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2018年05月17日
新型クラウンの予定価格が結構衝撃!
先般のLCオーナーズミーティングでも早速販売店から見積書が送付されてきた、という方もいらっしゃいました。
まもなく「ワンダー速報」さん http://drumsyos.blog.fc2.com
などでも見積書等の価格情報が出てくると思いますが、噂通りであったものの、個人的には色んな意味で「衝撃」を受けました。
(5/17:一部見積書が公開されました!)
http://drumsyos.blog.fc2.com/blog-entry-2255.html
既報通り、新型クラウンでは、「2.0Lターボ」、「2.5Lハイブリッド」、「3.5Lマルチステージハイブリッド」の3車種でラインナップされます。これにより、純粋なNAエンジンモデルはついに廃止されることとなります。
また、2.5Lハイブリッドには「AWD」モデルも加わります。
そして、ロイヤル、アスリート、マジェスタといった馴染みのあるネーミングが廃止されたことも大きな話題を呼びそうです。
取り急ぎ、今後のレクサス車の価格設定にも大きく影響すると思われる「2.5L」モデルと「3.5L」モデルの予定価格は以下の通り。
価格は消費税8%込みの予定価格。< >内は税抜本体価格。
【2.5L ハイブリッドモデル(FR)】
S(ベース) ・・・4,978,800円 <461万円>
S "C Package" ・・・5,157,000円 <477.5万円>
RS ・・・5,416,200円 <501.5万円>
G ・・・5,621,400円 <520.5万円>
RS Advance ・・・5,799,600円 <537万円>
【3.5Lマルチステージハイブリッドモデル(FR)】
S(ベース) ・・・6,237,000円 <577.5万円>
RS Advance ・・・6,906,600円 <639.5万円>
G Executive ・・・7,187,400円 <655.5万円>
今回新型クラウンはトヨタが推進する”コネクティッドカー”の第一弾とされ、レクサスと同様通信装備の「DCM」が全車標準装備となり、また高価なカーナビゲーションシステムも「標準装備」されています。また、予防安全装備(TSS+)もほとんどのグレードで標準装備となっているため、車両価格がその分上乗せされていますので一見車両価格は旧モデルから大幅に上昇しています。
これらを不要(ナビを社外品やディーラーオプションにされる方)と考える方にとっては大幅な「値上げ」に見えますが、同クラスの輸入車やレクサス系のFRセダン(IS,GS等)から見ると驚異的なバーゲンプライスに見えます。
一方、さらに衝撃的なのは3.5Lマルチステージハイブリッド。
販売台数はかなり少ないと思いますが、実質的に「マジェスタ」の後継と考えられ、予想通り約700万円程度(Sは"廉価版”と考えて、あまり選ばれる方はいないと思いますので)で発表され、これに各種メーカーオプションを積み上げると「800万程度」ということとなり、トヨタブランドとしては一見高価に見えますが、共通の新プラットホーム&同型のハイブリッドシステム搭載する新型レクサスLSやLCから見ると、「半額」と言って過言ではなく、よほどブランドやデザインに拘りがなければ、特に「新型レクサスLS」の販売に大きなダメージを与えるのではないかと思います。
また、スペック、燃費等を考慮しても(内装の質感を無視すれば)レクサス「GS450h」オーナーが選択する車の後継車にもなり得る内容といえます。
新型クラウンに関し、詳細スペック・装備についてはまだ把握していないのですが、現在所有する車によって様々な面で「衝撃」な価格設定ではないかと第一印象で感じました。
なお、2.5Lモデルの価格が発表されたことで、新型ES(ES300h)の価格帯も更に予想が深まります。
(基本的な価格レンジは「GS300h > ES300h > 新型クラウンの2.5Lモデル 」となり、ES300hの”ベースグレード”の価格については新型クラウン2.5Lモデルの「G」(約562万)およびRS Advance(約580万円)の少し下。そして「F SPORT」と「version.L」に関しては新型クラウンの「G」および「RS Advance」の価格を超えるのでは?・・)
新型クラウンに関し、既に初期ロットは完売とのことですが今週末はさらに商談が進み詳細情報が広がっていくことでしょう。
新型クラウンをご検討されていらっしゃる方のみならず、今後発売されるレクサス「ES300h」や「GS300h」を検討されていらっしゃる方は新型クラウンも要チェックです!
LC純正のブレーキキャリパーはどれぐらいの重さがあるのか?
アドヴィックスが高性能の6potを開発したのはLC用が初めて。同様のものは新型LS F SPORTにも使用されています。
ニュースリリース
http://www.advics.co.jp/news/2017/20170327.pdf
LC500/LC500hではこの新開発されたアドヴィックス製のシステムがパワートレーン・グレード問わず使用されています。
そこで、今回は、LC純正ブレーキキャリパーの重量を測定してみました。(純正に塗装したものであるため、参考数値)
フロントキャリパー 6pot デカイだけあり結構重いです。
5.95kg、つまり約「6kg」ですね!
リヤキャリパー 4pot
こちらは3.15kg、フロントの約半分の重さです。
ちなみに上部には「ADVICS」のロゴが。
徐々に認知度が高まってきているようですが、部品価格はブレンボとはかなり差があります。(半額以下ですね・・・)
ちなみに、先日ニュルを走行したLCのブレーキシステムは「アケボノ」製のようでした。
ブレーキの性能はキャリパの性能というよりローターサイズの方が重要と思いますが、キャリパー自体が大きくて表面仕上げがきれいだと、心くすぐられますね!
今後、レクサスの新型車「ES」や「UX」にもF SPORTモデルが登場しますが現時点ではブレーキキャリパーに関しては通常モデルと変わらないように見えるのが残念ですねぇ・・・(この点、輸入車のスポーティ仕様ではノーマルとブレーキシステムの差別化を図っていることが多いので、魅力的に思います)
先週末から話題の「新型クラウン」のブレーキシステムの仕様も気になるところです。