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2018年11月04日
LEXUS RC300h 実車見てきた! …やはりアレが残念?
イメージCGが公開されてから賛否両論(否の方が多いような気がしますが)のRCのデザインですが、正面からの第一印象は「意外といいかも!?」でした。
特に、ボディカラーが特別塗装色の「ラディアントレッドコントラストレイヤリング」なのでとてもキレイです。
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今までヴェールに包まれていた、「ウィンカー」の点灯状態も含め動画撮影してきました
■ [動画]LEXUS RC300h マイナーチェンジ版!
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異型の3眼LEDヘッドライトは、LCと同様超小型LEDユニットを使用しているのですが、細部まで作り込まれていてかなりかっこいいです。(LEXUSロゴもいい感じで入ってます)
3眼LEDヘッドライト点灯状態。
クリアランス部分がLCなどと同様、均一に綺麗に光るのと、面積が広いのでかなり目立ちます。これは実車の方がかなりいいです。
LEDヘッドライト部分の作り込みも含めなかなかいい感じ。
ただ、ライトの形状自体ですが、下部の「丸みの帯びた部分」がどうも安っぽさを感じるというか、シャープさに欠ける印象は残ったままでした。(なんか「マークX」っぽい?)
ウィンカー点灯状態。
つぶつぶLEDの集合体ウィンカーでここはかなり評価がわかれるところでしょう。
レクサスっぽくなく、なんか古臭い感じがします。
さて、リヤ側ですが、ローアングルだと、スモークタイプのテールランプは意外にいい感じに見えます。
LEDランプがキレイに光っていますが、前期モデルの特徴であった「宝石」のようなテールランプとは違い、平凡なデザインになった感があります。
しかし、衝撃のウィンカーが・・・これは 「ダサすぎる!!!」
予想通りとはいえ本当にこのまま発売するとは(笑)
これよく発売OKでたなぁと。前期デザイナーが泣いているのではないでしょうか?
さすがに「この涙袋が光るのではなく、L字かつライン状に光るだろう」。という噂もありましたが見事に涙袋が光ります・・・
点灯の仕方もまるで電球のよう(実際はLEDですが)ですし、なんというか・・・フロントが思ったより良かっただけに残念感が強いです。
両側点灯状態。ローアングルだと、違和感は多少薄れますが。
そのうち気にならなくなるんですかねぇ?
「RC F」はこの形状に変更せず、従来の形状のままフルLED化してほしいです。(先般のスパイショットではリヤは変更されていなかったはず)
気を取り直して・・・(この時点で相当気分が萎えていましたが)
メーカーオプションの19インチホイール仕様。切削光輝タイプではありませんが無難なデザイン。
タイヤはブリヂストンの「POTENZA RE050A」を装着。さすがスポーティモデル。
マイナーチェンジでドアミラー形状が変更されるのは珍しいですが、とても似合っています。
これはいいですねぇ。
ステンレスモール下部に空力対策のパーツ(ブラックの部分)が付加されています。こういったものでも効果があるんですね。
空力対策を兼ねたダクトですが、フロントはコーナリングランプがうまくインストールされています。
パーツ自体は無塗装樹脂なので、カスタマイズ派は、塗装かブラックメッキ化したいところ。
リヤバンパー下部のダミーパーツは、ダクト付きのパーツに換装されていました。(ちゃんと穴が通ってました)
前期モデルと結構印象が違うのですが、ここまで変える必要があったのかという疑問もありますが・・・。
さて、内装に関しては、新色「オーカー」が採用されていましたが、LCと異なり、モノトーンのカラー(LCは2トーン)なので、思ったよりも鮮やかさがなく、「トパーズブラウン」といわれてもわからないかもしれません。
センターコンソール部分では、中央の「アナログウォッチ」とナビ/オーディオパネルの質感が向上してとても良くなりましたね。この改良はGOODです。
なんと、「プッシュスタートスイッチ」も第3世代仕様に変更されていました。
NXやCTでは従来どおりでしたので、今回のRCはうまくアップデートしている部分とそうでない部分が混在しています。
左右エアコントリムにもサテンメッキ調の塗装が入ったり、調整ノブも質感が向上しており、見栄えがアップ。
しかし、残念なのは、予想が的中、RCの特徴であった「アンビエントイルミネーション」が消滅しています・・・
未だに信じられません。いったい何があったのでしょうか??信じられないデグレードです。
「走行中に光って眩しい!」というクレームでもあったのか?(いや、そんなはずは無いぐらい、控えめな綺麗なグラデ光りだったのに・・・)
(そして、本カタログからもアンビエントイルミが写っていた写真がすべて差し替えられています・・・)
もしかして、パワーウィンドウスイッチにメッキ加飾をつけたからコストダウンで削ったのか(笑)
ちなみに、インナードアハンドルの塗装も旧モデルから改良されていません・・・(これは残念)
その他、些細な点ですが、センターコンソールボックスが夜間暗くて見づらい点も改良されず。
高価な車なのですから、せめてイルミぐらいつけてくれれば・・・
ドアトリムのアンビエントイルミも消滅、足元イルミ(フットライト)は未だに電球(T10タイプ)なので、走行中に点灯しないし、とにかくこの車は暗いんです!
最後に、全体を通した印象。
実車はイメージCGに比べ、なかなか良かったですが、「テールランプ」のデザイン&点灯状態がとにかく残念です。
内装の変更も最小限で、「アンビエントイルミネーション」が消滅したと思われるのは見栄え&雰囲気重視のクーペとしては痛い。
「2014年当時、自分だったらこのRC(RCF)を購入しただろうか・・・?」と考えてしまいます。
フルモデルチェンジだったらおそらく今回のようなデザインにはしないだろうな、と思います。
前期モデルは、レクサスの中でもひときわ目を惹くモデルだったと思うのですが、流麗なクーペという印象が失われた感があるのは私だけでしょうか?
もちろん、動力性能、安定性などは確実に進化しているとは思いますが・・・
サイドビューは変わらず素敵と思います。