国内のレクサス(LEXUS)車には一部車種(グレード)を除き「カードキー」が付属します。
カードキーは薄くて財布にも入りますので、カードキーがある車は便利ですよね。
しかし、カードキーにはスマートキーと違い、スリープ機能がないため、通常のインテリジェントキーより電池消耗が速いようです。(説明書によると約1年半で寿命)
当方もまもなく納車1年半ですが、カードキーの電池消耗(電池切れ)の案内がインフォメーションディスプレイに表示されるようになりました。エンジンオン/オフの都度表示されるのでおせっかいなほど警告してくれます。
さて、カードキーに使用される電池は「CR2412」という電池が使用されています。
量販店では通常販売されておらず、Panasonicのホームページにおいても「通常ルートでは販売していない」旨のアナウンスがあります。
しかし、しっかりトヨタ/レクサス純正部品では準備されており、約800円程度で各ディーラーで販売されています。<カードキー トランスミッタ バッテリ 89745-50030 760円(税抜き)>
しかし、通販ショップでは同じものが1個あたり400円〜500円程度で販売されています。
3年間の車検有効期間のうち、2回程度は交換が必要になる場合がありますので、常に予備をもっておき、グローブボックス等に1個入れておくのが安心かと思います。(当方も常に1個予備電池をしのばせておいてあります)
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交換手順は非常に簡単です。(自分でも簡単に交換可能です)
まず、カードキーの端っこを手で持ち、「金属カバー」部分を思い切り横に引っ張ります。
なお、この金属カバーはとても良く出来ていますね。「藤川金属工業(株)」というメーカーの作品のようです。
取り外し完了。あとは電池をスライドして取り出すだけです。
(レクサスエンブレム側を電池の「+」にあわせます。)
さて、カードキー自体は2006年の「レクサスLS」登場とともに登場。
製造はデンソー。当時は世界最薄(3.35mm)で”世界最高レベルの曲げ強度”、”世界で初めての回路部完全防水構造を実現”ということで、画期的なものでしたが、その後他メーカー(特に欧州車)が積極的に追従することもなく・・・
たしかにスマートで便利なのですが、ボタンがなく「遠隔操作」ができないのが欠点でしょうか?
今は非接触型のカードやデバイスも普及していますから、レクサス・カードキーもそろそろ本格的な「進化」を期待したいとことです。
現行のカードキーが登場して約10年、デザイン的にも更に薄く、色使いや本革仕様、インフォメーションディスプレイ表示機能など更なるバリエーションがあれば面白いですね。
(BMW新型7シリーズで採用される、電子キーにディスプレイ機能をもたせたものも登場していますので・・・)
【追記】
レクサス スマートキーの電池交換は、2018年時点で最新型のレクサスLC、レクサスLSでも同様です。
(レクサスNX、RX、LXなども同様。新型車「UX」でも同様と思われます。
説明書にはマイナスドライバーを使うように記載されていますが、メカニカルキーの先端を「細いミゾ」に入れて上下に動かすことでカバーを外すことができます。
電池には多少手に入りやすい「CR2032」が使用されていますが、こちらも一般的なお店では売っていないことがありますので、予備を準備しておくことをおすすめします。
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ディーラーでは交換費用として500円〜1000円程度かかる場合が多いようですが、電池交換は非常に簡単です。ディーラーまで遠い方は、ぜひお手元にスペアの電池を置いておいて、交換できるようにしておくことをおすすめします!