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2018年01月28日

小室さん不倫疑惑報道で「文春砲」炎上

毎日新聞 より

小室さん不倫疑惑報道で「文春砲」炎上

音楽プロデューサーの小室哲哉さん(59)が週刊文春の不倫疑惑報道をきっかけに引退を電撃表明したあと、<文春こそゲスの極み>や<小室さんを返して>など、同誌に多数の批判が寄せられている。数々の「不倫疑惑」をすっぱ抜き、話題を集めてきた“文春砲”が、今回はなぜ炎上したのか。【福永方人、小国綾子、岸達也、和田浩幸/統合デジタル取材センター】

ネット上で文春批判渦巻く

  <文春いいかげんにしろ!  人間生きてたら色んな苦しいことがあって 辛いことがあるねん>   <文春さん、不倫ネタはもうやめましょう。 もっと国民のために権力のある方の追及をしましょうよ!>   <不倫は嫌い。 でも終わりない介護には計り知れない辛さがある>。  小室さんの引退記者会見後、 ツイッター上で文春批判が渦巻いている。  週刊文春の公式アカウント「文春砲」が17日、 <カリスマ音楽プロデューサー・小室哲哉による裏切りの密会劇> などとツイートすると、 24日までにコメントは4300件を超えた。 <ほんとに不愉快> <買わないこと。見ないこと> <調子に乗りすぎ> <あなたたちの哲学は何ですか> など、ほとんどが批判だ。   ツイッター上では 「#文春不買運動」「#文春を許さない」 などのハッシュタグ(検索の目印)まで登場。 廃刊を求める投稿もある。 これまで文春による“不倫ネタ”のファンだった、 と名乗る人までが <今回の小室さんの事で、初めて悟った。 週刊文春は間違いだと。 介護はあまいもんじゃない。 人間はそんなに綺麗じゃない> とツイートした。

報じられた当事者たちは

  過去に週刊文春で不倫疑惑を報じられた人々も 反応している。   衆院議員を辞職した宮崎謙介さんは20日、 自身のブログでこうつづった。   <週刊誌で疑惑が報じられているだけだと疑惑止まりだが、 テレビで朝から晩まで報道され続けると 疑惑が事実になるような感覚に陥る。 これまでも多くのえげつない週刊誌記事があったが テレビに流されなければ鎮火も早い>   2016年にタレントのベッキーさんとの不倫を報じられた ロックバンド「ゲスの極み乙女。」 の川谷絵音(えのん)さんは19日、 ツイッターにこう投稿した。   <病的なのは週刊誌でもメディアでもない。紛れも無い世間>

小室さんへの批判は少数

  ツイッター上では小室さんを疑問視し、 週刊文春を擁護する声もある。   <公人は弱音を吐く場所を間違えちゃいけない。 社会的立場をわきまえなきゃいけない。 そういう意味で文春はこの世に必要だと思う>   <小室さんの引退は残念だし、 有名人の不倫報道ばかり 盛り上がる風潮はいかがかと思いますが、 文春を責めるのは違う気がします。 引退は小室さん自身がした選択ですし 「文春砲」をもてはやしてきたのは社会の方です>   記者会見で涙を見せた小室さんだが 「計算があった」との見方も。 <文春砲から日を開けて会見したのは 周到に作戦を立てていたからだろうし、 自身の不倫疑惑をあそこまで見事に 引退と介護問題にすり替えたのもお見事としか言いようがない>。 この投稿は続けて <だけどそれ以上に驚いたのは、 それにコロッと騙されて手のひらを返したかのように 猛烈に文春をたたき始めたネット界隈(かいわい)の声> としている。   とはいえ、全体としてこうした内容の投稿はきわめて少数だ。

世は男性の不倫に寛容?

  ベッキーさんや山尾志桜里衆院議員の時と違って、なぜ今回の報道に批判が相次いでいるのか。   コラムニストの小田嶋隆さんは 「彼女たちにはすでに“敵”がいた。 山尾さんならばネトウヨ。 ベッキーさんであれば 『よい子』のイメージを快く思わない人。 不倫疑惑報道は彼女らを攻撃したい人々にとって 格好の口実になった」 と見る。   さらに、 小室さんへの同情論が強いことについて 三つの理由を挙げる。   「女性ではなく、男性だったこと。 世間は男性の不倫に対しての方が寛容です。 また、小室さんが『男性機能はない……』と 記者会見で明かさざるをえないところまで 追い詰められた姿が同情を呼び、 報道批判に転じた。 さらに『介護疲れ』が 今の社会では特に身近な問題であること。 ここまで疲れ果てた人を指弾してよいのか、 と人々の心に訴えるものがあったのでしょう」

介護疲れへの共感

  くも膜下出血に倒れ、 記憶力や注意力などが低下する 高次脳機能障害の後遺症に苦しんでいる 妻KEIKOさんを介護していたことが、 同情や共感を集めた最大の理由−−と見るのは、 動物行動学者でエッセイストの竹内久美子さんだ。   竹内さんは 「メスがパートナーより 良いオスの遺伝子を取り入れようとする行動は、 動物の当然の行動。 それを倫理に反すると言うのは人間だけ。 私は不倫を擁護も否定もしません」 というのが一貫したスタンスだが、 今回の報道に対して人々が抱いた関心の本質は 「不倫の有無」ではなかった、と見る。   「むしろ 『創作に夢中で一時代を築いた音楽家が、 孤独な介護で疲れた日々に心のよりどころを求めた』 という物語の方が読者の心を動かし、 共感を集めたのではないか。 もしも文春の記事が、 介護する側のつらさに寄り添う内容であれば、 記事はこれほど炎上しなかったはず。 文春は読者の反応を読み違えたのでしょう」   NPO法人「東京高次脳機能障害協議会」の細見みゑ理事長は 「症状の程度や介護の仕方が百人百様で、 家族や親しい人だけで抱えるのは難しい。 専門家と相談しながら社会の中で リハビリさせるのが一般的だが、 有名人で難しかったのかもしれない」 と推測。 「時間をかければ症状は良くなり、 就労できるまで回復する人もいる。 小室さんは希望を持ってKEIKOさんに寄り添ってほしい」 と語る。

正義感を振り回さないで

  婚外恋愛をテーマにした 「恋する母たち」を連載中の漫画家、 柴門ふみさんは 「恋愛に対して多くの人はダブルスタンダード、 トリプルスタンダードなんです。 普段は『婚外恋愛や不倫なんて許せない』と言っている人も、 すてきな異性に言い寄られた途端に ときめいてしまう。 人間はそういうものだし、 そんな恋愛経験のある人も少なくない。 だから同じ不倫疑惑報道でも、 ちょっとした要素によって許せなかったり、同情したりする」 と説明する。   「ベッキーさんや山尾さんのように、 順風満帆の人生を送っているように見える人が ターゲットになった時には報道を楽しめた人でも、 小室さんのように、 配偶者の介護という 目に見えて大変な状況に置かれている人が ターゲットになれば、 反応が異なるのも当たり前。 それが人間ではないでしょうか」   その上で 「世の中に有名人の不倫話へのやじ馬根性があるのは仕方ない。 しかし本来、男女のことは当事者にしか分からない。 当事者ではない他人が、 善悪論や正義感を振り回してたたくべきではないし、 ましてネット上で批判されているのを見て 『こいつはたたいていいんだ!』 と集団でバッシングするのは間違いです」 といさめる。

社会の底流に嫌悪感も

  今回の炎上の背景に、 実は不倫疑惑報道への批判や嫌悪感が すでに社会の底流にあったのではないか、 と見るむきもある。   <私は、不倫をしている人間より、 他人の不倫を暴き立てて商売にしている人間の方が ずっと卑しいと思っています。>   小田嶋さんが19日、 ツイッターにそう投稿すると、 リツイート(引用)は1万を超え、 「いいね」は2万を超えた。 「驚きました。ツイッターを始めて以来、最高記録ではないか。 小室さんの報道の前からすでに、 不倫ネタを追う“文春砲”に うんざりしていた人は多かったのでしょう」   小田嶋さんは、 週刊文春の報道姿勢も炎上の一因だと指摘する。 「周囲が文春の特ダネを“文春砲”とほめたたえているうちはいい。 しかし自ら“文春砲”を名乗り、 『おまえのネタを握ってやったぜ!』 という表情で舌を出して笑う 『ふみはるくん』 なるキャラクターまで作ってネット上で拡散する。 さすがにやり過ぎだ、 と多くの人が感じ始めていたのではないでしょうか」

不倫報道の潮目変わるか

  過熱する一方だった不倫スキャンダル報道の流れは、 これを機に変わるのか。   竹内さんは 「今回の一件で人々は不倫疑惑報道の残酷さに気付いたと思う」 と話し、流れが変わる可能性を示唆する。   ライバル誌の週刊新潮の記者は 「うちの編集部内で 『フライデー襲撃事件みたいなことにならなければいいが』 と話題になってます」 と打ち明ける。 事件は1986年に起き、 過激な報道姿勢で人気を集めていた写真週刊誌が 凋落(ちょうらく)するきっかけになったとされる。 「ただ、著名人の不倫疑惑は読者の関心が高く、 週刊誌記者にとっては不動の取材テーマ。 そう簡単に変わらないとは思いますけど……」   週刊誌がすっぱ抜き、 テレビのワイドショーが追いかけ、 視聴者が ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS) で拡散する……。 しかし、そもそも 「不倫疑惑を報道する意味はあるのか、公共性があるのか」 と小田嶋さんは問題提起する。 「報道すべてを否定はしませんが、配慮は必要です」   毎日新聞は、 これまでに寄せられた批判の内容や件数、 批判に対する見解について週刊文春編集部に取材を申し込んだが、 編集部の回答は「お答えしていません」だった。
「むかしむかしあるところに」 で始まる昔話か イソップの寓話に出てきそうな話だ。 最初の一つ二つがうまくいくと 調子に乗って道義も顧みずにやり続け 結局失敗してしっぺ返しを食らう。 今回の話は 文春、アウトだ。 だいぶ業態は変わったとは言え 菊池寛のDNAが流れているはずの文春が こんなプリミティブなレベルの失敗は ファンとして気持ちの良いものではない。 不倫報道が正義か悪かはおいておくが 何も考えずに 有名人の不倫ならなんでも受けるだろうと 思っている節があるので そこが大いに残念。 確かに 小室をカリスマと呼べなくはないが 少し人を見る目があれば 繊細でコンプレックスの強そうな 悩むタイプの典型的なアーティストであることは すぐにわかる。 最盛期であっても 周囲の顔色を伺ってお金の使ってしまう人物で そういう人物のプライベートを暴いたところで 何が出てくるかわからないのは 当たり前の話だ。 そういう読みができないのなら 不倫報道は報道する側に 大きなリスクが発生する。 事実はどうあれ 「カリスマアーティストの不祥事を糾弾する正義」 のはずが 「妻の介護に疲れ切った病人を自分の利益のためにいじめる社会悪」 になってしまった。 不倫報道の是非は 改めて語るつもりはない。 他の多くの事柄と同じように 必要な時は必要だし 必要のないときは必要ないのだ。 多くのほんのちょっと難しい事柄と同じように 多くの日本人が苦手な 状況の判断が必要な事柄で 多くの日本人の得意な マニュアルを見ればわかるような 単純な善悪 で片付けられることではない。 それを 文春が単純な善悪で片付けていた節があることが 大いに問題なのだ。 我々は 運転技術のない運転手が 運転する車に乗って アホみたいに物見遊山していたことになる。 毒を操りたいなら 相応の 「毒の知」 が必要だということだ。 下は文春編集長の弁を紹介した朝日新聞の記事

文春編集長、小室さん引退騒動「予想できず」不倫報道で

 

音楽プロデューサーの小室哲哉さん(59)の不倫疑惑を報じた「週刊文春」に批判が殺到している。小室さんの引退表明につながったこともあり、近年盛り上がる不倫報道への疑問も表面化した。同誌の新谷学編集長(53)が27日夜のトークイベントで、苦しい胸中を明らかにした。

  ツイッターの公式アカウント 「文春砲」へのコメントは 27日午後9時半現在、4300件を超す。 「廃刊しろ」「もっと他に暴くことあるだろ」 「小室さんを追い詰めた」 など厳しい声が並ぶ。   発行元の文芸春秋社(東京都千代田区)で 開いた同誌のデジタル会員向けイベントで、 新谷編集長は 「厳しい意見もいただき、 胸に手を当てて考えていきたいが、 不倫摘発雑誌のようにとらえられるのは切ない」 と述べた。   報じた理由については、 「人間のいろんな面を伝えていきたい。 KEIKOさんの介護をしているという 『表の顔』の裏で、女性との息抜きを求めていた。 大変な介護の中で息抜きもしたくなるよなという、 介護の理想と現実というものを伝えたかった」 などと述べた。   対談相手は、 バンド「ゲスの極み乙女。」 の川谷絵音さんとの関係が報じられたベッキーさんと 同じ事務所に所属するお笑い芸人・カンニング竹山さん。 「一連の不倫報道の流れで世の中が騒ぐだろうと分からなかったのか」 との質問に対し、 新谷編集長は 「週刊文春は忖度(そんたく)しないメディア」 としながらも 「こちら側の意図するものと、 伝わり方に大きなギャップが出てきている。 予想できなかった」 と述べた。   今回の週刊文春の報道には、 多くの著名人もSNSで見解を表明している。   堀江貴文さんはツイッターに 「文春クソ」。 政治資金の使い道などについて報道され、 東京都知事を辞任した舛添要一氏は 「優れた才能がまた一つ消えていく。 週刊誌による興味本位の有名人不倫報道、 いつまでこんな非生産的なことを続けるのか」 と非難する。  川谷さんは 「病的なのは週刊誌でもメディアでもない。紛れも無い世間」。 不倫を巡る「世間」での盛り上がりの異常さを指摘した。
そもそも新谷さんは嫌いな人物ではない。 しかし 忖度ありきは報道機関として問題だが 忖度しなければ 「結果として」悪いことは起こる。 それはそれで当然な話だ。 今回の話は当然として 「不倫摘発雑誌のようにとらえられる」のも 当然起こる悪い結果だ。 単純な市場原理で 世の中がつつがなく回るほど 今の世の中は単純ではないことぐらい 文春の編集長だからこそわかりそうなものだ。 つまり面倒臭いことを逃げたのだ。 忖度という言葉には ずいぶんいろいろな広い意味を持たせている昨今だが 「忖度」と「不正な意図」を結びつけるあまり 「忖度」と「必要な判断」の区別ができなくなれば 原理主義的な市場経済で 世の中は荒れるに任せるしかない。 日本人の変な真面目さは そこへの流れを作ってしまいやすい危うさを 常に持っているが 原理主義的な市場経済で 世の中は荒れるに任せることを嫌うのも 日本人のかなり一般的なあり方だ。 つまり 要所要所で頭をしっかり使うことを 怠けてはいけないのだ。

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2018年01月12日

ウーマン村本、朝生騒動を受け心境「僕に学んでくれたらうれしい。僕も学ぶ」

 より

ウーマン村本、朝生騒動を受け心境「僕に学んでくれたらうれしい。僕も学ぶ」

「また朝生に出て、同じようなシチュエーションになっても、同じことします」「もう呼ばれることないと思うが、次呼ばれても知ったかぶりはせずに、間違えたら全力で謝罪する」   元日に放送された テレビ朝日「朝まで生テレビ!」での発言が 炎上したウーマンラッシュアワー・村本大輔が、 8日放送のAbemaTV『AbemaPrime』で心境を語った。

問題となっているのは、 番組中、東京大学大学院の井上達夫教授に 「君、9条2頂の文章、読んだことあるの?」 と尋ねられた村本が 「読んだことがない、だから聞いている」 と反論したところからの場面だ。 すかさず司会の田原総一朗氏が 「読めよ、ちゃんと!」 と叫び、井上氏も 「少し自分の無知を恥じなさい」 と指摘。これに対し村本は 「視聴者の代弁者だから!テレビはそうなんですよ」 と再び反論したのだ。 「9条について、ふわっとしたことは分かる。 でもこれが向こうの怒りに火をつけたみたいで、 すごい怒られましたよ。 出演にあたって、 "小学生以下のバカみたいなことは絶対に言う。 皆さんの話の腰を絶対に折ってしまう。 それでもよかったら" と言ったし、共演者全員に "今日は僕、本当に小学生レベルのことを聞きますけど いいですか" と言った。 そうしたら全員が 『いいですよ。何でも聞いてくださいね』 と言った。 それなのに "憲法の話をもう一度教えてください" と言ったら無知を恥じなさいと言われた。 落合陽一さんには "小学校に行きなおせよ" と言われたが、 小学生以下と言っていたので 幼稚園と言って欲しいんだけど。 そもそもなぜ出ようと思ったかというと、 いつもの朝生では "文民統制" という言葉などが当たり前に飛びかっていたし、 僕が12月末に時事ネタ漫才みたいなのをやった時に、 身の回りに知らない人が結構いる。 9割の代弁者じゃないけど、 もう一度、教えてくださいよ、という質問だった」 そう振り返った村本に対し、 経済評論家の上念司氏は 「無知を恥じなさい!」 と井上氏と同じコメントで厳しく批判。 「村本さんの漫才は 『そんなこともお前ら知らないで政治とか大丈夫?』 というのがオチだった。 今回、そっち側に村本さんがいってしまったのが なぜだか分からなかった」 と述べ、村本が非武装中立を訴え、 命を失うくらいなら、 尖閣諸島を中国に明け渡してもいい という主旨の発言をしたことについても追及。 「命をかけて2000年間守ってきた人たちがいるわけで、 自衛官をしている 村本さんの弟さんやその同僚の方たちにも リスペクトが足りないと思われても仕方がない。 リスペクトがあるならそういうことを言ってはいけない。 命をかけても守らなければいけない。」 と詰め寄った。 すると村本は 「例えば『泥棒が入ったらどうするの』 『殺されたらどうするの? あなたが好きな沖縄が奪われたらどうするの? 尖閣が奪われたらどうするの?』 と聞かれて、 『命を奪われるくらいだったら僕はあげます』 と言った。それが 『僕は尖閣をあげます』ということだけ取り上げられた」 と説明、 「そこでピシャっと 『無知を恥じなさい。小学校に行けよ』 で終わってしまった。 皆さんが言っていることはすごく分かる。 でも、あまりにも当たり前に 憲法改正の話が進みすぎているので、 質問をあてたら、 東大の教授とか、 三浦瑠麗さんとか、 賢い人たちはどんな答えを返してくれるのかと思った」 と説明した。 さらに 「沖縄にその翌日から行った時に片っ端から 『憲法9条の改正をどう思うか。文民統制をどう思うか』 と聞くと 『知らねぇよ』 『小学生の時にやったけど忘れたよ』 と結構言われた。 でも、僕の騒動をきっかけに、 何人かは勉強したと言っていた。 沖縄の新聞社からも取材を受けた。 それが僕の仕事であって、 それがいらないなら僕を出さなければいい」 「人は恥ずかしいから隠す。 隠して知ったかぶりをする。 僕は自分の等身大でしゃべりたい。 その中で共感してくれる人が 1人でもいたらよくて、 それが番組的にOKだから僕は出ているわけであって、 もしああいうことを言って 悪影響があるのであれば テレ朝は僕を出さなくていい。 僕は自分を作ってもいないし、 リアルに分からない。 だから教えて欲しい」。 村本の議論を聞いていた 慶應義塾大学特任准教授の若新雄純氏は 「今回、安易に非武装中立を唱えると バカにされるということを改めて認識した人が たくさんいると思う。 でも、日常会話の中において、 普通の人は非武装中立の方がいいと 平気で理想論を言うこともあると思う。 それが難しい理由を知っているからこそ、 丁寧に説明することが大事なのに、 朝生に出ている人たちは、 日常的に賢い人としか話していないから、 "バカなの、君" としか言えない。 だから "それは違うんだよ" としっかり説明して、 村本さんも "今のは間違いでした" というやりとりができたらいいのに」 と感想を述べる。 須藤凜々花も 「違法アップロードは良くないので 動画は見ていないんですが、 記事で読みました。 根本的な疑問を解決してくれる番組が あってもいいんじゃないかなと思いました」 とコメントしていた。 司会の小松靖アナが 「知らないという多くの方のために、 今更聞けない、 難しいことを あえて聞く役を買って出たのは 絶大な効果があったと思うが、 逆に知らないということを 上から目線から話してしまったのではないか。 また、それ以上に、 影響力のある村本さんが、 尖閣についてああいう発言をしたのが 問題だったではないか」 と尋ねると、村本は 「調べたが、僕に影響された人はほとんどいない」 と反論。 「僕はあの場で自分の知っていることだけで 感情的になって、 "中国のものだったんですよね" と言っちゃった。 でも、あの場には専門家がたくさんいて、 間違いを正せる人がいっぱいいるわけじゃないですか」 「"毎回この話している" と井上達夫さんは言ったが、 毎回初めての人はいるし、 そういう人も国民投票の一票を持っている。 それがだめなら、 プロデューサーは知っている人だけの番組を作ればいい。 試験をしてテレビに出せばいい」 と主張。 そして、 「こんなにも日本の領土についての意識が薄いヤツが テレビ出ていた。 だからもう一回、 家で尖閣が何で日本のものなのか、 なぜ沖縄ってこうなんだろうと話し合えばいい。 あそこで僕が間違えた発言をして 怒られなかったら、 ネットニュースにもならずに終わっていた。 こんなヤバい、イタいヤツがいると言って、 学んでくれたらうれしい。 僕も学ぶ。明日も三浦瑠麗さんに憲法を教えてもらう」 とコメントした。
村本、 正直と言えば正直には違いないが その正直をポジティブには思えないのはなぜか。 幼い子供が 両親の愛情と保護のもと 幸せに成長する。 子供にとって 生活に必要なものは全て揃っている。 全て揃っているのが当たり前だと思う。 親は子供に 恩着せがましいことを言いたくないから 自分たちが子供のために働いて それなりの苦労や手間暇をかけて 今の生活があることを 子供にいちいち説明しない。 子供は特別に誰かが 何かをしなくても 今の幸せな落ち着いた生活ができるものだと思う。 幼い子供がそう思うのは当然。 精神衛生上もそれで良い。 しかし 少しづつ 成長すれば 生活にはお金が必要で それを働いて稼いで 色々なものを買って 生活が成り立っていることを知る。 つまり 安定した日常や 平和な日々は 誰かの意図や行動によって 成り立つもので 誰も何もしないで成り立つものではない ということを ごく自然に知る。 そして 自分の位置から見えるものしか見ていなかった子供が 次第に 自分の位置からでは見えないところでも 様々な人が様々な行動をしていて それに自分も支えられていることを知って 親へ感謝したり 社会性が培われたりする。 村本の話が不快に感じるのは 自分の位置から見えるものしか 見なくていいことに 勝手に決めていることだ。 これは幼いとも言えるが 卑屈だとも言えるし 卑怯だとも言える。 自分の位置からは 直接見えないことが 存在することは実はわかっている。 しかしそれを認めれば 考えるべきことは 飛躍的に増える。 だから日常的な 直接自分の利害に関わること以外は 直接自分の位置から見えなことをいいことに 知らないことにしておくことの方が 自分のパフォーマンスにとって有益だと 感じてしてしまう。 つまり身軽で楽だということ。 そう感じれば 知らず知らずにもそうしてしまう。 お笑いといっても 政治ネタで仕事をして 上から目線で笑いをとれば その 「知らないことにしておく」態度は 周りが納得できるはずはない。 それでも 炎上後の態度は良い方だと思う 実際にどれだけ理解して どれだけ変わるのかは わからないとしても そこも正直に語っているのは それなりの評価はできる。 そういう村本よりも 困った問題だと思うことは 最近の左の方達の 知らないふりだ。 知らないことをいいことに とも言えるし 知らないふり ではないかとも取れるようなものが多い。 一例を示す 週刊朝日 より

室井佑月「わかってないんじゃないかと思って」

貧困問題が改善されない日本。作家の室井佑月氏は、安倍晋三首相のある発言に対し、「また口だけか」と危惧する。

あけましておめでとうございます。 あれ、この言葉、前回もいったっけ? じつは、これを書いているあたしの年は、 まだ明けてない。今、クリスマス。 なんも変わっちゃいない。 ワイドショーは未だに相撲のことをやってるし。 上野のパンダ、シャンシャンのこともちょろっとやったか。 シャンシャンが生まれてからというもの、 寝る前にシャンシャンの映像をネットで探し、 ちょこっと観るのが日課だった。 が、あたしはもうそれをやめた。 パンダの顔がお相撲さんのおっぱいに見えてしまう。 もういいや、と思ってしまう。 そういや、政府が12月22日に、 2018年度の一般会計予算案を閣議決定したんだけどな。 国家予算ともなると巨大な数字で、 なにがなんだかわからなくなる。 税金の使い道って大事なこと。 お堅い新聞じゃ疲れるから、 こっちこそ、パネルや映像で説明してほしい。 18年度末には、 国と地方の借金残高は、 1108兆円になるんだとか。 大丈夫なのか、この国? 17年はトランプ大統領というセールスマンがやってきて、 防衛費もまた増えた。 いわれるまま武器を大人買いできるほど、 この国には余裕があるのか? 厚生労働省は22日、 生活保護の支給額を、 推計で67%の世帯で減額することに決めた。 生活保護の支給額は5年ごとに、 受給者以外の低所得者層の消費実態と 均衡するよう算定している。 つーことは、5年前と比べ、 この国の貧困者の生活は ぜんぜん改善されていないってこと? 12月13日、 訪日中のユニセフのレーク事務局長が、 NHKの取材に対し、 「日本のおよそ16%の子どもが深刻な貧困状態にある。 豊かな社会において 子どもが飢えや格差に苦しむことがあってはならない」 と発言した。 この国の子どもは、 世界の子どもの貧困問題に関わっている ユニセフに心配されるようになってしまった。 安倍首相は国会で、たしかに、 「子どもの貧困対策は未来への投資であり、 国を挙げて推進していきます」 とかなんとかいってたんだがな。 また口だけか? いいや、 この方はなんもわかっちゃいないのかも。 この国の国民の生活がズタズタになっているのに、 海外には大盤振る舞い。 12月14日も、 都内で開かれた国際会議 「UHC(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ)フォーラム2017」で、 医療費負担で貧困に陥る人などのために、 政府として約29億ドル(約3200億円)規模の 支援を行うと宣言した。 気持ちいいだろうね、 ポンと大金を寄付するのって。 方々から頭を下げられ、 お礼もいわれるだろうしね。 けど、そのお金、あなたのお金じゃない。 この国も、あなたのものじゃない。わかってるかな?  もしかして、わかってないんじゃないかと思って。 ※週刊朝日 2018年1月19日号
貧困が問題という。 財政支出はするなという。 プライマリーバランスの目標は掲げても マクロで見れば 経済がそんなに危機的な状態ではない。 仮に国家経済が相当大変でも 貧困の解決には 財政支出を積極的にして 経済を活性化させなくては いけないのではないか。 その辺の方法論はいくつかの選択肢があるとしても
税金の使い道って大事なこと。 お堅い新聞じゃ疲れるから、 こっちこそ、パネルや映像で説明してほしい。
と わかりにくいと文句を言っておいて 国と地方の借金残高は、 1108兆円になるんだとか。 脈絡無く具体的な数字で 危機感を煽る。
厚生労働省は22日、 生活保護の支給額を、 推計で67%の世帯で減額することに決めた。 生活保護の支給額は5年ごとに、 受給者以外の低所得者層の消費実態と 均衡するよう算定している。 つーことは、5年前と比べ、 この国の貧困者の生活は ぜんぜん改善されていないってこと?
意味不明 ?マークをつけて 内容をぼかして危機感を煽る。
この方はなんもわかっちゃいないのかも。 この国の国民の生活がズタズタになっているのに、 海外には大盤振る舞い。
国民の生活がズタズタの根拠も はっきりしない。 海外への援助と同列考えるのも無理がある。
気持ちいいだろうね、 ポンと大金を寄付するのって。 方々から頭を下げられ、 お礼もいわれるだろうしね。 けど、そのお金、あなたのお金じゃない。
突然感情論に持ち込んで 人格攻撃に繋げようとしてるように見える。 つまりこれぞ 典型的な知らないふり。 ここで取り上げられている 安倍政権の政策が 正しいとは言えなくとも 必然性のあることなのは 十分に承知の上で 知らないふりをすることで 批判のネタにしようとしている。 知らないふりをしたり 知らないことを正当化することは 批判する上では便利なことだ。 しかしそれは その場しのぎであることは もう少し認識した方が良い。 村本も知らないという立脚点を もう少し固持したかったのかもしれないが そこまで世の中は単純ではない。

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posted by sachi at 07:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2018年01月11日

女優ドヌーブ氏など仏女性100人、男性が女性を誘うのは「犯罪ではない」

BBC NEWS JAPAN より

女優ドヌーブ氏など仏女性100人、男性が女性を誘うのは「犯罪ではない」

米映画界の関係者がハリウッドで長年黙認されてきた性的加害行動を強く糾弾するなか、フランスでは女優カトリーヌ・ドヌーブ氏ら100人の著名女性が9日、男性が女性を誘うのは犯罪ではないと公開書簡で主張した。

9日付の仏紙ル・モンドに掲載された公開書簡で ドヌーブ氏たちは、 昨年から次々と表面化する性的スキャンダルによって、 新たな 「ピューリタニズム(清教徒的な過剰な潔癖主義)」 の波が起きていると警告した。 作家や学識者、表現芸術の関係者など 著名なフランス人女性100人は、 「ただ誰かの膝を触っただけ、 あるいは誰かをキスしようとしただけで、 多くの男性が問答無用に罰せられ、 職を追われてきた」 と批判している。 「強姦は犯罪だが、 誰かを口説こうとするのは (たとえそれがしつこくても、あるいは不器用でも) 犯罪ではない。 そして、男性が紳士的にふるまうのは、 決して男尊女卑な攻撃ではない」と、 女性たちは書簡で主張している。 書簡に署名した女性たちは、 昨年秋に米映画界の大物プロデューサー、 ハービー・ワインスティーン氏が 何十人もの女性を強姦、 あるいは性的に暴行したと糾弾されたことを機に、 「非難」の波が次々と押し寄せていると指摘。 今や世界で新たな 「ピューリタニズム」が 進行していると主張している。 ワインスティーン氏は、 合意のない性交渉については一切の疑惑を否定している。 しかし、 自分の振る舞いが 「多くの痛みをもたらした」 ことは認めている。 書簡の女性たちは、 一部の男性による 権力の乱用を指摘するのは 正当で必要なことだが、 ひっきりなしに続く糾弾の波は、 収拾がつかなくなっていると指摘。 このせいで、まるで女性が無力で、 慢性的な被害者であるかのような雰囲気、 女性をそのように見る 風潮が生まれていると書いている。 「私たちは、今のこのフェミニズムの動きに、 女性としての自分を見いだせない。 権力乱用を非難する以上に、 男性や性的なものを憎悪する動きになってしまっているので」 と、書簡の女性たちは、 ハリウッドを中心とした動きに距離を置いた。 ドヌーブ氏はこの書簡以前にも、 誰それが性的な加害行動を女性にとったと 男性を糾弾するソーシャルメディアでの運動について、 当事者の男性を辱めるのが 目的になっていると 否定的な発言をしていた。 性的な加害行動を経験した世界中の女性と男性が、 ソーシャルメディアで 自分たちの経験をハッシュタグ「#Me too(私も)」 を使って共有している。 フランスでは、 ハッシュタグ「#Balancetonporc(いやらしい男を言いつけよう)」を使い、 加害者の実名を挙げて恥をかかせようという動きが起きている。 女優のドヌーブ氏は 1957年にデビューした後、 100作品以上の映画に出演。 アカデミー賞主演女優賞候補にもなっている。
ここ最近 なんか過剰になり過ぎて これは異常なことだと思いつつ あまりに極端なので これはハイテクセックスロボット発売前の メーカーの陰謀ではないかと思うほどだった。 もちろん権力や暴力を使って 女性を従わせるのは どう考えても悪い。 しかし男女のやり取りは そんな単純ではないから 問題が起こらないということも ほぼありえない。 だから 何が悪くて 何がよいということよりも 女性も男性も 偏らないものの見方をして 感情に変に流されない自分のあり方を とることが大切なのだが そういうことよりも 一番大切なことなはずだが 案外語られていないと感じるのは 性欲だけのセックス 愛情のない体だけが目的のセックスで 女性は傷つくということ。 これはどんな関係でも言えることで 夫婦の間でも かつては真剣に愛し合っていた仲でも 素敵な出会いで その時は100パーセント合意の上でも あとで身体だけが目的だったことに気づけば 傷つくことが多い。 もちろん女性の方が積極的に 身体だけの関係を求めて 十分に楽しむ場合もあって それはそれでおめでたいことだ。 しかしそれでも 女性がそういう考えに至る上で 傷ついた経験が元になっていることも ないとは言えない。 この傷つき方は かなり本能的な部分に近いもので 搾取されたような 隷属されたような 自尊心を強く傷つけられてような 種類のもので 怒りに直結するようなものというよりは 無気力や自己嫌悪に繋がるような 自己評価を下げるような傷だ。 それを女性も男性は理解する必要がある。 それがなければ この手の話は 二つの両極端を いつまでも行ったり来たりするだけだ。 しかし それを理解して 女性に十分愛情なり承認なりを感じてもらった上で セックスをするのは 男性にとってそんなに簡単なことではない。 愛する相手であっても必ずしも 簡単ではない。 また男性には体だけを求める 本能のようなものがあるから そこに男性の永遠の苦しみもあり 女性の苦悩もある。

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2018年01月10日

慰安婦問題で韓国紙、文在寅大統領が日韓関係悪化させたとの批判も

産経ニュース より

慰安婦問題で韓国紙、文在寅大統領が日韓関係悪化させたとの批判も

慰安婦問題解決を確認した日韓合意をめぐり、 韓国政府が 日本に追加措置を促す一方で 再交渉は求めないとする新方針を発表したことを受け、 10日の韓国各紙は 「長期戦を予告した」 などと伝えた。 文在寅政権の対応が日韓関係を悪化させたとして、 外交面から批判するメディアもあった。   文政権の路線に近いリベラル系紙のハンギョレは、 新方針は 「合意の履行を中断する」 もので、 対日交渉の余地を生じさせ 長期戦の道を開いたと解説。 日本に対し 「解決できる時間は残っていない。 歴史は慰安婦の強制動員だけでなく、 被害者にどう向き合ったかも記録するだろう」 と対応を迫った。   保守系紙の朝鮮日報は、 文政権の一連の対応を 「合意を引っかき回し、元慰安婦と日本の不満ばかり増幅させた」 と指摘。 合意を結んだ朴槿恵前政権を 「非難するための道具に活用しただけだ」 と非難した。  中央日報は、 新方針は国内世論と対日外交の双方を意識した 「弥縫策に終わった」とし、 「日本の感情は悪化し、韓日関係は最悪になった」 と懸念した。(共同)
「韓国の天動説」なる言葉がある。 一部の韓国人の 稚拙で極端な 自己中心的世界観だ。 こう言った話は ネットの世界でもよく耳にするが 国家のトップまでも 当然の義務を果たさず 自分たちの都合を 優先することを 当然の約束事に反して 当然のことのように騒ぎ出す。 ひどい話だ。 恐ろしく主観的な 自己中心的なものの見方だ。 国家間での約束事や責任が 政権が変われば見直すことになれば 大変な混乱を起こすことは当たり前の話だ。 笑い話のようだが 政権が変われば 前政権の行いを 前政権の過ちとして なかったことにするのであれば そもそも今の日本の安倍政権が 慰安婦問題にかかわる必要はない。 過去の政権の過ちとして 片付ければよい。 日本の対応は 菅さんのいうとおり 「1ミリも動かさない」 で正しい。 どんな要求にも 応じる必要はないのは当然として、 日本はそろそろ本気で 怒ってもいいのではないか。 怒るべきではないか。 そもそもすでに決着済みのことを ここまでしつこく ここまで執拗に責め立て 「不可逆的」な決着の後に さらにことを起こし始める。 国際的な慣習に乗らないだけでなく 十分に人として道徳的にも 大いに問題で 悪意を認められるのではないか。 発端は被害者であっても ここまでこれば 意図的な悪意としか 言えないのではないか。 はっきりとした怒りを示し それに対しては 誠意ある謝罪を求めるべきことではないか。 被害者であれば 加害者に何をしてもいい ということにはならない。 それだけでなく 今生きている日本人のほとんどは 生まれる以前の話だ。 だから 「日本が心から謝罪するなどし、被害者が許せば解決」 というのもおかしい。 自分がやってもいない 関わってもいないことを 被害者に心情を汲み 心から同情するというなら あり得る話だが 「心から謝罪」する人間がいたら おかしいのではないか。 しかも 「被害者が許せば解決」 ということは お得意のゴール移動が可能ということだ。 多くの人は 感情的になることは あまり好まない。 ましてや 国際関係などで 感情的になるどころか 理性を失ってはいけないと考える。 しかし人間関係であっても 当然そうなのだが 怒りは 適切な時に適切な場所に 適切に表現されなければ 関係の継続は(中長期的には)ない。 怒ることは 修復不可能な対立を防ぐ 適度な抑止力にもなる。 このまま進めば 韓国は無視するのが当たり前になる。

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2018年01月07日

トランプ大統領「私は精神が安定した天才」暴露本に対抗しツイート

AFP BB NEWS より

トランプ大統領「私は精神が安定した天才」暴露本に対抗しツイート

ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は6日、 ツイッター(Twitter)投稿で 「私はとても(精神が)安定した天才だ 」と自賛した。 米国では5日、 トランプ大統領の精神状態に疑いを投げ掛ける 暴露本が出版されていた。   トランプ大統領は6日早朝の連続投稿で、 「人生を通じて、私の最も大きな長所は、安定した精神と、そして、何というか、とても頭が良いということだ」 「私は大成功を収めた実業家からトップのテレビタレントとなり、そして(初めての挑戦で)米国の大統領になった。私が思うに、これは頭が良いというよりも、天才と呼ぶに値するだろう……しかも、その点で非常に安定した天才だ!」 とした。   米ホワイトハウス(Whitehouse)は ジャーナリストの マイケル・ウルフ(Michael Wolf)氏による 新刊の暴露本 「Fire and Fury: Inside the Trump White House (仮訳:炎と怒り―トランプトランプのホワイトハウスの内側)」 に対し、 強硬な反発姿勢を取っている。 トランプ政権は同書の出版差し止めに動いたものの、 出版社は発売を5日に前倒しした。   トランプ氏は6日、 大統領専用の別荘キャンプデービッド(Camp David)で、 共和党の議会幹部や閣僚らと 今年の中間選挙に向けた 党の優先課題について協議した。 一連の投稿はこの会合に先立ち行われた。
物事の大半は 冷静に考えれば 面白い話も 面白くなくなることが多い。 しかし このトランプさんに関係する話では 冷静に考えれば考えるほど 面白い。 そしておかしい、笑える。 これぞ新時代の新しいエンターティメントだ。 おまけにノンフィクションで経済効果も高い。 この本の中で言われている通り トランプさんは 実際本当に大統領になるつもりはなかった と言うのは本当だろう。 トランプさんが実業家として 成功しているかいないかで 選挙前の公約の意味は全く違ってくる。 アメリカ・ファーストに象徴されるような 経済の諸々の原則を無視したような 公約を得意げに語っているのを見て 多くの知識人は ポピュリズムだとか 経済を知らないとかいろいろなことを 言っていたが 冷静に考えれば 経済を知らないわけはないわけで 逆に経済を知っててああいうことを言えば そこにどんなメリットや利益があるのか 考えるべきだった。 基本的に自分にメリットのあることしか 言わないわけだから その見方からすれば 大統領になりたい人の言動ではないことは明白だし 大統領になることを自分のメリットと捉えていないと 読むこともできる。 天下の大統領選で 大統領にならなくとも得られるメリットはと言うと 普通の人にはあまりなくても ビジネスマンとしてのトランプさんには 計り知れないほどたくさんある。 大統領になるよりも より有名になることでの 経済的な効果の方が トランプさんにとっては はるかに大きい。 冷静に考えれば 当たり前だ。 しかし多くの人は アメリカ大統領という地位が あまりに高いステータスであるために そこまで柔軟にトランプさんの 意図を憶測することはできなかった。 というか 憶測する気になれなかった。 そこまで動機の可能性を広げて トランプというおっさんを 正確に理解しなければいけないという気になる人は いなかった。 そうやっていわば 偶発的に大統領になった人が いわゆる普通で言われるような いい大統領になるわけはないが これを社会実験と考えれば 世の中にプラスに働くことは 十分あり得る。 それは普通の良い大統領が 普通の良い政治をして 普通の市民に普通に愛され 尊敬されるよりも はるかに貴重で社会全体には 有益なことかもしれない。 取り返しのつかない事さえ してくれなければ良い。 それが可能でない確率も それなりにはあるわけだが 何事にもリスクはある。 世の中が成熟すればするほど 「正しいこと」は硬直化する。 論理的にも経験的にも学問的にも正しいことは 誰も曲げようがない。 そういうことは判で押したように 繰り返される。 誰も迷うことなく繰り返される。 そこには感情的情緒的な不満は 入り込む余地はないことになっている。 為政者は最初は多少感情的な不満に 配慮をすることはあっても 次第に 正しいことなのだから 我慢して当たり前という 風潮になる。 しかし どんなにそれが 正しいとわかっていても 合理的な理由だけでは 感情は収まらない。 そしてそこに 極右だったり ポピュリズムだったりを 掲げて一気に政治勢力を伸ばす人物が現れる。 彼らは 感情的な不満に迎合する道を採る。 そしてそれまで虐げられたと感じていた人に 迎合する。 そして熱狂的に歓迎され政権をとる。 それがトランプさんだったら 話はわかりやすかったのかもしれない。 しかし これは 政権をとるために ポピュリズムを使った場合の話で トランプさんの場合は そもそも目的はポピュリズムで 政権ではない。 ポピュリズムで 人の関心を引いて 有名になることが目的で そのために 大統領選挙を使った。 だから使われたポピュリズムは 実際に使われることを 前提としないほど非現実的で構わないわけだった。 だから 普通大統領選挙ではあり得ない夢を売ることで より有名になることを買おうとした。 しかし大統領になってしまった。 言っちゃったから やらなきゃならない羽目になってしまった。 トランプさんは 有名になる目的は達したが やらないつもりで言ったことを やらなくてはいけないという とても過酷な状況になってしまった。 アメリカの皆さんには悪いが これだけはっきりした形で ポピュリズムを 実際に行なった場合の混乱を 見せてくれる舞台は歴史上かつてない。 だから社会実験としての価値は 大いにある。 政権当初から 政権内の争いや混乱が続いているが そう考えれば当たり前だ。 普通は 大統領になる前に決められていることが 大統領になってから決めているわけだから 並大抵の混乱ではない。 しかし トランプさんが想定外に 大統領になったように 想定外のいいことも起こっているようだ。 経済では 今までの常識では考えられない トランプ流のやり方に 適応するために お金が動いている。 そこに色々な思惑の投資が加わって 景気が上向きになっている。 誰も予想しなかったことだ。 真面目一本で来た場所に セオリーと反対の 予想不能の考えを持ち込めば 市場になる。 戦争でも災害でも 何かが破壊されたところで 生活への適応を再構築しようとすれば 経済は大いに活性化する。 だから戦争や災害が起こらなくても トランプという天変地異に適応するために 経済が動いたということなのだろう。 その辺が 人間の面白いところだ。 またその人間の面白さを トランプさんは知っている。 人間は正しいことに反応するわけではなくて まちがったことに反応するわけではなくて 面白いことに反応することを知っている。 その面白いことに 結構なリスクがあっても 面白いことには反応するを知っている。 だからこそ トランプさんは 大統領選さえ出れば 大統領にはなれなくても 超がつく有名人には成れると確信していた。 人が反応する面白いことを知っている人間が 面白いことをより多くの人々に伝えられれば 当然、超有名人になる。 それは十分に予想できた。 予想できなかったのは 人々が想定以上に面白いことに反応して 自分が大統領にされてしまうことぐらいだった。 確かにこの文章には 冗談も極論も 多少多めに混ざってはいるが 要は トランプ政権を観察することは 意味のあることだということだ。 トランプさんはツイッターで 「私はとても(精神が)安定した天才だ」 と言っているが それは トランプさん自身が思うほど ポジティブな意味ではないが 間違っているわけでもない。

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2018年01月06日

中野信子 貴乃花親方がいじめられ、小泉進次郎氏がいじめられない理由

NEWSポストセブン より

中野信子 貴乃花親方がいじめられ、小泉進次郎氏がいじめられない理由

いじめは大人の世界でも頻発している。 『ヒトは「いじめ」をやめられない』 を上梓した脳科学者の中野信子氏が 脳科学の観点から対策を説く。

猛獣と比べて 脆弱な肉体しかもたない人間が 地球上で生き残ってこられたのは、 集団を作って 高度な社会性を持ってきたからである。   この集団が存続するうえで もっとも脅威となるのは、 自分だけ楽をしたり、 集団に協力しなかったりする 「フリーライダー(タダ乗りする人)」だ。 放置すると集団が崩壊するので、 人間の脳には、 フリーライダーに制裁を加えて排除しようとする 「裏切り者検出モジュール」 という機能が備わっている。   人間の脳内では安心感を抱かせ、 やる気を出させるセロトニンという 神経伝達物質が分泌されているが、 日本人はセロトニンを再利用する セロトニントランスポーターの量が 少ない人が極めて多く、 世界一不安になりやすい民族といえる。 そのため、 「裏切り者検出モジュール」 の感度が高く、 フリーライダーとはいえない人までも 「将来的な不安の種」 と認識し、 過剰に排除してしまう。 これが「いじめ」のメカニズムだ。   いじめは 脳の機能で起きるものだから仕方ない などというつもりは毛頭ない。 メカニズムを知り、 それを対策に活かすことが重要だ。   いじめは大人の世界でも起きる。 昨年末、 世間を騒がせたあの“事件”はまさに いじめの構図だった。   横綱・日馬富士が平幕・貴ノ岩を 殴りケガを負わせた件で、 貴乃花親方が警察に被害届を出した際、 「横綱に対して失礼な態度をとった貴ノ岩も悪い」 「貴乃花は警察に届ける前に協会に報告すべきだった」 といった声が出て、 メディアも大きく取り上げた。 相撲フリークと呼ばれる人ほど、 貴乃花親方や貴ノ岩を批判していたのは象徴的だ。 角界を守るため、 秩序を乱す者を排除するという 「利他的懲罰」の面が強く出ていた。 しかし、 「暴力は良くないが、貴乃花のやり方も良くないよね」 というのは、 「いじめられる側にも問題がある」 というのと同じだ。 これを認めてしまうといじめはなくならない。 角界という特殊な世界だから そのような状況になったのではなく、 会社組織でも当たり前のようにいじめは起きる。   仲間意識の強い集団ほどいじめは起きやすく、 目立って、 集団から浮いた人が標的になりやすい。 よくあるのは、 「なんであいつだけ昇進できたのか」 「あいつだけ楽をしている」 「親が金持ちのお坊ちゃんだ」 などと周囲から思われる状況で、 集団の秩序を守るために 制裁を加えて排除すべきだというスイッチが入る。   こうしたいじめを回避する方法としては、 一つは、 誰にも手の届かないほどの存在になることだ。 青色LEDを開発した中村修二氏は 社内で研究に没頭できる環境を与えられ、 ある意味“特別扱い”だったのだろうが、 ノーベル賞を受賞し、 誰も批判できなくなった。   もう一つは、 致命的にならない程度に 自分の格好悪い姿や弱点をさらすことだ。 それにより、 相手の妬みを抑え、 秩序を乱す人間ではないという認識を誘導できる。 代議士の小泉進次郎氏は、 政治家一族の名門に生まれ、 容姿にも恵まれて 妬まれやすい立場にあるが、 自らを「客寄せパンダ」と敢えて認めてみせるなど、 周囲からの妬みを抑える努力をしている。 職場で活躍しようと思うならば、 同時に妬み対策も必要だ。 【PROFILE】なかの・のぶこ/1975年東京都生まれ。脳科学者。東京大学工学部応用化学科卒業。東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所にてニューロスピン博士研究員として勤務後、帰国。現在、東日本国際大学特任教授。近著に『ヒトは「いじめ」をやめられない』(小学館新書)。
日本人一人当たりの 生産性の低さには この セロトニントランスポーターの量が 少ない人が多いことが 関係しているのではないかと思うことが しばしばある。 会社などの 業務や人事の管理の仕組みや 監督官庁の管理の仕組みは 本当にそれ自体の機能が 安定的に働くためと言うより 安定的に働かなくなる不安を 回避することを 優先しているように 思えることが結構ある。 例えば 報告、連絡、相談も 本当に必要だと思い込んでいるが 実務上の必要と言うよりは 上司なり同僚が 安心するためであったりする場合が結構ある。 管理するためだと思っているが その管理は安心するためで 仕事そのもの管理とは ちょっと違ってしまっている場合がある。 もちろん全てがそうだとは言わない。 しかし本当に必要な管理は 普通考えられているよりははるかに少ない。 欧米の企業では それほどは 不安に立脚していないから 日本だったら 数人のチームで行うようなことでも 一人に任せられ 裁量の範囲も広い。 日本だったら 任せる本人の能力や 信頼度とは関係なく 安心するために 複数の人員のチームが作られる。 そして 不安は不安を呼ぶところがあって 不安を避けるために 入念な作業や 確認のための細やかな検証が 効率や生産性より大きく優先する。 確かに 海外では日本では考えられないような いい加減な仕組みが普通であったり 場合によっては 日本人は不愉快な思いをすることもある。 しかしそれでも 社会全体としては 十分に成り立って 機能していて 日本人よりもはるかに 楽しそうで充実した生活を送っていたりする。 脳の仕組みがそうなっているのだから しょうがないと言えば もちろん確かにそうなのだが 知らず知らずに 不安感を出発点とした極端なことに 陥ることには 冷静に客観的にブレーキをかけたい。 安心は日本人が考えるほどは 価値が高くはないのだろう。 いじめも安心への欲求から起こると言うことだから。 しかしその場合 考えに含めておかなくてはならない 重要なことは いじめをする人間は 必ずしは悪意ではないかもしれないと言うことだ。 むしろ 集団を思う善意だったり 英雄的なナルシシズムだったり 悪を行うと言うよりは 本人側では 善を行なっている意識が強いかもしれない。 だとすれば それは確かにいじめは なくならない。 なくならないどころか そもそも人は 善意で行なったことには 反省はないから 黙っていれば どんどん増えてゆく。 そしてもっと言えば いじめが強く禁止される場では 不安になる人が多くなることだって 十分あり得る。 そこまで考えると どうしたらいいかわからなくなってくるが 必要なことは 特に日本人は 不安であることに 無防備ではいけないと言うことだ。 不安な時に その感情に押し流されるのではなく 不安に思う必要がないことを 客観的に しっかり証明することを 考えるべきなのだろう。 認知行動療法のようなやり方も 有効かもしれない。


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2018年01月03日

きょうから始めるメンタル強化 脳を書き換える3つの思考法

Forbes より

きょうから始めるメンタル強化 脳を書き換える3つの思考法

自分自身に言い聞かせる言葉が、 厳しい批判や自己疑念、 悲観的な予想ばかりであれば、 目標の達成は難しくなってしまう。 だが、 そんな風に少し悲観的だったり、 自分に対して常に厳しかったりする人でも、 心の声に尻込みする必要はない。 健全な考え方をさせるよう、 自分の脳を鍛えることができる。 複数の研究によれば、 思考方法を変えることで、 脳の仕組みを 恒久的に書き換えることができることが 分かっている。 思考を切り替えることで、 感じ方が変わり、 行動も変わる。 自分のポテンシャルを最大限に引き出すには、 思考の変化が鍵となるのだ。

脳の仕組みを恒久的に書き換える方法

思考方法を変えれば生き方が改善できることは、 これまで研究によって一貫して示されてきた。 多くのセラピストが、 変化を長期的に持続させる目的で 認知行動療法(CBT)を採用しているのも これが理由だ。 認知行動療法士は、 有益でない思考や、 行き詰りの原因となっている 行動パターンを特定し、 切り替える方法を患者に指導する。 CBTは、 潜在的な問題を一時的に隠して 即座に気分を改善させるような治療とは異なる。 どの研究でも、 CBTにより 脳を物理的に変化させられるという結果が出ている。 この脳の変化は、 ニューロイメージング研究によって 確認されてきた。 以下に、そういった研究の例を幾つか紹介する。 ・2017年、 医学誌トランスレーショナル・サイカイエトリーに 発表された研究では、 統合失調症患者に対するCBTの効果を、 MRIを使用して確認した。 CBTを6か月間続けた結果、 患者の脳における扁桃体(情動反応をつかさどる部位)と 前頭前野(高度な思考をつかさどる部位)との間の 神経接続が強化されたことが判明している。 ・2016年、 同じくトランスレーショナル・サイカイエトリー誌に 発表された研究では、 社会不安障害のある人が 9週間のオンラインCBTを受けたところ、 扁桃体の灰白質容積と活動が 減少したと報告されている。 脳の変化を長期に持続させることは、 不安を抑える重要な要素だ。 ・2017年、 ニューロイメージ:クリニカル誌に発表された研究では、 認知機能を制御する脳の各部位と 扁桃体との神経接続が CBTによって強化されることが判明した。 CBTは、 うつや心的外傷後ストレス障害(PTSD)により 調整不全に陥った情動プロセスを 改善する効果があると、 研究チームは結論づけている。 ほとんどの研究は、 精神疾患を抱えた人に対するCBTの効果を調べたものだが、 メンタルヘルスの問題が起きる前でも、 自分の思考を変えることで恩恵を得られる。 CBTでは、 思考を切り替えるためのさまざまな方法を指導する。 以下は、 思考を切り替えるよう 脳を鍛える3つの一般的な方法だ。

1. ポジティブな言葉を唱える

自分自身に悪態をつきたくなったり、 リスクを冒すことに 腰が引けてしまったりしても、 前向きな気持ちにさせるフレーズを 繰り返し唱えることで、 ネガティブな気持ちを 消し去ってくれる効果がある。 まず、 やる気を下げて尻込みさせてしまうような ネガティブな思考パターンを、 いろいろ挙げてみる。 そこからポジティブ思考にシフトするような 短いフレーズを考え出す。 例えば 「ベストを尽くせ」や「自信を持て」などと繰り返すと、 自分の気持ちを高め、 より積極的に行動できるようになる。 ポジティブなフレーズを繰り返すことで、 それまで自分に投げかけていた ネガティブなメッセージが消えていき、 次第に、言葉にしたことが 現実になると信じるようになる。

2. 有益でない思考を組み直す

「誰も自分とは話したがらない」とか 「自分が選ばれることなんてない」といった考えは、 役に立たないものだ。 実際、 ネガティブな予測は すぐに自己成就する予言になってしまう。 悲観的なできごとを予想したり、 新しいことへのチャレンジをしないように 自分自身を仕向けてしまったりする時は、 頭の中に浮かんだ考えを、 より有益な言葉で置き換えるとよい。 例えば、 「誰も自分を雇ってくれない」 などという考えが浮かんだら、 「一所懸命に職を探し続ければ、雇われるチャンスも広がる」 といった思考に切り替える。 あるいは、 「これは大失敗しそうだ」 と思ったら、 それを否定する証拠を探す。 すると、 「努力すれば成功のチャンスが広がる。とにかくベストを尽くせばよい」 というバランスの取れた考えに切り替えられる。

3. 脳は間違っていると証明する

人間は、脳がつくうそにだまされやすい。 「自分は昇進できないだろう」とか 「体重を5kg落とすなんて無理」と思ったら、 脳が間違っていることを証明してやろう。 「その挑戦、受けて立った」と自分に言い聞かせ、 自分の目標へ向かって努力しよう。 ネガティブな予想は正しいものではないと証明し、 思考を変えていくことで、 脳に違った思考をするよう鍛えられる。 時間が経つにつれ、 脳は自分自身のポテンシャルを 認識するようになるだろう。

「心の筋肉」をつける

ジムへ通って体を鍛えるように、 精神を鍛えることで脳を物理的に 変化させることができる。 しかし、 脳に違う考え方をさせるよう鍛えるには、 時間と努力が必要だ。 それでも次第に、 現実的思考は第二の天性となり得る。 思考の切り替えで 脳が鍛えられるにつれ、 気分も高まり、 最高のパフォーマンスを発揮できるようになるだろう。
認知行動療法と 自己啓発本などに書かれていることを 一緒にはしない方が良い。 また メンタルを強くすると言っても 強い意志とか努力とか根性とか そういう諸々の 感情から発する 「ねばならない」とか 「こうあるべき」とも あまり一緒にしない方が良い。 強いメンタルになろうとすると 頑張ることや 我慢することに結びつけやすいが それこそが改善すべき 感情の癖のようなものだ。 幸福の定義は 人それぞれで良い。 暖かな家族への愛に幸福を見出しても お金を儲けて 物欲に走るのも その人の自由だが 認知の偏りなどの 様々なバイアスや 精神のバランスがうまくいっていないと どんなに幸福な状況が生まれても それを幸福と受け取ることは 想像以上に難しい。 (それも経験してみないとわからない人も多いのだが) そして安定したメンタルが保たれると 何かにつけうまく行くことが 多くなって どんな状況(たとえ辛い状況でも)でも 幸福感を感じやすくなる人が多い。 つまり健全な状態だ。 そういったことが ほぼ「考え方の修正」でできるということ。 そしてその考え方の修正の継続で 脳を物理的に変化させていることだ。 マインドフルネスなどでも 脳そのものに 物理的な変化が起きていることが 報告されているが マインドフルネスに比べても 比較的論理性の強い 知的な方法をとる 認知行動療法で 脳の物理的変化が起こることは とても意外に感じる。 ソフトがハードを変化させるということなのだから。 しかしそれは 脳のことはわからないことが多い ということの一例なのだろう。 そもそも脳のことの全てを 脳が理解できるというのも変な話だ。 上の文章は 要点をよくかいつまんでいるものの 翻訳文であることと 要約しすぎなところがあって 実践にはもう数ステップが必要かもしれない。 ちなみにウィキペディアの「認知行動療法」の記載では 反対に丁寧すぎてわかりにくいと思われる方が 多いかもしれない。 しかしそのほかのサイトには わかりやすいものもある。 多少それぞれのサイトの目的に沿った形の記述ではあるが 参考になさっていただきたい。 この認知行動療法は、 うつ病、パニック障害、強迫性障害、 不眠症、薬物依存症、摂食障害、統合失調症など 様々な問題に対して しっかりとした科学的な根拠の上に 有効性が語られている。 それもすごいのだが もっとすごいことは 自分には問題が無いと感じている人にも 結構効果があることだ。 冷静に考えれば 不思議なことでは無い。 簡単に言えば 自分の脳に騙されない人はいない ということだ。 勘違いや思い込みの類は誰にでもあるし それを発端とした 意味不明な情動や不快感を 感じて非合理な行いに走ることは ことの大小を問わなければ 誰にでもある。 人は自分の脳に騙されやすいのだ。 騙されたことによる損害の大小は それぞれ大きく違うだろうが それにも一定の良い効果はある。


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謹賀新年




 新年  明けまして  おめでとうございます

予想よりもはるかに多くの方に読んでいただき とてもありがたく思っております。 匿名での発言は本来の形では無いにも関わらず ありがたいことです。 今後とも 匿名のマイナス面が現れないよう そして 匿名のプラス面が最大限に発揮され 何かのお役に立てるよう 祈りながら 続けていきたいと思っていおります。

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2017年12月31日

大前研一 フランスとドイツから学ぶ真に安定した政治

東洋経済ONLINE より

大前研一 フランスとドイツから学ぶ真に安定した政治

大前研一が論じるポピュリズムの揺り戻し

マッキンゼー伝説のコンサルタントとして世界的にも有名な大前研一氏。日立製作所の原子力技術者からマッキンゼーに転職後、弱冠32歳にして『企業参謀』(プレジデント社)を上梓し、日本においてコンサルティングという仕事を根付かせた第一人者でもある。 御年73歳にしてますます血気盛んの大前氏の頭脳は、年齢と関係ない。「世界の独裁政権に共通するリーダーの挙動」(12月22日配信)に続き、今年で累計30万部を突破、シリーズ5冊目を数える著書『大前研一 日本の論点 2018〜19』から内容の一部をお届けする。

右傾化、独裁化にも、そろそろ揺り戻しがくる

近年、 大衆の不安や不満を利用するポピュリズムが台頭し、 世界は右傾化、 独裁化の傾向を強めてきたが、 そろそろ揺り戻しが出てくるのではないかと私は見ている 先駆的な動きが見えるのはヨーロッパだ。 たとえばイギリス。 2016年6月の国民投票でブレグジット (EU離脱) を選択したイギリスでは、 国民投票を実施したキャメロン前首相が 戦後処理をせずに 辞任してテリーザ・メイ首相が後を受けた。 「離脱を成功させる」 と決意表明したメイ首相は EU離脱の手順を規定した リスボン条約50条の規定に則って、 2017年3月にEUに対して正式な離脱通告を行った。 これで2年後には自動的にイギリスは EUから切り離されることがほとんど確定した。 国民投票前は 「移民を制限できる」とか 「ブリュッセル(EU本部)の言いなりにならないで済む」と 離脱のメリットばかりが持ち上げられたが、 ブレグジットが決まってからは あまりに大きすぎるデメリットが 徐々に明らかになってきた。 「出ていくのは勝手だが、払うものは払っていけ」 とばかりに滞納していた EU分担金7兆円の支払いを求められ、 「イギリスにいいとこ取りはさせない」 というEU27カ国の強固な結束ぶりを目の当たりにして、 イギリス人の心境は大きく変わってきたのだ。 再度、国民投票を行えば、 私の見立てでは6割以上がEU残留を選択すると思う。 メイ首相が賢明なリーダーなら 「国民投票をもう一度やらせてほしい」 と議会に諮った上で、 本当にブレグジットしてよいのかどうか、 もう一度、国民投票を実施して国民に問うたほうがいい。 EU残留という結果が出たら、 「申し訳ないが事情が変わった。離脱は撤回させてほしい」 と頭を下げればいい。 イギリスが離脱を取りやめたら、 EUからは非常に歓迎される。 なぜならイギリスが離脱に成功したら、 後に続こうとする加盟国が出てくるからだ。 北アイルランドやジブラルタルが EUでなくなれば国境問題が再び火を吹く。 イギリスがEUにとどまれば、 イギリスに進出している企業も安心する。 現状、 メイ首相は誰も望んでいないブレグジットの道を 交渉の技術で乗り越えようとしているが、 「離脱得は許さない」 というEU側の結束が緩まぬ限りは茨の道だ。 その過程で代償の大きさを イギリス国民が痛感して、 離脱を思いとどまる選択肢が 改めて出てくるかもしれない。 逆にイギリスがのたうち回って ブレグジットを果たしたとしても、 「結局、いいとこ取りはできない」 ということで離脱願望のある加盟国には いい見せしめになるだろう。 一方、 ブレグジットで揺らいだEUの結束を 強化する求心力になっているのが、 ドイツのアンゲラ・メルケル首相と フランスのエマニュエル・マクロン大統領である。 ドイツでは今年9月に総選挙(連邦議会選挙)を行って、 メルケル首相率いる「キリスト教民主同盟(CDU)」が 辛勝して、メルケル首相は4選されたが、 連立内閣の組成に苦労している。 一時期、 ギリシャ救済や寛大な難民受け入れ政策が 批判されて地方選などで苦戦したが、 難民問題が収束するとともに支持率も回復、 ドイツ経済も堅調で 安定感のあるメルケル首相への信頼感は とりあえず維持されている。

史上最年少で大統領に就任したマクロン氏

ドイツにとって アメリカは重要な同盟国だが、 国防費や貿易問題でドイツを挑発的に非難したり、 地球温暖化対策の国際的枠組みであるパリ協定から 一方的に離脱を表明したりした トランプ大統領を評価するドイツ人はきわめて少ない。 今年5月にイタリアで行われたG7サミットの後、 メルケル首相は 「他国に完全に頼ることができる時代は終わった。われわれ欧州人は自らの運命を自分たちの手で握らなければならない」 と演説したが、 「これからはアメリカに頼らないでヨーロッパの仲間とやっていく」 という決然とした態度もEU内では好感されている。 そのメルケル首相にとって 最良のパートナーになりつつあるのが フランスのマクロン大統領である。 フランスも極右政党の「国民戦線」率いる マリーヌ・ルペン氏が 支持を集めるなど右傾化していたが、 今年5月の大統領選挙では 中道無所属のマクロン氏がルペン氏との 決選投票を大差で勝利した。 39歳というフランス史上最年少で 大統領に就任したマクロン氏は パリ政治学院、国立行政学院という 官吏コースを卒業したエリート。 財務省や投資銀行勤務を経て、 オランド政権で大統領府の副事務総長、 経済産業デジタル大臣を務めている。 今年6月の総選挙では マクロン氏が前年に立ち上げた 新党「共和国前進」が圧勝して、 協力政党の「民主運動」と合わせると 6割以上の議席を獲得した。 日本で言えば 都議選を圧勝して都議会第1党になった 「都民ファーストの会」のようなもの。 「共和国前進」も「都民ファーストの会」も 立候補者は多士済々ながらほとんどが政治の素人だ。 マクロン大統領自身の 政治的な資質も未知数だが、 就任後は規制緩和やコスト削減などの 選挙公約を次々と俎上に載せて実行に移しているから 今のところ筋は通っていると思う。 オランド前大統領やサルコジ元大統領といった 前任者よりも フランス国民から尊敬と好感を持って 受け止められているのは彼が相当なインテリだということ、 それから25歳も年上の妻を いつまでも大事にしているという プライベートな一面も大きい。 これは フランス人からすれば相当な信頼感につながる。 しかし政治においては(歳費削減などの) 正しいことをすれば人気が落ちる。 しばらくは国民との心理戦になるだろう。

「メルクロン」といわれるほど良好な独仏関係

マクロン氏は フランス人を奮い立たせるような 演出にも長けている。 マクロン大統領が就任後初めて NATO(北大西洋条約機構)の首脳会議に出席した際、 最新に選ばれた国家元首として 先輩の各国首脳から迎えられるシーンがあった。 粋な計らいで フランス国歌の「ラ・マルセイエーズ」が流れる中、 マクロン大統領が NATOのリーダーたちのグループに近づいていく。 先頭にいたトランプ大統領の 正面方向にマクロン大統領が歩み寄ってきたので、 自分が最初に握手するつもりで トランプ大統領が両手を広げて出迎えると、 マクロン大統領は巧みなフェイントで 避けてまずはメルケル首相とハグ。 さらに他のリーダー数人と 握手してから最後にトランプ大統領と握手を交わした。 あれぐらい フランス人のプライドをくすぐる演出はない。 フランスのリーダーには珍しく英語が堪能で、 トランプ大統領や各国首脳と 英語で丁々発止とやる姿も フランス人には頼もしく映る。 マクロン大統領はEU支持派で、 移民や難民の受け入れにも肯定的。 当然、メルケル首相とは馬が合う。 メルケル首相もマクロン大統領を非常に重視していて、 何度も会談を重ねている。 メルケルとマクロンを重ね合わせた 「メルクロン」なる造語が登場するほど 独仏関係はうまくいっていて、 結束してEUを牽引している。 おかげでヨーロッパは非常に安定した。

「社会の分断」に対する反動がくる

イタリアでも EU離脱を掲げる極右勢力 「五つ星運動」が台頭して そのメンバーがローマ市長になったり、 イタリア3位のモンテパスキ銀行が 経営危機に陥ったりなど、 政治経済ともに流動化していた。 しかし、 ここにきて職権乱用や 側近の汚職問題が浮上したり 実務能力のなさを露呈したりなどして ローマ市長の人気は急落、 モンテパスキ銀行はEUの承認を得て 公的資金が注入されることになり、 第2のギリシャ化するリスクは遠ざかった。 今年3月に行われたオランダの総選挙でも 反EUや移民排斥を訴える極右政党の得票が伸びずに、 中道右派の与党「自由民主党」が第1党を維持した。 アメリカと対抗したときのヨーロッパは ロシアと接近しやすい。 アメリカの軍事力という後ろ盾がないまま ロシアと対峙するのはきついからだ。 バルト三国やポーランドなど ロシアを毛嫌いしている国もあるが、 ヨーロッパ全体としては ロシアに対する経済制裁を解いて、 新しい関係を模索することになるだろう。 マクロン大統領は就任演説で 「われわれの社会における分裂や分断を克服する必要がある」 と語った。 フランスをはじめ欧州各国で EUに対する向き合い方、 移民政策や経済政策などをめぐって国民の分裂、 社会の分断が浮き彫りになった。 これを克服し、繕っていくためには、 ヨーロッパが結束して立ち向かう必要がある。 社会の分断というものは トランプ政権を生み出したアメリカにおいても、 安倍一強体制が続いてきた日本においても進行してきた。 その反動は必ずやってくると思うし、 28カ国が政治・経済的に共同体を とにもかくにも運営してきたヨーロッパに 学ぶ知恵もあるに違いない。
長いこと 「正しいと言われること」を 選択してきた。 ヨーロッパでもアメリカでも 日本でもそうだ。 「正しいと言われること」は 「正しいと思うこと」と ちょっと違うことがある。 当然 「正しくないがこうしたいこと」とは 大きく違う。 「正しいと言われること」を選択していれば 大きな間違いはないが 時代が成熟して より多様化が進めば 確実に不満は増える。 「正しいと言われること」が行われた結果として 自分の生活が貧しくなったり 社会不安や 将来への不安がましたりすれば 「正しいと言われること」の価値は 急激に落ちる。 そして 「正しいと思うこと」を 見つける必要に迫られる。 自分の価値観を持つことが迫られる。 同時に多くの情報や 知識を持たなくてはならない。 しかし短期間では限界があるから その流れはとりあえず 右傾化と呼ばれる方向に 向かいやすい。 そして 右傾化に向かってみると 様々なところで 自分の首を自分で絞めるようなことになる。 我々はもうそれほど単純な世界に住んではいない。 そして マクロンのような イデオロギーにとらわれない 折り合いをつける政治の方向性に向かう。 もう右とか左とか独裁とか協調とか 言っている暇も場もない。 多少中身は異なるが 安倍政権の5年間も ある意味で 似ている面がある。 当初右傾化という声もあったが 実際の経済政策は 大いにリベラルで その度合いは どんどん加速しているように見える。 この場合の経済政策は 折り合いのための政策だ。 今はそれがとても大切だ。 こういった流れは 歴史の中では ある意味で必然的な流れだが 流れる方向は共通でも 実際に起こることの衝撃は それぞれの地域でけっこう違う。 確かにイギリスは結構ひどい目にあう。 EUはまだまだ成熟してはいないが 現状では止むを得ない面を多く持つ。 ヨーロッパは一体となって 折り合いをつけていかなくては 地域としての正常な安定はない。 アメリカは良い方向に向かう可能性もあるが 確実に分断された社会になっていく可能性も まだまだ大きい。 トランプを選択するという 社会実験の結果をどうこれからに生かすか ということだ。 トランプが良い大統領だとは思わないが トランプを選択するという実験は 有意義かもしれないと思っている。 それだけ 「正しいと言われること」から 「正しいと思うこと」に移行することは それなりの手間暇も労力もいる。
posted by sachi at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

和田政宗 メディアの方向性は大丈夫か

和田政宗ブログ より

和田政宗 メディアの方向性は大丈夫か

朝日新聞が小川榮太郎氏と飛鳥新社を訴えたが、 大新聞が ここまでしなくてはならないというのは 相当追い込まれているのではないか。 今年は、 一部新聞を中心に バイアスのかかった報道がなされ、 結局事実ではないと 証明された事例があった。 やるべき事実の検証を行わず、 一人の証言のみを拠りどころにした記事などである。 “安倍政権を追いこむ”など、 まず追及することや疑惑を作ることありきで、 ほとんど関係ない事実を 無理やりつなぎ合わせたり 社説などでバイアスをつけたりする手法は 極めて危険である。 もし疑惑があるのなら、 あくまで事実の積み上げによって追及すべきである。 過去、 満州事変において若槻内閣の事態不拡大方針を、 東京朝日新聞など 新聞各社はこぞって弱腰であると批判し 世論を作っていった。 この時は 軍事状況についての報道規制もあったが、 やみくもに新聞各紙は 関東軍などの行動を支持して 若槻内閣の批判を続け 事態拡大をあおった。 当時の満州での治安状況の悪化阻止や 満州族の独立などの視点は もちろん重要であり 私も必要性を感じるが、 満州事変においての新聞各社は 丹念な検証からの必要性というよりも、 まず突き進んだ関東軍などの 行動を支持するという 結論ありきの論調であった。 まず結論ありきの論調は危険である。 こうした過去に 新聞社は学んでないのだろうか。 一部新聞は戦前の批判を良くするが、 自分たちの過去は学んでないのだろうか。 私は今年を 「メディアが死んだ年元年」 と名付けているが、 メディア各社におかれては 今年の報道のあり方をしっかりと振り返り、 事実に基づいた正確な報道を 心がけるべきではないだろうか。 メディアの方向性に、 非常に危険なにおいがしてきている。
そもそも 事実の念密な検証も行わず 事実を軽んじ続けて 世の中に大迷惑をかけている 大新聞が 自らに向けられた 個人からの批判を 事実ではないと 提訴するのだから 笑ってしまう。 どれほどの有名人であったとしても 個人と 大手新聞社では 言論表現の機会と能力が 雲泥の差なのは誰がみても明らかだ。 事実でないなら事実でないことを 言論表現でしっかり社会に対して 証明する手段と機会が十分にありながら それを行わず 提訴に走ると言うのは 提訴することに 本来の意味以外のことを 求めていると思われても 仕方がない。 事実の重み知らようだが 恥の重みも知らない。 大手新聞社というハードの中にある 本来もっとも大切なはずの ソフトが ハードに対して あまりにも稚拙なのが あまりにおかしい。 まあその辺は 置いて置くとしても 問題は 朝日新聞のやり口が 慰安婦問題と同じだどいうことだ。 同じように 事実確認を徹底しないまま 結論ありきの姿勢での報道をやめない。 そしてその都度その都度 批判を浴びては言い訳をして 言い訳しきれなくなると 謝罪するのだろうが 繰り返していれば 反省も問題視もしていないのは 明白だ。 その姿勢が 中長期的に 継続可能だと 思っているのだろうか。 それとも その場限りなのか。 それとも もっと違った 我々の考えつかないような 特殊な価値観で 自分たちの立ち位置を捉えているのだろうか。 どちらにしても 来年の今頃朝日新聞はどうなっているのか 注視したい。 多分来年も何かやってしまう。 来年の暮れには また メディアの位置付けも それなりの変化があるだろう。 様々な情報の中で それぞれのメディアが どういう方向性で 存在意義を確立していくのか 伝える内容も含め そろそろ本気で考えなくては 誰も望まない方向に 行ってしまうのではないかと 危惧感はある。
posted by sachi at 15:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治
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