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2018年01月17日

猫を保護するにあたり注意する事

猫の事を考えた保護の仕方

猫の保護には根気が必要

猫を保護するにはかなりの根気が必要となるケースが多いです。

うちの仔の場合は・・・

例1
ももゆき.jpg

前回の記事にも登場した「こゆき」(白)と一緒に保護した「すもも」

この子達は推測ですが生後2カ月は経っていたと想われます。

KIMG0563.JPG

この写真はまだ保護練習中で一日数時間だけ縁側で過ごし
外に行きたくなったら出て行くって感じで
毎日少しずつ家にいる時間を延ばして馴らして行きます
普通にご飯食べていますが、ここまでに2週間位かかりました。

まだ、一気に近づくと脅えが見えていたので
ゆっくりと近づきそっと、撫でてご飯を与えるを
繰り返し、完全保護までに3週間強かかりました。

有無を言わさず、閉じ込める事は可能でしたがそれでは
猫もストレスを感じてしまい、仔猫の時の強いストレスは
死に繋がる事もありますので、なるべく慎重に行う必要があると考えます。

また、保護した後の信頼性にも繋がると思います。


病院に連れて行く前に必ずおこなって下さい。

ノミ・ダニ駆除をお忘れなく


保護に成功したらまずはノミ・ダニ駆除を早い段階でして下さい。

保護猫の場合はかなり高い確率で何らかの疾患を
持っている仔が多いです。
また、親が猫風邪にかかていると産まれて来た子に
伝染している可能性はかなり高くなります。

その様な場合は病院で検査とワクチンを受ければ
大丈夫ですが、ノミ駆除などをしていない場合は
診察してもらえない事もあります。

多くの病院がそうです。

なぜか?

そのまま病院に連れて行くと他の方の猫や犬に
ノミをうつしてしまうからです。

また、シャンプーなどをしていない場合も
汚れや雑菌、病原体などが付着している
ケースもあるので病院によっては野良は診ない
事もあります。
我が家のかかりつけの病院は3件有りますが
その内の1件は野良、もしくは野良の産んだ仔は
診てくれません。

ですので、保護したら早い段階でノミ駆除をおこない
診察に行く前にこちらから状況を説明し診察は可能かを
伺った方がいいとおもいます。

ノミ駆除剤を使ってもすぐには駆除出来ませんので
使用した日から10日位経ってから病院に行きましょう。

その際は・・・
成猫の場合
「野良猫で有った事」
「ノミ駆除後、何日経っている事」 
   
「目ヤニやクシャミをしているか」
「便の状態」
「皮膚の状態」 など

全部じゃ無くても良いですが、なるべく詳しく伝えると良いでしょう。
赤文字の2項目は確実に伝えた方がいいです。

仔猫の場合
「野良猫で有った事」
「ノミ駆除後、何日経っている事」 
   
「野良が産んだ仔である事」
「大体の大きさ、体重など」
「目ヤニやクシャミをしているか」
「便の状態」
「皮膚の状態」 など

確実に伝える事で診察してもらえる可能性もあがります。

「動物を診ない病院なんて酷い!」

と、思われる方もいらっしゃるかと思いますが病院とて
商売ですし、他の患者さんに迷惑をかける事は出来ませんので
仕方ないと思います。

ノミ駆除剤に関して

ノミ駆除剤で有名なのはフロントラインです。

こちらは世界的に使用されているもので、効果も高いです。
以前は病院でしか購入できませんでしたが、今は
楽天にも動物病院がお店を出していますのでそちらから購入できます。

使用する時には注意が必要です。
詳しくはネットで検索すれば沢山出てきますのでそちらを
参考にして下さい。

1例だけお伝えすると・・・
生後8週以内の仔猫には通常の垂下タイプは使えませんので
スプレーを使用して下さい。 

DSC_8861.JPG
通常のフロントライン

DSC_8862.JPG
スプレータイプ

我が家で使用している物ですので使用感アリアリですがwww

上記で保護後にシャンプーと書いていますが、
フロントラインを使用する2〜3日前にはシャンプーはしないで下さい。
また、野良猫の場合シャンプーは非常に嫌がりますので無理に
する必要もありません。
洗い流す必要のない泡シャンプーやボディシートで
拭く程度でもOKです。


保護後には色々、注意が必要


環境の変化について行けない仔もいます。

いよいよ一緒に生活となりますが、ここからが大変です。

猫を飼った事のある方であれば、ある程度慣れているかと
思いますが、それでも元野良と飼い猫には大きな違いがあります。

元野良にとっては生活環境が全く違いますのでストレスを感じることが
多くなると考えて下さい。

外を知っている猫にすれば、家の中はとても狭いのです。
一軒家ならまだしも、マンションやアパートとなると
その行動範囲の狭さはストレス以外何物でもありません。

逆に外を全く知らない飼い猫にとっては家の中以外は
ストレスとなる事もあります。

そうなると一晩中でも泣き続けますし、暴れる仔や
隠れて出てこない仔もいます。

理想は時間をかけて毎日少しずつ家にいる時間を作って
馴らす事ですが、集合住宅の場合は難しいと思いますので
家の中に入れたら、あまり構わずにそっとしてあげて下さい。

キャリーケースなどで連れて来た場合はいきなり出すのではなく
部屋の隅において、カギを開けほっといて下さい。

暫くはじっとしているとおもいます。
猫も様子を見ています。

KIMG0128.JPG
こんな感じです。

その時にあやしたりかまってしまうと怖がりますので
まだ、ガマンです。

暫くすると自分で出てきますのでそのまま好きにさせて下さい。
猫は縄張り意識が高いので他の猫や外敵がいないか、安全なのか
自分で確かめます。

ここでもまだ、構わないで下さい!
が・ま・んです。

安全が確認出来たら猫はいきなり元気になったりしますので
暫く自由に遊ばせてそれから猫じゃらしなどで遊んであげて下さい。

その時は、使っていたキャリーケースはそのままにして下さい。
猫は狭い所が好きですし、隠れる場所が必要となります。
寝る時は暫くはキャリーケースの中で寝たりしますので
安心する場所を確保してあげるのも大切です。

KIMG1164.JPG
この仔は「あんず」で、完全保護までに1年以上かかりました。

完全保護前に妊娠して戻ってきましたので我が家で出産しました。

KIMG0853.JPG
出産中です。

KIMG0859.JPG
出産後2日

KIMG0879.JPG
ひと月経ちました。

KIMG0876.JPG
縁側で日向ぼっこしてます。


保護してまだ半年程ですが今でもチョットした事に怖がりますし
頭を撫でようとすると、今でも首をすぼめて目を瞑ります。

一年以上我が家に出入りしていた猫でもです。

避妊手術をしてからは大分落ち着きましたが、それまでは
やはり大変でした。

性格にもよりますが、猫が自分に危害を加えないと解るまで
気長にやさしく見守ってください。

あなたが猫を信頼してあげれば、猫も心開きます。

ただし、猫の世界にも例外は存在します。


KIMG0088.JPG

「ぶぅ〜さん」この仔は突然現れて、いきなり私の膝の上で寝た兵です。
この写真は、部屋に入った途端に私の布団の中に潜り込んできました。

猫風邪をこじらせている様で目ヤニも酷くクシャミ鼻水のオンパレード
それでもほっては置けずそのまま家猫になりました。

後日、判明しましたが、この仔も妊娠しており
ひと月後、無事に出産しました。

「ぶぅ〜さん」については今度詳しく紹介します。


保護したら外には出さないで



野生にかえります。

保護した後、外に出たがるからと言って外に出すと2度と
帰ってこないと思って下さい。

これも性格によりますが、帰ってこない確率が高いです。

家の近所で保護したのであれば、保護した場所に戻ったりしますが
保護した場所が離れている場合は殆ど見つかりません。

我が家のニャンズ達は基本的に家の周りをうろつき
敷地内で遊び、ご飯を食べてまた出て行くの繰り返しでしたので

たまに外出ても普通に「ただいま〜」って感じで帰ってきます。

しかし、普通は帰ってきませんので注意して下さい。

外で育ったから外の方が良いのかな?

と、思うかもしれませんが、保護したからには責任を持って
命尽きるその時まで、一緒にいる覚悟で保護して下さい。

あなたは命を預かったのですから・・・

その覚悟がないのであれば、餌を与えたりかまったりしないで下さい。
情けだけをかけるのは人間のエゴです。

逃げた猫は100%長生き出来ません。

暫くは落ち着かなかったり、鳴いたりしますが根気よく
見守って下さい。必ず慣れますから。

また、散歩をするのであれば部屋の環境に慣れてからの方がいいでしょう。
慣れる前の散歩は外に対する欲望が強くなります。

猫はバカでは有りません。
利口な動物です。
なので部屋が自分にとって安全と解れば落ち着きますし
散歩に行っても部屋では大人しくなります。

ただし、散歩の際は必ず胴輪をして、リードを着けて下さい。
猫用の物も売っています。

胴輪.jpg

こんなやつ。

普段気をつけてあげる事。


歯の健康は猫も同じ

人間と同じで猫にも歯周病はあります。
それも結構、確立高く80%の猫は歯周病と言われています。

P7200027hana.jpg
歯周病の猫の歯茎

一度、なると直ぐには治りませんので普段から歯磨きをしてあげて下さい。


Fotolia_38458465_Subscription_Monthly_M-2.jpg

歯ブラシを顔に近づけると自分で歯ブラシを掴んで噛んだりしますので
最初は遊びの感覚でやると楽ですよ。

歯ブラシは怖い物ではない、遊ぶ物と解れば少しずつ
磨いてあげて下さい。

我が家では子供用のヘッドの小さな柔らかい物を使っています。

DSC_8865.JPG


どうしても苦手な子には歯磨きガムやなめさせるだけの物も
ありますので、決して無理やりしないで下さい。

一度嫌がると歯ブラシを見ただけで逃げますので要注意です。

歯磨きに関してはコチラのサイトが参考になります。

にゃんペディア


そして、もう1つがこれ!

DSC_8870.JPG

これは、DrYUJIRO といって、犬猫の口内ケア用品です。

世界24カ国に認められたケア用品で元は犬用らしいのですが
猫にも使えます。

また、乳酸菌なので内臓にもよく歯だけではなく体全体を
健康にしてくれるので重宝しています。

我が家の猫の殆どが喜んで舐めてくれるので楽ですが

口の状態が善くない「こゆき」は嫌がりますので
ご飯のお後に膝の上にのせ、指に少量付けて
声をかけながらゆっくり歯茎に塗っています。

これを続けていると本当に状態は改善され、以前は
ウェットフードしか食べれなかったのが、今はドライも
食べれる様になりました。

薬ではありませんので、完治するとかは言いませんが
日頃のケアには本当に良い物ですのでワンちゃんや
猫さんの口内ケアにお困りの方は試してみる価値ありです。

また、ショップの対応も大変よく、うちではパウダータイプを
購入していますが、ゼリータイプも一緒にサンプルとして
つけて頂いたりします。

ワンちゃんにはゼリータイプが良いようです。

名前はわんこの歯医者さんとなっていますが
猫にも使用出来ますし、サンプルも付いていたりしますので
パウダーかゼリーか試す事も出来ます。

猫ちゃんの為に日頃からのケアを大切に!

Dr YUJIRO公式サイト

わんこの歯医者さん開発! Dr.YUJIRO デンタルパウダー(朝用)(※約3カ月分) 3000頭以上の犬の歯石除去(歯石取り)を行ってきた獣医師が開発。

価格:5,616円
(2018/1/17 15:38時点)
感想(286件)





最後まで読んで頂きありがとうございます。
書きたい事が沢山あり何時も長くなってしまいますが
最後まで読んで頂いたあなたのために少しでもお役に立てればと思います。

これからもどうぞ宜しくお願い致します。


初めてご訪問頂いたあなたへ・・・

こちらをお読みください。初めにご挨拶





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