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2017年12月28日
【ナチュラルな風合いが魅力】天然ウールカーペット
天然ウールカーペットは、ナチュラルな風合いが魅力ですね。
化学繊維を使用していないため、小さなお子様にも安心して肌触りや使い心地を楽しんでいただけます。
肌に触れる部分には、厳選された羊毛を使用し、冬は暖かく、夏はサラっとした風合いを感じていただけます。
天然のウールは、汚れに強く、手入れもしやすいので、日常使いに優れています。
また防炎効果も高いので、薪ストーブ廻りにもおすすめです。
足触りが柔らかく、音を吸収する効果もあります。
フローリングや石材などに比べて滑りにくい素材なので、室内でペットを飼っている方にもおすすめです。
ハウスダストやダニの発生を心配する声も多く聞きますが、カーペットにはハウスダストを吸着して空気中に舞い上げないという効果があります。実際、フローリングの部屋とカーペットの部屋とでは、カーペットの方が舞っているほこりの数が少ないそうです。
一年中快適に使用できる天然ウールカーペットなので、もっと住まいに取り入れてみてはいかがでしょうか。
このような天然ウールのラグマットも素敵ですね。
2017年12月21日
【ナチュラルインテリア素材】月桃壁紙
月桃は沖縄の山野に群生するショウガ科の植物です。
一年で2m以上に成長する月桃を原料とすることで、数十年かけて成長する森林資源の浪費を抑制できる地球環境に優しい素材と言えますね。
古来より漢方薬として利用されており、月桃の葉より抽出した月桃精油には、防カビ、防虫抗菌作用があります。
月桃壁紙は、和室にも洋室にもマッチする優しい、ナチュラルな意匠です。
塩ビなどの化学製品を好まない方、シックハウスが気になる方、環境対策に関心のある方に推奨したい壁紙です。
月桃壁紙は、撥水性が優れており、汚れが付いても拭き掃除を行うことができます。
そして通気性もあり、お部屋の調湿にも役立ってくれます。
さらに、おすすめは月桃紙障子紙です。
月桃障子紙は、月桃の茎より取り出した繊維をパルプ化して製品にしており、月桃の細かい繊維が浮き出た、優しい雰囲気の障子紙です。
新築、リフォームには、ぜひナチュラルなインテリア素材を取り入れてみてくださいね。
2017年12月14日
インテリアカラーコーディネート
インテリアのカラーコーディネートは、「ベースカラー」「メインカラー」「アクセントカラー」の3種類を考慮してコーディネートします。
ベースカラーとは、部屋の大半の部分を占める色で、基調色とも言いますね。
床、壁、天井などの内装材がこれに相当し、インテリア面積の約70%程度となります。
基本的にはアイボリー、ベージュが壁や天井、床は茶系の色でまとめるのが一般的です。
トーンにも配慮します。
メインカラーは、お部屋のテーマカラーとなる色で、インテリア面積の約25%程度となります。
ソファ、カーテンなどにメインカラーを配します。
アクセントカラーはインテリアのポイントとなり、ルームアクセサリーのクッションや壁に掛ける絵画などに配します。
インテリア面積の約5%程度となります。
アクセントカラーは、お部屋のアクセントになる必要がありますので、鮮やかで強い色を選び、インテリア空間を引き締めます。
ベースカラー:メインカラー:アクセントカラー=
70:25:5 は、心地良いインテリア空間のカラーコーディネートの黄金比率と言えますね。
2017年12月07日
住まいのカラーヒーリング
古代では、色彩を利用したヒーリングが行われていました。
色彩は、感覚や感情と密接に結びついていて気分や健康に強力なヒーリング効果をもたらします。
まず色の見えるしくみですが、モノ自体に色がついているわけでなく、光(太陽光、人工光)がモノに当たり、反射した色光を目がとらえて色を判断しています。
つまり、花が赤や黄色に見えるのは、その花が赤や黄色の光だけを反射し他の色の光を吸収しているからですね。
太陽光は様々な色の光が集まって構成されていますが、同時に様々な周波数の電磁波エネルギーが含まれています。
自然光のスペクタルの一つ虹がありますが、この主要色はそれぞれ異なる性質を持つ光であり、各々が固有のエネルギーレベルで振動しています。
そして、色をじっと見るとその色は目から脳へ伝達され、体温、脈拍、食欲などに影響を与えます。
目で見るときは色であっても体にとっては色刺激(電磁波エネルギー)として取り入れています。
カラーヒーリングは、その色刺激を使い心と体を正常に戻す方法です。
住まいのカラースキームにこの原理を取り入れることにより、身の回りを活気づけ、気持ちを元気にし、明るく快適なインテリア空間を作ることが可能になります。
色彩心理を上手く取り入れ、そしてバランスの取れたカラースキームにする重要なポイントは、反対色、補色(例:オレンジの補色はブルー)を取り入れることです。色相環上で対向位置にあるだけでなく性質も正反対です。
例えば、壁に主調色を使うと目は息抜きとバランス感を求めますが、これは部屋のどこかに少しの補色を添えることで解決します。
自然界では自ずとカラーバランスが取れています。緑の葉を背景に赤やマゼンタの花が添えられています。
もう一つの概念が、色から感じられる”暖かさ”や”涼しさ”です。
スペクトルの赤〜オレンジ側の色は部屋に暖かみをもたらす他、進出するように感じられるため、有効スペースが狭く見えます。
逆に、青〜緑側の色は涼しげな雰囲気を生み出し、後退するように見えるので、軽やかで広々とした印象になります。
全体としては寒色と暖色を組み合わせたほうが上手くいきます。
そして、サポートカラー(黒、白、グレー)を効果的に活用します。
応用例として寝室のインテリアをブルーでコーディネートした場合、ブルーは鎮静効果をもちリラックスできますが、反面寒々しい雰囲気になってしまいます。
そこにオレンジ、イエローなど心を高揚させる作用のあるカラーを装飾スキームに取り入れることにより、コントラストが生まれその暖かみがバランス感を作り出します。
色のイメージが対立するようでしたら、トーンに変化をつけてバランスを取ります。
トーンとは色調のことです。ある色に白を加えると明色(ペールトーン)に、黒を加えると暗色(ダークトーン)になります。住まいを装飾するときは、隣り合う色の明暗とトーンに気をつけることにより、バランス感、コントラスト感が出せます。
色の効果を正しくインテリアに活用することにより、とても心地よいインテリア空間になります。