2009年06月13日 | Posted by Nikita at 17:22 | この記事のURL |
火星のチーズ
米アリゾナ大学HiRISEの火星表面の高解像度画像を編集した別のvideoです。
途中に出て来る Swiss Cheese Terrain( SCF構造)と言うのは名称も面白い
のですが火星の南極冠に見られる深さ8m の小豆状の氷雪模様ですが 氷結
した水の上に二酸化炭素が凍結した状態(ドライアイス化)となった構造であろうと
解釈されています。いずれの写真もMars Reconnaissance Orbiter により撮影
されたもので魅惑的な画像となっています。
さて本日は Nikita FX メルマガ 3/8 版のバックナンバー公開です:
ドル円の100円乗せ実現の時期
02.20 に配信したメルマガ「ドル円の上昇角度から見たリバウンドターゲット」を
今夕 筆者のブログ Nikita FX にも公開しておりますので その記事の内容を
御覧になりながら 以下のテクニカル分析記事を参考にして見て下さい。
なお 本件分析結果は相場の実現性を保証している訳ではありませんので
飽くまでも目安として捉えて下さい。
02.20 のメルマガ記事中のB ライン,つまり
08.03.17 95.77→04.10 100.00→05.06 103.99
と平行線関係になる同一上昇角度のラインを 今回の上昇相場の始点を通過
するように罫線を入れると:
S:08.12.17 87.11→09.03.04 99.49→03.05 99.68
を通過する事が分かります。つまり 01.06 94.64→01.21 87.10 の突っ込み
で完全にトレンドが崩れたと思われたものが 再度その かつての上昇トレンド
ラインに戻って来た事になります。但し その かつての上昇トレンドラインが現在
上昇時の限界点となっており 上記S ラインが少なくとも 100.00 を上回る時期
にならないと ドル円の100円乗せは実現しないと考えます。
そこで以下に明日以降のSラインの位置及び 筆者のブログでの予測通り金曜
に見事にホールドされた短期上昇サポートライン:
T:02.12 89.80→02.23 92.75→03.06 96.50-55
をプロットして見ました。
03.09:100.12……97.00
03.10:100.35……97.40
03.11:100.58……97.80
03.12:100.81……98.20
03.13:101.04……98.60
03.16:101.27……99.00
03.17:101.50……99.40
03.18:101.73……99.80
03.19:101.95……100.20
(左側がSラインの位置,右側がTラインの位置です。)
03.16 には次回「10営業日目アノマリー」が到来し 値幅の大きい上昇も見込
まれる事,或いはMA200 ラインが2pips程度日を追う毎に低下し週末には100.00
割れの位置に下がっている等を勘案すると やはり 03.17 前後が100円乗せ実
現の可能性が一番高いと思われます。
ドル円の短期上昇トレンド(上記T)では いわゆるBullish Fibonacci 3-Drive
パターンの3波構成の上昇波動が形成中であると仮定した場合
02.12 89.80→02.19 94.45 の上昇幅 4.65円に対する Fib.プロジェクション
1.618倍:97.32
2.000倍:99.10
の各位置に クラスターサポートが形成された点を考えれば 99.10 に対する
Fib.指数:1.272倍の位置;101.63 (89.80+(99.10−89.80)×1.272)
が最終のリバウンドターゲットになると計算されます。
このことからも その高値示現の時期として 03.17 ないしは 03.18
と言う事になります。
因みに 101.63 と言うのは 110.66→87.10 の下げ幅の 61.8戻し:101.66
と見事に符号するポイントでもあります。
以上 02.20 の時点では 100.20-40 を目標値としておりましたが MA200 の下げ
具合から若干修正しております。
なお 上記 T ラインを割れて来ると上昇角度が一段緩くなる上昇サポートライン
の位置まで落ちる事が想定されますが 01.06 94.64 レベル
を上回っている限りは最大 61.8%戻しの反発は期待されます。
(以上転載不可となりますので御注意を)