2009年10月17日
土星の巨大リング
「土星に巨大なリングを発見」とするニュースがリリースされたのが10/7 の事でした:
NASAの宇宙望遠鏡Spitzerが観測発見したとするもので 土星の直径約12万km
に対し その新たに発見されたリングは土星本体から約770万km離れた位置にあり
厚さも約240万kmと言うとてつもなく巨大なものですが 構成物質が希薄な事から
肉眼では視認が不可能だそうです。
土星の衛星の一つPhoebe から放出された物質がその巨大リングを形成したとも
考えられていますが 天文分野での此のビッグニュースを聞いて 宇宙の神秘が益々増
えるばかりです。上は関連のBBCニュースです。
さて メルマガバックナンバーをもう一つ 3/20版です:
ドル円のネックライン割れ
本日のブログ Nikita FX で触れておきましたドル円のエリオット波動の
ラベリング考証とQuartet Top ( 四点天井)形成に伴うネックラインにつ
いてテクニカル分析して見ました。
1 エリオット波動ラベリング
A1:08.12.17 87.11→09.01.06 94.64
B1:09.01.06 94.64→01.21 87.10
C1:09.01.21 87.10→03.05 99.68
D1:09.03.05 99.68→03.19 93.54
E1:09.03.19 93.54→99.68超え
A2:09.01.21 87.10→02.09 92.42
B2:09.02.09 92.42→02.11 89.69
C2:09.02.11 89.69→03.05 99.68
D2:09.03.05 99.68→03.19 93.54
E2:09.03.19 93.54→99.68超え
A3:08.12.17 87.11→09.01.06 94.64
B3:09.01.06 94.64→01.21 87.10
C3:09.01.21 87.10→02.09 92.42
D3:09.02.09 92.42→02.11 89.69
E3:09.02.11 89.69→03.05 99.68→以降下降波
上記A1〜E1,A2〜E2 はいずれも現状 03.19 までの下降4波説を支持
するエリオットパターンです。
上記A3〜E3は 既に上昇波動が終了し 03.05 以降下降波動が展開中
だとする考えに立った場合のエリオットパターンです。
この中で 上記A2〜E2 がラベリング的には一番理想的だと言えます。
但し 日足RSI は 08.12.17 が始点となっており 直近の急落にも関わらず
上昇型ダイバージェンスを維持中です。
2 ネックライン割れ
ドル円は以下の四点をトップとする Quartet Top を形成しました:
W:02.26 98.71
X :03.05 99.68 ( サイクルトップ )
Y :03.10 99.13
Z :03.17 98.98
此の四点天井を形成するに際して出来上がったネックラインが次の通り
です。
T:96.85 ( 02.27 安値を採用 )
Tと上記サイクルトップの垂直幅から計算されるネックライン割れに伴う
下値ターゲットは:
α( Fib.100%):94.02
β( Fib.123.6%):93.35
γ( Fib.138.2%):92.94
δ( Fib.150%):92.61
となります。つまり03.19の最安値:93.54 は上記βの位置で止められた
と言う事が出来ます。
3 ここまでの結論
上記1 エリオットラベリングA2〜E2 を採用すると仮定して 上記A2 の
トップ:92.42 を上回っていれば 03.05 99.68 を上抜く第5波の上昇が理屈
上期待できると言う事になります。
いずれにしても ブログで指摘した Point of No Return:95.65-77
を上回らない限りは安心「買い」は出来ません。
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