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ハチマキといいます。 薬剤師国家試験やCBTで役立つ薬理ゴロや服薬指導時に疑問を感じ調査した内容などを記事にしていきたいと思います。 気になることがあれば、コメント欄にて気軽に質問ください。私質問に対して勉強し、私なりの回答をさせていただきます。 よろしくお願いします。
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2019年09月23日

[薬理ゴロ]抗てんかん薬

今回は抗てんかん薬についてです。
代表的な抗てんかん薬の薬理作用をまとめたいと思います。

【ゴロなど】


[ベンゾジアゼピン系薬]
弁当頑張る、株で苦労。そんな人に「無力な境遇」は禁句。
「弁当」ベンゾジアゼピン系 
「頑張る」GABAA受容体の(ベンゾジアゼピン系結合部位)に結合
「株」過分極(を促進)
「苦労」Clの流入で
「無力な境遇は禁忌」重症筋無力症、急性狭隅角緑内障が禁忌

・クロナゼパム(先:リボトリール、ランドセン)
・ジアゼパム(先:ダイアップ)
・クロバザム(先:マイスタン)
・ミダゾラム(先:ミダフレッサ)⇒てんかん重積時の第一選択薬

バルビツール系は、結合部位がバルビツール結合部位であるだけで、「Cl-の流入による過分極の促進」はベンゾジアゼピン系と共通。

[GABAトランスアミナーゼ阻害薬]
バールでなかなか頑張っとるぜ、分解させない。
「バール」バルプロ酸(先:デパケン、セレニカ)
「なかなか」NaチャネルやCaチャネル抑制作用ももつ
「頑張っとるぜ、分解させない」GABAトランスアミナー阻害し、GABAの分解抑制

[Naチャネル遮断]
納豆を変にまぜるのはよせ
「納豆〜よせ」Naチャネルの抑制
「変に」フェニトイン(先:アレビアチン、ヒダントール)
「まぜる」カルバマゼピン(先:テグレトール)
※ゾニサミド(先:エクセグラン)やバルプロ酸(先:デパケン、セレニカ)はNaチャネルもCaチャネルも抑制する。

[T型Caチャネル遮断]
てか母ちゃん、スクミズ(スクール水着)はよせ
「てか母ちゃん〜よせ」T型Caチャネルの抑制
「スクミズ」エトスクシミド(先:エピレオプチマル、ザロンチン)
※ゾニサミド(先:エクセグラン)やバルプロ酸(先:デパケン、セレニカ)はNaチャネルもCaチャネルも抑制する。

[新世代薬]
新世代の薬は、作用をゴロにまとめられませんでした。ガチ暗記です。

・ガバペンチン(先:ガバペン)
⇒作用機序は確立していない。以下の2つの作用が推測されている。
1:興奮神経系のCaチャネル抑制によりグルタミン酸などの遊離を抑制
2:GABAトランスポーターを活性化することでGABA神経系を活性化
(ゴロ)ペンチで神経系を調整
「ペンチ」ガバペンチ
「神経系を調整」てんかんは、過剰興奮の状態。それを正常に戻すのでグルタミン酸などの興奮系を抑制で、GABAは活性化

・トピラマート(先:トピナ)
⇒抗てんかん作用は電位依存性Naチャネル抑制作用、電位依存性L型Caチャネル抑制作用、グルタミン酸受容体機能抑制作用、GABA 存在下における GABAA 受容体機能増強作用及び炭酸脱水酵素阻害作用に基づくと推定されている。
※なんでもありって感じです

・ラモトリギン(先:ラミクタール)
Naチャネルを頻度依存的かつ電位依存的に抑制することによって神経膜を安定化させ、グルタミン酸等の興奮性神経伝達物質の遊離を抑制することにより抗痙攣作用を示すと考えられている。なお、双極性障害に対して効果を示す機序は明らかになっていない

レベチラセタム(先:イーケプラ)
神経伝達物質放出の調整に関すると考えられるシナプス小胞蛋白2A(SV2A)への結合、N型Caチャネル阻害作用、細胞内Ca遊離抑制作用、GABAおよびグリシン作動性電流に対するアロステリック阻害の抑制作用、神経細胞間の過剰な同期化の抑制作用
※薬理作用のクセが強い・・・
(ゴロ)レベチの商法つええ
「レベチ(レベル違い)」レベチラセタム
「商法つええ」シナプス小胞蛋白2Aに結合

ベランパネル(先:フィコンパ)
AMPA型グルタミン酸受容体に選択的な非競合的拮抗剤

ラコサミド(先:ビムパット)
⇒従来のNaチャネルブロッカーとは異なる機序により、Naチャネルの緩徐な不活性化を選択的に促進させることで、活性化できるNaチャネルの割合を減少させ、ニューロンの過剰な興奮を抑制すると考えられている。

基本的にてんかんは興奮している状態なので、抗てんかん薬は、
・興奮系のグルタミン酸はSTOP、興奮がはじまるNaチャネルやCaチャネルはSTOP!
・抑制系のGABAは亢進、過分極を起こすClチャネルは亢進

この逆が書かれた文章は正解なる可能性は低いと思われる。

2019年09月14日

[薬理ゴロ]受容体の分類

今回は薬剤師国家試験でも1問はほぼ必ずでる受容体の分類について、ゴロを中心に記事にしたいと思います。

受容体とは、外界からの刺激・情報などを受け入れるために化学物質が作用する作用部位となる部分です。ここでは細胞膜上に存在する主な3タイプ「イオンチャネル内蔵型」「Gタンパク質(GTP結合タンパク質)共役型」「チロシンキナーゼ関連型」について勉強します。

【ゴロなど】

<イオンチャネル内蔵型>


イオンチャネル内蔵型は、「(細胞膜を)4〜5回貫通型」であり、「Na+チャネル」「Cl-チャネル」「Ca2+チャネル」を開口するタイプが存在する
[Na+チャネル開口タイプ]
なっちゃん脱いでもニコニコ、瞳にはNo涙
「なっちゃん」Naチャネル開口
「脱いでも」分極を起こす
「ニコニコ」ニコチン(NN、NM)受容体
「瞳」5−HT3受容体
「No涙」non-NMDA型(グルタミン酸)受容体

[Cl-チャネル開口タイプ]
過労で苦労、頑張っても苦しい
「過労」分極を起こす
「苦労」Clチャネル開口
「頑張って」GABA A受容体
※GABAのAかBかはしっかり覚える。GiタンパクのゴロではしっかりGABA Bと判断できるようにしておきます。
「くるしい」グリシン受容体

[Caチャネル開口タイプ]
母ちゃんは涙
「母ちゃん」Caチャネル開口
「涙」NMDA型(グルタミン酸)受容体

<Gタンパク質共役型>


Gタンパク質(GTP結合タンパク質)共役型は、「7回膜貫通型」であり、Gタンパク質のサブタイプには「Gqタンパク質」「Gsタンパク質」「Giタンパク質」などが存在する。
それらの簡単な生体内反応の以下の通りです。
・Gqタンパク:ホスホリパーゼCの活性化によるPIレスポンスの亢進⇒タンパク質のリン酸化
・Gsタンパク:アデニル酸シクラーゼを刺激(stimulate)⇒cAMP産生⇒タンパク質のリン酸化
・Giタンパク質:アデニル酸シクラーゼを抑制(inhibit)⇒タンパク質のリン酸化を抑制


[Gqタンパク質共役型]
塾であたいマイハイスコア、本当にマミーテンションUP
「塾」Gqタンパク質共役型
「あたい」α1受容体
「マイ」M1受容体
「ハイ」H1受容体
「本当に」5−HT2
「マミー」M3受容体
「テンション」アンギオテンシンU(AT1)受容体
※他にはブラジキニン受容体やLT受容体などが存在する。

[Gsタンパク質共役型]
じいさん だいたんHにベタベタ本当よ、ブイブイいわす
「じいさん」Gsタンパク質共役型
「だいたん」D1受容体
「Hに」H2受容体
「べたべた」β1受容体、β2受容体、β3受容体
「本当よ」5−HT4
「ブイブイ」バソプレシンV2受容体←第104回で出てます
※他にはグルカゴン受容体などが存在する。

[Giタンパク質共役型]
慈愛に反対、まだまだ(まだ×2)頑張んべ
「慈愛」Giタンパク質共役型
「反対」5-HT1受容体
「まだ×2」M2受容体、α2受容体、D2受容体
「がんばんべ」GABA B受容体

<チロシンキナーゼ関連型>

※ゴロなし
チロシンキナーゼ関連型は、「1回膜貫通型」が多く、リガンドが結合することでチロシンキナーゼが活性化され、チロシンをリン酸化する。
例としては、インスリン受容体、EGF受容体などがある。

2019年05月27日

【法規】向精神薬の取り扱い(3)

今後新しく就職される方に向精神薬の取扱いについて、教える可能性があるため「薬局における向精神薬取扱いの手引 厚生労働省医薬品食品局 平成24年2月」を参考として勉強し直しました。
青文字は参考資料の記載ではなく、個人的な解釈、解説や追加情報です。

なお、麻薬及び向精神薬取締法は「法」、麻薬及び向精神薬取締施行規則は「施行規則」と省略しております。

【9.記録】(法第50条の23)


第1種向精神薬又は第2種向精神薬を譲り受け、譲り渡し、又は廃棄したときは、次の事項を記録し、この記録を最終記載の日から2年間保存しなければなりません。
@ 向精神薬の品名(販売名)・数量
A 譲り受け、譲り渡し、又は廃棄した年月日
B 譲受け又は譲渡しの相手方の営業所等の名称・所在地
(注)
a) 患者への向精神薬の交付、患者に交付された向精神薬の返却、返却を受けた向精神薬の廃棄については、記録の必要はありません(施行規則第42条)。
b) 同一薬局内の向精神薬小売業者の記録と向精神薬卸売業者の記録は別にする必要があります。両者の間で譲受け、譲渡しがあった場合はそれぞれ記録してください。
c) 向精神薬が記載された伝票の保存をもって記録に代えることができますが、向精神薬が記載されていない伝票とは別に綴ってください。
※私が勤めている所では、伝票の保存です。
d) 第3種向精神薬については、記録義務はありませんが、譲受けについて記録し、定期的に在庫確認をすることが望ましいです。

【10.薬局管理の義務】(法第50条の20)


(1) 薬局の管理者は、自ら向精神薬取扱責任者となるか又は営業所ごとに向精神薬取扱責任者を置かなければなりません。
(2) 向精神薬取扱責任者は、向精神薬の譲渡し、譲受け、保管、廃棄、向精神薬に関する記録等が適切に行われ、法に違反する行為が行われないように、業務従事者を監督しなければなりません。
※この書き方だと、管理薬剤師でなくてもよいと思われる。

【11.立入検査】(法第50条の38)


(1) 立入検査は、向精神薬の取締り上必要があるときに行われます。犯罪捜査の目的で行われるものではありません。
(2) 立入検査を行う職員(麻薬取締官又は麻薬取締員その他の職員)は、身分を示す証票を携帯していますので、必ず提示を求めて確認してください。
(3) 立入検査を拒み、妨げ、若しくは忌避し、又は質問に対して答弁せず、若しくは虚偽の陳述をした場合には処罰されることがあります(法第72条第11号)。

【12.その他】


1)輸入、輸出(法第50条の8及び第50条の11・施行規則第27条及び第30条)
(1) 向精神薬を輸入又は輸出することはできません。
(2) 患者は、自己の疾病の治療の目的で向精神薬を携帯して入国又は出国することができます。ただし、施行規則別表第一に定められている量を超える量の向精神薬を携帯して出入国する場合には、これらの向精神薬を携帯して輸入、輸出することが、自己の疾病の治療のため 特に必要であることを証する書類(例えば、「処方箋の写し」「患者の氏名及び住所並びに携帯を必要とする向精神薬の品名及び数量を記載した医師の証明書」)の所持が必要です。 なお、渡航先においては日本と異なる法規制を行っている場合があります。当該国への向精神薬の携帯輸入若しくは当該国からの携帯輸出の可否等不明な点がありましたら、各国の在日大使館等にお問い合わせ頂き、事前に許可等が必要な場合には、その許可等取得の手続きについても併せて問い合わせ、トラブル等の発生のないようご留意してください。
※店舗では「海外旅行に行くんだけど、薬を持っていって大丈夫?」と聞かれることがありますので上記内容は知っていて損はないです。個人的には以下の対応を行うと決めてい
ます。
―――――――――――――――――――――
@施行規則別表第一で定められている量を超えていないか確認
参考:東北厚生局 医療用向精神薬を携帯して出入国する際の総量一覧表
https://kouseikyoku.mhlw.go.jp/tohoku/faq/souryou.html
※ネットで施行規則別表第一を確認することも可能ですが、すごく見づらいので別のを貼りました。
A規定量を超えている場合には、処方箋のコピー(「疾病治療証明のためのコピー」と記載し調剤印を押す)をお渡し
※別の薬剤師さんは、万が一患者さんが旅行国で薬の説明が必要になった時とかに役立つよう英語の薬情も一緒に渡しておくと言っていました。
B旅行先でのルールは不明であることを説明し、旅行会社にも必要な対応を確認するようすすめる
―――――――――――――――――――――


2)製造、製剤、小分け(法第50条の15)
(1) 向精神薬を製造し、製剤し、又は小分けすることはできません。
(2) 調剤(予製を含む。)については、製剤に該当しません(法第2条第29号)。

3)容器の記載(法第50条の19)
向精神薬卸売業者等から譲り受ける向精神薬の外箱等には、「向を〇で囲んだマーク」等が表示されます。
※すいません。「向を〇で囲んだマーク」なのですが、htmLでの表記方法が分からず対応できていないです。

4) 承認条件
(1) メチルフェニデート製剤「リタリン錠/散」「コンサータ錠」の処方・施用にあたっては、同製剤の承認条件に基づき、投薬する医師、医療機関、薬局が限定されるとともに、 薬局における調剤の際には、その確認の上で調剤がなされることとされており、第三者委員会による流通管理が行われておりますので、注意が必要です。
※承認条件のある薬は、医師がほんとに承認されているかの確認が重要。また、メチルフェニデートは流通管理がされているので、薬局間での譲渡はできません。
(2) ブプレノルフィン経皮吸収型製剤の慢性疼痛患者への処方・施用にあたっては、同製剤の承認条件に基づき、薬剤師は処方医が製造販売業者の提供する講習を修了した医師であることを確認する必要がありますので、注意が必要です。

5)その他
向精神薬に指定されていない習慣性医薬品についても、向精神薬と同様に管理することが 望ましいです。


参考:
薬局における向精神薬取扱いの手引 厚生労働省医薬品食品局 平成24年2月
https://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/yakubuturanyou/dl/kouseishinyaku_02.pdf
posted by ハチマキ at 23:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 法規

2019年05月23日

【法規】向精神薬の取り扱い (2)

今後新しく就職される方に向精神薬の取扱いについて、教える可能性があるため「薬局における向精神薬取扱いの手引 厚生労働省医薬品食品局 平成24年2月」を参考として勉強し直しました。
青文字は参考資料の記載ではなく、個人的な解釈、解説や追加情報です。

なお、麻薬及び向精神薬取締法は「法」、麻薬及び向精神薬取締施行規則は「施行規則」と省略しております。

【5.不備又は不審な処方箋の取扱い】(薬剤師法第24条)


処方せんに疑義がある場合、交付した医師等に問い合わせ、疑義を確認した後でなければ調剤できません。向精神薬を不正に入手(詐取)する目的で、不審な処方せん(例えば、カラーコピー、パソコン等により偽造されたもの、印影が不自然なもの)が薬局に持ち込まれることがありますので、書式等が不自然な処方せんや遠隔地の医療機関の医師から発行された処方せんには注意が必要です

【6.保管】(法第50条の21、施行規則第40条)


(1) 譲り受けた向精神薬は、次により保管しなければなりません。
@ 薬局内の人目につかない場所で保管すること。
A 保管する場所は、業務従事者が実地に盗難の防止に必要な注意をしている場合以外は、 かぎをかけた設備内で行うこと。
※麻薬と異なり、保管棚などに鍵をかけなくても、部屋の出入り口に鍵がかかっていればよい。
(2) ペンタゾシン、ブプレノルフィン等の向精神薬注射剤については、特に乱用・盗難のおそれが高いので保管管理を厳重にし、不正使用や盗難防止に一層留意してください。

【7.廃棄】(法第50条の21)


(1) 向精神薬の廃棄について、許可や届出の必要はありませんが、第1種向精神薬及び第2種向精神薬を廃棄したときは記録が必要です。(【9.記録】の項参照。)
※麻薬と違って、届出は不要
(2) 廃棄は焼却、酸、アルカリによる分解、希釈、他の薬剤との混合等、向精神薬の回収が困難な方法により行ってください。

【8.事故】(法第50条の22・施行規則第41条)


薬局で所有する向精神薬について、下記の数量以上の滅失、盗取、所在不明その他の事故が生じたときは、すみやかにその向精神薬の品名、数量その他事故の状況を明らかにするために必要な事項を「向精神薬事故届」により都道府県知事に届け出てください。
下記以下の量であっても、盗取・詐取等の場合には、都道府県知事に届け出ると共に警察署にも届け出てください。

末、散剤、顆粒剤:100グラム(包)
錠剤、カプセル剤、坐剤:120個 ←ODフィルム剤もここに含む
注射剤:10アンプル(バイアル)
内容液剤:10容器
経皮吸収製剤:10枚


参考:
薬局における向精神薬取扱いの手引 厚生労働省医薬品食品局 平成24年2月
https://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/yakubuturanyou/dl/kouseishinyaku_02.pdf
posted by ハチマキ at 22:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 法規

2019年05月21日

【法規】向精神薬の取り扱い(1)

今後新しく就職される方に向精神薬の取扱いについて、教える可能性があるため「薬局における向精神薬取扱いの手引 厚生労働省医薬品食品局 平成24年2月」を参考として勉強し直しました。
青文字は参考資料の記載ではなく、個人的な解釈、解説や追加情報です。

なお、麻薬及び向精神薬取締法は「法」、麻薬及び向精神薬取締施行規則は「施行規則」と省略しております。

【1.分類】


向精神薬は、第1種、第2種、第3種に分類されている。
第1種は、メチルフェニデート、モダフィニルなど
第2種は、フルニトラゼパム、ブプレノルフィン、アモバルビタール、ペンタゾシンなど
第3種は、多数
※第1種や第2種は、譲り受け渡し、廃棄などで記録をとる必要がある。

【2.向精神薬小売業者の免許】

(法第50条及び第50条の26)
薬局開設者は、都道府県知事に別段の申出をしない限り、向精神薬卸売業者及び向精神薬小売業者の免許を受けた者とみなされる
※わざわざ向精神薬に関する申請をしなくてよい。ここで肝なのは、向精神薬卸売業者の免許もあるということ。

【3.譲受け】

(法第50条の16、施行規則第36条)
(1) 向精神薬は、向精神薬輸入業者、向精神薬製造製剤業者、向精神薬卸売業者(注)から譲り受けることができます。
(注) 薬局開設者と同様に、医薬品の卸売販売業の許可を受けた者も向精神薬卸売業者の免許を受けた者とみなされます(法第50条の26)。
(2) (1)の他、次の場合も向精神薬を譲り受けることができます。
@ 患者に交付された向精神薬の返却を受ける場合
A 病院・診療所・飼育動物診療施設の開設者、向精神薬試験研究施設の設置者、向精神薬小売業者、向精神薬使用業者に譲り渡した向精神薬の返品を受ける場合(向精神薬卸売業者として行う場合に限る。)
B 災害時に使用するために備蓄する目的で地方公共団体の長に譲り渡した向精神薬の返 品を受ける場合(向精神薬卸売業者として行う場合に限る。)
C 向精神薬取扱者が向精神薬取扱者でなくなった場合に、当該向精神薬取扱者からその 所有する向精神薬を50日以内に譲り受ける場合

【4.譲渡し】(法第50条の16及び第50条の17・施行規則第36条)
向精神薬は、次の場合以外には譲り渡すことはできません。
@ 向精神薬処方箋を所持する者に向精神薬を譲り渡す場合(向精神薬小売業者として行う 場合に限る。)
A 病院・診療所・飼育動物診療施設の開設者、向精神薬試験研究施設の設置者、向精神薬小売業者、向精神薬卸売業者、向精神薬製造製剤業者、向精神薬使用業者又は向精神薬輸出業者に譲り渡す場合(向精神薬卸売業者として行う場合に限る。)
※薬局開設者は、向精神薬卸売業者としての免許ももっているのでできます。
※ただし、メチルフェニデート(商品名:リタリン、コンサータ)は流通管理があり、薬局から薬局への販売はできません。
B 船舶内に備え付けられる向精神薬を船長の発給する向精神薬の購入に関する証明書と引 替えに船舶所有者に譲り渡す場合
C 救急の用に供する目的で航空機に装備される向精神薬を航空運送事業を経営する者に譲り渡す場合(向精神薬卸売業者として行う場合に限る。)
D 向精神薬輸入業者、向精神薬製造製剤業者、向精神薬卸売業者から譲り受けた向精神薬 を返品する場合
E 災害時に使用するために備蓄される向精神薬を地方公共団体の長に譲り渡す場合(向精 神薬卸売業者として行う場合に限る。)
F 薬局を廃止した場合等、向精神薬卸売業者及び向精神薬小売業者の免許が失効した場合 に、その所有する向精神薬を50日以内に向精神薬取扱者に譲り渡す場合


参考:
薬局における向精神薬取扱いの手引 厚生労働省医薬品食品局 平成24年2月
https://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/yakubuturanyou/dl/kouseishinyaku_02.pdf
posted by ハチマキ at 23:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 法規

2019年05月01日

【法規】麻薬の取扱い 4.麻薬帳簿 5.廃棄と事故

今後新しく就職される方に麻薬の取扱いについて、教える可能性があるため「麻薬の取扱い「薬局用」 東京都福祉保健局 平成28年7月改」を参考として勉強し直しました。
青文字は個人的な解釈、解説や追加情報です。

なお、「麻薬及び向精神薬取締法」を以下の本文では「法」と省略させていただきます。

【4.麻薬帳簿(法第38条)】


(1)帳簿の設置及び保存
麻薬小売業者は、麻薬業務所に帳簿を備え付けなければならない。この帳簿は麻薬の取扱いがない場合も備え付けなければならない
また、使い終わった麻薬帳簿は、最終記載の日から2年間保存する。
※取扱いが無い時の帳簿備え付けってどうすればいいのか疑問あり。未使用の帳簿を備え付けていつでも作れるようにしとけばいいのかな?

(2)帳簿の記載事項
ア.譲り受けた麻薬(施用中止のための返却含む)の品名、数量およびその年月日
イ.譲り渡した麻薬麻薬処方箋により払い出したコデイン、ジヒドロコデイン、エチルモルヒネ及びこれらの塩類除く)の品名、数量及びその年月日
※注意が必要なのは、上記麻薬について帳簿へ記載が不要なのは麻薬処方箋で譲り渡した時だけで、購入や事故で在庫数が変わる時は記載が必要である。
ウ.廃棄した麻薬の品名、数量およびその年月日
エ.麻薬事故届を提出した場合には、届け出た麻薬の品名、数量及び事故年月日(届出年月日については備考欄に記載

(3)帳簿記載上の注意事項
ア.品名、剤形、濃度別に口座を設けて記載。したがって、原末から倍散、倍液等を予製した場合は、帳簿の別ページ等にそれぞれの口座を設ける
イ.帳簿の記載には鉛筆等の消えやすいものを使用しないこと。なお、記載内容の訂正は、訂正すべき事項は日本線等により判読可能なように抹消し、そのわきに正しい数字等を書き、訂正した箇所に訂正者(管理薬剤師等)の印を押す。修正液や修正テープは使用しない。
※細かい内容は記載例を使ってまとめたいと思います。

<麻薬帳簿記載例>
麻薬帳簿記載例.JPG


【5.廃棄と事故】


麻薬を廃棄する場合や事故が発生した場合は、都道府県知事に届出が必要
麻薬を廃棄する場合、廃棄の対象の麻薬の状態で、「麻薬廃棄届」か「調剤済麻薬廃棄届」で対応する。(詳細は下記に記載)
また、麻薬の事故※紛失や盗難など)が発生した場合には、発生後速やかに麻薬事故届を提出する。

<麻薬廃棄届>
対象:古くなったり、変質、調剤ミスした麻薬など
提出期限:事前の届出
廃棄方法:麻薬廃棄届提出後、管轄保健所等の職員立会いの下、原則薬局で行う。
※帳簿の記載は、立ち会った保健所職員が行う。

<調剤済麻薬廃棄届>
対象:患者や遺族から返却された麻薬
提出期限:廃棄後30日以内 
※後から追加記載できるので月1回ペースで提出すればいい
廃棄方法:管理薬剤師等が、薬局の他の職員立会いの下、焼却、放流等、麻薬の回収が困難な方法で行わなければならない。
※テープ剤の場合は2枚を貼り合わせて使用不可にするというのを聞いたことがあります。

参考:
麻薬の取扱い「薬局用」 東京都福祉保健局 平成28年7月改
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kenkou/iyaku/sonota/toriatsukai/tebiki/phmayaku.files/mayakukourigyou_1.pdf
posted by ハチマキ at 23:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 法規

2019年04月30日

【法規】麻薬の取扱い 2.保管・管理 3.麻薬処方箋

今後新しく就職される方に麻薬の取扱いについて、教える可能性があるため「麻薬の取扱い「薬局用」 東京都福祉保健局 平成28年7月改」を参考として勉強し直しました。
青文字は個人的な解釈、解説や追加情報です。

なお、「麻薬及び向精神薬取締法」を以下の本文では「法」と省略させていただきます。

【2.保管・管理】


(1)管理(医薬品医療機器等法 第7条、第8条)
医薬品医療機器等法第7条で、薬局には管理薬剤師の設置が義務付けられます。麻薬小売業者では、管理薬剤師が医薬品たる麻薬の管理責任者となりますので、その薬局における麻薬の譲受、保管、交付等に管理は管理薬剤師が行わないといけない
※管理薬剤師は管理を行うので、実際に譲受・交付などを行うのは他の薬剤師でかまいません。

(2)保管(法第34条)
ア)麻薬は、かぎをかけた堅固な設備に保管する。
※堅固な設備の定義も参考資料に記載あります。気になる方はぜひ参考資料でご確認を。

イ)麻薬保管庫設置場所は、盗難防止を考慮し、人目につかず、関係者以外の出入りがない場所を選ぶ。
※ほとんどが調剤室内と思います。

ウ)麻薬保管庫は、麻薬専用。麻薬以外の医薬品、現金および書類(麻薬帳簿等)等を一緒に入れることはできない。
※試験的には、「麻薬帳簿を一緒に保管庫内で保管している」とかだと騙されそう・・

エ)麻薬保管庫の鍵は、管理薬剤師等が責任をもって保管してください。また、麻薬保管庫は出し入れのとき以外は必ず施錠し、鍵を麻薬保管庫につけたままにしない。

【3.麻薬処方箋による調剤】


(1)麻薬処方箋の記載事項(法第27条第6項、規則第9条の2)
麻薬処方箋は以下の事項の記載が必要
@患者の氏名、年齢(生年月日でも可)
A患者の住所
B麻薬の品名、分量、用法用量
C麻薬施用者(医師)の記名押印又は署名
D処方箋の使用期間
E処方箋の発行年月日
F麻薬施用者の免許番号
G麻薬診療施設の名称及び所在地
※麻薬施用者は医師、麻薬は薬と考えると、通常の処方箋の記載事項に「患者住所」と「麻薬施用者免許番号」がプラス。この2つは監査する際には記載漏れがないか注意が必要

(2)ファクシミリによる麻薬処方箋
ファクシミリで送電された麻薬処方箋は調剤してかまわない。その後、実際の麻薬処方箋の受領・確認を行って交付する。
また、患者が受け取りに来れず麻薬を交付できなかった場合、再利用可能な麻薬は再利用して問題ない。再利用できず廃棄する場合は事前に麻薬廃棄届を管轄の保健所等に提出する。
※これも知っておかないと試験で騙されそう、FAXでの調剤はOKです。

(3)麻薬処方箋の保存(薬剤師法第27条、保険薬剤師療養担当規則第6条)
薬局開設者は一般の処方箋と同様、当該薬局で調剤済みとなった麻薬処方箋を調剤完了日から3年間保存しなければならない。

参考:
麻薬の取扱い「薬局用」 東京都福祉保健局 平成28年7月改
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kenkou/iyaku/sonota/toriatsukai/tebiki/phmayaku.files/mayakukourigyou_1.pdf
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【法規】麻薬の取扱い 1.譲受と譲渡

今後新しく就職される方に麻薬の取扱いについて、教える可能性があるため「麻薬の取扱い「薬局用」 東京都福祉保健局 平成28年7月改」を参考として勉強し直しました。
青文字は参考資料の記載ではなく、個人的な解釈、解説や追加情報です。

なお、「麻薬及び向精神薬取締法」を以下の本文では「法」と省略させていただきます。

【1.譲受と譲渡】


基本的に譲受は「麻薬の購入」、譲渡は「患者さんへの交付」と考えると分かりやすいかも。

麻薬小売業者(※薬局など)における麻薬の譲渡・譲受は、原則として(1)から(5)に掲げる場合に 限られます。したがって、他の麻薬小売業者、病院又は診療所との貸し借り並びに麻薬卸売 業者への返品をすることはできません

(1)麻薬卸売業者からの譲受(法第26条、第32条)
麻薬の譲受は、原則として同一都道府県内の麻薬卸売業者からに限られています
譲り受けの際には以下の事項に注意する。
ア) 麻薬卸売業者へ麻薬譲受証を交付し、麻薬卸売業者からは麻薬譲渡証の交付を受けてください。麻薬卸売業者へ麻薬譲受証を交付することが、麻薬を譲り受ける前提条件となります。

イ) 麻薬譲受証は、譲受者の責任において作成し、押印してください。なお、譲受証に押印する印は、法人にあっては代表者印となりますが、支店等で代表 者印が常置されていない場合は、代表者印に代わる麻薬専用の印でも構いません。印影が変形する可能性があるスタンプ印等は避けてください。
※実際の業務で、自分一人で対応するためにもどの印を押すのかをしっかり確認しておくことが重要です。

ウ)麻薬卸売業者から交付を受けた麻薬譲渡証は、2年間保存してください。万一、麻薬 譲渡証を紛失又はき損した場合は、麻薬卸売業者から再交付を受ける必要があります。 なお、紛失した麻薬譲渡証を発見した際は、速やかに麻薬卸売業者に返納してください。

エ) 麻薬を譲り受ける時は、麻薬譲渡証の品名、数量、製品番号と現品が相違ないか、麻薬の容器に政府発行の証紙による封かんがなされているかを確認してください。

オ) 譲り受ける麻薬について、麻薬卸売業者立会いの下で破損等を発見した場合、麻薬卸 売業者が、麻薬事故届を提出することになります。しかし、譲り受けた後に破損等を発見した場合、麻薬小売業者(薬局)が麻薬事故届を提出しなければなりません。

(2)麻薬処方箋を所持する者(※患者さん)への譲渡(法第24条第10項、第25条)
麻薬小売業者は、原則として、麻薬処方箋の交付を受けた者に対し、その処方箋により調剤した麻薬を交付する以外に麻薬の譲渡はできません。

(3)患者又は患者の家族等から返却された調剤済麻薬の譲受(法第24条第1項)
麻薬の交付を受けた患者又は患者の家族等から、施用中止又は死亡等の理由により施用する必要のなくなった麻薬を譲り受けることができます(他の麻薬小売業者、麻薬診療施 設が交付した麻薬を含む。)。患者等から麻薬を譲り受けた麻薬小売業者は、それらの麻薬を廃棄し、廃棄後30日以内に「調剤済麻薬廃棄届」を提出(※提出先は都道府県知事)してください。 なお、麻薬小売業者が、患者に交付された麻薬を回収する義務はありません。しかし、 患者等に服薬指導する際は、患者以外の者が服用しないこと及び不要となった場合は極力返却することを指導し、麻薬の誤飲や誤用を防ぐよう努めてください。
※ちなみに調剤済麻薬の廃棄は、管理薬剤師が他の職員1名以上の立会いのもと廃棄・帳簿に記録します。一方で、調剤していない麻薬の廃棄は、麻薬取締員の立会いが必要。

(4)麻薬業務の廃止に伴う譲渡・譲受(法第36条第2項)
麻薬小売業者の業務を廃止した薬局開設者は、業務廃止後50日以内であれば、同一都道府県の他の麻薬小売業者又は麻薬診療施設に、業務廃止時に所有していた麻薬を譲渡できます
※なお、譲り受ける側は、譲渡者が管轄の保健所等に提出した麻薬譲渡届の写しを譲渡者から入手し、他の麻薬関連書類と共に保管する必要がある。

(5)麻薬小売業者間譲渡許可を得て行う譲渡・譲受(法第24条第11項、規則第9条の2)
都道府県知事による「麻薬小売業者間譲渡許可」を取得した麻薬小売業者は、麻薬の在庫量不足で麻薬処方箋により調剤できない場合に限り、当該不足分を補足するため、共同で許可を取得した麻薬小売業者間で相互に麻薬を譲渡・譲受できます。 譲渡・譲受できるのは、麻薬小売業者間譲渡許可書に記載された「譲り渡しの期間」内に限ります。「譲り渡しの期間」は、許可取得日からその年の属する年の翌々年の12月31日(※最短で2年、最長で3年といった感じ)までですので、その後も引き続き麻薬の譲渡・譲受を行いたい場合、新たに許可を得る必要があります。

参考:
麻薬の取扱い「薬局用」 東京都福祉保健局 平成28年7月改
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kenkou/iyaku/sonota/toriatsukai/tebiki/phmayaku.files/mayakukourigyou_1.pdf
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2019年02月24日

薬学部生のテキスト整理(調剤薬局に就職される方向け)

薬学部の方が就職にあたって、どのテキスト・書籍を残すべきかまとめたいと思います。
今回は、調剤薬局で薬剤師として働く方向けに記事としてまとめました。

理想としては全て残すことですが、一人暮らしでは保管場所もないため、取捨選択の参考になればと思います。

【残すべきテキスト】


まずは、薬剤師国家試験を受けた方は、薬剤師国家試験の勉強で使用した参考書を一式残すことをオススメします。(ただし、青本やオレンジブックなど複数の一式がある場合は、どれか一つよく勉強したものを残せば良いと思います。)
理由としては、多く閲覧した書籍であり、勉強し直す時に凄く役に立つからです。
私は、転職する際に、薬理と病態を勉強しなおすのに国家試験時の参考書を使いました。今後も、別の薬局に異動になり新しい領域の勉強が必要な場合は、国家試験時の参考書から勉強したいと思っています。

他には、以下の分野に関する書籍については、大学で購入した一番内容が多い書籍を1冊残しておくことをオススメします。
私は、多くの書籍を売ってしまったことを後悔しています。

<薬理学><薬物動態学><病態>
国家試験用の参考書は端的にまとまっており、勉強しやすいですが、より詳細に勉強したい時はやはり情報量の多い参考書が役に立ちます。

<処方解析>
その領域でよくある処方とその意図や注意点を勉強するのに便利です。もちろん新しい薬が出てくれば情報は古くなりますが、薬局での処方は大きな変化もあまりないので多少古くても役に立ちます。

<臨床検査>
最近は臨床検査が記載されている処方箋も多く、またHighやLowなどの検査結果が出ているとその検査値はどういう意味があるのか患者さんから直接質問されることも多いです(少し検査値が基準から外れている程度では医師は説明しないこともあるが、患者さん本人は気になるようです)。いきなり詳細に答えるのは難しくても、質問されるたびに勉強していけばコミュニケーションを取るのに役に立ちます。

<実務領域>
この領域は私自身は処分してしまって活用できていないですが、今となってはどういうことを記載していたのか読み直してみたいと思ったので記載しました。

その他の分野でも情報量が一番多い書籍は急いで売らず、残しておいても良いと思います。

【不要な書籍は売ってしまおう】


不要な本の例としては、教授が自分の講義で購入させた情報量の少ない書籍やCBTの参考書などがあると思います。おそらくそれらの本は今後読むことはないでしょう。
不要な本が決まれば、不要な本は売ってしまいましょう。(必要とする後輩がいれば、譲るのも良いと思います。)

売る際には、古本屋などでは値段が付かず、持っていくのは大変です。
ネットで専門書の買い取りをしているところで売ると少し高く売れます

専門書の買い取りをしているサイトとして「メディカルマイスター」があり、ここは5冊で送料無料、集荷希望日・時間を提示すれば回収までしてくれます。





薬学部生のテキスト整理(開発職に就職される方向け)

薬学部の方が就職にあたって、どの教科書・書籍を残すべきかまとめたいと思います。
今回は、特に製薬メーカー・CROなどで新薬の開発に関わる方向けに記事としてまとめました。

理想としては全て残すことですが、一人暮らしでは保管場所もないため、取捨選択の参考になればと思います。

【残すべき教科書】


まずは、薬剤師国家試験を受けた方は、薬剤師国家試験の勉強で使用した参考書を一式残すことをオススメします。(ただし、青本やオレンジブックなど複数の一式がある場合は、どれか一つよく勉強したものを残せば良いと思います。)
理由としては、多く閲覧したテキストであり、勉強し直す時に凄く役に立つからです。
実際に私は、医薬品製造販売承認申請書(以下、申請書)に記載されている分析方法、会社が新しく開発する領域の疾患の薬理や病態に対しては、まずは国家試験用のテキストで勉強しました。
(あと私は薬剤師に転職する際に活用しました。)

他には、以下の分野に関する書籍については、大学で購入した一番内容が多い書籍を1冊残しておくことをオススメします。業務では詳細な内容を把握しておく必要があるため、専門的な書籍で勉強する必要があります。
はっきり言って会社にある書籍は意外と古いです。(しかも書籍の購入も予算の都合があり、なかなか認められないことがあります。)あなたの所有する書籍が最新である可能性も高いです。
私は、多くの書籍を売ってしまったことを後悔しています。

<薬理学><薬物動態学><分析科学>
新しい領域の業務に従事するときの勉強に便利であることと、申請書の添付資料概要などで文章を作成する時や他部署の方が作成した内容を確認する時に参考となります。

<統計学>
臨床試験の計画作成や試験結果を読む際に必要となります。基本的には専門的な部署が対応してくれますが、打合せでは知識があるものとして話が進むので、若い時は不明なワードなどについて後で調べて少しずつでも知識を増やすと次回きっと役立ちます。(可能ならば、不明な点はその場で質問するのが理想ですが、雰囲気にもよるかと思います。)

<臨床検査>
臨床試験で被験者のデータを見る際、各臨床検査項目がどのような意味をもっているのか、どのような病態と関連しているのか知っていると考察がスムーズです。また知人の経験として、複数の臨床検査値の悪化から別の疾患が併発している可能性を考え、詳細な検査の提案などを行ったこともあるようです。

<放射線医薬品学>
薬物動態試験で、放射性同位元素で標識した薬物を用いることがあります。そのような試験を計画する際に、放射性物質の取り扱いや関連法規を知っていることは重要です。

<生薬学>
これは私が一般用医薬品の開発職に従事していたため、生薬の有する効果の勉強や資料作成時の参考資料として使うことがありました。

その他の分野でも情報量が一番多い書籍は急いで売らず、残しておいても良いと思います。

【不要な書籍は売ってしまおう】


不要な本の例としては、教授が自分の講義で購入させた情報量の少ない書籍やCBTの参考書などがあると思います。おそらくそれらの本は今後読むことはないでしょう。
不要な本が決まれば、不要な本は売ってしまいましょう。(必要とする後輩がいれば、譲るのも良いと思います。)

売る際には、古本屋などでは値段が付かず、持っていくのは大変です。
ネットで専門書の買い取りをしているところで売ると少し高く売れます

専門書の買い取りをしているサイトとして「メディカルマイスター」があり、ここは5冊で送料無料、集荷希望日・時間を提示すれば回収までしてくれます。



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