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2018年10月25日
LEXUS基幹モデル「ES300h」ついに発売!
本カタログも配布開始、早速入手しました。
LCやLSで多かった開発秘話みたいな部分がだいぶ少なくなったのは残念ですが、余白が減り、写真が増え、見やすい内容になっていると思いました。
LEXUS トータルケア関係のページも刷新されていますね。
さて、実車の方も早速販売店に配備されていますが、なんとか「量産車世界初搭載」が実現した「デジタルアウターミラー」は、展示車・試乗車として積極的に店舗に配送されており、各販売店で見かけることができると思われます。
「レクサスディーラーは敷居が・・・」という方は、東京/日比谷、東京ミッドランド日比谷のLEXUS MTEETS…に早速展示されているようですので、こちらでチェックされるのも良いかと思います。
「デジタルアウターミラー」ですが、事前のCG画像に比べると、実車の電子カメラ付きのドアミラーはなかなかいい感じです。(結構かっこいい!!)
一方、室内側の「5インチモニター」はかなり後付感があるのと、ピラー部分に固定されるタイプ。
これはまぁオプションなのでしょうがないとは思いますが、現在の内装にはマッチしていませんね。
運転席側。まさに「レーダー探知機」のイメージ。
デジタルインナードアミラーほどではありませんが、画面の「解像度」も足りない感じです。
あとは表示遅延があるのかどうか。週末試乗でチェックしてみたいと思います。しかし、レクサスの基幹モデルになる「ES」で設定されたことは大変意義のあることと思います。
助手席側。
やはり後付感があります。今後の新型車では、ぜひダッシュボードやドアトリム上部に埋め込んでほしいところ。
情報公開からだいぶ時間が経過したので、カタログ上では特段サプライズはありませんでしたが、レクサス第3世代としてまさに「基幹(旗艦ではない)」モデルにふさわしいスタンダードな装備となっている印象です。今後のレクサス車は、「レクサスESの装備を超えるかどうか」がベンチマークとなりそう。
ただ、基本となる安全装置が「VDIM」ではなく「VSC」に留まるのは残念ですね。
エンジンルームのサスペンションタワーに巻かれているスポンジ材ですが、これはどうやらエンジンルーム内で発生する騒音を吸音して低減する「サスペンションタワーサイレンサー」というものらしい。これは静粛性に効果がありそう。
ディーラーオプションでは以前から話題になっていた、「プロジェクションカーテシイルミ」に注目。
価格は2個で22,000円と結構高価ですが、正規品ならではのきれいなロゴは一見の価値あり?
当方は早速発注しましたので後日装着レポートをさせていただきたいと思います。
オプションでは、TRD仕様のみ発表。あれ・・・モデリスタは?(設定なし??)
個人的にはリヤのディフューザー&マフラーはとてもかっこいいと思いました。
フロントスポイラー
リヤディフューザー
TRDパーツでは、エアロパーツの他、第3世代レクサス車にも流用可能な「エアロダイナミクスミラーカバー」も注目。
「風切り音の低減」に寄与するとの説明があるので、高速道路走行が多い方にはメリットあるかもしれません。
しかし結構高価ですねぇ(取付費別で60,480円)
ES300hでは、レクサスでは初となる新燃費基準(WLTCモード)も公開されています。
新型クラウン(2.5L HV)と比較してみると・・・
JC08モード燃費では、新型クラウンが優位ですが、WLTCモードの「郊外」と「高速」ではES300hが逆転(燃費が良)しています。
逆に、市街地では新型クラウンの方が若干優位になっています。
ESでは、特に意識しなくてもリッター18〜20km程度は簡単にマークできそうですね。レギュラーガソリン仕様なのも嬉しいところ。
現時点では試乗車の準備が出来ている販売店は少ないと思われますが、週末には試乗できる店舗も多そうです。
話題の「デジタルアウターミラー」に注目が集まる「ES」ですが、ESならではの「乗り心地」「快適性」がどれほどのものかぜひ味わってみたいですね。
いよいよLEXUS ES300h 発売!展示車ではここをチェック?
懐かしい大型FFセダン「ウインダム」は国内レクサス開業間もない、2006年初に販売停止となったそうですから、そこから12年を経て、大型FFセダンがついに復活です!
国産車では、「新型クラウン」という強力なライバル車も存在しますが、新型ESならではの「私的チェックポイント」を今一度整理してみたいと思います。
試乗前のご参考になれば幸いです。
■スタイリング
注目は、新型「LS」と見紛うばかりのスタイル!既存のレクサス車の中でも最も「嫌味のない」デザインになっていると思います。
”F SPORT”
”標準”&”version.L”
■エントランス
樹脂の質感、スカッフプレート、パワーシートスイッチ。そして助手席の8wayパワーシートなど。
非常に地味ながら、細かい点がESはちゃんと仕立てられています。
見過ごされがちな後席スカッフプレートやドアカーテシランプもしっかり。
ドアポケットにも小物は収納できますね。
■ステアリング周り
LEXUS ESのステアリングは上質な仕上げになっています。使用頻度の高いスイッチ類もヘアライン加工がされています。
この部分は新型カムリと部品共有する新型クラウンとは大きく質感が異なります。ぜひチェックしてみてください。
ラグジュアリーな”version.L”や”標準”でも「パドルシフト」が装備されています。
スピードメータも7インチまたは8インチのTFT液晶を採用。
■ドライブセレクトモード
ESはコンフォート寄りのセダンにもかかわらずスポーティに走行性能を切り替える「ドライブセレクトモードスイッチ」をメーター横に設定。
新型クラウンのように画面上で切り替えるのではないため、手間が要りません。
■ナビゲーションシステム
画質のよい12.3インチワイドナビゲーションシステム。TV画像と地図のW画面表示も可能です。
ナビゲーション周りの金属調パネルやオーディオパネルの質感も十分なもの。
アナログウォッチもおしゃれなデザインになっています。
ただ、「リモートタッチパッド」の操作性は人により評価が分かれます。この点、クラウンのほうが直感的な部分も多いので要チェックです。
■ドアトリム
ESは落ち着きのあるドアトリムを採用。新型クラウンのような「光沢部分」はかなり少なく、金属部分もサテン仕上げになっており、全体的に優しい色調になっています。
version.Lは夜間のアンビエントライトが非常におしゃれ。
マークレビンソン・オーディオスピーカーパネルは特にいい感じ!
新型クラウンにはない「本木目/バンブー/本アルミ」インテリアパネル
フィルム等の疑似パネルの質感も以前より大幅にアップしていますが、手触りや近くで見たときの質感などはやはり差があります。
■内装素材(ピラー/ルーフ)、前後ルームランプ、バイザー等
内装素材は地味ながらコスト削減が如実に現れる所。LEDランプの色調やルーフ、ピラーの手触りなども要チェック!
■後席の居住性
新型クラウンをしのぎ、新型LSとほぼ同等の広さを実現。
”version.L”にはコントロールボックスも配備、リヤシートヒーター、エアコン、リクライニングの調整が可能。
後席のセンタートンネルも低め。
膝前のスペースはほんと広い!!
一方、新型クラウンの「EXECUTIVE」では前席シートバックに「とっ手」があり、これはご高齢の方やVIPをもてなす際には乗降に便利かもしれません。(助手席肩口スイッチもあり)
新型クラウンも「EXECUTIVE」であれば後席の質感はなかなかのもの。ただ、コントロールパネルはちょっと派手すぎるような。
■「セミアニリン本革」の質感・縫製
”version.L”のセミアニリン本革は手触り・質感も良く、ステッチ等の縫製もよく仕上がっています。
ぜひ新型クラウンの本革仕様と比べてみて下さい。
”F SPORT”のL-texも新型クラウンの本革と遜色ない仕上がりになっていると感じます。
”F SPORT”のスポーティなシートはデザインとホールド性も非常に魅力的!
■電動パワートランク
新型クラウンでは採用されていない電動パワートランクの設定あり。輸入車でもおなじみ、バンパー下で足を動かして開閉するハンズフリー機能も搭載。
ラゲージ下の容量も要チェック!