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加速する中国の軍拡は、何を目的とするのか

にわかに中国の軍事力拡大を指摘する報道が増えています。
先月(2011年11月)には、広州軍区では5省から集まった部隊による大規模演習が実施されました。
広東省、広西チワン族自治区など5省(自治区)で同時に軍事演習を行い、航空部隊による突撃、砂浜上陸、陸上攻撃などの戦闘行動を含む、近年まれに見る規模と範囲でした。
また、南京砲兵学院を設立して軍事教育の高度化を図り、さらには徴兵基準が緩和され、2センチ以下のタトゥー、目立たないピアス穴の場合は入隊を許可するほか、体重制限も緩和されたということです。
なにより、他国が軍事費の捻出に四苦八苦しているなか、軍備の近代化を伴った増強が行われていることには目が離せません。公表されている国防費だけでもその規模は、過去5年間で2倍以上、過去20年間で約18倍の規模となっています。
第5世代ステルス戦闘機「殲20 (J20) 」の試験飛行をひんぱんに繰り返し、2014年の実戦配備が目標とされています。
AIP(非大気依存推進)化された通常動力の攻撃型潜水艦の導入と並行し、原子力潜水艦も攻撃型原潜「商」に加え、新鋭艦の戦略原潜「晋」を配備。それに搭載する予定の8,000km以上の射程距離があるといわれる水中発射弾道ミサイル、SLBM巨浪二型(JL-2)の開発も進められています。
そして、レジャー施設に改装して利用するという目的で、ロシアから売却された、航空母艦「ヴァリャーグ」も結局のところ、軍事空母としての艤装を終え「中国初の空母」として、試験航行と艦載機のテストなどを実施、実戦配備は時間の問題となっています。

中国自身は、その軍事力は防衛目的でレベルはまだ低いと主張していますが、このまま軍事大国としてパワーゲームに向かうのか、それとも安全保障の面で国際協調をとるのかが、まるで読めないのが現状です。
世界2位の経済大国となった中国は、アジアの軍事バランスに対して、どのような目論見で軍拡を進めるのか、注目せざるを得ない状況です。

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