドにあると考えます。
従ってテクニカル的には 08.12.18 131.02 を明確に上抜く事はないと考えます。
上値目処は 128.21( 12.19高値)や 128.50 ( 1.5 高値)レベルである可能性が
高く 以降は 「112.06←→131.02」のレンジ下限を目指した動きになるものと
考えます。
現状 09.02.17 115.63→09.03.12 122.09の短期上昇サポートラインがワーク
していますので 垂直幅約550pips と考えられる上昇トレンドバンドの範囲で
暫く振幅を継続するものと想定されます。