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2017年07月19日

◆トライアルレッスンの実例 ニーズを探る質問3/3

【トライアルレッスンで聞き出した学習者の隠れたニーズ】

ートライアルレッスンの実例ー
◆学習者◆
英語圏出身
40代男性
奥さんは日本人

家庭内では英語と日本語
社内では英語
顧客は日本人で日本語

ーーーーーーーーーー
T 「何かレッスンを始めようと思ったきっかけはありましたか。」
S 「会社が買収されることになって、もしかしたら1年半で他の国に転勤になるかもしれない。もし今日本語を勉強しなかったら今後一生勉強することはないから、この期間は頑張ろうと思った。」
T 「日本語を使って何がしたいですか。」
S 「もっと自信を持ってクライアントと話したい。」
T 「クライアントとどんなことを話しますか。」
S 「なんでもないこと。仕事の合間とか打ち上げとかお酒の席で話す。それぞれどんな経緯でこの仕事をしているかとか、そういうこと。」
T 「今はできないけど、日本語がもっと上手になったらできることってどんなことだと思いますか。
S (しばらく沈黙)
  「クライアントともっとコミュニケーションができると思う。英語があまり上手じゃないけど、彼らは自分と話すときに頑張って英語を話そうとしてくれる。僕も頑張って日本語を話そうとする。お酒があるからあまり恥ずかしくない。彼らが頑張って、僕も頑張って・・・ああ!彼らの緊張を取ってあげたい!もっとオープンに色々なことが話せるように僕が日本語を頑張って話すところを見せて、相手も心地よく会話ができるようにしたい。

ーーーーーーーーーーーー

インタビュー開始時と、言っていることが変わったのがわかると思います。
開始時は外的なモチベーション(転勤の可能性)が学習目的だと感じていたのに、終わりの方では内的なモチベーション(隠れていた本心)、本来の学習目的が出てきました。

IMG_0321.JPG

よくよく聞いてみると、最近昇進してマネージャーになったとのこと。
その責任感が、クライアントの良好な関係を築きたいという気持ちを抱かせたのだろうと思います。

ここまでわかったところで、どんなシラバス、どんな話題でレッスンを進めていくのかを考えることができます。
クライアントと遭遇しそうな場面を想定したり、話題に上がりそうなことを考えたりして、この学習者がすぐに使えるリアルで便利な日本語を扱っていこうと思います。

インタビューの時のポイントは、とにかく聞く!
沈黙があっても口を挟まない。
相手の目がキョロキョロしていたり、どこか一点を見つめて黙り込んでいるときは何かを考えている証拠。
相手が自分と向き合って、自分の中から何かを見つけ出そうとしてます。
それが言葉になって外に出てくるまで、相手の思考を止めるようなことはしません

ちなみに、最後の方は本人は英語になっていたのですが、決め台詞は「I want to make them feel comfortable!」でした。
気持ちよさそうに言い切る姿がまた気持ち良かったです。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

ーーーーーーーーーーー
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Tomomi
【学校以外で働く日本語教師ってどんな活動をしているの?】 2007年からこれまで、日本語学校に勤めることなくフリーランス日本語教師として活動してきました。 日本語教師というやりがいに満ちた仕事を、報酬や人間関係、激務を理由に離れてしまう人がいることをとても悲しく感じていて『自分が望むのであれば日本語学校以外で日本語教師を続けることができる』『日本語教師の経験を活かして新たな働き方生み出すことができる』ということをお伝えしたいと思っています。 「どうやってクライアントを集めたらいいの?」 「本当にそれで生活していけるの?」 「学歴が必要なんじゃないの?」 「経験も自信もないけど大丈夫なの?」 そんな疑問に、日本語学校に就職したことも、海外で日本語を教えた経験もない私が大使館や企業と契約ができるようになるまでにやっていたことを公開し、モヤモヤを抱える日本語教師の皆様に光を感じていただく事が出来たら嬉しいです。 時間的・精神的・経済的自由な日本語教師を目指すみなさん、一緒に頑張りましょう!
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