レクサス車の場合、カタログに記載されていなくても装備されているケースはしばしばあるのですが、ナノイーに関しては本当に装備されていません。
実はASC(アクティブサウンドコントロールシステム)の発生装置が、ナノイー発生装置の場所に設置されているから、というのが答えでした。
・・・ということが、実は「クルマはかくして作られる5」にしっかり書いてありますね。
海外仕様のRCシリーズにはASC(アクティブサウンドコントロールシステム)が装備されていてとても良いチューニングがされているとのことです。
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で、実際どこにASC発生装置(スピーカー)が付いているかというと・・・・
運転席前のダッシュボード内かな・・・(画像で言うとBのパーツかと思われます)
実際の画像については、「クルマはかくして作られる5」を参照。
RCは室内の主要なパーツをISシリーズと共有していますのでスペースも限られていることからナノイー発生装置の場所にASCのスピーカーを設置しているのだと思われます。
(GSFにしても同様の理由でベースのGSシリーズにはASCの設置スペースがないので・・・)
なお、ご存知の方も多いと思いますが、「F」シリーズにおけるASCも進化しており、RCFの場合は「SPORTS+モード」でしか鳴動せず、かつフロント部分のみでしたが、GSFではこれが通常の「SPORTモード」でも動作し、リヤにもスピーカーが追加されるようになっています。
なお、ASCの動作条件は以下のとおりです。
RCF GSF
SPORTモード なし リヤのみ
SPORT+モード フロントのみ フロント+リヤ
GSFで街なかを「スポーツモード」で走行中、リヤ席に座った方から「なんか音がするね・・・」といわれるのはASCのリヤスピーカーからの空気振動があるからと思われます。(そのため、GSFにはASCのキャンセルスイッチがついているわけですね・・・)
一方RCFの場合は「スポーツ+モード」でないとASCは作動しませんから、キャンセルスイッチはないのでしょうね。
さて、ナノイーイオン発生装置ですが、少しずつ値段が下がってきました。
新型の2016年カップホルダーモデルは価格が下げ止まり、シャープ製は9500円前後でここ数ヶ月固定しています。一方、OEM先のデンソー製が8,000円台に下がってきました。今ならデンソー製がお得ですね。
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フィルター付きの2016年モデル 「IG-HCF15-B」は15000円台に。
底値は12000円台と推定されますので、あと一歩か?(現在amazonでは14800円のタイムセール中)
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それにしても、愛知県エリアでは最近「LC500」がごく一部のみ偽装した状態で走行しているようで、twitterなどで目撃情報がアップされていますね。ホント、今年には出そうなぐらいですが、まだまだ熟成を進めているところなのでしょうね。
ダークローズと思われる内装ですが、パナメーラを見た後だとちょっと新鮮味にかけるかなぁ。
黒い内装がそう見えるのか?ちょっと地味な感じがしますね。