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2018年04月19日
アートを暮らしに取り入れる
住まい方が多様化していますが、暮らしの中にこだわりを求めると、アートの効果はとても大きいです。
絵画には、油絵、版画、水彩画等ありますが、比較的気軽に取り入れられるものとして、版画(エッチング、シルクスクリーン等)や写真やポスターなどがあります。
子供が描いた絵なども額装にして飾ると立派なアートになります。
素敵な絵葉書などをインテリアやアートのイメージに合った額に入れても良いですね。
額縁もナチュラルなものから、トラディショナルなものやクールな素材のモダンなものと様々です。
アートのある暮らしを楽しむには、ホームギャラリーなどのコーナーを作りコレクションを展示したり、玄関ホール、リビング、和室、プライベートルームなど部屋によってテーマを替えて、他のエレメント(壁紙、カーテンなど)とイメージ・テイストを合わせて、コーディネートすることがポイントです。
そして、絵画をより効果的に見せる照明を上手に活かしてみて下さいね。
スポットライト、ダウンライト、テーブルランプ、ブラケットなど。
その際は、熱源をカットしたLEDランプがおすすめです。
また絵画の中の色彩をソファのクッションに取り入れたり、リズムをつけて楽しむことが大切です。
絵の高さは、目の高さにすることが基本になります。
アートを飾るときのポイントについてです。
□飾る高さ
座っている場合と立っている場合では、当然目線の位置が違ってきます。
ダイニング、リビングなど椅子やソファに座っている時間が長い場所では、110p〜120p、和室など床に座った位置では、60p〜70p、玄関ホールや廊下など立っている位置では、150p〜160pを目安として、これより上に絵画がくるように飾るとバランスが良くなります。
□バランス
例えば絵画をサイドボードの上に飾り、フォーカルポイントとして見せ場を作りたい時のバランスについてです。
バランス良くまとめるためには、シンメトリー(左右対称)とアシンメトリー(左右非対称)のルールがあります。
シンメトリーはバランスの取れた並べ方で、格式のあるクラシックなスタイルの場合に特に効果的です。
絵画を中心に、両サイドにキャンドル、トピアリーなどをシンメトリーに飾ります。
またアシンメトリーのバランスの取り方は、斬新でモダンなスタイル又和風なスタイルに合いますね。
インテリアアクセサリーのアレンジについては、インテリアの洋書がとても参考になります。
そして、そこに自分らしいオリジナリティを足してみて下さい。
□絵画のボリューム
壁面や家具に対して絵画が大きすぎても小さすぎてもバランスが悪いですね。
たとえば、ソファを置いた壁面に絵画を飾りたいときは、
空間:家具:絵画=8:5:3
これを寸法の目安にしてみてはいかがでしょうか。
また1枚の絵画でなくても、小さな絵画をいくつかグルーピングして飾っても素敵です。
ただし、絵画のテーマ、テイストが合っているものでまとめます。
額にも色々なテイストのもの(木製、金属、プラスチックなど)がありますので、インテリアスタイルに合ったものにすると良いですね。
気軽にアートを暮らしに取り入れ、自分らしい空間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
2018年03月08日
鏡をインテリアに取り入れる
壁を飾るインテリアアイテムといえば、アート、ポスターが定番ですね。
海外のインテリア雑誌などでは、鏡を上手に活かしたインテリアがよく登場します。
アートを飾る感覚で、鏡をインテリアに取り入れてみてはいかがでしょうか。
プチ模様替えになり、おすすめです。
お部屋が広く見えるという効果も期待できます。
鏡をインテリアアイテムとして取り入れる場合は、インテリア雑貨とのコーディネートがポイントになります。
例えば、フォーカルポイントのサイドボードの上に鏡を置く場合は、インテリアテイストやデザインが合う雑貨などを並べてみます。
また、お花、グリーンを飾ると鏡に映りこみボリュームが増します。
テイストを合わせるほかに、形を揃えて統一感を出す方法もあります。
鏡が四角形なら、まわりに配置する雑貨もスクエアのフレームなど、鏡が空間にしっくりとなじむようにインテリアコーディネートします。
形を揃えることで、リズムのある空間になります。
2018年02月22日
【健康な住まいをデザイン】インテリア環境風水の視点
建築医学が、従来の医学の代替医療として注目されてきています。
建築医学は、風水の考え方と大変似ています。
デザインが悪い住まい、商業施設やオフィスなどは、人の心身に悪影響(免疫力の低下など)を与えるというデータが出ています。
住環境やオフィス環境が人の心、身体に与える影響は、とても大きいのですね。
その影響が悪いとストレスになり、私たちの心、身体は蝕まれていきます。
建築医学の面からもインテリア環境風水を積極的に取入れてみてはいかがでしょうか。
出来れば直線構成の住空間より、動きのある流動的な有機的デザイン設計、オレンジ、イエロー、レッドなど暖色系のカラーを壁面、家具などのインテリアに取り入れたり、電球色の照明などは環境免疫を向上させます。
あたたかみのあるインテリアがポイントですね。
本来は総合的にとらえないといけませんが、インテリアで場を整える(脳の働きを高める)には、いくつかポイントがあります。
・階段、廊下などに秩序良く流れるように絵画を飾る
・床のフローリングに動きを出すため斜め張りをする
・室内に照明の光りをランダムに配する
・スキップフロアで少しの段差をつくる
・右脳を刺激させる色彩、デザイン性の高いインテリアを演出する
また建築医学の見解からも有害化学物質は、心身にダメージを与えるため排除すべきものです。
コンクリート打ちっぱなし、電磁波も同様です。
いくら色彩やデザイン性にこだわっても化学物質が揮発している空間では、磁場が悪くなってしまいます。
建物の状況、環境、室内の間取り、インテリア、色彩や形、素材、生活動線、家具等の配置など全てが住む人の状況に影響を与えます。
これらを考慮して生命場としての住空間を考えるのが、(建築医学)インテリア環境風水の視点なのです。
2017年12月14日
インテリアカラーコーディネート
インテリアのカラーコーディネートは、「ベースカラー」「メインカラー」「アクセントカラー」の3種類を考慮してコーディネートします。
ベースカラーとは、部屋の大半の部分を占める色で、基調色とも言いますね。
床、壁、天井などの内装材がこれに相当し、インテリア面積の約70%程度となります。
基本的にはアイボリー、ベージュが壁や天井、床は茶系の色でまとめるのが一般的です。
トーンにも配慮します。
メインカラーは、お部屋のテーマカラーとなる色で、インテリア面積の約25%程度となります。
ソファ、カーテンなどにメインカラーを配します。
アクセントカラーはインテリアのポイントとなり、ルームアクセサリーのクッションや壁に掛ける絵画などに配します。
インテリア面積の約5%程度となります。
アクセントカラーは、お部屋のアクセントになる必要がありますので、鮮やかで強い色を選び、インテリア空間を引き締めます。
ベースカラー:メインカラー:アクセントカラー=
70:25:5 は、心地良いインテリア空間のカラーコーディネートの黄金比率と言えますね。
2017年12月07日
住まいのカラーヒーリング
古代では、色彩を利用したヒーリングが行われていました。
色彩は、感覚や感情と密接に結びついていて気分や健康に強力なヒーリング効果をもたらします。
まず色の見えるしくみですが、モノ自体に色がついているわけでなく、光(太陽光、人工光)がモノに当たり、反射した色光を目がとらえて色を判断しています。
つまり、花が赤や黄色に見えるのは、その花が赤や黄色の光だけを反射し他の色の光を吸収しているからですね。
太陽光は様々な色の光が集まって構成されていますが、同時に様々な周波数の電磁波エネルギーが含まれています。
自然光のスペクタルの一つ虹がありますが、この主要色はそれぞれ異なる性質を持つ光であり、各々が固有のエネルギーレベルで振動しています。
そして、色をじっと見るとその色は目から脳へ伝達され、体温、脈拍、食欲などに影響を与えます。
目で見るときは色であっても体にとっては色刺激(電磁波エネルギー)として取り入れています。
カラーヒーリングは、その色刺激を使い心と体を正常に戻す方法です。
住まいのカラースキームにこの原理を取り入れることにより、身の回りを活気づけ、気持ちを元気にし、明るく快適なインテリア空間を作ることが可能になります。
色彩心理を上手く取り入れ、そしてバランスの取れたカラースキームにする重要なポイントは、反対色、補色(例:オレンジの補色はブルー)を取り入れることです。色相環上で対向位置にあるだけでなく性質も正反対です。
例えば、壁に主調色を使うと目は息抜きとバランス感を求めますが、これは部屋のどこかに少しの補色を添えることで解決します。
自然界では自ずとカラーバランスが取れています。緑の葉を背景に赤やマゼンタの花が添えられています。
もう一つの概念が、色から感じられる”暖かさ”や”涼しさ”です。
スペクトルの赤〜オレンジ側の色は部屋に暖かみをもたらす他、進出するように感じられるため、有効スペースが狭く見えます。
逆に、青〜緑側の色は涼しげな雰囲気を生み出し、後退するように見えるので、軽やかで広々とした印象になります。
全体としては寒色と暖色を組み合わせたほうが上手くいきます。
そして、サポートカラー(黒、白、グレー)を効果的に活用します。
応用例として寝室のインテリアをブルーでコーディネートした場合、ブルーは鎮静効果をもちリラックスできますが、反面寒々しい雰囲気になってしまいます。
そこにオレンジ、イエローなど心を高揚させる作用のあるカラーを装飾スキームに取り入れることにより、コントラストが生まれその暖かみがバランス感を作り出します。
色のイメージが対立するようでしたら、トーンに変化をつけてバランスを取ります。
トーンとは色調のことです。ある色に白を加えると明色(ペールトーン)に、黒を加えると暗色(ダークトーン)になります。住まいを装飾するときは、隣り合う色の明暗とトーンに気をつけることにより、バランス感、コントラスト感が出せます。
色の効果を正しくインテリアに活用することにより、とても心地よいインテリア空間になります。
2017年11月09日
自然素材インテリアのセンスアップルール
自然素材インテリアをセンスアップさせる、コーディネートのルールをご紹介します。
自然素材をふんだんに使うインテリアといっても、例えば、壁、天井、床、すべてが木だと、居心地の悪い空間となってしまいます。
さらに、木の節目だらけの空間は、心理的にも落ち着かなくなります。
やはり、素材や色彩のバランスが大切ですね。
いくつかポイントがありますが、
1.ミッドセンチュリーモダン、またはデザイナーズのインテリアアイテムを一つは取り入れる
デザインアイテムを取り入れると、空間のアクセントとなります。
家具、照明器具、アート、小物でデザインアイテムを取り入れます。
2.モノトーンの色彩で、バランスを取る、特に黒色を分量を考慮して、効果的に取り入れる
3.様々な素材をミックスさせる
木、紙、土、金属、ファブリック、ガラス、プラスチックなど、異素材を取り混ぜることによって、空間が豊かになります。
4.一つのインテリアスタイルではなく、ミックスさせて自分らしさを出す
5.グリーン、お花といった植物を空間に取り入れる
自然素材のインテリアは野暮ったくなるのでは、と時々聞かれますが、以上のコーディネートルールを取り入れることによって、センスの良いインテリア空間になります。
カラーコーディネートのポイントは、木の色みがイエロー、オレンジなので、
アイボリー、ベージュなどのアースカラー、グリーンを取り入れると、ナチュラルなインテリアになります。
または、木の色みの反対色、ネイビーやトーンの差をつけるブラウンなどをソファに配すると、メリハリが生まれモダンにコーディネートできます。