競馬で作った約２００万の借金と向き合うブログ

全額返済が可能となったときふと思った。
今まで俺は何をやっていたんだろう。

同年代では結婚をしたり、仕事で圧倒的な成長をしている人だっている。自分より学年が一つ上だが稀勢の里は死力を尽くして横綱になった。

自分はどうだろう。
仕事はやっとの思いでしてるだけで実績などなにもない。
借金まみれになってそれを返せるにすぎない。
あまりに劣後している現状。

なら今までの競馬の失敗を活かして今まで負けた以上に勝てばいいじゃないかと思ってしまったのである。

ここまでくるともう手遅れだと思う。
モズカッチャンが勝ったとき井川意高の著書熔けるが頭に浮かんでまさに自分も脳が熔けたと思った。というより脳を熔かしてしまったの方が正しい。

そして翌週も勝負をしてしまったのである。
流れというものか翌週、翌々週は勝つことができた。ここも詳細を書こうと思ったが、精神的につらくなってきて書けない。

まず、返済をしないといけなかった。
本当に頭がおかしい。

そしてその次の週。
この週で全てが終わった。
この週は知人の冠婚葬祭系の催しがあった。
俺は人間嫌いで人が集まるところに行くのが苦手であるため、かなりのプレッシャーを感じていた。少しでもいい気持ちになろうと競馬で勝ちを確定させてからいこうと思った。
大きな間違いだった。

60万負けて、その後奇跡的に穴を当てた。これで大幅にプラスとなったはずだったが出発まで時間があった。ここでやめておけばいいものを、やってしまった。そして直前泥沼にはまる。負ける。負ける。そしてプラスだったはずの資金が減り焦る。出発するが、減らしてしまったプラスを取り戻そうと電車でも賭けた。完全に狂っていた。そのうち、プラスはマイナスとなり、さらに狂う。
この日信じられないほど負けた。催し中は放心状態だった。

今まで以上に自分にむかついた。とにかく腹が立った。ただ、それまでの勝ち分は相応にあり実はここで我慢できていれば無事だった。
しかし翌日はもっと狂うことになった。今までにないほど気が立っていた。その日俺の競馬人生で他が比較にならないほど負けた。手遅れなレベルで負けた。

あまりに負けすぎて、そして取り返しのつかないことをしてしまったことへの理解が追い付かず、ショックはすぐに感じなかった。

しかし時が経つにつれやってしまったことへの後悔、助かるはずだったのに自らそのチャンスをひねりつぶしたことがわかり、これまで以上に絶望を感じた。

体調もわるくなった。高熱をだしたり、しゃべることすらままならなくなり、職場の人にも心配され、今も体調不良は続いている。

とにかく馬鹿だった。目の前の怖いことから目を背けたいばかりに、馬鹿をやっていた。自分が何を恐れているのか、その恐れていることが現実化したらどうなるのか、など具体的に考えて一つずつ自ら消化しないと行けなかったのに怖い怖いとパニックになっていた。

とにかく現状、絶望的な状況ではあるが不思議なことにこれを書いていたら少し落ち着いてきた。落ち着いてきたからといって何も状況は改善しないが、気は少し楽になる。

見直ししていないので支離滅裂な文章になってしまい、すみません。



もしこれを見ているかたの中で、絶望的な状況から復活した方がいらっしゃいましたら、コメントにそのエピソードを書いていただけると幸いです。
体調が戻ったら精神病院に行ってみたいと思います。



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