2018年06月07日
レクサス、新型車は LEXUS 「LQ」?
https://lexusenthusiast.com/2018/05/14/lexus-registers-lq-nameplate-for-new-flagship-crossover/
果たして「LQ」とは?
日本においてはまだ商標出願されていませんが、「LF-1 limitless」が東京オリンピック後の2021年発売との噂もあるので、今から2年少々・・・
新型車発表のタイミングとしてはもっとも可能性が高そうです。
広く知られているように、現在のトヨタは車種統合を進めており、LEXUSにおいても例外ではありません。
FRセダンの「GS」は日本では当面販売が継続されますが、一部地域では既に販売停止。
現行コンセプトでの後継車種はない、と考えるのが自然でしょう。
ただ、新型クラウンのパワートレーン等を応用しての派生車種としてのGSが「Re-born」する可能性は高いと考えますが、どんなに早くても2020年以降となるのではないでしょうか。
なお、ハイパフォーマンスセダン「GSF」に関しては、既に現行モデルでの開発は「終了」している可能性が濃厚。10周年記念特別仕様車のデリバリーが最終モデルとなるのでしょうか?(GSFの2019年モデルの改良内容を見ても・・・)
http://www.namaxchang.com/article/459298832.html?1528286026
今冬発売のFFセダン「ES」は日本での発売とともに、プラットフォームを一新し、従来のモデルより明らかに内外装の質感が向上しており、写真や動画からわかる装備を見ても商品力を強化、上級車種の「GS300/GS300h」オーナーの取り込みも視野にいれていることは明らかでしょう。
また、ブランドイメージに直結するミドルサイズのスポーツセダン「IS」に関しては2013年のフルモデルチェンジ以降、パワートレーン/シャーシには大きく手を入れられることなく既に5年が経過。前世代のISに比べても年次改良の内容も小規模にとどまっていますし、後継車種についての話も聞こえてきません。ミドルサイズのFRセダンはブランドイメージのためにも必ず必要なものと思いますが・・・来年あたりにもう一度マイナーチェンジで「CT200h」同様、延命措置が取られる可能性もありそうです。
一方、SUVタイプでは「LX」「RX」「NX」の3本柱(海外市場では「GX」)に加え、「UX」を今秋に投入予定。
これにより、超大型からスモールサイズまで、ラインナップが揃います。
北米では既に販売台数に占めるSUVタイプの割合が「約70%」に迫っていますが、日本のレクサスにおいても、「新型LS」の新車効果を除けば同様の傾向にあります。他のプレミアムブランドでもSUVモデルが次々と計画・発売されています。
ここにラグジュアリーかつクロスオーバータイプの「LQ」が新たなラインナップに加わるというのは自然の流れかもしれませんね。
さて、「LQ」というネーミングに関しては「謎」を呼んでいます。
ご存知のとおりレクサスのネーミングはアルファベット2桁(特殊モデルは3桁)を組み合わせて構成されています。
■1文字目
そのクルマの性格、イメージ
例えば、「ラグジュアリー系」は”L”が付されます。「LS」、「LC」、「LX」
例えば、「IS」の ”I” はインテリジェント。「GS」の "G" はグランドツーリング。
■2文字目
そのクルマのボディ形状
セダン系の「S」・・・LS、GS、ES、IS、HS
SUV系の 「X」・・・LX、GX、RX、NX、UX
クーペ系の「C」・・・LC、RC、ISC、SC
スポーツ系の「F」・・・GSF、RCF、ISF
その他・・・LFA、CT
上記の法則から考えると、「LQ」は「ラグジュアリー系」に属します。
しかし、既に各ボディ形状のネーミングはセダンの「LS」、クーペの「LC」、クロスオーバータイプの「LX」で使用されています。
そこで、それぞれの特徴を”組み合わせたもの”として従来にはない、「Q」を与えられている・・・という想像がつきます。
「Q」の意味には様々な憶測があるようですが、日本人的には究極の「Q」(なぜか日本語w)
アルファベットの響き的には「謎」、「神秘的」な存在のものに「Q」というネーミングが使われることが多いような・・・
そういえば、SFドラマ「スタートレック」でも謎の生命体として「Q」というキャラクターが存在しました(マニアック?)
あとはオバケのQ太郎? など「Q」というネーミングには謎めいた印象を受けます。
そう遠くない将来に「LQ」がお披露目されることでしょうが、完全なる新型車となりますので、非常に楽しみですね!