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2021年01月10日
次期レクサス「NX」の話題がカー雑誌にちらほら登場!
そのどれもが「噂」レベルの情報ではありますが、共通するのは、新開発の「2.4Lターボエンジン搭載モデル」が登場するということ。
そして、追加で「プラグインハイブリッド」モデルが設定されるということ。
また、ボディサイズは現行よりも大型化(全幅)されるのはほぼ確実と思われますが、新型ハリアーやRAV4と同様、GA-Kプラットフォームを採用する以上、やむをえないのでしょうね。しかし、特に幅が1850mmを超えて1870mm程度にはなりそうというのは都市部ユーザーの方には悩ましい問題です。
注目は新パワートレーンですが、2Lターボ搭載モデルは現在「NX300」を名乗っていますから、「2.4Lターボエンジン」は「NX350」を名乗る可能性は高いと思われます。商標登録状況からも、NX350の設定は間違いないところでしょう。
NXに関しては、現在かなり旧式と言える「NX300h」の後継として、「NX350h」が一番の売れ筋となりそうですが、こちらも日本市場では未投入のパワートレーンとなりますから、詳細情報が待ち遠しいところ。
現時点で投入が予想される「NX250」、「NX350」、「NX350h」、「NX450h+」 いずれもパワートレーンが刷新されますので、現行NXオーナーさんは気になる存在ですよね。
なお、カー雑誌では一番信憑性の高い、「マガジンX」では次期NXの他にも、レクサスLSのエンジン拡充(LS350、LS600h)の噂を掲載しています。ただし、こちらも現時点では販売点周辺からは一切の情報がありません。
延期となっていたレクサスチームメイトの「Advanced Drive」が2021年中には設定されますので、その際にエンジンバリエーションの拡充をするということのようですが、ただでさえ「Advanced Drive」の開発が難航しているのに、さらにエンジンを拡充してチューニングする余裕があるとは思えませんし、今から10年以上前に登場した「旧型V8エンジン+旧型ハイブリッドシステム」を搭載するということが果たしてありえるのかどうか?
▼楽天ブックス ニューモデルマガジン X/ 2021年 02月号
レクサスの今後のロードマップを鑑みても、次期NXに関してはやはり「2021年中」に登場するという可能性が高そうです。
タイミング的にも2021年デビューが濃厚でしたが、コロナ禍でどこまで開発が遅れるかが心配どころではありますが、レクサスが投入を予告している「DIRECT4」技術が投入されるかどうかも関心事ですね。
レクサスが12月8日に公開している、「DIRECT4」を中心とした今後のレクサスの電動化を示唆した動画についても今一度注目してみましょう。
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Electrifying Lexus
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最後に、レクサスのSUVモデルと思われる車種が登場しています。
スピンドルグリルと、L字の異型ヘッドランプが特徴的なコンセプトカー。この動画は「Electrifying 」をテーマとしたものですので、レクサス初の専用EVカー「RZ450e」と考えるのが自然と考えられますが、「DIRECT4」を組み込んだ、次期「NX」にも「DIRECT4」を組み込んで来る可能性もありえるのかもしれませんね。(その場合のネーミングも気になるところですが・・・)
テールランプは、一文字型を採用、少なくとも今後のSUVモデルは一文字タイプなのでしょう。
次期NXもこの路線である可能性は高そうです。
年明けの「東京オートサロン」も中止が発表されしたし、世界的なモーターショーも中止またはオンライン開催となりそうですから、レクサスの新型モデルも、オンラインでの公開となりそうですが、まずは上記動画で公開された新型車、これが「年明け」にはもう少しちらりと姿を現して、詳細は2021年第1四半期に発表・・・ということになりそうな予感です。
それが次期「NX」なのか、電動化モデル本命の「RZ450e」なのか・・・
いずれにせよ人気のSUVモデルには違いありませんので、期待が高まりますね。
新型レクサスLS、公式サイトで積極的に評論家のインプレッションを公開!
自サイト内ではなく、YouTubeや、他のwebメディアへのリンク形式になっているのですが、このようなことはレクサス公式サイトではおそらく初の試みといえ、前期型LSでの悪評を覆すための手法の一つといえます。
https://lexus.jp/models/ls/special/impression/
前期LSに対してのモータージャーナリストの評価(およびユーザー)は大変厳しかったわけですが、反面、マイナーチェンジを迎えた2021年モデルに関しては多くの方が「これぞLS!」と本来の姿に進化したと評しており、2017年10月にデビューした前期モデルの悪評を覆すことには成功したと言えるでしょう。
LSに関しては、「指名買い」が多いクルマと思いますので本来は、このように自分以外の専門家やオーナーの意見がなくても売れるはず。
しかし、現在のLSは、セダン離れ、先行き不透明な経済状況、コロナ禍という状況など、このような手段を取らねばならぬほど、苦境に立たされており、「LSは変わった」と積極的にPRする必要があったことが伺えます。
特に、他のwebメディアへのリンク形式は珍しいですよね。
また、その内容も必ずしも「絶賛」というものではないことから、かなり思い切ったことをしているな・・・という印象。
▼美しすぎる最高級セダン レクサス新型「LS」の進化は止まらない?(山本シンヤ氏)
https://kuruma-news.jp/post/328940
山本シンヤ氏の記事では、「3.5L・V6NAでは力不足」、「改良されたなかったインパネ」についも言及していますが、このインプレッションを素直に掲載しているのは、「忖度なし」といえ、好印象です。
▼セルシオの感動をもう1度──新型レクサスLS500h試乗記(小川フミオ氏)
https://www.gqjapan.jp/cars/article/20201221-lexus-ls-ogawa
前期モデル(特に後席の)乗り心地の難や、「原点回帰」という反省を行ったことにも言及しています。
よい部分だけをPRするのではなく、「前期モデルの反省点」や「まだまだ完全なものではない」ということをメーカーがしっかり認識していることが伺えますので、「レクサスは更に変わりつつある・・・」と感じます。
新型LSマイナーチェンジの開発も順調ではありません。
なんといっても目玉の先進装備、レクサスチームメイト「Advanced Drive」が当初予定に間に合わず2021年に順延、ホンダ・レジェンドに先を越されてしまったこと、しかもトヨタブランド「ミライ」にも同機能が搭載されることが明らかになり、ますます「LS」の存在意義が問われることになりそうですが、しっかり現状認識をして年々改良を続けてきたLSは、今後の進化が期待できそうです。
そして、一部メディアで報じられている「LS600h」の復活や、ダウンサイジング「LS350」の登場は果たして実現するでしょうか?
2021年夏〜秋と予想される、LSマイナーチェンジ版の初の「年次改良」が今からきになるところです。