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2018年02月02日

慢性腎臓病で飼い主に出来る事

◆慢性腎臓病ってどんな病気◆


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まずは、病気のことを知ることが大事。

慢性腎臓病のイメージとして体内の老廃物を排出できなくなる
”不治の病”といったイメージを持っている方も多いようです。

腎臓はネフロンと呼ばれる組織の集合体です。
このネフロンが壊れると、腎臓の働きが低下し、血液中の
老廃物が体外に排出されなくなります。壊れたネフロンは
再生しないために、病気は徐々に進行していきます。

そのために「不治の病」のイメージが付いたと思われます。

◆どうして猫に多い病気なの?◆


ネコはネフロンの量が少なく尿が濃く、タンパク質を多く摂取するからです。

猫のネフロンの量は犬と比べ半分程です。
ネコは飲水量が少ないため尿が濃く腎臓に負担をかけています。

更に肉食のネコはタンパク質を多く摂取するので代謝の過程で
多くの老廃物を作り、腎臓にかける負担が大きためと考えられています。

この病気はシニア猫の2〜3匹に1匹はかかると言われている程多い病気です。

しかし、早めの診断を受ければ、長生きできる子もいますので日頃の健康診断を
忘れずに!

◆慢性腎臓病の症状◆


見られる症状

・便秘になる
・食欲が落ちる
・時々、嘔吐する
・貧血になる

また、初期の場合はオシッコの回数や量も多くなり
尿の色も薄くなります。

しかし、末期になると逆にオシッコが出なかったり頻繁に嘔吐や下痢をします。
ここまで進行すると腎臓はほぼ、機能しなくなり、尿毒症の症状が現れ
衰弱していきます。


どうして水をよく飲むのか?

慢性腎臓病にかかると水をよく飲むようになります。

それも一回にかなりの量を飲みます。
また、食欲もなく嘔吐する事が多くなります。

これは、腎臓の機能が60%以上機能しなくなって脱水症状になるためです。


嘔吐物は?

白い泡状の物と黄色い水状の物とがありますが、黄色い物は腸液が混ざっているものなので
早めに病院に連れて行ってあげてください。

また普段あまり吐かない子が頻繁に吐くようであれば直ぐに病院へ!

腎臓病の他にも誤飲や腸捻転なども考えられるので診察を受けたほうがいいです。

異常がなければ安心できますから、自己診断やネット検索で調べた
事を鵜呑みにせず専門家の診断を受けましょう。



◆慢性腎臓病にかかりやすい猫がいる◆


この様な猫ちゃんは気をつけて

・過去に尿結石にかかったことがある。
・高齢の猫(8歳以上)
・遺伝的に腎臓の発達が悪い
・血圧が高い
・ウイルス感染症にかかっている
・自己免疫疾患を持っている

これらの要因を持っているネコは発症率が高くなります。



◆慢性腎臓病の治療は可能?◆


薬について・・・

昨年の春、動物要医薬品として初めて「腎機能低下の抑制」の効果、効能が
認められた治療薬「ラプロス」(共立製薬)があります。

これまでになかった腎臓に直接作用する薬で慢性腎臓病の進行を遅らせる
効果が望めます。

臨床試験では食欲不振や体重減少の改善が見られたそうです。



透析治療

Baidu IME_2018-2-2_19-58-20.jpg



ここ近年、人間だけではなく猫にも透析ができる時代になりました。
本来、腎臓がする役目を機械がする訳ですが結果として
末期の腎臓病であっても救える命が増えることが期待出来ます。

透析に関してはコチラのサイトを参考にしてください。

動物腎臓病センター



食事療法

家庭でできる事として食事療法があります。
食事療法は病の進行を遅らせるにとても有効な治療の一つです。

ここ数年、療法食の種類も増えて食欲が低下しやすい猫のために
嗜好性の高いフードも多く出ています。

ドライ・ウェットのほかにもリキッドタイプもあり、選択の幅が広がりました。

健康な時から下部尿路予防の食事や年齢に合わせた食事を与える事をオススメします。


予防薬

現在、東大の疾患生命工学を研究するチームが猫の腎臓病予防の薬をの
開発を始めていると発表しています。

当時で3年後を目処に製品化の計画を進めているそうなので
実用化されれば、病気に苦しむ猫が減るかも知れません。


◆気長に病気と付き合うつもりで◆

慢性腎臓病にかかると、完治することはありません。

病気と向き合い、気長に付き合う必要があります。

自宅で出来ることも沢山ありますので諦めずに続けましょう。

食事に関して

低タンパク低りんの療法食を選びましょう。
ドライ、ウェットとありますので好みの物を選んでください。

しかし、今ままでの食事と変わり美味しくないのか
最初はあまり食べませんし、食べてもすぐ飽きます。

なので色々試してみる事をオススメします。

皮下輸液(点滴)

定期的に病院で点滴を受けますが、自宅でも出来ます。

これは、猫の肩甲骨あたりの皮下に生食液を点滴します。
勿論、愛猫に注射する訳ですから緊張もしますし
慣れる事もありませんがこれをしてあげる事は大切です。

虹の橋を渡った「とら」


今回、腎臓病についてレポートしましたが、昨年私の最も
愛する猫の「とら」が腎臓病で虹の橋を渡りました。

「とら」は急性の腎不全で病名判明後、僅か三ヶ月の余命でした。

とら写真用3.jpg



みるみる衰弱していく我が子を目の当たりにして毎日、後悔と
謝罪の毎日でした。

ただ、申し訳なく毎日「とら」に謝ってました。

毎日、病院で点滴を受け、薬を飲み、好きな「ちゅ〜る」も食べられず
辛い毎日だったと思います。

「とら」がいなくなって当たり前の日常が当たり前ではなくなりました。


私の中では当たり前でなくなった日が続いています・・・



あなたも日頃から気をつけてあげてください。

病気になると、猫もあなたも辛い日々が続きます。

何時までも楽しく元気にあなたとあなとの猫ちゃんが元気で
幸せに暮らせるように。

お金について書くのは如何とは思いましたが参考になればと思い
かかった費用を書きます。

3ヶ月でかかった病院代と薬代、点滴ですが

当初は毎日病院で点滴 1回5000円程/ 計125000円程度
週一検査       1回3000〜5000円程/ 三ヶ月分60000円程度
これが一ヶ月続きました

その後
2日に一度病院で点滴 1回3000〜5000円程/ 40000〜50000円程度
毎日家で点滴     ひと月30000〜50000円程/ 10〜12万円強


セミントラ       月に1本 7000円/ 14000円
ラプロス        月に10000〜15000円程/20000円程

この他、水素水などの表も入れると

大体の概算で40万程です。

お金の問題ではありませんでしたし、少しでも良くなるのなら
いくらかかっても良いと思っていました。

しかし、家計の負担になることは間違いありませんので
普段から予防してあげてください。

あと、保険の加入もオススメします。



普段から気をつけてあげたいこと


今回は腎臓病について書きましたので普段からできる予防について

食事

普段より下部尿路予防の食事を与えるのがGOOD!
毎日、手軽にできる予防なので是非、続けてください。

また、年齢に合わせた食事が大切と獣医も言ってます。

子猫には子猫用を。
成猫と子猫では必要とする栄養分が違います。
子猫用は子猫に必要な栄養分が入ってます。

ロイヤルカナンのキトンは授乳中の母猫にも非常にいいです。
毎日、子猫に母乳を与えていますので、母猫にも栄養価が高いものを!


KIMG0705.jpg
愛おしい我が子達



ただし、カロリーが高いだけでは駄目です。

赤ちゃんに必要な栄養分が配合されているのがいいですね。

シニアになると高い栄養分より健康重視の食事になります。

下部尿路や腎臓サポート系の食事をあげてください。

また、普段からあまり水を飲まない子にはウェットフードも必要です。

食事と水分が摂れますので毎回ではなくても数回の食事の中で

1回変更するだけでも良いと思います。


水分

猫は普段から水をあまり飲みませんので水を飲む工夫をしてあげてください。

・数カ所に水を置く

可能であれば猫が過ごす場所に置いてあげてください。
食事の時や、昼寝する近く、キャットタワーなどの遊ぶ場所の近くなど
いつでも飲める環境が大切です。


・飲みやすい器に変える

猫は人間が思う以上に神経質な動物です。
お気に入りの器や飲みやすさ等も重要です。

色々試すのもいいですし、循環タイプの容器を使うのも猫が興味を示すのでいいですよ。

我が家でも使っています。

あと、器の大きさですが猫は食事や水飲む時にヒゲが器に当たるのを
嫌がりますので、口が広めの器に変えるだけでも飲んでくれます。

・水素水は健康維持に最適

以前、このブログでも書いてますが、日頃から水素水を飲ませるのもいいですが

毎回となると費用もかさみますので食事の時だけでも如何ですか。


普段から出来ることはたくさんあります。
何か一つでも試す価値あります。







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