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2019年07月31日

【お買い物リポート】ユニット クールベスト HO-790 / 800【冷感グッズ】

● いよいよ本格的な夏の到来!と、いう事で…

新時代「令和」を迎えた本年は全国的に入梅が遅れ、 出梅も平均して大体1週間程度後ろにズレ込んで仕舞いましたが、 ようやく全国ほぼ梅雨明けとなり(未だ出梅していない地域もありますが…もう少しの辛抱です!) 本格的な夏の訪れを迎えました!

さて、本年は「災害」とも喩えられた昨年とは打って変わって冷夏傾向とも云われて居ますが、 それでも矢張り暑いものは暑い! …と、いう事で今回はかなり久々に「お買い物リポート」として、 暑い夏を快適に過ごす為の「冷感グッズ」をご紹介致します。


● お買い物リーポート・『ユニット 「クールベスト」 HO-790 / 800』

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  • Yahoo! ショッピング

■ 序

(工事資材コム Yahoo!店)

実は本製品を購入したのは2年前に遡ります。 諸般の事情…と言いますか、単に折角撮った画像が所在不明になったり、 バタバタしているウチに遅れに遅れ時期を逃しただけなのですが… まあ、長期リポートとお考え頂ければ幸いです。

先ず、類似品数多ある中本製品を選んだ理由についてですが、 何と言ってもそれらの中にあって、比較的低価格であった事です。 最安で送料込で ¥3,000 前後位でしょうか。 筆者はYahoo!ショッピングのとあるショップで購入したのですが、 そちらのショップは現在少なくともYahoo!には出店して居ない様です。(2年も経つと色々変化しますね…) ところで、このHO-790 と HO-800 の違いですが、HO-800 が「ラージサイズ」となって居ります。 筆者は 800 の方を購入したのですが、現在、800 はかなり希少な様子で、 もしかすると手に入手し難いかも知れません。

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fig.01 製品セット内容
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fig.02 同梱の注意書き

余談ですが、筆者はこれを「ミドリ安全」の通販サイトでみつけたので、 当初、てっきりミドリ安全の製品かと思って居たんですよね… 実際には、本品は「ユニット株式会社」の製品です。

■ 製品概要

メーカーページに拠りますと、本製品のサイズは…

HO-790
520×590mm・ウエスト〜96cm / 約720g
HO-800
600×610mm・ウエスト100〜120cm(3L〜5Lに対応) / 約750g

と、なって居ります。 HO-800 に関しては、普段 3L サイズの上着を着る筆者の感覚では、 下にTシャツ1枚であれば後少し余裕があるかな?といった感じですので、 余程太った人で無い限りは問題なく着られると思います。

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fig.03 製品タグ
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fig.04 袷の面テープ

本製品の素材はポリエステルで、着始めた当初は何と言うか、少々ゴワッとした感じがしますが、 強度は十分な感じです。 縫製もしっかりして居り糸がほつれた様な所もありません。

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fig.05 背中側ポケット

本製品は、その名の通りベスト(チョッキ)その物の形状をして居り、 前の袷を白い面テープ(マジックテープ・ベルクロ)で留めます。 これは上側(左前身頃)がオス(カギ状の側)になって居ますので、 ウエストサイズが大きくこの部分が内側に露出して仕舞う場合、 下にメッシュシャツ等を着ていると引っ掛かって毛羽立って仕舞うかも知れません。

肝心の保冷財は、銀色の断熱シートに覆われた専用の物×3が付属します。 この保冷財を入れるポケットが背中(両肩甲骨の間辺り)と両のわき腹に付いて居ます。 前身頃には全くポケットは付いて居ません。 この配置はもしかすると心臓や腹、腰の付近を冷やすと好くないという理由なのかな? と思ったのですが、実際どうなのでしょう?

保冷材のサイズは、メーカーページに拠ると、約130×190mm / 200g となって居ます。

■ 所感

本製品はメーカーサイトでは「熱中症予防対策用品」「涼感衣類」に分類されて居ます。 また、販売店サイトでも主に農作業、ガーデニング等の屋外作業時の熱中症対策向けとして推されて居ります。 が、筆者のテスト目的は(それも視野には入れておりますが…)少々そこからは外れており、 冷房なし、或いは冷房が効かない部屋で如何にしてより快適に過ごせるか? という辺りに興味が集中して居ります点を、予めご承知置きしつつ読み進めて頂ければ幸いです。

1. 冷房無しの部屋で快適に過ごせるか?

で、実際試した感想ですが、結論から言えば、これはあくまで熱中症予防と言う目的に効力を発揮するものであって、 感覚的な快適さ、清涼感を得る為の物ではない、と言う事です(まあ、当たり前ですね…) 筆者は相当条件の悪い部屋で本製品を着用して暫く過ごしてみたのですが、 さすがにこれを着けたからといって、涼しく快適に過ごせるか?といったら、そんな事はありませんでした… 扇風機を併用しても駄目です。

と、いう事で、本ブログとしては本製品は本来の用途(作業時の熱中症対策)での使用を推奨します。 具体的には長袖作業衣、ジャケット必須の作業時に下に着けていると、確かにその恩恵に預かれる様です。 昨今急速に普及してきたファン付きのジャケット(この種の製品も何れテスト・報告出来ればと思って居ます)等と併せれば更に効果的でしょう。 …と、言ってもあくまで程度物ですから、作業時には適度な休憩をとり、 しっかりと水分、塩分(ミネラル)を補給しつつ勤しみましょう!

2. 保冷材

それはそれで良いとして、 次に本製品の要である付属の保冷材を見てみましょう。

2-1. 付属の保冷材

本品付属の保冷材は、先述の通り、中の保冷材を銀色の(アルミ?)断熱シートで包んだ様な形状になって居ります。 保冷材の持続時間は、あるショップには1〜3時間と記述がありますが、 これは筆者の試したところと一致します。 本材は、凍らすとガチガチに固まるタイプですが、 2時間くらい経った時点でも触ってみるとまだ中に芯がある様な感じで、 3時間くらいはヒンヤリ感が残って居ました。 尚、硬く凍結するタイプとはいっても、サイズが小さいですから、 とくに邪魔だとか、動きの妨げになる、等という事はありません。

2-2. 保冷材のスペアについて考える

これまた先述の通り、本製品には保冷材が1組(3個)付属しますが、 長時間に及ぶ作業の場合(当然適切な休憩を挟むにしても)この1組だけでは矢張り心許無く、 交換用の保冷材を用意したくなりますね。 純正品も安価な物ですから、是非そろえて置きたいところですが、 入手のし易さを考慮して所謂100円ショップで売られている保冷材が使えないか?と試してみました。

fig06.jpg
fig.06 比較テストに使用した保冷材
fig07.jpg
fig.07 fig.06 左の製品の裏側

今回テストに使用したのは代表的な100円ショップである「ダイソー」で購入した、 fig.06 に示す2製品、「アイシング保冷材」は片側の面がアルミの断熱シートで覆われた物×1、 一方の「保冷パックS」は透明なビニルのバッグに入った保冷材が剥き出しのタイプ×2個入りの計3個です。 尚、最近同ショップを覗いてみたところ、 「保冷パックS」の方は見当たりませんでした…まあ、似た様な製品は何かしら置いてあると思います。

fig08.jpg
fig.08 純正付属品(中央)との比較

この両製品はクールベスト用純正品(HO-792)よりもやや小振り(殊に「保冷パック」の方。 重量はパッケージに拠ると同じく 200g になっているのですが…)なサイズで、 クールベストのポケットに余裕で収まります。 で、テストの結果ですが、クールベスト用純正品と比べると持続時間がかなり劣る様です。 「アイシング保冷材」は以前ご紹介した「やわらかまくら」の様なガチガチに硬く凍らないタイプ、 「保冷パック」は硬く凍るタイプなのですが、 後者も1時間後にはすっかり融けてフニャフニャに柔らかくなって仕舞います。 断熱シートの効果は想像以上に大きい様ですね。

また、断熱シートの有無は(これも以前のやわらかまくらやアイスノンソフト等の比較記事で検証した通りですが)表面の冷たさにも結構影響します。 この点では断熱シートの入っていないタイプの物がより冷たく感じますが、同時に結露もし易く、 断熱シートありの物と比べると、下着の当たっている部分がより早く湿って来ます。

尚、本製品を長時間着用し続けて居ると、場合(体質・その日の体調、etc.)によっては体調を崩して仕舞うかも知れませんので気をつけましょう。 筆者は屋内で長時間着け続けて体調を崩してしまった事があります。 作業時であれば、適当に休憩を取りますので、その心配は少ないとは思いますが… その様な事があったので、後々その辺りについて少々検証してみたのですが、 どうも筆者の場合、両脇の保冷材を低い位置(腹や腰に近い位置)に当て続けると具合が悪い様でした。 (例えば椅子に腰掛けデスクに向かって作業していると、 やや背中が曲がる為か、保冷材が低い位置に下がって仕舞います) 理想的な位置は両脇の直ぐ下、広背筋に当たる位置の様です。 以上から、本製品に望む改良点としては、肩に面テープによる着丈の調整機構を取り付ける事を提案します。 (反射ベスト等に、その様になっている製品がありますね)

■ まとめ

では、最期にテストの結果得られた感想を箇条書きでまとめてみましょう。

  • なかなか丈夫で縫製も良し。 品質は高い。
  • 本製品は屋外作業時等の熱中症予防・対策等の目的に供されるべきもの。 感覚的な清涼感・快適性等を求める物では無い。
  • 付属保冷材の持続時間は(使用環境に因るが…)3時間前後。
  • 長時間に亘る作業の為には保冷材のスペアが欲しい。 より安価で入手容易な代替品も悪くないが、出来れば純正を用意する方がよい。 少なくとも断熱シートで覆われた物を使用したい。
  • 長時間着けっ放しは避けた方が良いかも。 また、保冷材が当たる位置にも気をつけた方が良い。
  • 前記の理由からも着丈を調整出来る様に改良されれば更に好し。

最後に、本製品・HO-790 / 800 の在庫状況です。 実は、先程確認したところ、筆者が本製品を知った「ミドリ安全.com」では、現在両製品供に欠品となって居ります… (本稿を書き始めた頃にはまだ在庫していたのですが…) Amazon.co.jp 楽天市場 Yahoo!ショッピング等のモール・ショップでは幾つか出て来るのですが、 HO-800 については何れも在庫が無い様子です…。

初めに記した通り、本稿は図らずも製品購入から2年越しのリポートとなって居り、 毎夏毎に各販売ページを確認する破目に(?)なっていたのですが、 やはりシーズン中には欠品している様でしたね… まあ、本品に対する人気と信頼の証、とも言い得るかも知れませんが…。

HO-790 / 800 を…

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で、買う!


尚、本稿作成時に楽天市場にてこの様なより安価な類似商品を見つけました。 当方ではまだ利用テストしておりませんが、ご参考までに。 何れこちらの製品も機会があればテスト・リポートをしてみたいと思います。


P.R.


2017年05月28日

【お買い物リポート】FQ777-124 Pocket Drone【テスト動画あり】

● 超小型・手頃な価格の「ドローン」入門機 ⁉ FQ777-124 テストリポート

■ 序

FQ777 124 Pocket Drone 画像

昨今「ドローン」なるシロモノが持て囃されて居ります。 そもそも「ドローン」とは?と言う厳密な定義等は取り合えず置いておいて、 それらは4つ、或いはそれ以上のローターを持つRC「クアッド(マルチ)コプター」を指している場合が殆どです。

巷間兎に角「ドローン」と言えば、高度なハイビジョン/4K撮影が行える DJI Phantom や、 ○○十万円掛けて組み上げた、等と操縦者が自慢(?)する競技用ドローン等、 高価、域は先鋭的なモノに目が行きがちですが、 今やもっと安価で手軽なホビー向けの小型の製品が数多く出回って居ます。

そこで今回は、久々の「お買い物リポート」として、 ホビー向け「ドローン」の中から、 小型、安価で最も人気のありそうなこちら、 FQ777-124 Pocket drone をピックアップし、リポートをお届けしたいと思います。

国土交通省 航空:無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール ページSS画像
国土交通省 ページ

■ 「ドローン」は規制されている…⁉

その前に、一応法律面の事をザックリ押さえて置きましょう。

一頃「ドローン」による事故やイタズラが世間を賑わした事がありました。 それを受ける様に航空法の一部が改正され、 新たにドローン・ラジコン飛行機・ヘリコプター等の無人航空機の飛行ルールが導入されたワケです。

その詳細に付いては後述の参考リンク先でご確認頂くとして、 極大雑把にその要点をまとめると…

  1. この「規制」の対象は、機体本体とバッテリーの重量の合計が200g以上のドローン、ラジコン飛行機等(航空法第二条第二十二項及び航空法施行規則第五条の二)
  2. 空港周辺や地表・水面から高度150m以上の空域、国勢調査の結果による人口集中地区において飛行させる場合には予め国土交通大臣の許可が必要(航空法第百三十二条の一)
  3. 以下の原則禁止(国土交通大臣の承認を受ければ可能)
    • 夜間の飛行
    • 目視で監視出来ない範囲での飛行
    • 祭礼、縁日、展示会その他人の多く集まる催し物が行われている場所の上空の飛行
    (以上、航空法第百三十二条の二)

…と、言った所です。

※参考リンク
国土交通省
無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール
法令データ提供システム

で、肝心の本製品は、 後述の様に、正に「手のひらサイズの」非常に小さな機体ですので、 当然このルールの例外に該当します

ただ、公園・広場、屋内なら体育館やホール等の、他に人の居る場所等で遊ぶ場合には、 如何に小さな機体と雖も、人に当たったりしたらそれなりに怪我をして仕舞いますから、 キャッチボールやサッカーで遊ぶ程度には周囲に気を配る必要があるのは当然ですね!

■ 開封の儀!

今回は皆さんお馴染みAmazon での購入です。 裏にXM02と書かれて居るサイズの箱で送られて来ました。

fig-box-open_thumb.jpg
fig. 01 梱包の様子
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fig. 02 製品パッケージ(こちらは底面)

ご覧の通り、とても小さなパッケージです。 実測 150x90x48 [mm]と、いうサイズでした。 (商品情報に書かれて居るより若干大きめですね)

色はホワイトを選択しました。 特別理由は無いのですが…(筆者の購入時には)この色が一番安かったモノで… でもシンプルで精悍な感じがしてカッコ良くありませんか?

fig-includes_thumb.jpg
fig. 03 同梱物(USBケーブル除く)
fig-usb-bat-charge-cable_thumb.jpg
fig. 04 こちらが付属の充電用USBケーブル

同梱物はこんな感じ(fig. 03 を撮影した時には充電用のUSBケーブルが入っている事に気づいて居ませんでした…)。 ところで、ここで気づいたのですが、 本製品、販売ページ等にはその名を「FQ777」とあるのですが、 パッケージにも説明書にもその様な名称は書かれていない様なのです…⁉ どう言う事なんでしょう? ブランド名らしき "SBEGO" = FQ777 と言う事なんでしょうか? …まあ、遊ぶ上では全くどうでも良い事ではありますが…

fig-transmitter-top-hanger_thumb.jpg
fig. 05 送信機表側に本体が格納出来る
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fig. 06 裏側にはスペアパーツ等が

送信機(トランスミッター)の様子を示します。 この通り、送信機の表側に本体がスッポリ収まります。 (但し、当然ながらローターブレードガードを着けたままでは入りません)

送信機裏側にはスペア用のローターブレードやブレードガード、ランディングスキッド等のパーツが収まっています。 また、この中に充電用のコネクタも納まって居ります(電池が直ぐ減りそうなので、未だにこちらで充電を試みた事はありません…) 上下の黒い部分に単3電池がそれぞれ2本ずつ、合計4本入ります。 尚、電池の交換等の際には+ドライバーが必要です。

ローターブレードはスペアが8個入って居ます。 スキッドは3個入っていますから、一つは予備用という事になりますね。 ペアの黒い物体は、最初何だか判らなかったのですが、 これは送信機の替えレバーの様です。 元々着いているレバーはとても短いので細かい操作には向いて居ないでしょうから、 もし使ってみてやり難いと感じたらこちらと替えてみては如何でしょう? レバーは引っ張れば外れます。 なかなか抜けない様なら、回しながら引っ張ってみて下さい。

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fig. 07 スペアパーツ。黒い物は替えのレバー
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fig. 08 付属品を取り付けたところ

ブレードガード、ランディングスキッドを本体に組み付けるとこんな感じです。 そうそう、ブレードガードは面倒がらずにちゃんと着けた方が良いですよ! 特に始めたばかりの頃は、確実にどこかにぶつけると思いますので、 ブレードを折って仕舞う率が高いです。 実際筆者は1本壊して仕舞いました… もちろん、ガードを着けた上で飛ばして居たのですが… 着けていなかったら1本どころでは済まなかったでしょうね!

また、スキッドは兎に角外れ易いですが、 そのお陰で却って壊れ難くなって居るのではないでしょうか? 下手にガッチリ固定して仕舞わない方が良いかも知れません。

■ 充電

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fig. 09 機体側の充電用コネクタ

さて、早速飛ばそうと充電の為付属の充電用ケーブルのコネクタを本体に挿そうとすると… あれ?キチンと奥まで入らないな…筆者の入手したモノがタマタマそうなのでしょうか…? 何しろ本体側の端子がか細いのでおっかなびっくりです…。

もしかしたら、メス(ケーブル側)端子が渋くて入らなかったりするのかな? と思って手元にあった一番細い(0.28mm)ステンレス針金を刺してみましたが、 これは細すぎるのか柔らかすぎるからか(出来ればピアノ線の方が良いかも知れません)なかなか上手く刺さってくれません…やっぱりちょっと渋くなってる? やっとこさ針金が通る事を確認、再び本体に挿し込んでみると…! 奥までシッカリと入ってくれました!

fig-battery-charge-connector.jpg
fig. 10 充電用ケーブルを挿したところ
fig-bat-charging_thumb.jpgfig. 11 充電中の様子

USBコネクタをPC等に挿すと、内臓のLEDが赤く点灯します。 それが消えれば充電が完了!充電時間は実際計ってみたら12分くらいでした。 飛行時間は5〜6分くらいですので、大体その倍(…)くらいと考えたら良さそうです。 では充電も完了した事なので飛ばしてみましょう!

■ さあ、飛ばしてみよう!

実際の飛行の様子は、 動いているのを見た方が早いと思いましたので、 以下に掲載するショートビデオを作ってみました。

今回商品が送られて来た、 Amazon の箱をヘリパッドとして利用しています。 この狭い範囲にキチンと降ろせる様に練習しよう、というワケです。

それに特に最初のうちは、絨毯や畳の様なところでは風に流された時(ヘリコプターは地面付近では自らのローターが巻き起こす風で流されたりするのです) スキッドが引っ掛かったりして思わぬ動きするので、 この様に平で滑らかなところ(別にダンボールでなくともフローリング等板の間でも良いでしょう。 但し、細かいながらも傷が付くかも知れませんので念の為…) で練習する方が良いと思います。

送信機(我が国では何故かこれを指して「プロポ」等と呼んでいるケースが多い様ですが…)はデフォルトで「Mode2」(左スロットル)となって居ります(海外ではこちらが主流らしいです)。 筆者はこちらが馴染みあるので、そのまま使っています(実機の感じに近いですしね)。 モードの切り替えは、電源を入れる際スロットルレバー(電動なのに「スロットル」と言うのは何だかヘンな表現ですが、 マニュアルにそうあるのでそれに従います)を中立にして押し込んでやります。(詳細はマニュアルでご確認下さい)

■ P.R.

以下、Mode2 の場合の説明です。 Mode1 ではこれが左右入れ替わり(送信機を180°回して…左右逆に持つ)ます。

左のレバーは前後でスロットル(このレバーは縦方向にはスプリングで真中に戻る様になって居ません) 左右でヨー軸回りの回転(ヘリコプターで言うアンチトルクペダル …飛行機のラダーペダル相当と考えて下さい)を制御します。

右のレバーはヘリコプターで言うサイクリック・ピッチ・コントロール相当となります。 尤も、この種のマルチコプターの場合はサイクリック・ピッチを制御する様な機構は無く、 それぞれのローターの回転数を調整して同様のコントロールを得るのですが… まあ、平たく言えば前後左右へ進むコントロール、と考えて下さい。

説明書に拠れば、このレバーをプッシュすると宙返りが出来るそうです。 然し、当方では未だにこれを試せずに居ます…ちょっと試せる場所が思い当たらないんですよね… 説明書には3m以上の高度で、と書かれて居ります。 何れ都合がつけば、この機能に付いてもフォローしたいと思います。

今一つ、筆者が未だ試せて居ない機能として、 「ワンキーリターン」があります。 これは本機の場合、左側レバー上右のボタンを押すだけで操縦者 (と、いうか送信機ですね)の元へ自動的に戻って来る、と言うスグレモノの機能です (但し幾つか条件がある様です)。

…実はこの機能については、ちょっとだけ試してみた事があるのですが… 結論だけ述べますと、これは十分広い場所で試すべき機能である、という事です… あくまで、機体が予想を超えて遠ざかって仕舞った場合等、緊急事態に使用する物だ、 くらいに考えた方がよさそうです。

カラーバリエーションの一部!(Amazon.co.jp)

冒頭で「ドローンの定義」云々と言う事に少々言及しましたが、 これらの機能を持つ本機ですから、 「ドローン」と呼ぶのに別段支障はなさそうですね。

尚、Mode1では右側(スロットル)レバーを左右に動かすとサイクリックLR、 左側を左右に動かすとヨーと、此処だけはMode2と変りません …これは、ワザワザMode1 を選択する様な方には説明の必要は無いかも知れませんね。

■ やっぱりちょっと難しい⁉ でも慣れてしまえば…

先ずは最初の一歩として、 兎に角真っ直ぐ上げ下ろしをやってみましょう。 …っと、やっぱり最初のうちはナカナカ思い通りには動いてくれませんねぇ…

路面の摩擦力を利用して走るRCカー等とは大分感覚が違いますから、 殊に流体を進む乗物(ボートなどはまだ近いかも)に馴染みの無い方は戸惑うかも知れませんね。

■ P.R.

先ずは、下手に移動しようとは思わないで、 1m程度の高さまで上がる→そのまま(出来るだけ)元の位置に着地、 を、十分慣れるまで練習してみましょう。 …と、言っても、最初のうちはそもそも真っ直ぐ上に上がってくれないかも知れません。

先述の通り、 地表付近ではローターが起こす風が地面で跳ね返ってそれに本体が流されて仕舞いますので、 初心者のうちは思い切ってモタモタしないで、サッサとある程度の高さまで上がって仕舞った方が良いです。 そうかと言って、余り急激にパワーを上げると、天井のあまり高くない屋内では、 天井や照明にぶつかって仕舞うかも知れません。 スロットルレバーを大体中立の位置辺りまでスッと動かしてやると上手く行くと思います。

どうしても前後左右何れかの方向に流れて仕舞う、 或いは本体が回転して仕舞うと言う場合はトリミングを行います。 Mode 2 の場合は右レバーの上/下にそれぞれ2つずつある黒い小さなボタンで前後/左右 の調整を、左レバーの下側2つのボタンで左右の回転の調整を行います。 これは、左右レバーを同時に右下に入れてやるとリセット出来ます。

と、暫く動かしていて気が付いたのですが、 筆者のモノがたまたまなのか、構造上の欠陥でもあるのかは判りませんが、 右レバーの左方向の動きがシブくなって居る様で、 大きく動かすと左に入ったまま戻らなくなる事がある様です。

どうなって居るのか、開けて診て見ようかな?とも思ったのですが、 まあ、まだ買ったばかりでもあるし、戻せなくなったりしたら困るので(このリポートもありますし)、 取り合えずそのままにして置く事にしました…そこまで、深刻な不具合でもなく、 このままでも何とかなりそうでしたのでね。

さて、真っ直ぐ上げて降ろすがある程度思い通りに出来るようになったら、 次はホバリングに挑戦してみましょう。 …だが、これがナカナカ難しい… 本機には高度を維持する機構の様なモノは付いて居りませんので、 スロットル…と言うかローターの回転数を手動で微調整するしかありません。

流石に完全に静止させるというのは至難の業だと思いますので、 取り合えず目的の高度よりやや高い位置まで上がって、 限りなくゆっくりと降りて行く…と言った感じの飛行法を試してみては如何でしょう?

■ ヘッドロックモード(デフォルト)とヘッドレスモード

ヘッドロックモードは要するに通常の状態です。 ドローン本体には前・後・左・右、決った方向があり、 コントロールレバーの方向と、本体の動きの間には絶対的な関係があります。 本気の場合は電源スイッチ・充電用コネクタのある側が「後ろ」となります。

それに対してヘッドレスモードでは、 本体には文字通り特定の「頭」になる場所がありません。 相対的に送信機のある方向が「後」であると看做します。

一見すると、ヘッドレスモードの方が初心者向きじゃないか? とも思えるんですが…

操縦者から十分離れた場所で、常に正面に見て動かす限りは確かにそうなんですが、 例えば本機を狭い室内などで飛ばす際、 機体が流されて操縦者の横に回って来たりした時に混乱して仕舞うかも知れません(何を隠そう、 筆者は実際そうでした…)。 そもそも、送信機に近いところに居ると、場合によってはシステム自体が位置関係をキチンと把握出来ず、 混乱して仕舞う様です。 言葉だけでは解り辛いかも知れませんので、 図版を参照下さい。

Headless Mode のイメージを図解した画像

と、いうワケで本稿では、 本当の初心者のウチは兎に角、ヘッドロックモードでの練習をお薦めします。 と、言うのも、この種のマルチコプターの場合、 そもそもどちらが前でなければならない、等と言う事は無い筈です。 ですから、ヘッドロックで操縦者が常に後ろ(本機の場合は青色のLEDが点灯している側です) を見る様な姿勢で移動させたところで特別支障は無い筈です。 どのミチ、超初心者のウチは自由自在に飛ばす事等出来ないのですから、 たとえたどたどしくとも、ヨー軸回りに機体を回転させて青LEDが正面に見える姿勢を保ちながら飛行出来る様、 しっかり練習しましょう。

それでは、ヘッドレスモードは一体どの様な場合に選択すべきモノなのでしょうか? …無論、絶対的な決まり事などありませんが、 例えばジンバルの様な機構を持たないカメラを搭載したドローンで、 機体を任意の方向に向けながら目視による写真・ビデオ撮影等を行いたい、 と言う場合等はこちらの方が都合が良いのでは無いでしょうか? (参考までに、説明書に拠れば、本製品にはカメラ内臓の124Cと言うバージョンもあるそうです)

ついでに言えば、 このモードはFPV(First Person View:要するにオンボードカメラをモニターしながら操縦する方法です)による操縦には当然ながら全く向かないですね。 意味が無いどころか、混乱するだけでしょう。

■ まとめ

先ず単刀直入に結論を述べますと、 本製品は「買い」です。 十分以上に遊べます…!

この種のおもちゃに触れるにつけ、 つくづく技術の進歩(主にIC・LSIの集積度や製法の進歩、低価格化等でしょうが)を感じますねぇ…。

無論、本機に備わっているのはドローンとして必要最低限の機能であり、 もっと高価な製品と比較して却って難しい面もあるでしょうが、 寧ろそれが良い「稽古」になるのでは無いでしょうか?

何と言っても2000円を割るリーズナブルさ(販売業者に拠ります)ですから、 誰でも気軽に「ドローン」体験が出来ますね。

また、似た様な小型ドローンが複数有る中、 本機をお薦めするポイントは、 その低価格もさる事ながら、互換品を含め、スペアパーツが数多く出回っている点です。 その事実からも、人気の程が窺えますね。

● 更なる飛躍の為に…!

本機で「ドローン」の何たるかに触れ、 「初心者」を卒業したならば、 更なる飛躍(ドローンだけに、ね)を目指しましょう!

こちらは、 フルHD〜4K撮影対応のハイパフォーマンスモデルです! 2.7K対応の DJI PHANTOM 3 が今や5万円台! まだまだ十分以上に使えますよ!

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P.R.


2016年05月12日

【久方ぶりの】 形状自在ミストホース MH-25(LG)【お買い物リポート】

皆さん、連休は如何お過ごしでしたか? 今、季節は風薫る5月、 初夏を迎え、いよいよ好い気候になって来ましたが、 以降ジメジメした梅雨(まあ、それはそれで風情があるのですが…)、 そして暑い暑い夏を迎える事となるわけです…。 そこで、今回は夏を控えたこの時期に、 猛暑に備える為の一品のテストリポートをお届け致します。

兎に角、不快な迄に蒸し暑い日本の夏! 少しでも快適に(なるべくお金を掛けないで!)過ごすべく、 筆者はこれ迄にも色々なグッズを試してみました。 中には全く役に立たず、リポートも「お蔵入り」になったモノも… さて、今回新たに俎上に上ったこちらの商品は如何に!?

本リポート、実は昨年購入した商品のモノなのですが、 公開時期を逃して仕舞っていたんですよね…まあ、ひと夏テストしてみた結果としてご覧下さい。

● 安価な「ミストクーラー」を試してみる

一頃「ドライミスト」なるモノが持て囃された事がありました。 実はこの名称自体はとある会社の登録商標となっているのですが、 一般に細かい霧(ミスト)を利用した、昨今は主に場の冷却効果を狙った商品を指して広くその様な呼ばれ方をして居る様です。

■ 序論・「ドライミスト」或いは「ミストクーラー」とは

この「ドライミスト」或いは「ミストクーラー」と呼ばれる製品は、 「打ち水」と同様の、所謂気化(蒸発)熱を利用した冷却装置です。 即ち、気温が液体(この場合、多くは水)が気化(蒸発)するエネルギーとして使われるので、 その分気温が下がる、と言うワケです。

で、何が「ドライ」なのかといいますと、 これらの装置は、水をとても細かい霧状に噴射しますので、 霧の水玉が地面、或いは周りの物、人等に付着する前に蒸発するのでそれらは濡れる事が無い、 と、言う事です。

この様に、一見手軽でリーズナブル、 環境にも優しいと、良い事尽くめと思える「ドライミスト」ですが、 公共施設等に設置されている製品は、 大変大掛かりで高価な物であり、 流石に一般家庭に個人で導入できる様なモノではありません。

…が、然し今では多くのメーカー・ベンダーより、一般家庭向けの「ミストクーラー」的製品が販売されて居ます。 本リポートでは、そんな中からガーデニング用品やレジャー用品の企画・開発・販売を手掛ける株式会社グリーンライフの製品・「形状自在ミストホース・MH-25(LG)」を取り上げます。

グリーンライフ・MH-25(LG)を…

■ テスト製品概要

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fig.01
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fig.02

現在、一般家庭向けの「ミストクーラー」製品としては、 ベランダや窓の桟に取り付けるタイプ、庭に置くスプリンクラータイプ等がありますが、 本製品はユニーク(一応類似品もありますが)な「フレキシブルホース」タイプとなって居ります。 今回、それらの中から本製品を選んだ理由は、 先ず何と言ってもその手軽さです。 殊に、桟や軒下等に取り付けるタイプは取り付けに非常な手間が掛かりますが、 本製品であれば、fig.01の様な形に曲げて窓付近に置くだけでも使えますので、 取り敢えずミストの効果を試してみたい、と言う向きには最適と思われます。

今回テストに使用した商品は、最寄のホームセンターで購入した物です。 実は購入した店舗には、 上記の如く、本品とよく似た製品(確か少々価格が安かった様に記憶して居ります)も売られていたのですが、 通販などでも売られて居るこちらを選択しました。 因みに、件の類似品は製品がむき出しの状態で売られていたのに対して、 本品は258x262x82[mm](実測)程の箱に丸めた状態で入って居ります。 製品本体の全長は、パッケージによると、270cmです。 fig.01 の通り、地面に置く様な使い方も出来ますし、 パッケージ写真等にある様に、木や柱等に巻きつけて使う等、 柔軟な発想で多様な使用法が考えられます。

fig.02 にノズル部分を示します。 ご覧の通り、ミストの噴射口は二つ付いて居ります。

尚、fig.01には写って居りませんが、 水栓側の「ニップル」には、 ワンタッチで取り付けられるカップリングが付属して居ります。

尚、製品(ホース部分)色は今の所この「ライムグリーン」のみの様です。

■ 所感

では、実際使用してみましょう。 今回は窓から1m程度離して、地(土や芝の上ではありません)に置いた状態で使用、 室内でどれ程の冷却効果・清涼感(生憎、実際に室温を計測するような事はして居りません…)が得られるか? という趣旨の実験を行いました。

冷却効果:無いよりはマシ…?
本製品の噴出する「ミスト」画像・クリックで拡大
fig.03 本製品の噴出する「ミスト」

先ず一番肝要な冷却効果です。 これについては、早速出鼻を挫く様ですが…あまり過剰な期待は禁物、 と予め言って置いた方が良いかも知れません…。 これはまた、筆者の試している環境が最悪とも言う部類なので、環境が違えば感想もまた変わるのかも知れませんが…。

当然ながら、ミストが直接肌に触れるとヒンヤリと冷たいのですが、 あまり窓に近づけると部屋の中が濡れてしまいます。 これは網戸程度では防げません。 本稿では冒頭に「ドライミスト」いう言葉を使用しましたが、 既述の通りこれは他社の登録商標であり、当然ながら本製品ではその様な単語・表現は使われて居りません。 まあ、そもそもこの価格帯の製品にそこまでの高性能を求めるのは無理がありますよね。

本製品のミストは「ドライ」なのか?

fig.03に本製品の噴射する「ミスト」の様子を示します。 ご覧の通り、それなりに細かい霧になって居るのですが、 流石に「ドライ」とまでは行きません。 使っていれば、その周りは濡れてしまいます。 桟の上、軒下等の高所に取り付ければある程度はマシになるかも知れませんが、 それも限度があるでしょう。 一見とても細かい霧であっても、 さすがに全てが地面(や周りの物)に着く前に蒸発してしまうと言うワケには行か無さそうです。 また、その様な使い方をするのであれば、初めから桟や窓枠、壁等に取り付けるタイプを購入する方が早いでしょう。 (バルコニーがある・等、本製品の方が手軽に高所に取り付け易い環境もあるとは思いますが)

で、筆者が最終的に行き着いたベスト…かどうかは判りませんが、筆者なりのベターな使用法は、

  1. 窓から1m程度距離をとり、
  2. 窓には簾を掛ける。

と、言った所でしょうか。 これで、少なくとも窓周りがグッショリ濡れる…と言う様な事態は避けられる様です。

運用コストは如何程?

そして、矢張り気になる運用コストについてです。 本製品は、電動ポンプ等は使用しておらず、 即ち掛かるコストは純粋に散水した水量の水道料金と言う事になります。 製品パッケージには1時間あたりの水道料金が1.2円と記載されて居りますが、 これは東京都の水道料金に基づいた数値だそうです。 これに基づくと、仮に6:00〜18:00の12時間運用するとして、 掛かる水道料金は14.4円 / 1日 即ち432〜433.4円 / 1ヶ月となります。 ザッと検索してみると、シャワー10分で24〜36円程度の水道代が掛かる、と言う事ですから、 それと比べれば遥かに少ない出費となります。

実際、筆者が昨年と本製品導入前の一昨年の同月の水道料金を比較したところ、 寧ろ一昨年の料金の方が上回っていたくらいで、 月毎の誤差(?と言うのも少々おかしな表現ですが…)以上の料金は掛からない、と考えて良いでしょう。 少なくとも、本製品1本の(勿論「通常の」)使用によって、 数千円 / 月のオーダーで水道料金が跳ね上がる、等と言う事態はあり得ないと考えられます。

■ まとめ

それではリポートのまとめです。 大方の予想通りだとは思いますが、 本製品は、流石にこれだけで猛暑も涼しく快適に…と言う様な効果を期待する様なモノではなく、 殊に、直射日光の当たる様な場所では正に焼け石に水… 1階の、バルコニーや庭木などで影が出来る様な場所ならある程度は…と言うくらいに考えて頂いた方が無難でしょう。 効果の程は、使用環境の差が大きいと思われます。

ただ、何も(物理的に)気温を下げる事のみが本品の存在意義ではありません。 従来の「打ち水」同様、視覚的な「清涼感」の演出にはなるでしょうし、 実用的にも、庭やベランダの植物へ湿り気を与える、と言う効用があります(…尤も、それだけが目的ならば、スプリンクラーを導入する方が良いでしょうが…)

本製品の第一の利点は、何と言ってもその手軽さです。 あまり手間を掛けず、(冷却に限らず)兎に角ミストの効果を試してみたい、 とお考えの方なら、先ず本品(或いは同タイプの製品)を試してみては如何でしょう? その上で何某かの効果が有りそうだと感じたならば、 目的や必要に応じてサッシや壁に取り付けるタイプ他の導入も検討されると良いでしょう。

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■ 追記: 本年も活躍中です…!

8/11 加筆

「自在ミストホース」・MH-25(LG)は本年もまた筆者の為、 劣悪な労働環境の下、健気に働いてくれて居ります。

◆ で、効き目の方は…

効果の程は…まあ、相変わらずなのですが、 そもそも本製品は冷房器具などではありませんので、 これで「部屋がさっぱり涼しくならない!」等と文句を言うのは筋違いなのですけどね…。

とは言え、上手い具合に部屋に風が吹き込んでくれると、けっこうヒンヤリとしますので、 可能なら業務用扇風機(出来れば室外仕様の物)ででも風を送ってやると良いかも知れませんね。

但し、ヒンヤリとした感触を感じると言う事は、当然ながら部屋に水が入って来て居る、と言う事ですから、 その辺りはよくよく考えた上での運用・対策を心がけましょう。

◆ ではコストは?

では水道料金の方はどうか?と言いますと、 こちらもまた「相変わらず」で、 時期的に入浴はシャワーで済ます(しかも場合によっては日に何度も浴びるにも関わらず) 事が多くなって居る所為もあってか、7月までの水道料金は前期と比較してもぐっと下がって居ります。

一見すると、常に水を流しっぱなしになるシャワーによる入浴は、 湯船に湯を張るお風呂(江戸時代で言う水風呂)より水を消費しそうな感じがするのですが、 やはりシャワーだけの方が安くなりますね。 それと同じ事で、ミストクーラーの水の消費量は、上記の如くそのシャワーよりも遥かに少ないのですから、 やはり、本製品による水道料金の発生分は、気になる程の大きさにはならないと考えて良いでしょう。

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■ 更に追記: 4年目を迎えて…

2019/08/03 加筆

昨年まで元気に活躍してくれていた本製品ですが、 新時代「令和」を迎えた今年、ホースを繋ぎ蛇口を捻ってもミストが出て来なくなって仕舞いました…。 本製品を外した状態でちゃんとホースから水が出ますので、詰っているのは本製品の何処か、 という事になります。 先ず初めに表に露出している部分、即ち金属製のノズル部分を疑ったのですが、 この部分を外しても(ネジ式になっており、回すと外せます)水は出て来ないので、 本製品のホースジョイントからヘッド部分の間の何処か、という事になりますが、 今の所判明して居りません。

当方では、本製品をホースに繋いで外に置いたままにして居たのですが、 この結果から(設置場所にも由りますが…)設置・撤去が容易であるという本製品の特性を生かして、 シーズンオフには外して物置にでも仕舞って置く方が好いかも知れませんね。 ただ、本製品はさほど高価なものではありませんから、 取付・取外が面倒な場合は消耗品と考え、駄目になったら交換、と割り切るのもアリでしょう。


amazon.co.jp

桟、窓枠、軒下等に取り付けるタイプとしては、 こちらがポピュラーな様です。


P.R.


2015年04月10日

【スター・ウォーズ】当たったった〜^^【ヘルメット レプリカ コレクション】

いよいよ本年(と、言っても大分先ですが)新作映画公開!と言う事で、 玩具業界に於いても各所で盛り上がりを見せて居る「スター・ウォーズ」。

公式 Twitter SS 画像

その中で、おなじみ「プレミアムバンダイ」 にて実施された「ストームトルーパー特別版プレゼントキャンペーン」に筆者は目出度く当選しました!

これは何かと言うと、バンダイの「スター・ウォーズ ヘルメット レプリカ コレクション」販売記念キャンペーンの一環、 「ストームトルーパー10,000体上陸作戦!」の中、プレバンにて募集した900体プレゼント分なんですね〜。 …まあ、流石に総計10,000体と云う数ですから実質「応募者全員プレゼント」みたいなもんですね。 筆者の経験だと、1つの景品@1募集期間あたり1,000程度以上の当選数ならば、大体当たってる感じですね。 食品関係では結構そういう大口の抽選キャンペーンがあるのですよ。 筆者はサプリの試供品みたいな物だけでなく、500mlペットボトルのお茶1ケース貰った事もありますよ!

尚、「プレバン」や「電撃ホビーマガジン」のキャンペーンは既に終了して居りますが、 お店で頒布している分はまだ数がありそうですよ!(キャンペーンページに「クーポン」が表示されますので、多分…お店によるかも知れませんが) 指定のお店でスマホで表示 or プリントアウトしたキャンペーンページの「クーポン」を見せればO.K.! 「貰ってない、欲しかったのに…」と仰る方は取り敢えずリストにあるお店に問い合わせてみましょう。


● 【商品リポート】「ヘルメット レプリカ コレクション 『ストームトルーパー』特別版」

と、言ったところで今回はもの凄ぉ〜く久し振りに商品リポート・「ヘルメット レプリカ コレクション 『ストームトルーパー』特別版」をお送り致します! …実は書き掛けてお蔵入りになってるリポートが幾つかあるんですよね… まあ、それも機会を見つけて追々吐き出して行けたらな、と考えて居ります…。

■ パッケージ

先ず商品パッケージ(箱)はこんな感じ。 正面から向かって右の面の写真を撮り忘れて仕舞いました…(fig. 01にちょっと見えて居ますが)

fig-2015040901.jpg
fig. 01
fig-2015040902.jpg
fig. 02

fig-2015040903.jpg
fig. 03
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fig. 04
fig-2015040905.jpg
fig. 05
fig-2015040907.jpg
fig. 06

fig. 06 で確認頂けるでしょうか…?何故かフタを止めるセロテープが2重に貼られて居りました。(一度開けられた?) 筆者の所に届いた製品が偶々そうだっただけかも知れませんが…。 尚、箱その物は別段折れ曲がりや傷など付いては居りません。

■ さて、肝心の中身は…

それでは箱を開けて肝心の製品を確認しましょう!

fig-2015040908.jpg
fig. 07 内包物の全て

ここで筆者は自らの迂闊さに打ちのめされたのでした…台座が…黒い… ストームトルーパーなら色はほぼ全身白だし、箱も白っぽい様だから背景紙は黒で良いだろう、 と安直に考えていたのですが…このザマだよ!

この様に黒くてツヤツヤの素材の場合、周りが黒だと映り込みも黒くて余計に判り難くなるんですよね…。然し、今更替えるのもメンドクサイのでこのまま行く事にしました…何という無精者!

話が少々脱線して仕舞いましたが、 fig. 07 が内包物の全てです。 到ってシンプル、説明を見るまでも無く組み立てられますね。 尚、当然ながら「壁紙プレゼントキャンペーン」応募用のバーコード記載の紙は入って居りません。 ついでに記せば、組み立ててからも余裕でこの箱に収まります。

fig-2015040912.jpg
fig. 08
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fig. 09
fig-2015040910.jpg
fig. 10

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fig. 11
fig-2015040911.jpg
fig. 12
fig-2015040914.jpg
fig. 13

どうです、なかなか立派なものじゃありませんか!? 造型は十分な水準だと思います。 仕上げについては、アゴの横のところに所謂パーティングラインがありますが、 大量生産品である以上、これはもう仕方が無いでしょう。

fig-2015040915.jpg
fig-2015040916.jpg
fig. 14-15 残念な塗装ムラ…

ただ、残念な事に、両頬の辺りに塗装ムラが見受けられました… 塗装ムラと言いますか、塗装の際、もしくは塗料の乾かぬ内に何かモノが当たった痕の様にも思えます。 …実際どうなんでしょう? 筆者の下に届いたモノがたまたまそうだったのでしょうか?この辺りは個体差がありそうですが…。 兎に角、結構気になる程度のムラです。 ここの修正は難しいかなぁ…?やってやれない事も無さそうな気もしますが…。 他に糊状(?)の汚れの付着が少々見られましたが、 こちらは柔らかな布で拭取る事が出来ました。 この手の汚れは、下手に溶剤等を使わず息を「はぁ〜っ」と吐き掛けながら、丁寧に拭いてやりましょう。

■ まとめ

fig-2015040917.jpg
fig. 16

今回取り上げた製品は無償頒布用の「特別版」でしたが、 この「スター・ウォーズ ヘルメット レプリカ コレクション」は、 この種の物に付き物の品質の個体差によると思われる不満点を除けば、 品質的にも十分満足が行く製品です。

高価な物でもなく大きさも手頃ですから、 後生大事に箱にしまって置くのではなく、 デスクや棚に飾って楽しむべき製品だと思います。

…それにしても、よく「フィギュアは一つ買うとどんどん増える」何て事が巷間(?)言われますが、 このシリーズもやっぱり一つ手にするとシリーズコンプしたくなりますねぇ〜 う〜んこの商売上手!

最後に、 具体的な大きさの判る画像が無かったのでこんなショットをば用意してみました(fig. 16)…判り難いかな…? あんまり比較の為に適当なモノが身近なところに無かったんですよねぇ…。


● Amazon.co.jp


P.R.


2014年07月26日

【白元】アイスノンピロー&熱スッキリアイスノン

※ 本稿で取り上げている「アイスノンピロー」は生産終了しました。

連休明け火曜日以降、多くの地方で梅雨明け宣言がなされました。 今年は全国的に梅雨明けが例年より遅めだった様ですが、 週間予報の感じでは、未だ宣言の為されていない北陸・東北地方も近々梅雨明けとなりそうですね。 小・中・高校も夏休みにも入り、いよいよ本格的な夏の幕開けです!


と、言う所で久しぶりの「お買い物リポート」は、 夏を迎えた今だからこそのこの品物、 以前お届けした「アイスノンソフト vs. ひえぷる やわらかまくら!」の続編とも言い得そうな、冷感グッズ(保冷材)2種のリポートをお贈りします。 取り上げる商品は、「白元」(先頃少々残念なニュースの聞こえて来ましたが、頑張って貰いたいですね)の「アイスノンピロー」並びに 「熱スッキリアイスノン」です。

「アイスノン」その他の関連商品を…

● 製品概要

■ アイスノンピロー

本製品は以前取り上げた「アイスノンソフト」の謂わば改良型姉妹品とでも言うべき物で、 少々小ぶりな「アイスノンソフト」を専用の保冷バッグ(の様な物)に入れて仕様する、と言った感じの製品です。

fig. 01-02 にパッケージ外観を示します。

fig. 01 「アイスノンピロー」パッケージ外観(表)画像
fig. 01 「アイスノンピロー」パッケージ外観(表)
fig. 02 「アイスノンピロー」パッケージ外観(裏)画像
fig. 02 「アイスノンピロー」パッケージ外観(裏)

fig. 03 に製品外観を示します。 「快冷弾力カバー」は、先述の通り表面がパイル生地(所謂タオル地)になって居る保冷バッグ、と言った感じの物です。 fig. 04 はカバー表面のクローズアップ画像です。

fig. 03 「アイスノンピロー」製品外観画像
fig. 03 「アイスノンピロー」製品外観
fig. 04 カバー表面クローズアップ画像
fig. 04 カバー表面クローズアップ

これまた先述の通り、 この「カバー」の中に一回り小さな「アイスノンソフト」の様な物が入って居ます。 (fig. 05)

fig. 05 「アイスノンピロー」本体をカバーから取り出した所・画像
fig. 05 本体をカバーから取り出した所
fig. 06 「アイスノンピロー」カバー内側の様子・画像
fig. 06 カバー内側の様子

fig. 07 「アイスノンピロー」構造図 画像
fig. 07 「アイスノンピロー」構造図

さて、肝心の本体の方はと言いますと、 御覧の様にバッグが透明ではありませんので、その中身を伺い知る事は出来ません。 然し、「アイスノンソフト」同様にその構造を示す断面図がパッケージに描かれて居ます。(fig. 07)

この図からも解る様に、少々小振りで厚みが薄い以外、 カチカチに固まる短冊状の「凍結ゲル」を並べた下層部の上に、冷やしても固まらない「不凍ゲル」のバッグを重ねた、 ほぼ「アイスノンソフト」と同じ物の様で、それは凍らせてから触った感じからも伺えます。


■熱スッキリアイスノン

一方、「熱スッキリアイスノン」は、 手短にざっくり説明するならば、これも以前ご紹介した不二ラテックス・「ひえぷるやわらかまくら」に相当する商品(又は類似品、とも…まあ、どちらが先に出たのかは当方ハッキリとは知らないのですが)と言い得るでしょう。

ただ、機能的には確かに似た様な物同士なのですが、 実際に手にして使用してみた感触では、意外な程の差異が見られました。

先ず、fig. 08-09 に製品パッケージの外観を示します。

fig. 08 「熱スッキリアイスノン」パッケージ外観(表)画像
fig. 08 「熱スッキリアイスノン」パッケージ外観(表)
154-fig_09_thumb.jpg
fig. 09 「熱スッキリアイスノン」パッケージ外観(裏)

こちらは、今回比較対象とした「ひえぷるやわらかまくら」(不二ラテックス)とそう変わらないサイズです。 横サイズ(長手方向)が若干小さく、縦サイズが若干大きい感じです。 参考までに、比較の為「アイスノンピロー」と並べてみます。(fig. 10)

fig. 10 「アイスノンピロー」(下)との比較 画像
fig. 10 「アイスノンピロー」(下)との比較
fig. 11 「熱スッキリアイスノン」表・裏(下)の様子 画像
fig. 11 「熱スッキリアイスノン」表・裏(下)の様子

製品本体の画像を fig. 11 に示します(下が裏面) 「アイスノンソフト」・「アイスノンピロー」とは違い、 こちらは実際の使用に当たっては、表裏を区別する必要はありません。

製品比較

アイスノンソフト vs. アイスノンピロー

先ず姉妹品とも言うべきこの両者から。

両者は、基本的に(本体は)同様の製品ですが、 再三述べている通り、その大きさに若干の違いがあります。

fig. 12 「アイスノンソフト」(上)との外観比較 画像
fig. 12 「アイスノンソフト」(上)との外観比較

御覧の様に「アイスノンピロー」本体は、「アイスノンソフト」と比較して横幅が狭く厚みも 3/4 程度(fig. 13 参照)と、 少々(かなり?)小振りになって居ります。 専用カバー(と、言うよりは保冷バッグとでも呼ぶ方がしっくりくる感じですが)に入れた状態で 「ソフト」と拮抗(殊に厚み)する様な感じです。(fig. 14 参照)

○所感

で、使った感想ですが、要点を取り合えずリストアップしてみます。

□カバーに入れた状態では「アイスノンソフト」程には冷えない。

まあ、これは当然と言えば当然の事ですね。 繰り返しになりますが、本製品の「カバー」はクーラーバッグの様な物で、 中を低温に保つ=冷却効果の持続の為に働く物であり、 別段表面の冷却効果を上げる為の物ではありません。

然し、その故に「従来品ではキンキンに冷え過ぎて苦手…」、「タオルで何重にも包まないと使えない…」、等と言う方には丁度良いとも言い得るでしょう。

fig. 13 両製品厚み比較 画像
fig. 13 両製品厚み比較
fig. 14 厚み比較(カバーを掛けた状態) 画像
fig. 14 厚み比較(カバーを掛けた状態)

□表面が結露で濡れて仕舞う事がほぼ無い

これは本製品(というか付属のカバーの)大きな利点でしょう。 当然ながら、使用していれば中は幾分濡れてしまうのですが、 水漏れや表面に水が染みて来る、といった事態は(筆者の試した範囲では)今の所ありません。

但し、先述の通り使っていれば中は当然濡れますので、 使用後は水分をしっかり拭き取って陰干しする等、しっかり手入れをしておきましょう。

尚、この「専用カバー」は、一応洗う事も出来ますが、 流石に洗濯機に入れてガラガラ〜っと言う訳にも行かず、 外袋の説明には手洗いするように指示されて下ります。 そんな訳で、本製品を使用する際はなるべく汚れない様に、 タオルで包むなり枕カバーを掛けるなりして、 直に使用するのは避けた方が無難だと思います。

□「まくら」としてはちょっと物足りない?

「アイスノンピロー」は、本体は「アイスノンソフト」よりもやや小さく(殊に厚みは大分薄い)、 カバーを掛けてやっと拮抗する程度のサイズですので、 「アイスノンソフト」が枕として物足りない(?と言うかサイズ的に小さい・合わないという感じでしょうか)と、言われる方には当然同様に感じられるでしょう。 その場合は、下に別途クッションを用意して、或いはバスタオル等を折り重ねて敷く等の工夫で補足しましょう。

○結論

では、今回新たに「アイスノンピロー」を購入し、使用してみて得た結論です。

取り合えず、 今回「アイスノンソフト」に対して「アイスノンピロー」を敢えて推す理由を特別見出す事は出来ませんでした。 但し、現在 Amazon での実売価格で¥100 程度「ピロー」の方が安くなって居りますので、 価格面での優位があります。(この辺りはやや流動的ですが)

他には、従前品が「冷えすぎてどうも苦手」、 「タオル等巻いてもどうしても濡れてしまうのが…」と、仰る方なら、「アイスノンピロー」の方が向いているかも知れません。

兎に角、この両者の違いは、ほぼ専用カバーの有無と本体サイズの若干の違いのみですので、 複数個のご購入をお考えであれば、少なくとも内一箇を「ピロー」にするのもアリだと思います。

やわらかまくら vs. 熱スッキリアイスノン

次に「やわらかまくら」(不二ラテックス)と「熱スッキリアイスノン」の類似品ライバル対決(?)です。

fig. 15 「やわらかまくら」(下)との外観比較 画像
fig. 15 「やわらかまくら」(下)との外観比較

この両者は謳われる機能はほぼ同様で、 一見すると同じ様な商品ではないかと思えますが、 実際に手にとって見ると、結構違った印象を受けました。

ではこちらも使い比べてみて感じた要点を挙げて行きましょう。

○所感
□ズシリと重い(?)手応えの「熱スッキリ〜」

今回新たに購入した「熱スッキリアイスノン」ですが、 先ず手に取った時に、結構ズシリと重量感の様な者を感じたので、ちょっと驚きました。 その重量についてはパッケージには特に記載が無く、また今回当方でも計測等は行っておりませんので、 実際に「やわらかまくら」に比較して重いのかどうかは判りませんが、とにかくちょっと違う感じがしたのです。

内部の構造等については、「熱スッキリアイスノン」は外袋(?)が不透明ですから伺い知る事は出来ないのですが、 手で触ってみた感じでは、矢張り「やわらかまくら」同様、 中にもう一つ保冷材のバッグが入っている2重構造になって居る様です。 取り合えず手に取った感触では、 「熱スッキリアイスノン」の方が造りがシッカリしている、と言う感じを受けました。

fig. 16 両製品厚さ比較 画像
fig. 16 「やわらか〜」(左)との厚み比較

両者の違いは、凍結させると更に如実に現れました。 「やわらか〜」が、以前の記事でも書いたのですが、 「袋詰めのシャーベット」の様な感触なのに対し、 「熱スッキリ〜」の方は、何と言いますか、ゴムかウレタンの様な、「塊感」の様な物が感じられるのです。 しかも、「やわらか〜」の方は使い始めると程なくしてぐにゃぐにゃに柔らかくなるのに対し、 「熱スッキリ〜」の方の「塊感」はかなり長く持続する様です。 兎に角、両者はかなり感触が違います。 この感じだと、そもそも両者の保冷材の成分・材質に大きな違いがある様ですね。

□表面の冷たさは「やわらかまくら」

これはそこまで大きな差があるわけでは無いのですが、 表面を直に触った感じでは「やわらか〜」の方がより冷たく感じました。 恐らく外袋の素材の違いが出ているのでは無いでしょうか? 「やわらかまくら」が滑らかな表面のモノ(これは社名通りの「ラテックス」なのでしょうね)なのに対し、 「熱スッキリ〜」の方は「アイスノンソフト」と同様の、表面がザラついた(?)感じの素材です。

また、これは「〜ソフト」との比較の時も感じたのですが、 「やわらか〜」の方が表面に霜がより着き易い様な気がします。

□冷却効果の持続時間は大差ない?

「やわらか〜」は、十分凍らせた直後はそれなりに硬くなりますが、直ぐに溶けて(?)柔らかくなります。 然しだからと言って、「熱スッキリ〜」と比較して特段冷たさの持続時間が短い、等と言う事はなさそうです。 両者を同時に使用してみても、持続時間に大差は感じられませんでした。

□「患部」にフィットさせ易いのは「やわらか〜」

先述の通り、「熱スッキリ〜」は凍結させるとガチガチに固まるわけでは無いものの、 ゴムかウレタンの様な固体になる感じですので、 腫れや炎症等の患部に当てて冷やす様な使い方には、使えないわけではありませんが、 最適とまでは言えないかも知れません。 個人的には、その様な使い方の場合は「やわらか〜」の方が向いてそうに思います。

○結論

以上から得た結論としては、打ち身や炎症等、体の特定の部位に当てて冷やす、と言う様な使い方をするならば、 「やわらかまくら」の方が向いているであろう、と言うことです。 では、「熱スッキリアイスノン」はどの様な用途に向いているか?と言う事ですが、 全体的な造りや凍らせた際の感触がシッカリして居る事等から、 従来の「水まくら」等の置き換え様としての用途をお勧めします。 この辺りは好みの問題になって仕舞うでしょうが、 直ぐにグニャグニャに柔らかくなる「やわらかまくら」より、こちらの方が枕としてはよりしっくり来る感じです。 「アイスノンソフト」が枕としては厚すぎる(高すぎる)と感じる方はこちらを利用すると良いでしょう。

「アイスノン」その他の関連商品を…


P.R.


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