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2017年10月21日
新型アウディA7 やはり魅力的な1台!
当方も、以前A7を所有していたので非常に気になるところです。
デザインは4ドアクーペなので当然カッコイイのですが、現行モデルの時に感じた「心奪われるひとめぼれ感」はないかなぁ・・・とはいえ、実車を見るまでわかりません。当初違和感のあったA7の後期モデルも実際はとても素敵でしたし、なにより当方は当初はまったくノーマークだったA7でしたが、町中に路駐されてたA7を見てそのあとすぐディーラーに行ったぐらいなので(笑)ただ、個人的には最近のアウディ車に多い、ボンネット上のラインが好みではありません・・・
個性的なテールランプですが、光り方は凄いもののの、デザイン的にはかなり賛否が分かれそう。
日本車では「SAI」っぽいイメージですが、新型アウディA6、A8なども同様のテイストですね。
アウディの先進性を感じさせるのは、やはりヘッドライト。
3種類のライトを準備しているようで、最上位にはレーザーライトもラインナップ。光り方の先進性も高く、レクサス含め日本車がまったく敵わない領域に進んでいます。追いつくのは5年後ぐらいですかね・・・。
前後ヘッドライトの光り方は以下の動画で確認できます。これはビックリしますよね!
日本車のように単に光源がLEDになっただけではなく、演出機能も兼ね備えているとはさすがです。
内装デザインも先進性が高く、直線的なデザインは某スーパーカーライクなところもあるような。
インテリアパネルが少し安っぽい気もしますが、アウディなのでオプションでいろいろ選択できるので問題ないのでしょうね。全体的にはとても素敵と思いますが、CGと違い実車画像では素材感がそれほど高質感ではないように思いました。そのあたりはA8とうまく差別化されている感じです。
見どころといえば、欧州車を始めレクサスも積極的に進めてきた、「スクリーンは遠方に、操作デバイスは手元に」というここ10年ほどの定番となった操作スタイルが、ついに「タッチスクリーン(タッチパネル)」方式に回帰したということ。
A7では専用のナビゲーションディスプレイを廃止、スピードメーターを含め3つのスクリーンを準備し、中央上部には10.1インチのタッチスクリーンでオーディオ関係を、下部には8.6インチのタッチスクリーンを準備し、エアコンや車両設定等を行うようです。いずれも物理的なボタンは排除されていますのでタッチスクリーンにより操作を行います。
既にデビューしているポルシェ・パナメーラっぽさもあると思いました。
スマホ、タブレットに慣れた世代にとってすぐ慣れると思いますが、一方で物理スイッチがないため、エアコンやシートヒーター操作といった基本的な操作方法を覚えないと操作できないという問題も残るわけですが、いずれにせよ物理的な操作デバイスは姿を消していく可能性が高そうです。ライバルメーカーの対応が非常に気になりますね。
特に、レクサスのリモートタッチパッドは評判があまり良くありませんので、対応が気になるところです。
その他、carwatchの記事 https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1087393.html によると、今回発表されたA7では、「マイルドハイブリッド」の導入と48V電源化による新開発のオルタネータースターターの採用が行われており、時速55km/h以上での低負荷時には、エンジンを休止して走行するいわゆる「コースティングモード」を採用するほか、アイドリングストップ機構は時速22km/h以下で動作し、フロントカメラにより前車の動作を監視して先読み再始動を行うなど、ずいぶん先進性の高い技術が導入されていて、このあたりは日本車が太刀打ちできない部分と思いました。
その他、アウディでへ珍しく後輪操舵(いわゆる、4WS。「LDH」と呼称)機能も採用されているそうです。
レクサスでは、FR系の 「F SPORT」系を中心に採用が進んでいますね。
日本のレクサスではAWDとLDHは両立していませんが、アウディはどちらも備えていることとなり、その操舵性能はぜひ味わってみたいところです。LDHは未だに自動車評論家の先生からも自然なフィーリングではなく、少し違和感があると言われ続けていますが、果たしてアウディはどのようにしてその違和感を解決しているのか楽しみです。
その他数多くの安全装備、先進装備を導入して登場する新型アウディA7、既に発表しているA8の後でも魅力的に感じます。日本への導入は来年中にはなんとか間に合うぐらいでしょうか?楽しみです!