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ハチマキといいます。 薬剤師国家試験やCBTで役立つ薬理ゴロや服薬指導時に疑問を感じ調査した内容などを記事にしていきたいと思います。 気になることがあれば、コメント欄にて気軽に質問ください。私質問に対して勉強し、私なりの回答をさせていただきます。 よろしくお願いします。
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2018年02月14日

【一般用医薬品 外用剤】ステロイドを塗る量

本日は、一般用医薬品(ドラッグストアで買えるお薬)のステロイド外用剤の塗る量について記事を書いていきます。

【製品の説明書きには「適量」とある】


一般用医薬品の外用剤の用法・用量には、「適量」を患部に塗る旨が書かれていることが多いです。しかし、適量ってどのくらいなのか疑問に持つことが多いと思います。

【塗る量の考え方について】


ステロイド外用剤の塗る量の目安は、約0.5gで「両手のひら」分と言われております。
約0.5gというと、5gのチューブの場合、お薬を人差し指の「先端〜第一関節まで2回絞り出した量」と言われております。(大きいチューブの場合、「先端〜第一関節まで1回絞り出した量」と言われております。)
この塗る量の単位を1FTUと言います。

(参考:公益社団法人 日本皮膚科学会HP Q&A :https://www.dermatol.or.jp/qa/qa39/q03.html

ちなみに、手元にある5gチューブ製品で、先端〜第一関節まで1回絞り出してみました。その結果、0.13gでした。2倍にしても0.26gです。あれ?大分少ないな。
もう一度、ゆっくりと絞り出してみたら、0.18gでした。2倍にしたら0.36gです。相当、ゆっくり絞り出さないと0.5gにならないようです。

【塗る量を細かく考えるのは苦手】


塗る量の考え方は、上記に記載したものが主に用いられていますが、湿疹・皮膚炎が毎回、手のひら2枚分ではないし、一般用医薬品(OTC)のような自分で判断して使う場合は、細かく考えるのは大変だと思います。
まずは、ステロイドの効果を得るためにたっぷり塗るという認識をもって、使用してください。[狭い範囲の患部(手や指などに局所的にぽつぽつと赤みがあるなど)であれば、患部にお薬をのせて塗り広げれば十分な量です]

その上で、「症状が改善しない」、「体調や皮膚に異変を感じる」ことがあれば、お医者さんや薬剤師さんに相談してください。

2018年02月13日

【一般用医薬品】注意書きにある甲状腺機能障害について

本日は、一般用医薬品(ドラッグストアで買えるお薬)の注意書きにある甲状腺機能障害について記事を書いていきます。

【甲状腺機能障害ってどっち?】


甲状腺機能障害と聞くと、私は、「甲状腺機能亢進症(甲状腺が働きすぎる)と甲状腺機能低下症(甲状腺があまり働かない)のまったく逆の2つの疾患があるけどどっちのこと?と疑問に感じました。

【注意書きに甲状腺機能障害が書かれているドラッグストアのお薬】


調査してみると、注意書きに甲状腺機能障害が書かれているお薬としては、「かぜ薬」「鎮咳去痰薬」「乗り物酔い用の薬」「鼻炎薬(点鼻・飲み薬)」「痔の薬」「胃腸薬」
などがあるようです(ただし、全てに記載されている訳ではなく、含まれている成分によります)。

【どっちの甲状腺機能障害の人は気をつけないといけないの?】


医療用の医薬品の添付文書を参考に、どちらの甲状腺機能障害が気をつけないといけないか調査しました。
多くの薬※は、甲状腺機能亢進症の方が注意しないといけないようです。
(※具体的な成分は、下の<今回調査した成分>から沈降炭酸カルシウム以外の成分です。)

しかし、「沈降炭酸カルシウム」が配合されている胃腸薬では、甲状腺機能低下症の方は注意が必要です。
<今回調査した成分>
dl−メチルエフェドリン塩酸塩、メトキシフェナミン塩酸塩、ジプロフィリン、フェニレフリン塩酸塩(注射剤)、マオウ、ベタネコール塩化物、沈降炭酸カルシウム

ただし、今回の調査範囲は全てではありませんので、購入したお薬の説明書きをよく読み、自分に該当する注意書きがある場合は、お医者さんや薬剤師さん、登録販売者さんに相談してください。

【調査して気付いたこと】

※ここからはドラッグストアでの販売者向け
医療用と一般用を比較していて気付いたことですが、「沈降炭酸カルシウム」は、医療用では「甲状腺機能低下症に投与してはいけない」となっていますが、一般用では「甲状腺機能障害の診断を受けた方は相談」となっています。
これって、一般用の医薬品では、甲状腺機能障害は亢進症と低下症の2パターンあるから、どっちかしっかり確認して低下症なら飲まないようきっちり指導しないといけないという意味なのかと感じました。油断していたら、慎重に飲みましょうと説明してしまうかも・・・

また、ベタネコール塩化物については、医療用では「甲状腺機能亢進症に投与してはいけない」となっていますが、一般用では「甲状腺機能障害の診断を受けた方は相談」となっています。

この2つの成分は販売側も注意が必要かもしれません。

2018年02月11日

【身体的な疲労感がある方に】イミダペプチド

本日は、日本予防医薬さんが販売している機能性表示食品イミダペプチドをテーマに記事を書いていきます。

イミダペプチドは、機能性関与成分として「イミダゾールジペプチド」を含んでおり、「日常の生活のなかで身体的な疲労を自覚している健常成人男女」を対象とした製品です。
イミダゾールジペプチドは、鶏胸肉などに豊富に含まれる成分です。

<機能性に関して>


消費者庁の届出された情報には、実製品での疲労感への効果を確認した臨床試験の内容が載っています。
試験期間は8週間ですが、イミダペプチドを毎日2本使用した人は、イミダペプチドを使用していない人と比べて、2週間後から疲労感の軽減が確認されています。
また、イミダペプチドを毎日1本使用した人は、イミダペプチドを使用していない人と比べて、3週間後に疲労感の軽減が確認されています。
使用量によって差はあるようですが、およそ2〜3週間には機能性を実感できると思います。なお、臨床試験において疲労感を測定した時間は「起床時」ですので、イミダペプチドを使用しはじめたら、朝起きた時の疲労感を意識してみてください。

<安全性に関して>


消費者庁の届出された情報には、2009年発売以来から2015年5月までで、17万人・950万本の販売実績があり、健康被害が発生していないとの記載があります。
2018年1月に、それ以降でも健康被害は出ていないか問い合わせしたところ「2015年5月以降も健康被害は出ていない」と回答いただきました。
なお、届出情報には、イミダペプチドを1日2本、12週間摂取した臨床試験の情報があります。結果は、血液・脈拍・血液検査・尿検査また問診において、イミダペプチドが原因と考えられる検査値の変動や体調の異変はありませんでした。
個人的な見解ですが、販売実績および臨床試験の結果から安全性の高い製品と思います。

<お薬との飲合せに関して>


届出情報には、特に記載はありません。
国立健康・栄養研究所のデータベースには、イミダゾールジペプチドの1つであるカルノシンには、血圧を低下させる可能性があり血圧を下げる薬との併用は気をつけるよう記載がありますが、イミダペプチドの臨床試験において血圧の低下は確認されていないため、
どちらの情報に重きを置くかは判断が難しいですね。
注意書きにありますが、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。
なお、私がお薬との飲合せで相談を受けた場合には、いったんイミダペプチドの中止をすすめますが、相談者からイミダペプチドをやめることで疲労を感じてつらいとの意見があれば、イミダペプチドを使用してもらい医師に様子見をお願いします。

<まとめ>


実製品で臨床試験を行い、機能性を確認しているのが個人的には好きです。疲労を感じたら、飲んでみたいです。
安全性に関しては、確認できた情報から特に気になる点はありませんでした。

2018年02月09日

一般用医薬品(OTC) 開発に便利なウェブサイトまとめ

私が、一般用医薬品(OTC)の開発時によく利用するウェブサイトのリンクです。
多くの開発者はすでに利用されているかもしれませんが、参考になればと思いこのページを作成しました。特に、新人さんなどの教育などに活用していただければ幸いです。

【承認情報の調査】


<日本製薬団体連合会HP:平成13年〜>
http://www.fpmaj.gr.jp/iyaku/index.htm
<本サイトの承認状況検索ページ:2001年からの承認年月日を検索できます。>
http://fanblogs.jp/netkakarituke/archive/31/0

【一般用医薬品成分の区分リスト 最新版確認】


http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082514.html
上記サイトの「医薬品の分類」の項目から調べてください。

【論文調査】


<J-Stage>
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja
<CiNii>
https://ci.nii.ac.jp/
<PubMed>
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/

【英語辞書:科学的なワードにも対応】


https://lsd-project.jp/cgi-bin/lsdproj/ejlookup04.pl
上記サイトの「変換サービス」→「EtoJ」で英文の単語をいっきに日本語にすることも可能です。

【一般用医薬品および医療用医薬品の添付文書検索】


http://www.pmda.go.jp/pnavi-02.html

【国立健康・栄養研究所 データベース:生薬類の情報収集に便利】


https://hfnet.nih.go.jp/

【特許調査】


https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage

【添付文書等に記載する使用上の注意 最新版の確認】


https://www.pmda.go.jp/safety/info-services/drugs/0010.html
上記HPで「かぜ薬等の」と検索

【厚生労働省 生活基礎調査】


http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/20-21kekka.html
大規模調査の時には「自覚症状」「健康意識」などの調査結果あり。

【ドーピングに関する情報】


http://www.playtruejapan.org/code/

【学会検索】


http://www.umin.ac.jp/ac/shukai.htm


他にも、一般用医薬品の開発に便利なウェブサイトをご存じで、情報を提供していただける方は、コメントを残しいただければ幸いです。

2018年02月05日

【食後にあがる血糖が気になる方に】機能性表示食品 ベジファス

本日は、機能性表示食品ベジファスをテーマに記事を書いていきます。


ベジファスは、機能性関与成分として「難消化性デキストリン(食物繊維)」を含んでおり、「脂肪や糖の多い食事を摂りがちな方、食後に上がる中性脂肪や血糖値が気になる方」を対象とした製品です。
難消化性デキストリンは、特定保健用食品(トクホ)で「おなかの調子を整える」などの効果も謳われています。
今回は、その中でも「食後にあがる血糖値」をメインに書いていきます。

<機能性に関して>


血糖値に関する機能性のみに関して言えば、難消化性デキストリンは特定保健用食品(トクホ)において「糖の吸収をおだやかにする」旨の記載が国に認められている成分ですので、機能性は期待できます。
消費者庁への届出情報にある全ての論文おいて、難消化性デキストリンの摂食は「食事とともに」とあり、糖の吸収を抑えることを考えると、使用するタイミングは食事前がよいと思います。

食後の高血糖は、糖尿病の人だけでなく糖尿病予備群の時から起きており、動脈硬化のリスクをあげると言われております。よって、糖尿病予備軍の方も、食後の血糖値が急激に上がらないようにすることは大切なことです。
(難消化性デキストリンが動脈硬化のリスクを下げるという報告がある訳ではありませんのでご了承ください。)

<安全性に関して>


おなかがゆるくなることがあるようです。お通じの悪い方には良い方に働くでしょう。

なお、難消化性デキストリンと似た作用を有するお薬では、腹部膨満感(おなかの張った感じ)があらわれることが報告されています。
これは、糖の吸収を抑制した結果あらわれる症状です。継続するうちに、あらわれなくなると言われておりますので、あまり辛くなければ継続しても問題ありません。ただし、症状が重くて辛い場合や症状が継続するようでしたら、お医者さんに相談してください。
ホームページを見ると、「食べる量が減った」「早く満腹感を感じるようになった」という声があり、もしかすると腹部膨満感がダイエットのよい方向に働いているのかもしれません。

<お薬との飲合せに関して>


届出情報には、特に記載はありませんでした。また、国立健康・栄養研究所のデータベースにも特に記載ありませんのでしたので、現状では飲合せの悪い薬の報告はないと思われます。
ただし、ベジファスの注意書きには、「医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談」とありますので、お薬を飲む場合は必ず相談してください。
私が相談を受けた場合には、似た作用を示す糖尿病のお薬がありますので、糖尿病のお薬を飲む場合には、ベジファスの中止を促します。

<まとめ>
使用実績の多い成分で安全性も高いですし、糖尿病予備軍の方などの食後の血糖値の上昇をおさえる機能性は期待できると思います。

この記事を読んで、もっとベジファスのことを知りたい方は下の文章をクリックしてください。

女性の中性脂肪と血糖値の上昇を抑える【ベジファス】


2018年02月04日

ネットかかりつけ薬剤師ブログ 開始

はじめまして、ネットかかりつけ薬剤師ブログを始めるハチマキと申します。

セルフメディケーション(自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること)の発展と薬剤師の地位向上を目指して活動しています。

そのために、皆様のセルフメディケーションの役立つ情報を発信していきます。
基本的には、一般用医薬品や機能性表示食品などの情報を記事にしていきたいと考えています。

よろしくお願い致します。
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