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2013年07月31日
非ハバナ版H.UpmannのPuritosサイズについて
 以前MAL氏に頂いたH.Upann Classic AperitifとSerious Cigarsで購入して時間が経つH Upmann 1844 Reserve Demi Tasseの比較レビュー。



●H.Upann Classic Aperitif

・ラッパー──Indonesian TBN Shade
・バインダー──Dominican
・フィラー──Dominican, Brazilian

 表面香及びフット香→僅かに魚醤系だろうか?

 着火直後からの喫味は味、香りともに良い……が、薄い。
 ナッツ系&旨塩系の味だと思うが、どういう訳かヘッドから入ってくる煙の量が妙に少ない。
 と、思いきや、燃焼部分が1cmを超えた辺りで一気に旨味を感じやすくなる。
 灰を確認した処斜めにヒビが入っており、火をつけた時には気づかなかったが先端のラッパーが割れていたのかもしれない。
 そこから先もナッツ、旨塩、フローラルで美味い。
 そして中盤、魚醤っぽい風味が若干濃くなる。
 更に若干のタンニンさが加わる。
 そして後半も残り4cmにさしかかるとコクが増してココア系の喫味も感じられる様になる。
 残り3cmからはほぼココア&タンニンという印象で、そこから1cm程燃焼させて終了。
 ……う〜ん、出だしはともかく、予想外に愉しめた。
 それでいて1844Reserva程重くも無い。
 優秀だ。


●H Upmann 1844 Reserve Demi Tasse

・ラッパー──Ecuadorian Cubano
・バインダー──Nicaraguan
・フィラー──Dominican

 着火直後はきめ細かいスパイスと、レーズンの様なフルーティな喫味。
 1cm程でかなり濃い喫味に。う〜む? ここまで美味かったろうか?
 濃いなぁ、これは。しかも強い。
 2cm程でウッディさも出始めるが、レーズン系の酸味を伴う味が強く目立たない印象。
 雑味は無く、ハバノスのDemmi-Tasse並の濃さ。
 中盤になると、僅かにハーブ系の香りが加わる。
 後半も適度な刺激のある、甘みのを控えたカラメルの様なコクとレーズン系の酸味。ハーブ系の香り。処々植物の密の様な甘みも感じる。
 残り4.5cm程でタンニンさも加わり、更に濃さが増す。
 そのまま吸いきって喫了。


 …いや、とても美味いんだが、こんな葉巻だったろうか?
 う〜ん、大当たりを引いたのかなんなのか。

 ──以上

 比較のつもりでしたが、なんというか、1844 Reserveで当たりを引いた印象。
 ここまで良かっただろうか? と、その後2本程燻らせてみたんですが印象が変わらず。
 前はもうちょっとキツさが前面に出ていましたが、随分と整ったフルボディに変わりました。
 この体験で非ハバナ版H.Upmannにかなり興味が出ましたが、Classicが縮小傾向で、人気があるのはVintage Cameroonの様ですね。
 

 というか、2012年3月の投げ売り時に購入した物なので相当時間が立っています。
 流石に1年以上放置していると相当旨味が増すんですかね。味も整っていてとても良い感じです。
 現在はこの価格ですが、今現在のウチの在庫のクォリティなら十分お値段以上です。
 というか、このビトラはいつまで続くんでしょうね? 最近こんな物が出てきたので終盤が近いんだろうかと気になる処です。

 SeriousCigarsは「Webに書いた価格が間違いない価格」だそうで、たまに投げ売りというかぶん投げ売りというか、とんでもない価格で販売している事があります。

 ↑これは間に合わなかったのが本当に悔やまれました…。次に入荷する時には元の価格に戻ってるんでしょうねぇ。
 この様にSeriousCigarsでは意表をつく安売りが稀に出現し、Free Shippingマーク付きの商品は他の米国の店舗より負担額がかなり少ない事がありますんで重宝します。
 まぁ、公式には日本は対象外なんですが、普通に送ってくれる親切な店でもあったり。
 また何かぶん投げ売りやらないですかねぇ|*ω*)








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